メイドインアビスRTA 泥に沈む神秘 作:執筆卿ハメハメハーメルン
アビスの深層へと挑むRTAはーじまーるよー!
注意点
淫夢要素はないです
特殊実績(あとで説明します)を解除するためガチの最短ルートではありません
うp主はこういった動画初投稿なので編集がガヴァです
以上を踏まえてご覧ください。
さて、言い訳(直球)はほどほどに早速このゲームの簡単な説明をば
メイドインアビス 泥に沈む神秘
こちらはメイドインアビス本編より前の出来事を描いた物語ですね。なので残念ながらリコたちベルチェロ孤児院のメンバーはチラッとしか出ません。ですが今回はRTAなのでムービーはスキップ。残念ながら姿形すらなくなることでしょう。一応後半にムービー載っけるつもりゾ〜
キャラクターメイクは多少できるものの、主人公の設定は決まっています。キャラメイクはタイムに含まれないのでちょっとこだわりましょうか。
主人公は16歳くらいの蒼笛です。
元々孤児だったのでベルチェロ孤児院で育ちましたが、赤笛から蒼笛になった歳に独り立ち。オースの街の小さな集合住宅で暮らしています。
男女も選べるのですが…ここは女の子にしておきましょうか。
私は褐色ロリエルフが好きなので背は低め、胸も小さめ。目は橙色にしましょう(唐突な性癖開示)長めツインテールはリコリスペクトで。
服装はちょっぴりだけどカスタマイズできます。
そうですね…絶対領域は欠かせません。ニーソックスとチューブトップにごっついコートを選びます。どうせ見た目はタイムに影響しませんしね。
さて、名前はそうですねえ…アビスハナコとかじゃ流石に身が入らないので
ノラ・イシャリオカン
これでいきましょう。名字はどうせ呼ばれないのでデフォルトで何パターンがあるうちの一つです。
さて、ゲームスタート!
どうか君の旅路に溢れんばかりの呪いと祝福を…
アニメ版第一期オープニング終了から計測開始です。
オープニング終了後ムービーはスキップ!スキップスキップ!!るんるんるん♪
今日は赤笛交えての深界一層探窟の日の朝ですが、集合地点には向かわずまずアビスの縁にある貧民窟に向かいましょう。ここらへんは二周目以降でしか開放されないルートなので操作チュートリアルはないです。
ここで今回のRTAのクリア目標、特殊実績の解説とそもそもこのゲームの本筋は何か、という点をご説明します。
このゲームの主人公ちゃんは移民です。赤ん坊の頃家族に連れられ、アビスを見下ろすオースへたどり着きました。しかし探窟家となった両親は特級遺物『時を止める鐘』引き上げ隊へ参加。すぐに姉と主人公ちゃんを遺しアビスへ還ってしまいます。
幼い姉と妹、何も起きないはずもなく…
姉はノラちゃんを孤児院に預けた後、探窟家の両親の亡骸を探すためにあろうことかボンドルドの深界五層行きのゴンドラにのってしまいます。
ボンドルドの居住地である前哨基地イドフロントに辿り着き姉(姉の形をしているとは言ってない)と再会する。というのがこのゲームの本筋です。
で、す、が
今回解除したい実績は『第六層への到達』です。
つまり『白笛の
そうこうしてるうちにオース南区岸壁街の貧民街の廃墟にたどり着きました。ムービー?スキップだよ!!
