終わらせる禁忌   作:Damned

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終わらせる禁忌

 盾を両脇に構え、プトレマイオスの上部に位置したテロスのコクピットの中で、エイヴィリーは戦場を見据える。

 行き交う火線が宇宙を照らす。これが最後になるであろうと出撃した彼らは、それぞれの敵を迎え撃っていた。

 敵は三機。数の上では同じだが、こちらは度重なる戦闘によって損傷、対する敵は万全の状態。ヴェーダのバックアップがないだけ、マシであろうが。

 赤と白の二色に染められたモビルスーツにはダブルオーライザーが、ガラッゾにはアリオスが、ガデッサにはケルディムが、それぞれ迎え撃つ。特にケルディムは相当激しい戦闘を潜り抜けてきたのだろう。激しい損傷にも関わらずGNビームピストルでの近接戦を仕掛けている。

 アリオスは飛行形態に変形して一撃食らわせ、直後に再度人型に戻りガラッゾから脱出装置を引き剥がした。それから数度ヒットアンドアウェイを仕掛けたと思いきや飛行形態で強襲、先端のクローでガラッゾを捕え戦闘宙域から連れ去る。

 残ったダブルオーはリボーンズガンダムと斬り結んでいる。あれがイノベイターの首魁であるとエイヴィリーは直感した。なぜなら、ダブルオーと戦いながらプトレマイオスの援護射撃を全て回避している。その戦いぶりはゼルデを凌駕しているといえよう。

 だが、エイヴィリーは援護をする訳にはいかない。ラッセの操舵があるとはいえ、こちらに飛んでくる攻撃は全て落とさねばならないのだ。

 当たることこそないが、砲撃が邪魔であることに変わりがないのだろう。キャノンモードに変形し、胸部の砲口からビームが放たれる。ラッセが舵を切り、テロスが跳ね返したことでプトレマイオスにダメージはない。

 テロスに搭載された新システム、難攻不落(ナヴァロン)モード。

 普段装甲全体に纏っているGN粒子を全てシルトに圧縮し、その防御力を最高度まで上げる形態。この状態のテロスはメメントモリすら防ぐ、まさに要塞である。

 だが──幾度も高出力の砲撃を受けたことにより、盾の耐久力は低下していたのだろう。続けざまに発射されるビームを全て防いで、その役割を終えたかのように盾が砕け散った。

『っ、くそ……!』

 ──このタイミングで! とエイヴィリーは毒づいた。更に放たれたビームは進行方向を変えたプトレマイオスのエンジン部に被弾、航行が不可能になる。

 ブリッジではアラートが鳴り響き、オペレーターの二人が対応している。その向こうでスメラギの指示が飛ぶ。

『スモークを張ってっ』

『な……それじゃ刹那まで見えなくなるぞ!?』

『大丈夫、今の刹那なら……きっと!』

 確信を持った声でスメラギが言った。普通ならスモークを張られれば戦闘が難しくなる。だが──彼ならばという思いがあるのだろう。他に選択肢がある訳でもなく、ラッセはその指示に肯いた。

 発射されたスモーク弾は炸裂して、戦闘宙域を白煙で埋め尽くす。白く染まった領域の中では何があっているのかわからない。

 アリオスとケルディムが大破したというミレイナの声と、エンジンを予備に接続したフェルトの報告がブリッジに響く。

『イアン、聞こえる?』

『どうした?』

『R2の射出準備をお願い』

 困惑した顔でイアンがドライヴのないことを指摘するが、スメラギの『やるのよ』という言葉にイアンは了承した。

『これから、ケルディム及びアリオスの両機の回収へ向かいます』

『了解』

『トロイア、艦の護衛を。頼める?』

『はい。これ以上敵の攻撃もないでしょうけど』

 白煙を背に、プトレマイオスが進路を変える。二機とも回収がすぐに終わって、エイヴィリーは先に収容されたアリオスからアレルヤが降りてきた。

 負傷自体はさほどでも無いらしい彼と目が合う。

「……顔を合わせるのは初めて、だよね? トロイアさん」

「初めまして……だな。アレルヤさん。自分で出られるか?」

「うん。僕は自分で医務室に行くから、ロックオンの方をお願い」

「わかった」

 医務室へと歩いていくアレルヤを見送って、エイヴィリーはケルディムの方へと向かう。カレルに乗ったハロが既にコクピットをこじ開けていて、パイロットの姿が露出している。

