来週から私情で投稿が遅くなると思われます。
具体的には7月の終わりまで投稿が遅くなると思われます。
時間があれば投稿します。
お知らせは以上です。
私の名前はリール。
今ラミエ先生のお友達の家にいます。
少し前にルルさんとララさんから禁忌というものについて色々とお話を聞きました。
どうやら禁忌は3つあるらしく、それぞれ分裂と無敵と開闢だそうです。
加えてその禁忌に触れた人の中に魔女さんの名前がありました。
私はその時、ショックを受けました。
私は魔女さんの事が大好きですし、とても頼りになる人だとも思っています。
故に禁忌に触れていることに驚きを隠せませんでした。
その後少し話すとあの白い空間に全身が黒い大きな人が出てきました。
その人は顔が私にそっくりでした。
何も分からなかった私ですが、その時ルルさんとララさんが私を逃がしてくれました。
その後どうなったかは分かりませんが、ルルさんとララさんがご無事である事を願っています。
場所…リールの部屋
リール「!!」
ガバッ!
リールは飛び起きた。
リール「はぁ…はぁ…はぁ…」
リールは酷く呼吸が荒かった。
リール「今のは…」
スッ…スタスタスタ
リールはベッドから降りてカーテンを開けた。
リール「!」
外は明るかった。恐らく朝なのだろう。
リール「朝…ですか…」
リールはとりあえず部屋を出ることにした。
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場所…リビング
リール「ラミエ先生。エレナさん。おはようございます」
ラミエ先生「おはようリール」
エレナ「おはようございますリールさん」
スタスタスタ
リールは自分の席に座った。
エレナ「はい。朝ごはんですよ。食べられますか?」
リール「あ、はい。食べられます」
リールは朝食を食べ始めた。
ラミエ先生「ねぇリール」
リール「?」
リールが少し朝ごはんを食べた後にラミエ先生が話を切り出した。
ラミエ先生「あなた、昨日はどうしたの?」
リール「…え?」
エレナ「あ!そうですよ!リールさん昨日どうされたんですか!?」
リール「え、え?」
リールは何を言っているのか分からなかった。
リール「えっと…どういう…」
ラミエ先生「どうって…あなた昨日暴れてたのよ?部屋の中を」
リール「!?」
エレナ「そうですよ。部屋中暴れ回って物を壊して…」
リール「え…でもさっきは何とも…」
ラミエ先生「私とエレナで直したのよ」
リール「え…え…」
リールは少し混乱していた。
リール「私が…暴れてた…」
ラミエ先生「そうよ。でも魔法は使ってなかったわ」
エレナ「そうそう。物を投げたり叩いたりって…」
リール「え…」
カランカラン…
リールはフォークを落とした。
リール「私が…え…」
リールは昨日あったことを思い出す。だが思い出せるのはルルとララに会ったことだけ。それ以外は何も思い出せなかった。
リール「でも…昨日は…」
ラミエ先生「…」
エレナ「…」
ラミエ先生「ねぇリール」
リール「は、はい…」
ラミエ先生「もしかして…あなた…」
リール「?」
ラミエ先生「と…」
エレナ「ラミエ!」
ラミエ先生「!!」
リール「!!」
エレナが大声で言葉を遮った。
ラミエ先生「エレナ…」
エレナ「それは言わないお約束です。言ったらあなたはこの世にいられませんよ」
ラミエ先生「そ、そうね…ごめんなさい」
リール「えっと…エレナさん…」
エレナ「リールさん。今のは聞かなかったことにしてください」
リール「は、はい…」
リールはさっきのエレナの顔に恐怖を覚えた。その後リールはご飯を食べ終えて部屋に戻った。
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場所…リールの部屋
リール「エレナさん…何故あんなに声を荒らげて…」
リールは窓の外を見た。
リール「!?」
リールは窓の外の景色を見て唖然とした。
リール「え…これは一体…」
リールが窓際に行って外を見た。だがそこには今朝見た景色とは全然違った景色が広がっていた。
リール「な…何でしょうこれは…」
窓の外は全てが灰色に包まれていた。日差しも見えず、草や海も何も見えないただただ灰色の景色がそこにあった。
リール「こ…ここは一体…」
タッタッタッ!
