ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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敵MS調査その5

「ウィスキードッグからCSD1へ!CSD4(ジャック)達を抜けたスカート付きは予定通りそっちへと向かってますよぉ!?」

 

「ウィスキードッグ了解です。CSD1から2と3も聞こえてましたね?」

 

アメリアはオペレーターのミリィからの状況報告に一旦通信を切ると、チャンネルを変えながら僚機のショウとチャーリー機に通信を繋いだ。

 

「状況は確認した。所でよ・・・乗ってるパイロットって男なのかそれとも女か気にならねえかショウ?」

 

「確かにね・・・あんな恥ずかしい機体に乗ってるんだからアメリアみたいな女性だと思うよ。」

 

「そいつは困るぜ・・・ほら俺ってどんな女にも優しくするって言うのが信条だからよ?」

 

 

こんな状況にも関わらず二人がバカ話に花を咲かせていると、何を真剣に話し合ってるんですかっ!?とアメリアから怒声が上がった・・・

 

「あっ、だけど一番はお前だから心配するなよアメリア!」

 

「はいはい・・・そう言うのは後でゆっくり聞きますから今は仕事をちゃんとして下さい。」

 

チャーリーのいつもの冗談なのか頭を抱えながらアメリアが答えると、アメリアが冷てぇ!?と聞こえて来るチャーリーの声を無視したアメリアはCSD2何か?とアメリア達とは別の位置に待機しているショウから聞こえて来る笑い声にムゥと唇を尖らせた。

 

「ハハッ・・・いや、相変わらず仲が良いなと思ってさ?」

 

「そうですか?いつも通りだと思いますが・・・」

 

「そっかな・・・」

 

「そうですって!」

 

妙にしつこいショウにアメリアが少しきつく答えると、確かに最近チャーリーの様子が変ですね・・・?と内心アメリアも不思議に思う事が多々有ったのだ。

 

(一緒に出掛けてからというもの・・・何だかずっと一緒に居るような気がしますね?)

 

そう思ったアメリアは、まあ別に嫌では有りませんが・・・とどちらか言うと嬉しいと感じるこの妙な感情に戸惑いながらもコクピットの中でフフッと微笑んでいると、ピー!と鳴る接近アラームに現実へと引き戻された。

 

「アクティブソナーに反応有り・・・近いですよ!」

 

元々敵機を都市の中へと誘い込んだ時の為にと仕込んでいたアクティブソナーの反応にミリィのホバートラックと位置情報をリンクしている各CSDユニットへとその情報が伝わった・・・

 

 

 

「こちらCSD2敵機を視認した。ウィスキードッグ攻撃許可を!」

 

街の中央に有る半壊した市庁舎の屋上でショウの陸ジムが接近するMS-09ドム・・・通称スカート付きを捉えると、そのまま待機を!とミリィからの指示にショウは急いでくれよ・・・と答えながらシートの後ろから狙撃用のゴーグルを引っ張ると180ミリキャノンの照準を先頭のドムへとその狙いを定めた。

 

「現在CSD1とCSD3が敵MS部隊の背後へと回り込んでますぅ!!」

 

「分かってるって!だけどこれ以上接近されたら射角が取れないぞ!?」

 

幸か不幸か真正面にターゲットを捉えてしまったショウは高い位置に狙撃ポイントを取っている為に真っすぐ接近されると狙いにくい上にその位置がバレるリスクが高いのだ・・・

 

「こちらCSD1です。2と共にポイントに到着しましたよウィスキードッグ!」

 

 

「ウィスキードッグ了解ですぅ!CSD2へ発砲を許可ぁ!!・・・」

 

 

敵MS部隊の背後を取ったらしいアメリアの声とミリィからの指示が聞こえたショウはメインモニター映るドムのモノアイと一瞬目が合いながらもこなくそーーーっ!?と声を上げサイドスティックのトリガーを絞った。

 

だがショウの陸ジムが撃った180ミリキャノンは正面のドムでは無くその背後に居たMSー06Jに直撃すると、その狙撃をホバーによる高機動の恩恵で避けたドムは右手に装備した360ミリジャイアントバズを構えるとショウの居る市庁舎へと数発撃ったので有る。

 

 

「こちらCSD2!?ターゲットの撃破に失敗した!現在敵機から攻撃を受け交戦中だっ!」

 

「CSD1と2も敵部隊と交戦中ですぅ!第二小隊も援護に向かっているので頑張って下さい。」

 

ショウ少尉なら大丈夫ですよねぇ?とそう淡々と言いながら通信を切るミリィに冗談だろっ!?と叫んだショウはドムから撃たれたバズの所為でグラグラと崩れ出す市庁舎ビルにクソったれ!と悪態を吐きながらフットペダルを踏み込んだ。

 

そのままバーニアを吹かし後方へと離脱しようとショウの陸ジムに向かってドムが更に追い打ちでジャイアントバズを撃って来るとショウも牽制で180ミリキャノンを数発連射した・・・

 

「こなくそぉーーー!!」

 

まあ咄嗟に撃ち狙いもそこそこでは当たる筈も無く、互いに外した事で無事に着地したショウはこのまま戦うのはマズイと思い180ミリキャノンを地面に捨てると腰のマウントから100ミリマシンガンを引き抜いた。

 

「まったく・・・あんな化け物と僕一人だけで戦うのはちょっとキツイって!?」

 

そう独り言ちながらショウがハァ・・・と溜息をついていると、ピーっと鳴るMSの反応にギョッとしたショウはなっ!と驚きながらジャイアントバズを向けて来るドムに咄嗟にフットペダルを踏み込む。

 

「しつこいんだよコイツっ!?」

 

そう叫んだショウは何故か執拗に追って来るドムをどうにかする為にも陸ジムを走らせながら100ミリマシンガンを撃ち込んだので有った・・・

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