浦原喜助の大親友   作:ハッピーエンドの話をしよう

8 / 17
小説作ってる時、誰かの話す声や雑音は正直言ってめちゃ邪魔で仕方ない。

俺が三番隊隊長となってから一週間位が経った。俺が三番隊の奴等と仲良くなるには十分すぎる時間で、今では皆の顔と名前を全て覚えている。まぁそんな感じで俺は一週間を迎えたわけなのだが、今日だけはいつもと少し違う。いつもなら、俺は書類仕事をこなしている。しかし今日は六番隊隊舎の修練場にいる。それも三番隊の隊士全員が、だ。って、なんかかたっくるしいし一言で言おう。今日は三番隊と六番隊の共同訓練の日なのだ。二日前に白哉によって作られた書類だったが、あれには少し不備があったらしく、なんと日付が書かれていなかったのだ。それが後に帰ってきた吉良副隊長によって指摘され、発覚した。本当はあの書類を届けた次の日。つまり昨日にやる予定だったらしいが、白哉は断念した。しかし、ここがアイツらしいというか何と言うか、白哉は俺に決めろ、何て言ってきた。一度やると決めたことは絶対にやめないってところは、白哉は子供の頃と全く変わっていなかった。

まぁそれでなんだが、俺としては何時でも良かったから、三番隊の隊士数名からの意見で決める事にした。

んで決まったのがその日から二日後。つまり今日だ。

 

「今日はよろしくな、白哉。」

 

「此方こそ、よろしく頼む。」

 

俺と白哉が熱い握手を交わし、それをかわぎりにして合同訓練は始まった。

 


 

『よろしくお願いします!!』

 

「おう、よろしくな。」

 

まず合同訓練で最初に行われたのは、それぞれの隊長による他の隊の隊士への訓練だ。まぁつまり、俺が六番隊で白哉は三番隊に行うということだ。俺なんかが訓練なんてして大丈夫か?とは思うが、昨日練習の意味も込めて三番隊の奴等にやってみたのだが、割りと好評だったから、多分大丈夫だ。

 

「‥‥あー、その、なんだ?まぁ何て言うか、あんまその、かたっくるしく無くていいからさ。まぁ、気軽に接してくれや。」

 

『は、はい。』

 

「んで、どんな訓練してやるか、だがな。

 

 

 

 

 

 

――俺に一度でいいから触れる。一応ルールも説明するが、君達が俺に触れる為に使っていいのは手だけね。二人で協力してっていうのもありだよ。

あーそれと、いい忘れてたけどさ。俺の訓練では、皆で一斉にかかってこい。」

 

俺の言葉に六番隊の隊士が全員驚いている様子が見受けられる。

まぁ、何も知らない奴が最初にそれを聞かされりゃ、そりゃそうなるわな。何せ三番隊の奴等も俺が何も教えていない無知の状態ではそんな感じだったからな。そんな中、一人の死神の腕が上げられる。えーっと、名前は確か、阿散井副隊長だったか‥‥‥‥。

 

「えーっと、何かな?阿散井副隊長。」

 

「失礼なのは分かってるっす。けど、承知の上で聞かせてもらいます。隊長は、俺達の事を少し嘗めすぎちゃいませんか?」

 

「あー、っと。その事なんだがな‥‥‥‥」

 

俺は腰に携えている二本の内の一本『李白(りはく)』を取り出すと、そいつを皆に見せる。ある一つの特徴的な部分を除けば、何の変哲のない斬魄刀。だけど能力は、強い。とは思う。いや、思いたい。

 

「この俺の斬魄刀、李白は「離れる」っていう能力を持っているんだ。」

 

俺の説明に、未だ顔を傾ける六番隊の隊士達。‥‥あれ?おかしいな。昨日俺が三番隊に説明したとき、皆分かったらしいんだけど‥‥‥‥。

 

「まぁ、実践してみた方が分かりやすいか。えーっと、じゃあ阿散井副隊長でいいや。」

 

「俺っすか?」

 

「うん、そうだよ。そして早く来い。」

 

俺のその言葉を聞き、急いで此方へと向かってくる。

そして阿散井副隊長が来たと同時に、指示を行う。その指示の内容は簡単で、『俺の服をしっかりと掴んでおいて』というものだ。阿散井副隊長は首を傾げながらも、俺に近づき、そしてしっかりと服を掴んだ。