ムービーがおわったら後ろにその子がついて回ります。かわいいね。名前は『オルヴァ』。青髪のウェーブヘアが特徴のロリ巨乳です。主人公のノラちゃんとは彼女が孤児院に入る前に交流があり、一時離れ離れでしたが一人暮らしをするようになってから再会したようです。
普通のルートだと第一回探窟でのチュートリアル後、彼女のもとに遺物を持っていってあげるところで初登場ですね。
普通にゲームやっててもオルヴァちゃんと旅することになるのですが(なんて言ってもアビスはボーイミーツガールな冒険劇ですからね)ユアワースに加工するためには好感度をマックスにあげなければいけないのです。
そのため本来RTAで使われる『ボンドルドのゴンドラ輸送ルート』への侵入は行わず、深界一層から順に下ってゆっくり仲を深める必要があるわけですね〜。
好感度マックスは実は普通にやってたら不可能な上会話以外の行動でも上下します。かなり厳しいので成功率が低いです。
説明しているうちに探窟開始です。スキップされたムービーだとオルヴァちゃんの存在はなかったかのようになってますが、操作可能画面ではちゃんと後にくっついてきてます。かわいいね。
探窟で何を採るかはぶっちゃけそんなに重要ではありません。気ままに歩いたり走ったり登ったり掘ったりしましょう。
オルヴァを連れている状態だと掘るときに彼女が手伝ってくれます。しかも掘り出したもの(ランダムです)がレアだとすっごく喜んでくれるんですね。かわいい〜。
オルヴァの集めているきれいな色をした卵型の異物を手に入れたらチュートリアルは自動的に終了しますが、それは道の一番奥で固定されてるのでいくつか手前で適当に掘って、オルヴァちゃんがぴょんぴょん飛び跳ねる物を掘り当ててから向かいましょう。
よし…なんとか3個目で飛び跳ねてくれましたね。チュートリアル終了で今回の実況も終わり!閉廷!次の動画でお会いしましょう。
以下はスキップされてるムービーです
夜は嫌い。独りだってことを思い出すから。
朝も嫌い。朝焼けが町を燃やすようだから。
いくら時間が流れても、家族は誰も戻ってこない。
ぼくの歩く速度は時間の前であまりにも遅くって、いつまでたっても深界にいる家族のところにたどり着けない。
アビスなんて嫌い。オースはもっと嫌い。ぼくを置いていったお姉ちゃんのことも嫌い…。
…本当はぼくはぼく自身が嫌いなんだと思う。
鐘の音で目が覚めた。すごく嫌な夢だ。毎日を生きなきゃいけないぼくには必要ない感傷だ。
嫌な気持ちを洗い流すように顔を洗った。鏡の前で身支度を整える。今日は深界一層の探窟だ。赤笛が危険に巻き込まれないようにいつもより気を張って頑張らねば。それに『あの子』にもそろそろお土産を持っていかないと…。
貧民街はいつ来ても気が滅入る。あの子がいなきゃ本当は足を踏み入れたくない。
人が住んでるのか怪しい廃墟の前に辿り着き、ぼくはその壁を一定のリズムで叩く。これは私と彼女の合言葉。
「ノラ!」
ばこん、と音がしてトタンが上から降ってきた。私は慌てて飛び退き、犯人の方を見上げる。
「危ないでしょ!オルヴァ!!」
「ごめんごめーん」
屈託のない笑みを浮かべる青髪の少女、ぼくが唯一心を許せる相手、オルヴァだ。
「大丈夫なの?今日は探窟でしょ?人が集まってるの、見えたよ?」
オルヴァは頭についた双眼鏡用レンズがついたゴーグルを叩いた。ぼくとオルヴァ、二人で作った道具だ。右のつるにあるダイアルを回すと倍率が調整できて、普通のゴーグルとしても使える。オルヴァはものすごく手先が器用なんだ。彼女はいつもこれでアビスの様子を見ている。
「うん。まだ余裕あるから。それに蒼笛は別にみんなでせーので潜る必要ないし」
ぼくはオルヴァにパンを差し出した。オルヴァはそれを美味しそうに頬張る。
「カッコいいなあ!泣きべそノラって呼ばれてたのが嘘みたい」
「やめてよ」
実はここには子供があと何人か住んでいる。けどオルヴァは周囲から緩やかに拒絶されている。その理由は簡単だ。
「いいな…私もアビスに自由に入りたい。白笛の娘なんだもん」
オルヴァは自分を神秘卿スラージョの娘だと信じて疑わない変わり者なのだ。
「それでパパに会って、冒険の手伝いをするんだ。誰も到達したことのない深い深いアビスの底に行く手伝いをする!ねえ、ノラぁ。ノラはいつラストダイブするの?」