 コクピットを除くと、顔の半分を真っ赤に染め、気を失っているらしいライルが見えた。その様子にニールが発作を起こした時のことを思い出して、嫌な予感に支配される。

「ロックオン。意識はあるか? ロックオン……!」

 僅かな呼吸音だけが響く。意識がないのか、と思うが彼はエイヴィリーの呼び掛けに反応し、鬱陶しげに目蓋を動かした。

「うっせ、え、な……こっちも余裕、ねぇんだよ……」

 よく見れば、顔が血塗れなのは砕けたバイザーで皮膚を切っただけのようだ。コクピットからライルを引っ張り出して、肩を貸すと医務室へと向かう。

 ここまでの強行軍に加えて負傷で疲労困憊といった様子のライルは、ニールと同じ色の瞳でく、とエイヴィリーを睨む。

「……トロイア、一つ、言いたいことがある」

「なんだよ、そんな遺言みたいな──」

「あんないい子を泣かすなんて、最低……だぜ。グリシルデを心配させたこと……泣きながら、謝れよな……」

 はぐらかしたエイヴィリーに構わずそう言って、ライルは静かに彼にその身を預けていた。

 廊下を曲がってすぐ。医務室への入口を開いて、エイヴィリーはアニューを呼ぶ。負傷したライルを彼女に任せて、エイヴィリーは医務室を出て独りごちた。

「手厳しいな、ロックオン。けど……それ位はしなきゃいけないってわかってる」

 二人のロックオン。顔は同じでも見分けがつくほど違う二人を思い浮かべて、エイヴィリーはそう呟いた。

 

 

 

 薄く開けた目に差し込む、人工的な光が目に痛い。

 顔を顰めたニールがゆっくりと目を開くと、見覚えのない天井が広がっていた。

「……ここ、どこ、だ……?」

 状況が掴めずに呻く。

 俺はなぜ、こんな所で寝ている? 今まで何をしていた? 重い頭を振って体を起こすと、カプセルに設置されているスピーカーから声がした。

『無理に起き上がらない方がいい、ニール・ディランディ』

「──は、」

 その凛とした声に、ニールは思わず部屋を見回した。薬品臭とかすかに響く電子機器の作動音にこれが現実であると確認して、

 ──それから、一気に覚醒した。

「ティエリア! おれ、はっ」

 混乱に舌が縺れる。ティエリアを撃って、全てを思い出した、その先は。

「どう、して……なんで、ティエリア!」

『確かに貴方は僕を撃った。そして、今にも死のうとしていた』

「じゃあ何で……俺は、お前さんを殺したん、だろ?」

 隻眼から涙が零れる。後悔は、あった。あれだけ気にかけていた彼を、自分の意思で撃ち殺した。記憶がなかったから、などと言うつもりはない。

 彼を殺した事実は、揺るがないのだから。

 僕は今、ヴェーダと完全にリンクしているとティエリアは言った。その精神は、ヴェーダの本体に移されているのだと。

『イノベイター……正確には、イノベイターの出現を促す為人造的に生み出された存在、『イノベイド』というのが、僕たちの正しい呼称だ。僕たちは、体内にあるナノマシンによって長い寿命と高い再生力を持っているんだ。だから、致命傷を負っても脳の活動が停止するまでの猶予があった』

