私、魔女さんに拾われました。   作:バスタオル

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第1章 1節 魔女さん編
第1話 魔女さんと私


私の名前はリール。

ある魔女さんの家で暮らしています。

ですが、元々この家に住んでた訳ではありません。

魔女さんが言うには私は森で寝てたらしい。

心配になった魔女さんは私を保護してくれました。

その時魔女さんは私を優しくだっこしました。

私からすれば大人はみんな同じだと思ってたけど、魔女さんだけ違った。

普通の人とは全然違う…なんだろう…雰囲気?

その時の私はとにかく生きるためならと考えてたので魔女さんの提案を受け入れました。

それからの魔女さんは私を温かく迎え入れ、今に至ります。

あ、ちなみにこのリールって名前も魔女さんが付けてくれました。

名前の意味は分からないけど少し気に入ってます。

 

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???「リール!起きなさーい!朝ですよー!」

 

あ、魔女さんが呼んでますね。そろそろ行かないと。

 

???「リール!起きてるのー?」

 

バタバタバタ!ギィィィィィ…バタン!

私は急いで部屋を出た。

 

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ドタドタドタ!

私は走って魔女さんのいるところに行った。

 

リール「おはようございます!」

 

魔女さん「おはようリール。さ、顔洗ってらっしゃい。朝ごはんできてますよ」

 

リール「はい!」

 

スタスタスタスタ

リールは洗面所に行った。

 

ジャー!バシャバシャ!

リールは顔を洗った。

 

リール「ふぅ…さっぱりした。さて…」

 

スタスタスタスタ

顔を洗った私は魔女さんがいる部屋に向かった。

 

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リール「洗ってきました!」

 

魔女さん「じゃあ食べましょうか」

 

リール「はい!」

 

スッ…

私は自分の椅子に座る。

 

リール「いただきます!」

 

魔女さん「はい。どうぞ」

 

モグモグ…モグモグ…

そして私は出された朝食を食べた。

 

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リール「ふぅ…ご馳走様でした」

 

魔女さん「はい。お粗末様」

 

カチャカチャ

リールはお皿を片付けた。

 

コトッ

私はお皿を洗うためにお皿を置いた。

 

キュッ…ジャー!

私は蛇口を捻り、水を出してお皿を洗った。

 

ジャー!キュッ…

お皿を洗い終わった私は水を止め、手についた水を拭いた。

 

リール「魔女さん!今からお掃除してきますね」

 

魔女さん「はい。分かりました」

 

トコトコトコ

私はお掃除をするために外に出た。

 

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ブチッ!ブチッ!

私は今、庭の草むしりをしています。この家の庭は草が多く、昨日も草むしりしたのにまた生えてきてます。魔女さんが言うには魔力?があるからだそうです。何言ってるか分からないけど、とにかく生えているので掃除します。

 

ブチッ!ブチッ!

ほんとに多いです。疲れます…。

 

リール「ふぅ…よしっ次は…」

 

草むしりが終わると今度は掃き掃除になります。

 

サッ…サッ…

先程取った草とその辺の落ち葉とかも一緒に掃除します。

 

サッ…サッ…

掃除する量は多いけど、その分綺麗になった時はとても気持ちがいいです。

なので私は多くてもやります。

 

サッ…サッ…

ある程度集まったらこれを袋に詰めてあとは捨てるだけです。

 

ガサガサ…

私は集めた落ち葉とかを袋に詰めて、袋の口を閉めた。

 

リール「よいしょっと…」

 

スタスタスタスタ

私はその袋を持って家の後ろに向かった。

 

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リール「よっこいしょっ」

 

ドサッ…

私は袋を置いた。

 

リール「えーっと…これかな」

 

私は家の壁についてる何かに手を触れた。すると、袋の下に綺麗な円のようなものが出てきた。魔女さんに聞くと、これは魔法陣というものらしいです。魔女さんが作ったそうです。

 

ボッ!

すると、その袋が急に燃え始めた。どうやら物を燃やすものらしいです。目の前に火があるのに不思議なことに人がこれに触れても燃えないそうです。魔女さんが燃やさないようにしたそうです。便利で安全でいいと思っています。

 

シュゥゥゥゥゥゥゥ…

すると、さっきまであった袋が無くなってました。これで朝の掃除は終わりです。

 

ザッザッザッ…

私は玄関の方へ行きました。

 

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玄関についた私はさっきまで自分が掃除したところを見た。さっきとは見違えるほどに綺麗になっていて気持ちが良かったです。でも、明日にはまた草が生えているので、また掃除しないといけません。毎日これの繰り返しですね。

 

リール「よしっ!今日も完璧!」

 

私は気持ちが良いまま家に入りました。

 

リール「お掃除してきましたー!」

 

魔女さん「あらリール。お疲れ様。ありがとう」

 

リール「いえいえ!」

 

魔女さん「はいこれ」

 

コトッ

魔女さんは私に飲み物を出してくれた。

 

リール「ありがとうございます!」

 

ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ…

私はそれを飲む。

 

リール「っはぁ!」

 

私はそれを一気に飲み干した。とても美味しかった。

 

リール「じゃあ私は部屋に行きます!」

 

魔女さん「分かりました。また用があったら呼びますね」

 

リール「はい!」

 

トコトコトコ

私はそのまま自室へ戻りました。

 

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ギィィィィィ…バタン

朝のお掃除が終わったら少し休んで勉強します。勉強はもちろん魔法についてです。魔女さん曰く、「魔法は覚えてて損は無いです。きっとあなたの助けになりますよ」だそうです。なので私は頑張って勉強しています。

