ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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因縁その2

 

 

「あーあ・・・これで今月の私のお給料が吹っ飛びましたじゃなですか!?」

 

「何言ってんだ。こんなご時世に何に使うんなら、人から喜ばれる様に使われた方が世のため人の為だろうが?」

 

「その民間人を守る為に私のグロックのマガジンを買おうとしてたんですけどね・・・」

 

「MSの存在が物を言う世界にハンドガンじゃ何も出来んんと俺は思うがな・・・?」

 

そう言いながら首を傾げるイエーガーにアメリアも分かってますよ・・・と答えながらチーンと鳴るエレベーターの音に軍服の襟を止めながらイエーガーの後に続いて降りた。

 

「カスケード隊のバウスネルとウォーカーです。先日の敵新型機の報告に上がりましたのですが・・・」

 

ここトリントン基地指令で有るバリサムの執務室のまでコンコンとノックするイエーガーにちょっと待て・・・!と妙に慌て出すロイ=バリサム大佐の声にアメリアはイエーガーと首を傾げ合う。

 

「都合が悪いのならまた明日にしますが・・・」

 

「そうだな・・・後日こちらからまた報告を聞こうと思うので、悪いがまた今度にしてくれ・・・」

 

そう説明しながら部屋にも入れようとしないバリサムの様子にはあ・・・?と答えたアメリア達が一旦戻ろうかと元来た道を振り返ろうとした瞬間、まあちょっと待て・・・?と尋ねる女性の声と同時その扉が開いた。

 

「ちょっとお茶をしていかないか二人共?」

 

「ヘッ!?」

 

そう言いながらバリサムの部屋から突然声を掛けて来るスーツ姿の女性に慌てたアメリアは困惑気味に変な声を上げたので有った・・・

 

 

~~~

 

 

「まあゆっくりしろ。と言ってもここは私のオフィスじゃないがな?」

 

「はあ・・・?」

 

基地指令のバリサムよりも力が有るのか・・・アメリアは我が物顔でソファーへと促すスーツ姿の女性に違和感を覚えながらイエーガーと共に対面に座った。

 

 

「あの・・・バリサム指令?これは一体・・・!?」

 

「いや・・・話せば長くなるんだが・・・」

 

そう困惑するバリサムに私から説明しよう?とニコっとするスーツ姿の女性と隣に座って居た女性士官が一緒に立ち上がりながら先ずはと自己紹介を始めた。

 

 

「私はジャブロー本部から来た情報部のアリス=ミラー少佐だ。」

 

「そして、私も同じくジャブロー本部所属MS教導部隊(アグレッサー)の一つでブラックウィドウ隊の隊長をしてるヒルデガード=ウィンチェスカ大尉よ。気軽にヒルダって呼んでね?」

 

 

堅物ばかりのジャブローから来た割りには意外とフランクな二人に対し、少し驚きです。と内心少し驚いたアメリアもイエーガーと共に自分の所属と名前を答えた。

 

「試験実験MS部隊カスケード隊のアメリア=アン=ウォーカー軍曹です。」

 

「同じく部隊の中隊長をしておりますイエーガー=バウスネルン中尉で有ります。」

 

そう言った所でイエーガーからそれでどんなご用件でしょうか・・・?と伺う様に声が上がると、おっとそうだったな?とミラー少佐がニヤニヤとアメリアを見る。

 

「君達もバリサム指令から聞いたと思うが・・・先日の作戦行動中にウォーカー軍曹が独断で敵と繋がってるらしく補給基地へ攻撃指示を出した事についての内務調査へと来たんだ。」

 

「やっぱりですか・・・ですがあの件に関しては、はっきりと逮捕者も出て白黒が付いたはずでは?」

 

上官として庇うイエーガーの強気な言葉に言う時は言いますね・・・?とアメリアが内心感動していると、まあその通りだな?とあっさりと折れるミラーにヘッ!?とアメリアとイエーガーから素っ頓狂な声が上がったので有る。

 

 

「それは対面的な事案で有って・・・実際にはもっと面倒な事でここに私は来ている。」

 

 

「面倒な事・・・とは一体なんですミラー少佐・・・?」

 

てっきり自分を査問しに来たと思っていたアメリアがミラーからの説明に困惑していると、すみません!遅れました・・・と急にノックしながら聞こえて来た女性の声にビクっしたアメリアはえっ!?と驚く声を上げる。

 

 

「おい、どうかしたのかアメリア・・・」

 

 

「いえ・・・ちょっと知り合いの声に似ていたので・・・」

 

 

「知り合いだと・・・?」

 

 

そう言いながら首を傾げるイエーガーの向こうで遅刻だぞ!とミラーが入って来た自分の部下らしい女性士官を叱り出すとアメリアはバチっとその子と目が合った・・・

 

(嘘でしょ・・・なんであの子がここに居るんですっ!?)

 

自分の感が当たってしまいギョッとするアメリアに先程ショウ達とニアミスした眼鏡を掛けた少尉が綺麗な黒髪を流しながらビシっと敬礼をした。

 

「自分は情報部所属のケイ=キタムラ少尉です。今回の作戦ではミラー少佐の補佐として頑張りますので宜しくお願い致します。」

 

アジア人特有なのかアメリアはそう言いながら深々と頭を下げる彼女にちょっとケイっ!?と詰めよった。

 

「何でここにっ!?っていうか作戦ってなんなんですかケイ!!」

 

「立場を弁えなさい軍曹・・・上官ですよ私は?」

 

「クッ・・・分かりましたよ!」

 

そう冷たい視線を送って来る親友(・・)にイラつきながらアメリアが離れると、それでは作戦の説明

をしようか?と重たくなった空気を変える様に教導隊のヒルダ中尉からパンっと手を叩かれたので有った。

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