仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~   作:アカリマシン

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人とアンデット

レンゲル(スパイダーアンデッド)VSキメラアンデットの戦いは、レンゲルが優位に進めていた。

キメラアンデッドは、突進攻撃や電撃攻撃などを駆使して攻撃してくるが…レンゲルはその攻撃を冷静に対処しながらキメラアンデッドに近づいていく。

 

「おいおいどうした…そんなんでこの俺を倒せるのか…よ!」

 

キメラアンデッドに向かってレンゲルは右フックを叩き込んで後退させると、レンゲルラウザーの突き攻撃でさらに距離をとる。

レンゲルは仮面に隠れて見えないが、余裕そうな態度を取っている。

 

「おいおい、どうした?その程度か?」

 

キメラアンデッドを挑発しながら、攻撃を一発一発叩き込んでいく。キメラアンデッドもこのままでは不味いと感じたのか、一旦引く。

だがそれを逃すレンゲルではない。

 

「逃がすか。」

 

レンゲルは動きを止めようとラウズカードを取り出した瞬間、突然体が崩れるかのように倒れる。

ムツキの体力に限界が来ていたのだ。

 

「チッ…」

 

変身が解かれ、ムツキが現れる。しかし気絶しているようで意識が無いみたいだ。

キメラアンデットは、ムツキの体を蹴ってリモートのラウズカードを奪うと去っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「漸く手に入れることが出来たぞ…!リモートのカードが!」

 

赤石は歓喜していた。ずっと手に入れたかったラウズカードが何せ自分の手元に渡ったのだから。

その赤石の後ろには、キメラアンデッドとカリスの変身者であるハジメがいた。

ハジメは、両手を鎖のような物で壁に繋がれていた。

 

 

「赤石所長…何故、あなたが…」

 

「ハジメ君。君は本当に素晴らしい逸材だったよ…だが、今日で君の役目は終わりだ。

これで私の研究はもう少しで完成するんだ!」

 

狂気を含んだような顔で上を見上げる。ハジメは、一度だけだが、赤石の元で働いたことがあるのだが…最早、最初に見たような優しい人間ではない。

 

「赤石所長…もうあなたは人の道を外れた化け物だ!」

 

「黙れ!お前には分からんだろう!私の素晴らしさが!これで私は更なる力を手に入れることが出来るのだ!」

 

すると突然、赤石の体がノイズに包まれると…其処にいたのは赤石ではなく、パラドクス・ロイミュードであった。

ロイミュードは本来、この世界には居ない筈の怪人である。

 

「!」

 

「これで私は更なる力を手に入れる。そして、奴に復讐してやるのだ…!」

 

そう言うと、赤石の姿へと戻る。ハジメは何とか拘束から脱出しようとするがうまく行かない。

 

「止めておけ。それは、私が作り出した強固な鎖だ。君には絶対に解けん。

キメラアンデッド、そいつを喰らっておけ。」

 

そう言うと、赤石は再び研究を進めることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、終夜は居なくなったムツキを探している最中…一人の女性と出会った…のだが、こちらを睨み付けている。

 

 

「誰だ…。」

 

「私のことなどどうでも良い。ダークディケイド…お前は生きているだけでも罪なんだ…!」

 

女性がそう言った瞬間、終夜の目の前にオーロラカーテンが現れると同時に二人のライダーが呼び出された。

仮面ライダーサソードと仮面ライダーマッハの二人は武器を持ち、終夜を見据える。

 

 

「仮面ライダー!?」

 

「お前の罪…それをゆっくりと自覚しながら、死んでいけ…!」

 

女性がそう言うと、オーロラカーテンで消えていく。それと同時にサソードがマッハが構えだした。

終夜も、ダークディケイドライバーを腰に装着しライドブッカーから一枚カードを取り出して挿入する。

 

【KAMENRIDE DARKDECADE!】

 

Dディケイドに変身し、ライドブッカー・ソードモードを装備して二人のライダーを相手に迎え撃つ姿勢をとる。

 

「こい…!」

 

そう言うと、サソードとマッハはDディケイドに同時に襲い掛かってきた。




次回の仮面ライダーダークディケイドは

『もうこの世界に用はない。』

『それでも僕は、お前には絶対に負けない…!』

『少々、面倒なことになったね…』

次回「勇気を持って」
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