Azur Lane ~The Cold Waters~ 作:Bradford
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アルバトロス「…本部に行くのか?」
ロゼ「ええ、何でも本部の人間曰く「実際に会ってみたい」そうよ」
アルバトロス「…正直余り心地のいいものじゃないな、見世物にされてるような気分になる」
ロゼ「やっぱりそう思うのね、正直私もよ。
アルバトロス「そうか…」
アルバトロス「因みにいつ行くんだ」
ロゼ「明日よ」
アルバトロス「…Are you sure? Don't these things usually go away after a few days or a week?」(本当か?普通こういうのは2、3日とか一週間後ぐらいに行くものじゃないのか?)
ロゼ「They want to know who you are as soon as possible.」
(連中早く貴方のこと知りたがってるのよ)
アルバトロス「Damn it, I don't even know this world properly yet…」
(クソ、まだこの世界のこともまともに知らないってのに…)
アルバトロス「The people in the upper echelons don't care about the people they're dealing with, they just decide what they want…」
(上層部の連中は相手のことなんかお構い知らずにに勝手に決める…)
アルバトロス「That's why the upper echelons are hated in the military of every country.」(だから上層部はどこの国の軍でも嫌われるんだ)
ロゼ「Well, you're a Captain, aren't you? You've been through a lot, haven't you?」
(そうね、貴方階級は大佐でしょ?かなり苦労してきたんじゃない?)
アルバトロス「Yeah, I've been forced by upper management to do some crazy missions every day. I almost died of exhaustion, and I was injured in a way that was no laughing matter.」(ああ、毎日のように無茶苦茶な任務を上層部に押し付けられたよ。過労死しそうになったり、笑い事じゃないような怪我を負ったりもしたよ。)
ロゼ「...You've had a very dangerous life.」
(…随分と危ない人生を送ってきたのね。)
アルバトロス「Yeah, don't be like me.」
(ああ、俺みたいにはなるなよ)
ロゼ「I'm not trying to be like you.」
(あなたみたいになるつもりなんてないわよ)
「「はっはっは」」
英語で話し合うアルバトロスとロゼ。
アルバトロス「まぁ、命令なら仕方ないか」
ロゼ「そうね。」
アルバトロス「そういえば私はいつも執務室で寝たりしているが大丈夫なのか?」
ロゼ「部屋割りがまだ決まってないの、何処に所属するか決まってないし、取り敢えずはこのままで」
アルバトロス「分かった」
翌日
アズールレーン本部前にて…
ロゼ「着いたわよ」
アルバトロス「思った以上にでかいな…それにまともなつくりをしてる」
アルバトロス「
ロゼ「そうね」
本部の中へと歩いて行く二人。
アルバトロス「…でかいドアだな」
コンコン
ロゼ「クリスティアーネ・フォン・シュレーゲル大尉です」
「入りたまえ」
ロゼ「失礼します」ガチャ
こうして中に入ったが…
「本当に男なんだな…」
「報告書と同じだ…」
「あんな艤装見たことがないぞ」
「やっぱりセイレーンじゃないのか?」
「意外と若くてかっこいいじゃない!」
アルバトロス「…まるで見世物だな」(ボソッ)
ロゼ「いつもこうだから気にしないで」(ボソッ)
やっぱり外がでかいと中もでかいんだな。
偉い人が沢山居るが真ん中に座っている人はかなりの強者だろう。
大将「アズールレーン本部へようこそ。私はアズールレーン本部の総責任者、トム・ディーン・コンラッドだ」
アルバトロス「アメリカ海軍太平洋艦隊所属、超兵器機関搭載型巡洋艦、アルバトロスです。階級は大佐です。よろしくお願い致します。」
大将「ああ、こちらこそ」
「ちょうへいききかん…だと?」
「アメリカ海軍?というのも聞いたことがない」
「ミサイル巡洋艦と言う艦種も聞いたことがない」
大将「早速話に移りたいところだが、君の胸についている勲章は何だね?」
アルバトロス「ああ、これですか?Medal of Honor。名誉勲章ですよ。」
大将「そうか、私は名誉勲章などというものは初めて見る人間でな。聞いたことはあったんだがな。」
アルバトロス「そうですか」
大将「それで、だ。シュレーゲル大尉」
ロゼ「何でしょうか?」
大将「報告書にある
ロゼ「ええ、間違いありません、本当です」
ダァン!