 イノベイターという呼称を知らない訳では無い。ティエリアと同じ顔をした恩人──リジェネがそうであると言っていたし、にわかには信じられない話だが、今ティエリアがこうして話しているのが何よりの証明だ。

『そのタイミングで、ダブルオーライザーの放出したGN粒子によるリボンズ・アルマークの脳量子波の乱れが起こった。運が良かったと言うべきかは分からないが、僕の同タイプであるイノベイドと共にその隙をついてヴェーダとのリンクを確立することができた』

「なあ、その同タイプっていうのは……」

『リジェネ・レジェッタだ。彼もまた、ヴェーダとリンクする機会を伺っていたそうだ』

「……そうか、あいつが。そう、だったのか。リジェネも……」

 死んだのか? と訊ねようとして、躊躇った。ヴェーダとリンクしているということは、生きてはいるのだろう。その体は、別として。

『それから、僕はヴェーダを介してセラフィムを操り、トライアルフィールドを発生させた。イノベイターたちの操る機体は全て機能を停止し、代わりにリボンズ・アルマークは戦場へ出てきた』

 それから先は、刹那とリボンズが一騎打ちになり、わからないという。スモークを張り、撹乱したのがしばらく前。アレルヤとライルを今から回収するのだ、とティエリアは口にした。

「……なあ、ティエリア」

『どうしましたか、ロックオン』

「……痛かったろ、苦しかったろ。俺のせいで、あんなに血が流れて、怪我して」

 検査着を握りしめて、ニールは言った。

 記憶がなかったから、などと自分を正当化するほどニールは愚かではない。仮にそうしたとして、それで咎めるような人間はここにはいないが──

「許してくれ、とは言わねえさ。……すまなかった」

 そう言ったきり、ニールは目を伏せた。

『僕は、貴方に撃たれたことを恨んだり、怒ったりはしていない』

「……なんで、だよ。お前さんは俺に、殺されたんだぞ」

『あの時、肉体と精神の結び付きが薄れたことで、ヴェーダとの直接リンクが可能になった。結果的には功を奏したし、何よりあの時の貴方にそんな感情を抱くことなんてできない』

 暗に、記憶がなかったのだから仕方がないと言われているのだろうか。それは違うと声をあげようとしたニールをティエリアが制止した。

『僕は、どんな形であれ貴方が帰ってきてくれたから、それでいいと思っています。帰ってきてくれて、ありがとう。ニール・ディランディ』

「俺、は……」

『行こう。彼を……刹那を、迎えに』

 相変わらず彼の姿はなく──ヴェーダに精神を移しているから当たり前なのだが──その声だけが、医務室に響く。

 しかし、彼の毅然とした瞳が、ニールを真っ直ぐに見つめたような、そんな気がした。

 

 

 

 コクピットを貫いたGNソード。それによって、0ガンダムはモビルスーツとしての機能を停止した。

「……っ、今度、こそ……」

 終わった、か。

 露出したコクピットの中で、刹那は安堵する。身体から力が抜ける。堪えていた痛みや疲労が、実感を持って刹那を襲ってきた。

 もう、まぶたを動かす力さえ残っていない。

 操縦桿を握る手が離れて、エクシアリペアiiは浮遊する。あてもなく、さ迷い始める。

 どこまでも放浪しようとするエクシアを、誰かがそっと受け止めた。

 それが誰なのか、刹那にはわからない。よく知った顔のような気がしたが、もう、何も考えられなかった。

「お疲れさま」

 こちらを助け起こす腕が誰のものかもわからぬまま、刹那は深い眠りについた。

 

 

 

 甘い花の香りがした。すっきりとしたその香りを深く吸い込むと、心が優しく包まれたような感覚になる。何の花だろうか。ずっと前に嗅いだ事があるものだ。

 目を開く。見慣れた医務室の天井が目に入った。トレミーに帰還したあとのことは覚えていない。まだ気だるさが残っていて、ライルは寝台に体を預けたまま視線だけを移動させた。

