そして、次の日特捜班たちは殺人の謎を解いてみた。
「実は、出雲で起きた殺人の謎がついに分かったんだよ。」
「えっ、それ本当か。」
「何々。」
「犯人は東京から東海道新幹線を利用する、そして岡山から特急「やくも」に乗って出雲市へ行く。」
「なるほど、新幹線と特急「やくも」に乗れば出雲に行けれるんですね。」
「その通りだよ、高山。」
「と言う事は、出雲市で寝台特急「出雲2号」に乗ったと。」
「そうだ。」
第一の事件は
東京発 9時56分発 東海道新幹線「のぞみ9号」に乗車
岡山着 13時11分着
岡山発 13時20分発 L特急「やくも7号」に乗車
出雲市着 16時28分着
出雲市発 17時04分発 寝台特急「出雲2号」に乗車
京都着 23時46分着 京都で下車
そして、ホテルで1泊した。
第2の事件は
京都発 9時00分発 特急「あさしお1号」に乗車
倉吉着 13時28分着
そこからは、普通に乗って米子へ行く。
米子発 15時33分発 特急「やくも7号」に乗車
出雲市着 16時28分
「犯人は京都から山陰本線に乗ったって事ですよね。」
そして、高山はひらめいた。
「待てよ、京都からだったら山陽新幹線があるじゃないか。」
「そうか、京都から新幹線に乗って岡山から出雲市へ行ったって事か。」
「なるほど、新幹線を利用して岡山まで行ってそこから特急「やくも」に乗って出雲に行ったのか。」
「はい、犯人はそれを利用したんです。」
「なるほど。」
第2の事件のトリック
京都発 8時54分発 新幹線「ひかり37号」に乗車
岡山着 10時07分
岡山発 10時20分発 L特急「やくも3号」に乗車
出雲市着 13時05分
「そうか、犯人はのぞみとやくもと出雲とひかりとやくもに乗り継いだって訳ね。」
「なるほど、高山もよく思いついたな。」
「ええ、犯人はこれを利用したことになります。」
「出雲で有澤に毒入りのウイスキー瓶を渡し、毒殺した。」
「つまり、有澤に罪を着せた。」
「なるほど。」
「被害者の小林は、生命保険をかけていたって言ってたわね。」
「ええ。」
「今、南主任と小海が行っています。」
一方、南と小海は。
「じゃあ、有澤はその保険金を受取人になっていたんですね。」
「はい、これが証拠です。」
と、有澤は保険証書を見せた。
「ほう、確かに小林が死んだら有澤の遺産を相続になっていたんだね。」
「はい、彼が死んだら300万円が受け取る事になっているんです。」
「なるほど、相続になっていたんだな。」
「ええ。」
「調べて見たら、あなたは殺人犯ではないわ。」
「本当ですか。」
「ああ、ホテルと宿泊先に確認したよ、これであなたは無実を証明された。」
「ああ、よかった。」
「問題は、犯人は誰だって事ね。」
「ああ、出雲駅でサングラスとコートの男って言ってたな。」
「ええ。」
「犯人は、あの人だ。」
すぐに、南と小海は特捜班に戻り報告した。
「えっ、犯人は京都から出雲へ戻った。」
「そうだ、高山は京都から新幹線に乗って岡山まで行きそこから「やくも」に乗ったって。」
「なるほど、京都から新幹線に乗って岡山から特急に乗って出雲へ行ったのか。」
「ええ、まず間違いないね。」
「ええ。」
この日、南と高山は東京駅から寝台特急「出雲1号」に乗って警乗任務に当たった。
「この辺は、スリもいないし。」
「手配犯もいませんね。」
次回は、犯人が割れる
いよいよ、最終章へ