「ふざけた事を言うな!そんなものがあるはずがない!」
「仮にあるというのならば、その男はセイレーンではないか!」
「でも本当ならばすごい技術だぞ」
大将「諸君、静粛に。では聞こう。アルバトロス、君の言う「アメリカ海軍」と言う組織は存在しない。どの陣営も聞いた事がないと答えたぞ」
アルバトロス「…我々、いえ、私は別世界の1931年から来ました」
「な!?別世界だと!?」
「しかも我々の存在する世界よりも昔ではないか!?」
「セイレーンは!?セイレーンは居るのか!?」
大将「成程、別世界から来たというのでは納得するしかない。セイレーンはその世界には存在するのか?」
アルバトロス「それは今から説明させていただきます」
アルバトロス「私の所属するアメリカ、正式名称はアメリカ合衆国。こちらでいうユニオンに相当する合衆国国家です。そしてアメリカには陸軍、海軍、空軍が存在しており…
こうして私は祖国と世界情勢の話を始めた…
約10分後…
大将「セイレーンの存在しない世界か…」
「レアメタルと言ったか?あの素材は素晴らしいものだな!」
「超兵器機関を生み出せば無限のエネルギーが作り出せるのか!」
大将「しかしセイレーンは存在しないのならば、なぜそこまで重装備なのだ?」
アルバトロス「大将、人というのは自分の欲を必ずかなえたいと思う生き物です。そして人類の共通の敵がいない、つまり邪魔をする者がいないとしたら、どうなりますか?」
大将「…争い、戦争か…」
アルバトロス「ええ、我々超兵器の命とも言える超兵器機関はレアメタルでのみ生産できます。ですがそのレアメタルは南極大陸に存在するある独立国家でのみ取ることが出来ます。後…は言わなくてもわかりますよね?」
大将「新資源を巡った争い、戦争が起きると…」
アルバトロス「ええ、その通りです。枢軸軍と連合国に世界は別れ、その独立国家は我々連合側に着きました。ですが技術力は枢軸が圧倒的に強く、我々連合は苦戦を強いられました。何とか戦争には勝ちましたが未だに枢軸軍の生き残りは戦い続けているでしょうね…」
大将「そうか…ありがとう。だがこれから君はどうするつもりかね?」
ロゼ「彼は私の基地に配属させることにしています」
大将「そうか、全員異議はないな?…ないなら会議を「異議あり!」…なんだ直樹中佐?」
会議が終わろうとしたら正に最低野郎と言ってやりたいような顔をした男が立ち上がる。
アルバトロス(あの男は?)
ロゼ(松田 直樹。階級中佐。何となくわかるでしょうけど、見た通りの最低なクズ野郎よ)
アルバトロス(そんなにか?)
ロゼ(黒い噂ばかり流れてるからね)
アルバトロス(具体的には?)
ロゼ(KAN-SENに対するセクハラにパワハラ。虚偽の報告や賄賂、おまけにKAN-SENに対する洗脳とかね)
アルバトロス(昔以上にブラックな職場だな…)
直樹「私はシュレーゲル大尉の基地に配属させるのは反対です!」
大将「…何故かね、直樹中佐?」
直樹「まず、仮にその話が噓だとしたら、どうするのですか!仮にその技術を持っているのならば、反乱を起こした場合、誰が止めるというのですか!」
ロゼ「それに関しては私から。先ほどの話が本当だという事は証明されていますし、その技術はこの世界では実現が不可能なので反乱を起こすことは出来ません」
直樹「ならば、何故その技術を公表しないのですか!それにその技術が本当なら何故それを我々の前で証明しないのですか!」
アルバトロス「あいにくですが、私はアメリカ海軍の軍人あり、超兵器を扱う一人の人間でもあります。超兵器やそれに該当する技術を公表することは出来ません。軍事機密ですから」
ロゼ「それに超兵器に搭載された武装を写した映像などは機密保持の観点から公表しないで欲しいと頼まれているのです」
直樹「噓をつくな!そんな物、ただの噓だろう!本当は他のKAN-SENと何ら変わりはないのだろう!」
ロゼ「…ですから、それは本当のことであって「なら証拠を見せろ!」…ハァ」
???「少しいいでしょうか?」
大将「なんだね、ユリア・ロマノワ中佐?」
ユリア「この件は会話ではなく戦って決めればいいのではないでしょうか」
「何!?」
「そんな無茶苦茶な…」
大将「諸君、静粛に。それでユリア中佐、何故かね?」
ユリア「あくまでも配属先の決定権はアルバトロス…いえ、彼にあります」
ユリア「それに戦って決めるのであれば、超兵器に搭載された装備などが本物かどうかが解ります」
大将「…成程、良いだろう。今日の午前10時に模擬戦を開催する。この場にいるものは秘書艦を連れ、第1訓練場に集合するように!以上で会議を終了する。解散!」
直樹「チッ!運のいい奴め!」
そう言いながら去っていく。
ロゼ「ふぅ…助かったわ、ユリア」
ユリア「気にするなロゼ。恋人のためなら何でもするさ」
ロゼ「///…ばか」
ユリア「ハハッ」
アルバトロス「指揮官、あんたレズだったんだな…」
ロゼ「!?違うわよ!ただの同期の仲間よ!」
アルバトロス「噓つけ…」
ユリア「楽しそうで何よりだ。」
こうして地獄のような会議は終わった。
後は直樹のKAN-SENを一方的に叩きのめすだけだ。
気合いが入りすぎて4000文字越えになってしまった…
次は(超兵器による一方的な)戦闘です。