 

リール「…さて、勉強しようかな」

 

少し休んだ私は勉強を始めます。

 

リール「えーっと…魔法の基本は空気中のマナを操ることです」

 

この世界には「マナ」と呼ばれる魔法の素となるものがあるそうです。魔女さんはこれがあることで魔法が使えるそうです。

 

リール「えーっと…両掌を向かい合わせて目を閉じて集中する…」

 

私は魔女さんに貰った本に書かれている事をやってみた。でも、何も変わらなかった。

 

リール「うーん…なんでだろ…」

 

パラパラパラ…

私は本をめくる。この本には色々なことが書いてあった。火や水、氷とか色々な魔法について書かれてあった。他にも魔法の基礎や応用、魔法の段階などが書かれていて初心者の人にも優しい本だった。

 

リール「うーん…」

 

私は本の通りにやってもできなかったので魔女さんに聞くことにした。

 

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リール「魔女さん魔女さん」

 

魔女さん「はい。何ですか?」

 

リール「これなんですが…」

 

パラパラ…

そう言って私はさっきのページを開いた。

 

リール「この本の通りにやってもこうならないんですが、どうやったらいいんですか?」

 

魔女さん「ふむ。マナを集める方法ですね。それなら…」

 

私は魔女さんにその方法を教わった。

 

魔女さん「と、こうすればいいですよ」

 

リール「ありがとうございます!」

 

魔女さん「リール」

 

リール「はい。何ですか?」

 

魔女さん「マナもあなたと同じで意志を持って生きています。私のように魔法を使う人たちはマナに力を分けてもらって魔法を使っています。なので、魔法を使うにはマナとの信頼関係が必要なのです。まずは実際にマナと触れ合ってみましょうか」

 

リール「はい!」

 

スッ…ポワァァァァァ…

すると魔女さんは掌を上に向けた。少ししたら緑色の光りが集まってきた。

 

リール「綺麗…」

 

魔女さん「これがマナです。普通なら見えないんですが、集めることで大きくなり、次第に目に見えるようになります」

 

リール「そうなんですね」

 

魔女さん「マナはこの空気中に存在します。今もあなたの周りにいますよ」

 

リール「そうなんですか?」

 

魔女さん「はい。いますよ」

 

リール「でも全然見えません」

 

魔女さん「マナは小さいので見えませんよ」

 

リール「あ、そうでした…」

 

魔女さん「さ、リール。触ってみますか?」

 

リール「!」

 

私が魔女さんと話している間にマナは大きくなり、ボール程の大きさになっていた。

 

リール「え、えっと…どうすれば…」

 

魔女さん「掌を上に向けてください」

 

リール「はい」

 

スッ…

私は言われるがまま掌を上に向けた。

 

魔女さん「リールはそのままいてください」

 

スッ…

すると魔女さんは集めたマナを私の掌に乗せた。

 

魔女さん「さ、どうですか?」

 

リール「魔女さん…これってどうすれば…」

 

魔女さん「あ、1度触れたら大丈夫なので、触ってみてください」

 

フワフワ…フワフワ…

そう言われた私は右手でマナを触ってみた。マナはとてもフワフワしていて触り心地が良かった。

 

リール「すごいフワフワしてますね」

 

魔女さん「マナは普段空気中にいるのでとても軽いんですよ。それにマナは魔力を持つ人に引き寄せられる性質を持つので、掌を上に向けるだけで集まってくるんです」

 

リール「へぇ!」

 

魔女さん「リールも魔法が使えるようになったらこのくらい簡単にできますよ」

 

リール「分かりました!あ、魔女さん」

 

魔女さん「はい。何でしょうか」

 

リール「これはどうすればいいんですか?」

 

魔女さん「あ、掌を下に向けてください」

 

スッ…

そう言われたので私は掌を下に向けた。

 

フワフワ…フワフワ…

すると集まったマナは私の手から離れて消えていった。

 

リール「あ、消えた」

 

魔女さん「魔力は掌から出ているんですよ。他にも目とか体から出てくる人もいます」

 

リール「へぇ!そうなんですね!」

 

魔女さん「私の場合、掌から出てくるので掌を上に向ければ集まってきます。人によっては掌を上に向けなくてもマナが寄ってくることがあります」

 

リール「何故掌を下に向けたらマナが消えちゃうんですか?」

 

魔女さん「空気中といっても地面に近いくらいの低い所にはいないんですよ。マナはとても軽いので常に人の頭よりも高いところにいます。なので掌を上に向けると寄ってきて、掌を下に向けると離れちゃうんです」

 

リール「手の甲からは魔力は出ないんですか?」

 

魔女さん「はい。出ませんよ。魔法は人に掌を見せて使います。手の甲を見せて魔法を使う人はいません。もし手の甲を見せて魔法を使ってしまったら自分に魔法を使うことになるので危ないんです」

 

リール「へぇ!そうなんですね!」

 

魔女さん「なのでリールも気をつけてくださいね」

 

リール「はい!」

 

こうして私は不思議な魔女さんに色々教えてもらいながら魔法を勉強しました。




〜物語メモ〜

ここでは物語で出てきた情報を書きます。
書くのは新しい情報だけです。

リール
この物語の主人公。
魔女さんに拾われて一緒に暮らしている。
今は魔法の勉強中。

魔女さん
リールを保護した人物。
魔法の扱いに長けている女性。
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