 

「‥‥‥‥は?」

 

彼は自身の"何も"握られていない手を見やり、そして次は先程まで俺のいた場所を見ている。阿散井副隊長は今さっき起きたことをまだ信じきれてはいないようだ。一体何があったのか、それは彼の目の前から俺が消えたからだろう。彼はしっかりと俺の服を掴んでいた。だから瞬歩を使って姿を消したという訳でもない。もしそうだとしたら、彼の手にはしっかりと俺の服の一部が握られているのは確かだからだ。だからこそ、阿散井副隊長は困惑している。俺はそんな状態の阿散井の背中を軽く叩き、後ろを振り返ってきた時点で大きな声をだし、驚かせる。

 

「どう、分かった?」

 

「‥‥まぁ、はい。」

 

さっきの俺の出した大きな声に驚いた数名の六番隊の隊士にジト目で見られるものの、取り敢えず俺達の訓練は漸く始まった。

 


 

あれから一体何分経ったのか、今の俺には分からない。

ただそんな俺の周りには倒れ伏している六番隊の隊士達がいるのみである。まぁそんな俺へ未だに触れようとする者もいるが、それももう残り一人しかいない。まだ訓練は続いている。だが、もう半ば終わってしまったようなものだ。

 

「俺はまだ、あきら、めねぇ!!」

 

「流石副隊長!といった感じかな。でも、今の君の体力じゃ、もう無理だ。」

 

俺は阿散井副隊長の元まで離れると、顔、鳩尾、腹。次に背後まで離れると、腰、背中。それぞれに白打を仕掛けた。ドサリッ、と倒れる阿散井副隊長。恐らく、今のでもう体が限界を迎えたのだろう。辺りを見渡し、誰ももう立っていないことを確認すると、俺は斬魄刀を引き抜き、六番隊の隊士全員を四番隊の隊舎まで離そうとした。

だけど、その時だった。不意に、誰かに足を捕まれる感覚を覚える。一体誰が‥‥‥‥。と思い、俺は足元を見、そして掴んでいる奴の事を見た。

 

「‥‥やっと、捕まえたぜ。」

 

「‥‥‥‥阿散井副隊長。君、凄いね。」

 

「そう、っす、か‥‥‥‥‥‥」

 

まぁ、皆気絶しちゃったので、取り敢えず今度こそ四番隊隊舎まで六番隊の隊士。白哉を除いた全員を離した。

そして卯ノ花隊長に説明をし、俺だけ戻った。

 


 

「‥‥随分と我が隊の者らは、兄にやられたのだな。」

 

「まぁな‥‥。てか、そういうお前だって、ウチの隊奴等全員をぼこぼこにしといて、よく言うぜ。まぁ、辛うじて吉良副隊長は大丈夫そうだったけどな。」

 

「そうか。」

 

二人しかいない修練場で、今日の事を振り替える俺達。

合同訓練とは言ったが、あれはもう完全に一方的な蹂躙であった。それほどまでに、酷いものとなってしまった。‥‥ていうか、本当ならあの後にも斬魄刀を用いての物や瀞霊廷内を十週させる等の訓練も実施する予定だったのだが、まぁ仕方ないか。

 

「それで?何だよ、お前の目的は。ただ三番隊と六番隊で交流を深めよう!なんて、違和感しかなかったし、何よりお前らしくもなかったからな。」

 

「‥‥私と今ここで戦ってはもらえないだろうか。」

 

「それが白哉の目的、ってわけか。‥‥いいぜ。」

 

俺は近くに落ちていた木刀二つを拾い、一つを白哉に投げ渡す。白哉はそれを受けとると、木刀を構えた。

 

「今度こそ、私が兄に勝つ。」

 

「まぁ、勝てるものなら勝ってみろよ。」

 

俺達は、戦い始めた。

先攻を仕掛けたのは白哉からで、まず最初に俺の首目掛けて突き攻撃を仕掛けてきた。そのスピードは並みの隊士では決して見ることもできない程の速さ。‥‥まぁ、見えるんだけど。

 

「まだまだだな、白哉。」

 

俺は後ろへ少し下がり、その白哉の攻撃をいなした。そして白哉はそれによって大幅な隙ができた。白哉は直ぐに体勢を建て直そうとする。しかし、俺がそんな隙を見逃す筈が無く、すぐさま攻撃を仕掛ける。

