仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~ 作:アカリマシン
後、巡る世界を19に変更しました。
マッハとサソード…二人のライダーが同時に襲いかかってくる。全く戦い方が違うライダーの戦いに苦戦するDディケイド。
サソードのサソードヤイバーと、Dディケイドのライドブッカー・ソードモードとぶつかり合う。
「(っ…う!)」
後ろからマッハが、ゼンリンシューターで打撃攻撃を繰り出してくる。
Dディケイドは、サソードを蹴って距離を取るとライドブッカー・ガンモードでマッハをゼロ距離発射。
Dディケイドは、ライドブッカーからカードを一枚取り出してドライバーに挿入。
【ATTACKRIDE BRAST!】
ライドブッカー・ガンモードの銃口から放たれる光弾が発射される。
しかし今度は、サソードがマッハの前に立ってガードする。
二人のライダーのコンビに苦戦を強いられるDディケイドだが、ライドブッカーからカードを一枚取り出してドライバーに挿入する。
【KAMENRIDE DARKKIVA!】
Dディケイドは、DDダークキバへとフォームチェンジ。マッハとサソード…二人のライダーのスペックを凌駕する力を誇るDDダークキバだが、少しだけ足元がふらついた気がした。
「…気のせいか…?」
しかしそんな事は露知らず。マッハとサソードが目の前から消えた……と思いきや、真横から急に攻撃をされる。
「消えっ…!」
言葉は続かず、絶え間なく攻撃を繰り出される。DDダークキバの装甲がいくら固かろうと、絶え間なく攻撃され続ければこちらの身が持たない。
何とかして隙を作りたいDDダークキバは、防戦一方となっている。
【ATTACKRIDE JACORDA!】
だが、DDダークキバは直ぐにカードをドライバーに挿入する。挿入したカードは、ジャコーダと呼ばれるサガの武器である。
なぜダークキバの姿で使えるのかは謎だが……今のこの状況で、この武器はとてもありがたいことであった。
ジャコーダを鞭のようにしならせ、DDダークキバの回りを旋回していたマッハとサソードの動きを止めて、カードを一枚ドライバーに挿入する。
【FINALATTACKRIDE DA DA DA DARKKIVA!】
ダークキバの紋章が現れ、DDダークキバはその紋章をマッハに当てて動きを封じると、サソードをジャコーダで捉えてマッハと共に紋章に叩きつけた。
紋章に動きを止められている間にも、どうやらダメージが入っていたのかマッハが殆んど動けない状況になっていた。サソードがよろよろになりながらも立ち上がり、サソードヤイバーを構えた瞬間…突然、両者の動きがスローとなった。
「な…何だ…!?」
何故、急に動きが遅くなったのか…これは、ある怪人の仕業なのだが…DDダークキバは知るよしもない。
直ぐにその現象は解除されたのだが、マッハとサソードはいつの間にか消えていた。
「……もうこの世界には用はない。」
ダークディケイドに怒りを覚えている女性はそう言うと、オーロラカーテンを呼び出してレンゲルの世界から出ていった。
次こそは仕留めると誓って…。
「うっ…!」
その頃、気絶していたムツキは意識を取り戻した。キメラアンデッドの後を直ぐに追おうと立ち上がった瞬間…足がふらついて倒れてしまった。
先程の戦いで疲れが出ているのか、直ぐには動けない…しかし、それでも立ち上がろうとする理由があった。
「(あいつは…僕が倒す…倒さなきゃ行けないんだ…!)」
一度だけではなく、二度もキメラアンデッドに負けてしまったムツキ。
そしてその度に、スパイダーアンデッドが語り掛けてくる。
『またか。勝ちたいならさっさと譲れ、お前の体を。』
「僕は確かに弱いけど…でも!」
『?』
「それでも僕は…お前には絶対に負けない…!」
『そうかよ…なら、目の前にいる奴を何とかしてみな。』
スパイダーアンデッドにそう言われ、前を向くと…あのキメラアンデッドが再び現れた。
だが、その手には見たこともないバックルが握られていた。キメラアンデッドがそのバックルを巻き付けて、操作する。
「ヘン…シン…」
【open up】
オリハルコンエレメントを通り、現れたのは新世代ライダーと呼ばれるライダーの一人…仮面ライダーグレイブである。
赤石…いや、パラドクス・ロイミュードは旧世代と呼ばれるライダー達の戦闘データやレンゲルから奪ったリモートのラウズカードのデータを元に作り上げた最高傑作。
それ故に、キメラアンデッドで実験をしようとしていた。
「何だよあれ…!」
『俺に渡すか?あれは…お前には勝てない。』
「未知の相手でも、こいつを倒す…。僕は…勇気を持って、こいつを…!」
レンゲルのバックルを腰に巻き付けたムツキはドライバーを操作する。
【open up】
まだ、動かしきれない体を何とか動かしてグレイブを見据える。そしてレンゲルは…グレイブを倒すために体に鞭を撃つ。
男は、少しながらの焦りを感じていた。それは…ロイミュードの事である。
本来、この世界の怪人ではない筈だが…この世界に存在しているのは何故か。
「少々、面倒な事になったね…」
このままでは、ダークディケイドの力を集めることに支障をきたしてしまうかもしれない。
そもそもの問題は、誰が連れてきたのか。ロイミュード自体には、世界を越える力はない筈なのだから。
「……この世界からは早めに退散しておきたいだけどね。」
男はそんな言葉を漏らすと、コーヒーをぐいっと飲んだ。
次回のダークディケイドは
『乗り越えて見せる…僕だけの力で!』
『力が…消えた!?』
『さあ、早く次の世界へと旅立とうか。』
次回「進化する♣️」