 自分と同じ横顔が翳り、置いたボトルに花を生けているのが見えた。先程嗅いだのはこれか。白い水仙は綺麗に咲いている。

「……にい、さん?」

 バッと彼は振り返った。目を見開いて、それから安堵した様に笑って、ニールは泣きそうに顔を歪める。

「ライル……ッ。起きた、のか?」

「ロックオン、オキタ、オキタ」

 彼が目を覚ましたのは明らかだ。分かっていてもなお、そう口からでてしまう。ハロは蓋を開閉しながら床を跳ね、ライルの覚醒に「オハヨウ」と繰り返す。

 みるみるうちにニールの目に涙が溜まっていき、ライルは「大袈裟なんだよ」と苦笑した。

「だってお前さん、一週間以上寝たままで……っ。このまま起きないんじゃないかって、」

「だから大袈裟だって。……兄さん。記憶、戻ったのか?」

「……全部、思い出した。俺がロックオンだったことも、マイスターだったことも、死にかけて、拾われて、治療されて。アロウズのパイロットとして、お前たちと、戦った、こと、も……」

 言葉が途切れ途切れになり、最後には嗚咽に変わった。かつての仲間と幾度も戦い、その前はアロウズの特務大尉として数え切れぬ人間を傷つけ殺めた。そして、イノベイドであり意識データをヴェーダに移せたとはいえティエリアを、殺した。これまで自分が犯した罪も、所業も、そのまま記憶にあるのだ。

 それに、記憶を失っていたからといって、ニール自身が許すはずは無い。

「そう、か」

 絞り出した声は、それだけだった。

「……ライル。本当に、ごめんな。肩も、足も、痛かったろ……?」

 地球でのことを言われているのだと気付く。暗い顔のニールに、ライルは殊更明るく話題を変えた。

「……なあ。他のみんなは、どうなった?」

「全員、生きてるさ。一番重症だったゼルデは治療中で、刹那も消耗が酷かったから少し前まで寝てた。アレルヤも一日で復帰しちまって。目が覚めなかったのはライルだけだよ。良かった」

「そりゃどうも。もう一つ聞いてもいいか?」

「何を?」

「アンタはトレミーを降りるのか?」

 ややあって、ニールは答える。

「ああ。ライルが目覚めた今、俺は軍に戻ろうと思う」

「何でっ。アリー・アル・サーシェスは、俺が討った。もう戦う必要なんてないだろ!」

 本心から出たものだった。記憶がなかったからとはいえ、やはり仲間に銃を向けたのが後ろめたいのか。

 そうか、ライルが、とニールは呟いて、目を伏せる。だが、

「お前さんたちの敵だったからとか、そういうのじゃないぜ。ただ俺は、連邦軍で世界の行く末を見届けたいんだ。ソレスタルビーイングのロックオン・ストラトスじゃなく、地球連邦平和維持軍のニール・ディランディとして」