 

「ッ!?くッ!!!」

 

俺の木刀による白哉の左胴への攻撃は無事成功した。それなりに力が入っていたのか、俺の攻撃を受けた白哉は左へとぶっ飛んだ。ドスンッという音と共に壁へぶつかった白哉は、左胴を抑え、痛そうにしているものの直ぐ様壁から離れた。まぁ、その判断は正しい。

 

「今のは良い判断だった。本当、良くかわしたな俺の攻撃を」

 

先程まで白哉のいたところにいる俺は、壁にいた白哉に対して仕掛けた突きの攻撃。それによって、壁に突き刺さってしまった木刀を引き抜いた。俺がそんな事をしている隙に、どうやら白哉は回道を使用し、左胴を治療していようだ。さっきまで痛そうに左胴を押さえていたくせに、今は何もなかったかのようにさも平然と立っているからな。多分そうだろう。

 

俺達は再度木刀を構え直し、お互いに向かい合った。

刹那、俺と白哉の姿はその場から消え、次の瞬間には修練場の中央におり、そこで鍔迫り合いをしていた。

 

「「はあああぁぁぁぁぁぁ!!!」」

 

両者の力は今のところは拮抗している。だがしかし、それは一瞬だけだった。白哉は俺に次第に押され始める。

 

「くッ!!」

 

「弱ぇ!!」

 

鍔迫り合いにて俺の力に押し負けた白哉は、後方へと押され、転びそうになるがなんとか踏みとどまった。だが、俺は決して攻撃の手を緩めることはなかった。白哉が踏みとどまったと同時に追撃が放たれる。

顔に目掛けての突き。しかも速さは先程のものとは比べ物にならないほどの速さのものだ。

 

白哉は一瞬驚愕したが、なんとか俺の追撃をかわした。そして尚且つ、攻撃がからぶった俺に反撃を仕掛けようとした。まぁ、ぶっちゃけ俺はそれをされるのを分かっていた上でやったことだからな。

 

「ッ!?何!?」

 

「‥‥ほら、贈り物だ。」

 

「ッ!!グハッ!!」

 

俺は先程からぶった木刀の攻撃。主にその木刀を握っていた手を離し、白哉の反撃を先程木刀を握っていた手で受け止めた。

次に白哉の反撃を受け止めている方とは違う手を使い、白哉の腹を殴った。俺はその続けざまに蹴り繰りだし、白哉の事を壁までぶっ飛ばす。

それで俺はその隙に木刀を拾い上げ、構える。

暫くすると、白哉は壁から体を這い出し、立ち上がる。

そして、白哉もまた木刀を構える。

 

「じゃあ、そろそろ本気でやるか。」

 

「承知した。」

 

共に霊圧を上昇させていく。

あぁ勿論、斬魄刀は使わない。これはそうだな、謂わば本気で戦う為の儀式という認識で構わない。

んで、それが終わったと同時に、俺はある一つの行動に移る。それは、木刀を投げるというものだ。

俺の投げた木刀は、白哉の顔目掛けて飛んでいく。まぁそれは予想通りだったが、白哉は首を傾ける事によって攻撃をかわした。

 

「木刀を投げるなど、兄はふざけているのか!!」

 

「ふざけてなんかねぇよ。」

 

白哉がかわした木刀。それは俺が次に行う攻撃の一手だ。

白哉のかわした木刀を瞬歩で白哉の後ろまで移動し、壁へと向い飛んでいる木刀をキャッチすると、俺は白哉の背後までいく。そして首元に近付くと同時に白哉の身動きをとれなくさせる。その後俺は白哉の首元に木刀向けた。

 

「俺の勝ちだ。」

 

「‥‥‥‥負けた。」

 

白哉は悔しそうな声を洩らした。

しかし同時に、白哉は楽しいような、嬉しいような声を出す。まるで、俺とまた戦えた事が嬉しいかのように。

 




すいません、戦闘描写が下手で。
しかも戦いもけっこう直ぐに終わってしまったしで、もう本当にどうしようもない。‥‥‥‥あぁ、なんで俺はこんなにも才能がないのだろうか。((´;ω;`)
文才、ほしいなぁ‥‥‥‥。((;ω;`*)

激動の四日間について、詳細にやった方がいい?

  • やってほしい。
  • どっちでも。
  • やらなくていい。
  • 作者の好きにしてください!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。