リールは部屋を出てリビングに向かった。
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場所…リビング
リール「ラミエ先生!エレナさん!」
リールは走ってリビングに入ってきた。
ラミエ先生「どうしたのよ」
エレナ「何かありましたか?」
リール「そ、外が…」
ラミエ先生「外?」
リール「外が…景色が見えなくて…全部灰色に…」
ラミエ先生「!」
エレナ「!」
2人は同時に驚いた表情を見せた。
リール「ラミエ先生!この家はラミエ先生のお友達の家なんですよね…?」
ラミエ先生「え、えぇ。そうよ」
リール「でも…ここは不思議な感じがします…」
ラミエ先生「まさか…エレナ!」
エレナ「!!」
ラミエ先生がエレナの方を見るとすでにエレナは行動していた。どうやら外の景色を見ていたらしい。
エレナ「そんな…どうして…」
ラミエ先生「エレナ!」
エレナ「ダメです…もうこの世界は…」
ラミエ先生「な…」
エレナとラミエ先生は混乱していた。
エレナ「こんなはずじゃ…」
リール「ラミエ先生!エレナさん!ここは一体どこなんですか!!」
ラミエ先生「!」
エレナ「!」
リールは大きな声でそう言った。ラミエ先生とエレナはその声に驚いていた。
リール「話してください!ここは一体どこなんですか!」
ラミエ先生「…もうこんなんじゃ隠せないわ」
エレナ「…」
ラミエ先生「リール。よく聞いて」
リール「…」
ラミエ先生「ここは現世と深淵を繋ぐ境界線よ」
リール「!!」
ラミエ先生「私の友人の家なんかじゃないわ」
リール「え…そんな…」
エレナ「…」
ラミエ先生「黙っててごめんなさいね。でもこれも作戦なのよ」
リール「さ…作戦って…」
ラミエ先生「あなたをこの場に連れて来ることでドレインたちを討滅させないようにするのよ」
リール「!?」
ラミエ先生「今気づいてももう遅いわ。現世はドレインでいっぱいよ。人もたくさん死んでるわ」
リール「そ…そんな…」
リールはその場に座り込んだ。
リール「そんな…私がこうやって生活してる時もスカーレットやアンナは…」
エレナ「…」
リール「ラミエ先生…」
ラミエ先生「…何」
リール「…今すぐ帰ります。帰ってスカーレットとアンナを助けに行きます」
ラミエ先生「…ダメよ」
リール「何故ですか!!」
ラミエ先生「…それが私たちの作戦だからよ」
リール「!!」
ラミエ先生「あなたを生かさないとあの人が私を殺すのよ。だからあなたをこの世界に引き込んだ。エレナを使ってね」
リール「そんな…エレナさん…」
エレナ「…」
エレナは顔を背けていた。
リール「そんな…スカーレット…アンナ…」
リールは頭を抱えた。
リール「私のせいでみんなが…スペルビアの国の人たちが…」
エレナ「…」
ラミエ先生「…」
リール「…帰してください」
ラミエ先生「!」
リール「私を帰してください!!」
リールは大声でそう言った。
ラミエ先生「…ダメよ」
リール「!!」
ラミエ先生「あなたはこの場所から出られない。私たち無しでは出たところでこの境界線を彷徨うだけよ」
リール「そんな…」
リールは焦り始めた。
リール「そんな…スカーレット…アンナ…」
リールは心の中でスカーレットとアンナに何度も謝った。そして決心した。
リール「…私は帰ります。スカーレットとアンナを助けに行きます」
ラミエ先生「…そう」
ガタッ…
ラミエ先生は椅子から立ち上がった。
リール「…」
ラミエ先生「…なら私たちを殺していきなさい」
リール「!?」
ラミエ先生は突然変なことを言い始めた。
ラミエ先生「私たちを殺せたらここから出てみんなを助けに行きなさい」
リール「ラミエ先生…」
ラミエ先生は杖を取りだした。
ラミエ先生「さぁ、いくわよ」
リール「…」
スッ…
リールはゆっくりと杖を取りだした。
ラミエ先生「…リノの杖ね」
リール「!!」
ラミエ先生「…懐かしいわ」
リール「…」
両者睨み合う。
リール (どうすれば…ラミエ先生は回復魔法のスペシャリスト…私の攻撃なんか無かったことにできます…ではどうすれば…)
ルル「僕たちが相手をするよ」
ララ「私たちが相手になるわ」
リール「!!」
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
ラミエ先生「な、何!」
突然白い光が現れ、その中からルルとララが姿を現した。
ルル「やぁリール」
ララ「はぁいリール」
リール「ルルさん!?ララさん!?」
エレナ「!?」
ラミエ先生 (何…この気配…今まで感じたことない気配…)
ルル「君がこの場にいてくれてよかったよ。リール」
ララ「お陰であなたを見つけるのが簡単だったわ」
リール「見つける…」
ルル「さぁラミエ。僕たちが相手になるよ」
ララ「さぁラミエ。私たちが相手になるわ」
ラミエ先生 (この人たち…どうして私の名前を…)
エレナ「ラミエ」
ラミエ先生「!」
エレナ「…あの人たちは只者じゃないですよ」
ラミエ先生「どういう事よ」
エレナ「…光属性魔法の始祖。あの人たちは私たちの比じゃないくらいの魔力を持ってますよ」
ラミエ先生「なに…」
ルル「さ、こんな趣味の悪い場所から出してあげる」
ララ「あなたにこんな場所はお似合いじゃないわ」
シュゥゥゥゥゥゥゥ!