 ミス・スメラギにも許可はとってある、とニールは言った。その声や瞳は覚悟を宿していて、ライルが止めても聞くことはないのだろう。

「休暇って事になってるが、これ以上迷惑もかけらんねえからなあ。ゼルデが戻ってきた時のことも考えると、早く復帰しようと思う」

「……なあ」

「どうした?」

「俺が兄さんにいて欲しいって言っても、行くんだろ?」

 諦めたように問うたライルにいや、とニールは答える。

「お前さんにそう言われちゃ、残らない訳にはいかねえな。分かった、ミス・スメラギと少佐に話を通さなきゃ」

「お、おい、待て冗談だって!」

 それじゃあ、と退室しようとするニールを慌てて止める。兄の気持ちを無下にしたいわけではない。彼がそう決めたのなら、それでよかったのだから。

「兄さん」

「ん?」

 今度はなんだ、という表情のニールに、ライルは言った。

「お帰り、兄さん」

「……ああ、ただいま」

 照れ隠しのように微笑んで、ニールはライルを抱きしめる。今度こそ終わったのだ、とライルは実感する。戦争という禁忌に、終止符を打てたのだと。

 兄には話したいことも、聞きたいことも沢山ある。だから、早く体を万全にして復帰しよう。ニールの背中に腕を回して、決意を胸にしたその時。

「ろ、ロックさん、ロックオン……」

 動揺した声が二人の耳に入る。何事かとライルはそちらを見て、──そこで、ここが医務室のベッドの上だと気付いた。

 ゼルデの見舞いに行ったついでなのだろう。医務室の扉の前で硬直したエイヴィリーは、ぱくぱくと口を開閉する。

 二人は互いに抱き合った状態。それを意識した瞬間、ライルはニールから離れて顔を背けた。

「は……」

「は?」

「破廉恥です!」

「何言ってんだお前!?」

 ごもっともな突っ込みだ。しかし、双子の男同士とはいえ抱き合っていたのは事実。その言動に比べて繊細かつ奥手で初心なエイヴィリーには耐えられなかったのだろう。

「こ、ここ、病室ですよっ。なのにそんなだっ抱き合うなんて!」

「おおお落ち着けトロイア。そんな風に言われたら俺も恥ずかしいだろ!」

「どうしたんです? 何かあっ……ストラトスさん! 意識が戻ったですか!」

 偶然通り掛かったというには狙い済ましたかのようなタイミングで、ミレイナが部屋を覗き込む。動揺しているライルとエイヴィリー、何ともなさそうなニールに首を傾げている。

「よ、ミレイナ。ゼルデの見舞いか?」

「お見舞いに行くです! グレイスさんも一緒ですぅ!」

「ロックオン。……起きたんだ。よかった」

 片手を上げて応じたニールと、安心したように笑ったフェルト。

 まだ顔を真っ赤にして震えたままのエイヴィリーに、ミレイナが改めて尋ねた。

「ヘクトールさん、どうしたですか?」

「き、兄弟だからって、こんなすぐ人が入ってくる場所でだ、抱き、合うなんて……破廉恥だと思わねえか、ミレイナ!」

 「あー」と言いたげにミレイナが笑みとも何ともつかない表情をした。

「ヘクトールさんはピュアすぎるですぅ」

「何でだよ!」

「そうだぞー。家族で抱き合うくらい、普通だろ? というかお前さんゼルデと付き合って──」

「いいから兄さん余計なこと言うなって!」

「ヘクトールさん、ゼルデさんと付き合ってるですか!?」

「ミ、ミレイナ、ゼルダとはまだ……!」

「まだってことはこれから付き合う予定があるです!?」

 目を輝かせ、にじり、とエイヴィリーに近寄るミレイナ。頬を引き攣らせたエイヴィリーは数歩下がって、そこで壁に追い詰められる。

「ほらもう、こうなっただろ! そ、そうだ。お前ら、グリシルデの所に行くんじゃなかったのか?」

 ライルが助け舟を出すと、エイヴィリーが「神様仏様」と言わんばかりにこちらを見てくる。ミレイナはと言うと「そうです! ゼルデさんの所に行くです!」とフェルトを引き連れて去っていった。

 まるで台風一過であるとライルは笑いをこぼす。

「そ、それじゃ、すいません、ロックさん、ロックオン。ロックさんはあとでフォルトゥナで会いましょう! ……失礼します!」

 ばっと走って、エイヴィリーが部屋を出ていく。

 残された二人は、顔を見合わせて。

 ぷ、と吹き出した。

 また辛い目に遭うかもしれない、もしかすれば、道を間違うかもしれない。だが、今だけはこうして笑いあっていたかった。

 そして、確信があった。この先どんな未来が待ち受けていようと、乗り越えられると、そう思えた。

 

 

 

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