寝台特急「出雲」消された婚約者   作:新庄雄太郎

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又、「出雲」で殺人が起きた。


第六章 第二の殺人

「今、愛知県警から「出雲2号」で毒殺死体が発見された。」

 

「えっ、また。」

 

「それで、被害者の身元は。」

 

「被害者は、鶴見健吾さん34歳だ。」

 

「死因は。」

 

「恐らく毒殺だ。」

 

「又毒殺ですか。」

 

「ああ、実は鶴見が飲んだドリンク剤に青酸系の毒が混入されていた。」

 

「ええ。」

 

「松江を出張の帰りに事件にあったんだ。」

 

「被害者の2人に共通する事は何かなんだよな。」

 

「この事件の被害者は会社の同僚はわかってるが、恐らく何かの事件が。」

 

「班長。」

 

「どうした。松本。」

 

「出雲駅のホームの自販機で不審な客を目撃されています。」

 

「それ本当か。」

 

「ええ、特徴はコートとサングラスを来た男が目撃されています。」

 

「なるほど。」

 

「松本、いくつ位の人か。」

 

「ええ、目撃者は鉄道マニアの小学生だから詳しいことはわからないけど、瓶を自販機に入れるところを見たらしい。」

 

「恐らく年齢からすると40代か50代ってとこですね。」

 

「ええ。」

 

「と言う事は、その男は有澤に罪を着せた。」

 

「それは考えられるわ。」

 

「もしかしたら、何かのトラブルによる恨みの犯行と考えられるな。」

 

「とにかく、この男を身元を調べよう。」

 

南は高山と小海と一緒にコートとサングラスの男を追うことにした。

 

「ん、この男に似てないかな。」

 

と、高山はその男に声を掛けた。

 

「すいません、鉄道公安の物ですが。」

 

「ああ、何か。」

 

「実は、寝台特急「出雲」で毒殺事件がありまして、話を聞きたいんです。」

 

「えっ、殺人、私知らんがな。」

 

「そうですか、どうも。」

 

特捜班

 

「そうか、別人か。」

 

「ええ、話をしたところその「出雲」には乗っていないと言っています。」

 

「やはり、その男は不可能って訳か。」

 

「ええ。」

 

「問題は、ドリンク剤は自販機で売っていたのか。」

 

「ええ、自販機で売っていたと思います。」

 

「なるほど、男は買ったドリンク剤で青酸カリを混入させ、自販機に入れた。」

 

「そのドリンクで小林の同僚を毒殺させた。」

 

「ええ。」

 

「いずれにしても殺害場所は個室A寝台だ。」

 

「殺害場所が違うって事は、個室の種類が違うって事か。」

 

「その通りだよ。」

 

「毒殺は、混入した飲み物も違うからな。」

 

「第1は瓶入りウイスキー、そして第2は栄養ドリンク剤。」

 

「やはり、コートとサングラスの男が犯人って事か。」

 

「ええ、まず間違いないです。」

 

「やはり、そうか。」

 

「とにかく、その男をマークしろ。」

 

「了解。」

 

「早速、当たって見ます。」

 

と、捜査員たちは行方を追った。




被害者が飲んだのは

第一はウイスキー瓶

第二はドリンク剤の瓶
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