ガンダム nearmiss    作:ヨッシー♪

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因縁その5

そして・・・アメリアとイエーガーが教導隊の隊長で有るウィンチェスカ中尉と何やら思惑が有るらしい情報部のミラー少佐と話し合っている頃・・・ショウ達カスケード隊はMSハンガーで出会ったその教導隊のMSパイロットで有るイワン=アレンスキー少尉をリーダーとするブラックウィドウ隊に何故か気に入られていた・・・

 

「成程な・・・姉御から話は聞いていたが、お前達カスケード隊って結構修羅場をくぐってんだな・・・」

 

 

「そうでしょう凄いでしょう~♪私達カスケード隊はあの噂のスカート付きまで倒したんですよぉ?」

 

 

興味津々と言った顔で聞いて来るイワンにミリィがドヤ顔で今までのカスケード隊の戦績を説明すると、そいつはすげえな!?とイワンから驚き出しながらも急にチッと面白く無さそうに舌打ちされるとショウはどうかしたのかよ・・・?とその様子に首を傾げた。

 

 

「おっと悪りい・・・姉御から命令された今回の任務がどうも嫌でな・・・」

 

「ふ~ん・・・それよか、さっきから良く聞くけど・・・その姉御って誰の事だよイワン・・・?」

 

「ウチの指揮官だよ。美人で頭も切れるがどうも頑固な人でね・・・」

 

「それはウチのアメリアと良く似てるよ。なあチャーリー?」

 

はあ・・・と困った顔をするイワンに同調する様にショウがチャーリーに同意を求めるのだが・・・アイツのはただの思い付きじゃね?と身も蓋もない答えに思わず納得しそうになったショウはアハハハ・・・と苦笑いを浮かべた。

 

「ふ~ん・・・ウチも個性的な部隊って良く言われるけど・・・ショウ達のカスケード隊も中々見みたいだな・・・?」

 

「何だよイワン・・・顔が怖いんだけど・・・?」

 

「そうか?そうだとしたらお前達に俺が更に興味を持ったって事だなショウ・・・」

 

そう答えながらニヤっと笑みを浮かべて来るイワンに何だよそれ・・?とショウが首を傾げていると、何だいアンタ達は・・・!と叫ぶ第三小隊のレティ曹長の怒鳴り声にショウは何だよ一体!?と慌てながらブラックウィドウ隊のジャンから話を聞いていた筈の彼女達の方を見た。

 

~~~

 

 

「こんなキャノン付きの支援機なんぞ要らないって言ったんだよ!」

 

「しかし三機一体(スリーマンセル)を基本とした連邦軍のNS戦闘教義の中でも支援機の存在は・・・」

 

「うるせえんだよぉ!このクソガキがっ・・・」

 

そう叫んだ隊員達がジャンを蹴っ飛ばすと、良くもやったねぇ!!とレティが怒り出すのでタンクは待て待て・・・?と慌ててその肩を掴んだ。

 

「先に手を出すと厄介だぞこいつ等・・・」

 

見た事も無い隊員達とその胸に有るワッペンに違和感を感じたタンクが一旦止めると、おいおい来ねえかよオッサン?と煽って来る若い隊員にタンクはカチンと来た・・・

 

「ちょっと隊長・・・私にやるな言いながらまさかキレて無いですよね!?」

 

「許せレティ・・・俺はまだ20代だぞ!!」

 

そう叫びながら殴り掛かるタンクにハァ・・・と溜息をついたレティはそう来なくっちゃね!と笑みを浮かべながら伸びたジャンを静かに床へと置くとタンクになくり掛かろうとした隊員の胸倉をつかんだ・・・

 

「この男女がっーーー!?」

 

「ハハっ!威勢が良いねぇ・・・寝言は寝て良いなぁ!!」

 

そう叫んだレティがオラァ!!とその隊員を勢い良く背負い投げるのを見てタンクはさっすがレティ!と余裕綽々の様子で対峙していた隊員の腕を捻った。

 

「この辺にして置いてやるから・・・ソイツの言う通り帰って寝たらどうだ?」

 

「ギャアーーーっ!」

 

普段はふざけて居ながらもイザと言う時は出来る自分の隊長にいつもこうなら良いのに・・・とレティが少し呆れていると、、、おいお前ら・・!と逆上した隊員の一人が気絶していたジャンの頬にナイフを突きつけていた・・・

 

「あの・・・そんな事したら懲罰房どころじゃ・・・?」

 

「うるせえ!!俺達は特務隊だ・・・てめえらみたいな一般兵とは違うんだよっ!?」

 

目を覚ましたジャンの声に反応してレティが特務隊と名乗った隊員の隙をすかさず、そいつは知らなかったねぇ!!とその隊員の顔面に思いっきり右ストレートを撃ち込んだ所でレティ姉さん!?とショウ達が追いついて来た・・・

 

 

「一体何が・・・?」

 

「いや・・・何だか特務・・?って奴等がジャンにイチャモンつけて来たからさ・・・」

 

そう答えながらカスケード隊でもアメリアの次に格闘術が強く基地内でも武闘派で有るレティ曹長が足元に転がる隊員達に向かってポリポリと頭を掻いていると、あの・・・とその彼女から助けて貰ったジャンから尊敬の眼差しを向けられた。

 

「とてもお強いんですね!?凄く素敵でした!」

 

「えっ?えっと・・・まあいつも鍛えてるしね・・・?」

 

「そうなんですね!じゃあ僕もここに居る間だけトレーニングをお願いしても・・・?」

 

「いや・・別に良いけど・・・」

 

明らかに年下だが・・・人懐っこい笑顔でジャンに押しきられたレティが困った顔で了承すると、コイツにもようやく春が来たか・・・とタンクからククっと楽しそうに笑い声が上がり出すので、これはこれは・・・と彼らの親玉らしい少佐の階級章を付けた男がショウ達カスケード隊の前に出て来たので有った・・・

 

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