ルルとララの体が光に包まれた。
ルル「さようならリール」
ララ「また会いましょうね」
リール「え、ルルさんララさん!」
シュッ!
リールはその場から姿を消した。
エレナ「!」
ラミエ先生「あなたたち…一体何者…」
ルル「僕はルル」
ララ「私はララ」
ルル「この世界に蔓延るドレインたちを」
ララ「この世界に存在する異質な空間を」
ルル「討滅する者」
ララ「破壊する者」
ルル「そして」
ララ「そして」
ルルとララはラミエ先生に指を指した。
ルル「君を消し炭にする者でもある」
ララ「あなたを粉微塵にする者でもあるわ」
ラミエ先生「!!」
ルル「覚悟してねラミエ」
ララ「覚悟してねラミエ」
ルル「君のこの先の人生は」
ララ「あなたのこれからは」
ルル「きっと暗いものになるだろうね」
ララ「きっと歪なものになるでしょうね」
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場所…スペルビア王国を見渡せる高台
シュッ!
リールはルルとララによってあの家から転送された。
リール「え…これは…」
しかし、リールの目に飛び込んできたのはドレインで溢れかえっていたスペルビア王国だった。
リール「どうして…ドレインが…」
リールが唖然としていると後ろからドレインが近づいてきていた。
ドレイン「オォォォォォォォォ!」
リール「!!」
ドシン!
ドレインはリールに攻撃した。だがリールは箒に乗って攻撃を回避した。
リール「
ビュン!ドカン!
リールの魔法がドレインに命中した。
ドレイン「オォォォォォォォォ…」
ドレインはそのまま姿を消した。
リール「一体何が…スカーレット…アンナ…」
ヒュゥゥゥゥゥゥ!
リールは2人のことが心配になって一目散にスペルビア王国に向かった。
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場所…スペルビア王国
リール「そんな…」
スペルビア王国は荒れ果てていた。建物は崩れ、所々が燃えたりしていた。
リール「スカーレット…アンナ…」
ヒュゥゥゥゥゥゥ!
リールは箒に乗ってスペルビア王国を見て回った。
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場所…スペルビア王国にある広場
広場に着いたリールは近くの段差に腰掛けた。
リール「人が一人もいない…どうして…こんな事に…」
???「リール!!」
リール「!!」
リールが色々と考えていると誰かの声がした。
オード「探したぞリール!」
リール「オ…オード君…」
オード「どこも怪我してないか!?大丈夫か!?」
リール「オード君…これは一体…」
オード「話はあとだ!今は建物の中に隠れるぞ!ついてきてくれ!」
ヒュゥゥゥゥゥゥ!
オードとリールは箒に乗ってある場所まで移動した。
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場所…スペルビア王国 地下
リール「オード君…ここは…」
オード「俺もスカーレットに教えてもらうまで分からなかった。この国の地下らしい」
リール「地下?」
オード「あぁ。何かあった時にこの国の人たちが逃げ込めるようにと作られたらしい」
リール「そ、そうですか」
オード「来てくれ。みんなが待ってる」
リール「みんな?」
スタスタスタ
リールとオードはある場所まで歩を進めた。
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場所…スペルビア王国 地下 開けた場所
リール「わ…すごい広い」
オード「だろ?ここは全国民が入れるらしいからな。その分広いんだ」
リール「そうなんですね」
オード「おーい!委員長!!リールを見つけたぜー!」
スカーレット「!?」
そこには生き残った人たちに食べ物を配っているスカーレットの姿があった。
スカーレット「リール!!」
タッタッタッ!ギュッ!
スカーレットはリールに抱きついた。
スカーレット「よかった…よかったわリール…」
リール「スカーレット…」
スカーレット「もう一生見つからないかと思ったわ…」
リール「え?」
アンナ「リール」
リール「!」
そこにはアンナとディア、ノーラの姿があった。
リール「アンナ…それにディア君とノーラ君まで…」
ディア「帰ってきてくれてよかった」
ノーラ「だね」
アンナ「みんなリールのこと心配してたんだよ」
リール「その…ごめんなさい…」
オード「リール。これからリールにこの国で起こったことを話す。それを聞いて今後どうするかはリールの勝手だが、俺たちはリールの選択を否定しない。自分がするべきだと思ったことをしてくれ」
リール「それは…どういう…」
〜物語メモ〜
今回は新しい情報がないので次回です。