有澤は、次の日、21時20分発の寝台特急「出雲3号」に乗って出雲へ向かった。
ピィーッ!
と、警笛を鳴らし、東京駅を発車した。
有澤のアパート
「えっ、有澤が1人旅!?。」
「ええ、何でも山陰へ行くと言って夜行に乗って出雲へ行くって言ってたわよ。」
と、大家が言った。
「まさか。」
「夜行に乗ってって言う事は、寝台特急かな。」
「考えられるよ。」
桜井と岩泉は、特捜班に戻って見ると高杉は言った。
「あっ、容疑者と思われる男が割れた。」
「えっ。」
「ああ、名前は二岡泰弘、34歳だ。」
「えっ、もう割れたのか。」
「ああ、モンタージュを見て見ると二岡にそっくりだよ。」
「じゃあ、出雲駅で目撃した小学生が行ってたのは。」
「ああ、間違いなく二岡だ。」
「じゃあ、「出雲」の殺人の犯人は。」
「ああ、この人が。」
「うん。」
次の日、南と高山は米子鉄道公安室浜田鉄道公安分室で待機していた。
「えっ、犯人が割れた。」
「ええ、二岡泰弘、34歳だ。」
「わかった。」
と、電話を切った。
「二岡康弘、あの男だ。」
「主任、どうしたんですか。」
「出雲の不審人物の身元が。」
「本当か。」
「ええ。」
高山は、すぐに鉄道公安と島根県警に連絡した。
「そうか、有澤は昨日の寝台特急「出雲3号」に乗って出雲へ行ったんだ。」
「じゃあ、有澤は二岡に狙われるって事か。」
「ああ、今回の殺人の犯人は二岡だ。」
「よし、奴を逮捕しよう。」
「うん。」
「向かうとしたら。」
「日御崎だ。」
南と高山は、島根県警のパトカーに乗って日御崎の海岸へ向かった。
「急げ。」
「はい。」
有澤は、日御崎の海岸へ来ていた。しばらく待っていると二岡が近づいてきた。
「二岡さん、あなた、わかったわあなたが康夫さんを殺したのね。」
「お差しの通りさ、有澤。」
「どうして、あなたがこんな事を。」
「俺は奴が憎いからな、特に有澤はね。」
「えっ、じゃあ。」
「お前も、日御崎の海で死んでやるからな。」
と、二岡は有澤を口をふさぎ、スカーフで首を絞めた。
「きゃっ、やめてー。」
「アハハハハ、あいつも馬鹿なやつだよ俺が口車にした小林も馬鹿だったみたいだな。」
「キャッ、放して。」
「アンタに、罪を着せてやったのが正解だったな。」
二岡は、有澤にナイフを突きつけた。
「これで、あいつの保険金は俺のものだ。」
そこへ、南と高山達が乗った島根県警のパトカーが到着した。
「動くなっ!。」
「はっ。」
「こいつが、どうなってもいいのか?。」
「そこまでだ!、二岡。」
「いっ、やべぇ。」
二岡は走り逃げて行った。
「やっ、くそー。」
「二岡泰弘、小林康夫及び鶴見健吾殺害容疑で逮捕する。」
と、高山は手錠をかけた。
「く、くそーっ。」
「観念しろ、二岡。」
そして、南は有澤に行った。
「大丈夫ですか。」
「ええ。」
「そうか、二岡は小林の勤務する会社の。」
「ええ、康夫さんがパワハラで解雇された事の恨んでたんです。」
「なるほど、それで「出雲」の殺人を思いついたと。」
「ええ。」
と、有澤は言った。
「これで、事件解決ですね。」
「ああ。」
そして、有澤は小海に保護しながら南に行った。
「これが、康夫さんの会社のパワハラの証拠です。」
「わかった。」
と、言って有澤と南は覆面パトカーに乗った。
こうして、寝台特急「出雲」で起きた殺人事件は無事解決した。
事件は解決
やっぱり「出雲」は蜜月列車の中でも人気なんですね