「あのねえオルヴァ。ぼくは二層もやっとってひよっこなんだよ。そんなのいつになるか…」
「でもライザは若くして白笛になったよ?ノラもきっとすぐだよ!」
「そうだといいんだけどね」
窓の外を見た。もういい加減行かないとまずい。でもまだまだ話したそうにしているオルヴァを置いていくのは忍びない
「…そうだ。確かここからこっそりアビスに降りる道があるんだよね」
「うん!よく使ってるよ。装備がないからあんまり下には行かないけど」
「じゃあ今日は一緒に少し下まで探窟しない?」
ぼくの提案に、オルヴァは目を輝かせて即答した。
「する!!!」
「じゃあそこ集合。絶対人にバレないようにね」
「わかった!まかせてよ!」
高い丘のようになっている一層の端へ行くと、貧民街の更に下層からぶら下がった崩壊した階段がある。その下の岩場の影を覗くと、オルヴァがいた。
「おそいよ!ノラ」
「ごめんごめん。オルヴァ、あそこから降りたの?」
「うん。登りもロープ使えば簡単だよ」
オルヴァは先端に重しがついたロープを見せてくれた。オリジナル探窟道具の詰まったリュックはボロボロだ。
「じゃあ、早速行こうか。他の探窟家に見つからないとなると割と下だけど…覚悟はいい?」
「もちろん!」
ぼくたちは下へ向かう。地上から約250メートル、第一層の中でも下の方なので中心から離れると薄暗い。今回はオルヴァも連れてるし、その暗さは隠れるのにちょうどよかった。このあたりからやや危険な生物と出くわす可能性が上がってくるのだが、幸い行きは遭遇しなかった。
「へぇ〜。思ったよりもひんやりしてるんだね」
「へいき?」
「うん。私あったかいんだよ?ほら」
オルヴァは両手でぼくのほっぺたを包んだ。ほんとだ、太陽みたいにあったかい。
「ノラはなんだかひんやりしてるね」
「血圧が低いんだよ」
ぼくはオルヴァの手を振り払い、ヘルメットの石灯をつけた。これでヨシ!オルヴァは自分のスコップを持っていたので二人して地面に向かう。
「地上から見えない場所ってだけで特別な感じ」
「そうだね、街から見えるのはせいぜい地下150メートルがいいところだから」
「第一層だけでもまだまだ下があるんでしょ?ほんともう、入り口の入り口なんだね」
「うん…」
カツンと音がしてスコップが何かにあたった。慎重にあたりの土を手で掘り返したが、出てきたのは誰かのヘルメットだった。これは遺物でもないので価値がない。
「パパはこの下の下の下の下…一万何千メートルも下にいるって…ママが言ってた」
オルヴァが神秘卿の娘だと信じ込んでいるのは、全部母親のせいだ。けれどもあんな劣悪な場所で娼婦をやっていたら仕方ないのかもしれない。ぼくと姉はは彼女のお母さんにご飯を分けてもらったことがある。
「ママも…アビスに還っちゃうのかな」
「きっとよくなるよ」
今彼女は重い病で病院にいる。協会がやってる福祉病院だ。はっきり言って、必要な医療は受けられない。いや、そもそも適切な治療を受けられても寿命がほんの少しだけ伸びるだけだ。それになんの慰めがあるんだろう。
もう一つ遺物を掘り出した。よく見る卵型のものだ。紋様も単調だし濁った色をしているのであまりキレイとは言えない。
「ねえノラ。ノラは…ううん、なんでもない」
オルヴァは言いかけてやめた。きっとぼくの家族のことを…姉のことを言うつもりだったんだろう。
姉は、ぼくをおいてアビスへ潜っていってしまった。あの黎明卿ボンドルドのゴンドラに乗って。
胸がぎゅうっといたんだ。
誰よりも大切だった姉。唯一の家族、生きるために一緒にゴミを掻き分け、寄り添った姉。ぼくを置き去りにした姉…。
「あ…」
スコップにまたなにか硬いものが当たった。掘り出してみると、先程の遺物よりも意匠が細かい美しいものだった。
「ねえ、オルヴァ!」
ぼくの言葉にオルヴァが駆け寄ってきた。僕が手に持っている遺物を見てオルヴァは髪より深い青色の目をキラキラ輝かせた。
「うそ、すごい!ノラぁ!それめっちゃ綺麗だよ!」
「そんなに気に入ったならオルヴァにあげるよ」
「嘘、いいの?やったあ!」
オルヴァは飛び跳ねて喜びを表現してくれた。ぼくは、僕と正反対に素直な彼女が大好きだ。
ぼくのかわりに喜んだり泣いたりしてくれてるような気がして、安らぐんだ。
だからいつまでも
いつまでも、一緒にいてほしい