「今、愛知県警から「出雲2号」で毒殺死体が発見された。」
「えっ、また。」
「それで、被害者の身元は。」
「被害者は、鶴見健吾さん34歳だ。」
「死因は。」
「恐らく毒殺だ。」
「又毒殺ですか。」
「ああ、実は鶴見が飲んだドリンク剤に青酸系の毒が混入されていた。」
「ええ。」
「松江を出張の帰りに事件にあったんだ。」
「被害者の2人に共通する事は何かなんだよな。」
「この事件の被害者は会社の同僚はわかってるが、恐らく何かの事件が。」
「班長。」
「どうした。松本。」
「出雲駅のホームの自販機で不審な客を目撃されています。」
「それ本当か。」
「ええ、特徴はコートとサングラスを来た男が目撃されています。」
「なるほど。」
「松本、いくつ位の人か。」
「ええ、目撃者は鉄道マニアの小学生だから詳しいことはわからないけど、瓶を自販機に入れるところを見たらしい。」
「恐らく年齢からすると40代か50代ってとこですね。」
「ええ。」
「と言う事は、その男は有澤に罪を着せた。」
「それは考えられるわ。」
「もしかしたら、何かのトラブルによる恨みの犯行と考えられるな。」
「とにかく、この男を身元を調べよう。」
南は高山と小海と一緒にコートとサングラスの男を追うことにした。
「ん、この男に似てないかな。」
と、高山はその男に声を掛けた。
「すいません、鉄道公安の物ですが。」
「ああ、何か。」
「実は、寝台特急「出雲」で毒殺事件がありまして、話を聞きたいんです。」
「えっ、殺人、私知らんがな。」
「そうですか、どうも。」
特捜班
「そうか、別人か。」
「ええ、話をしたところその「出雲」には乗っていないと言っています。」
「やはり、その男は不可能って訳か。」
「ええ。」
「問題は、ドリンク剤は自販機で売っていたのか。」
「ええ、自販機で売っていたと思います。」
「なるほど、男は買ったドリンク剤で青酸カリを混入させ、自販機に入れた。」
「そのドリンクで小林の同僚を毒殺させた。」
「ええ。」
「いずれにしても殺害場所は個室A寝台だ。」
「殺害場所が違うって事は、個室の種類が違うって事か。」
「その通りだよ。」
「毒殺は、混入した飲み物も違うからな。」
「第1は瓶入りウイスキー、そして第2は栄養ドリンク剤。」
「やはり、コートとサングラスの男が犯人って事か。」
「ええ、まず間違いないです。」
「やはり、そうか。」
「とにかく、その男をマークしろ。」
「了解。」
「早速、当たって見ます。」
と、捜査員たちは行方を追った。
被害者が飲んだのは
第一はウイスキー瓶
第二はドリンク剤の瓶