「
「もう少しですぅ!!」
モニターを見ながら焦るイエーガーの声に素早いキータッチで情報部の間違っていたドムの機体データを修正していたミリィはそう答えると同時にカタカタと叩いたキーボードのエンターを素早く弾くとすぐにヘッドセットを掴んだ。
「
「CSD7了解・・・!」
ミリィからの指示にタンクはそう返事を返しながら乗機で有るRX-75ガンタンクの両肩部に装備された120ミリ低反動砲をリンクしたホバートラックのマップデータを元に照準を合わせトリガーを絞った。
「1番2番ファイヤーーーっ!」
「当たれぇーーーっ!!」
発射を伝えるタンクに操縦担当のレティも仲間の危機にと一緒に叫びながらモニターで弾着の確認を始める・・・
「弾着まで約10秒・・・・321・・・ナウ!」
「当たったのか・・・?」
「いえ・・・こちらのモニター上には奴の反応がまだ残ってます!」
「何だと・・・!?おいウィスキードッグ!どうなってるんだ状況は!!」
レティ―からの報告ここからではドムの撃破が直接確認出来ないタンクが苛立ちながら指揮車両で有るホバートラックに通信を繋ぐと、コッチも確認中なんですよぉ!!と焦った様子のミリィから返事が返って来たので有る。
「絶対に直撃した筈なんですってぇ!だけどまだ機体の反応が残ってるって・・・一体!?」
「何だか分からんが・・・とにかく|CSD2は無事なのか?」」
「はい・・・今の砲撃で若干通信が悪く返事は有りませんが、機体反応は有り無事なのは確認してますぅ・・・」
「分かった・・・とにかく俺達は待機しておく、何か有ったらすぐに言えよ?」
コクピットで首を傾げたタンクに了解ですぅ・・・とミリィが不安そうな声で通信を切ると、大丈夫ですかねショウの奴・・・?と心配そうにするレティに向かってタンクもさあな・・・と腕を組みながらショウの身を案じたので有った・・・
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「おいおい冗談だろ・・・
タンクからの攻撃を察知したまではまだ良いが・・・あのドムは咄嗟に直撃弾で有ったガンタンクの砲撃をジャイアントバズを近くの廃ビルに撃ち込み直撃を避けると同時に更に撃ち込まれた砲撃もそのホバー移動による機動性を生かして機体をヒラリと回転させながら見事に逃げ切ったので有った・・・
そして、その機動性の高瀬にコクピットで驚愕していたショウがその様子を少し離れたビルの物陰から一部始終見ていると・・・コッチの視線に気づいたのか、メインモニターに映るドムのモノアイがブンと光り目が合ってしまったショウは慌てて先程装備したロケットランチャーを撃った。
「こちらCSD2!ウィスキードッグへ増援はまだかっ!?」
当てようと思った訳では無く時間を稼ぐ為に撃ったショウの陸ジムの攻撃は照準も適当だった事も有って勿論外れ・・・そのままフッとペダルを踏み込みバーニアを吹かしたショウは救援を求めるが先程からザーっとノイズ混じりでミリィは勿論アメリア達からも返事が無い・・・
「チッ!こなくそーーーっ!!」
さっき補給した事も有りショウの陸ジムは追って来ながらジャイアントバズを撃って来るドムに左右に持ったロケットランチャーと100ミリマシンガンで応戦すると、流石に火力の差かドムが慌ててすぐ傍の角に身を隠すのを見てショウも陸ジムを地面に着地させながら対面のビルへと身を隠した。
(今は良いけど・・・このままじゃ埒が明かないな・・)
そう考えながらショウが何か良い手は無いかと思案していると・・・ピッーと突然通信アラームが鳴り出した。
「CSD1!ショウ!!聞こえますか!?」
「アメリアか・・・?今どこだ!?」
そう返事を返すショウにやっと追いつきましたよ・・・とアメリアからの安堵する声にショウもホッとする。
「すぐ近くです・・・ポイントE06付近・・・」
そう言いかけたアメリアの声と同時にビーっと響くドムからのロックオンアラートにショウはクソったれ!!と叫びながら接近して来るドムに舌打ちした・・・
「チッ!何する気だコイツっ!!?」
迂闊にも距離を詰めて来るドムに対しショウが若干戸惑いつつ陸ジムの100ミリマシンガンで牽制するがあまりに速いドムの間合いの詰め方にあっという間に懐に入られたショウはメインモニターに映るドムのヒートサーベルにゾクッと悪寒を感じた・・・
(ごめんリン・・・僕死ぬかも・・・)
そう思い自分の恋人に分かれた告げたショウはドムの斬撃を避けきれないと目を瞑ると、やらせるかよーーーっ!!と聞こえる相棒で有るチャーリーの声にハッとしたショウがチャーリーの陸ジムから撃たれた100ミリマシンガンでの援護でドムが慌てて離脱するのを確認するとその方向に今度はアメリア機が突っ込んで来た。
「デヤァッーーーー!!!」
ビームサーベルを逆手に勢い良く斬りかかって来るアメリアの陸ジムに面喰ったのかドムは驚いた様子ながらも何故か機体正面をこちらを向けて来るのでアメリアはムゥっ?と首を傾げた刹那・・・突如ドムの胸がピカっと光りメインモニターがホワイトアウトとなる。
「モニターが焼き付いたっ!?」
アメリアがそんな焦った声を出しながらもこのままじゃヤバいですっ!と本能的に身を守ったのか咄嗟に出した左手のシールドに強い衝撃を受けながら機体ごと地面へと叩きつけられた・・・