仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~   作:アカリマシン

18 / 27
仮面ライダーダークゴーストの世界
騒々!兄を探す者!


雨が降りしきる夜…そこに一人の人物がいた。その人物は、黒いフード付きのパーカーを被っており顔のシルエットが悪霊のような顔をしている。

そしてそれを遠くから見ていたのは一弥だ。

 

「この世界の仮面ライダー…か。やれやれ、死人がこの世界になんの未練があって残ってるのかは知らないけども、僕の邪魔だけはしないで欲しいね。」

 

そう言って銃型のディオーライバーに一枚のカードを挿入して、引き金を引く。

 

【ATTACKRIDE INVISIBLE!】

 

インビジブルのアタックライドカードを使った一弥は、その場から透明になるかのように消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここが次の世界何ですね!」

 

「まあ、そうみたいですね…。」

 

舞がはしゃいでいる横で昨日、マインドから聞いた話が忘れられない終夜は少し眠たくなっていた。しかしこうも暖かい陽気を浴びていれば嫌でも眠くなってしまう。

 

『君は幽霊を信じるかい?』

 

断じて信じている訳ではないが夜にあんな話を聞かされたら嫌でも考えてしまう。

 

「あれ?何でしょうか、これ。」

 

舞が不思議がって拾ったのは目玉のようなアイテム。しかもそれは、あの絵に描いてあった15個の目玉と同じような気がしていた。

 

「これってマインドさんに見せた方が良いんですか?」

 

「う~ん……どうだろ?」

 

 

こう言うのもあれだが流石に自分もこの目玉がこの世界に関係することかもしれないと言うのは分かっているのだ…いるのだが、そのライダーの名前が分かっていないのだ。

 

「(この世界の仮面ライダーが一体何なのか…それが分かんなきゃこっちだって何も出来ないし、探せない。)」

 

とは言え、見る限りであれば物凄く平和である。公園で遊んでいる子供達やそれを見守ったりしている親子。

それを見ていると終夜は、自分にも家族が居るのかな…と、そんな事をふと考える。

それを見た舞は、終夜の意識を自分の方へと向けさせる。

 

「と、取り敢えず!この世界の情報を集めよ!そうしたら自然と出てくるよ!」

 

「………そうですね。じゃあ、探しに行きましょうか。」

 

終夜と舞は二人でこの世界の情報を探しに出掛けた。だがその一方で……その二人を見ていた一人の男の影…。

 

「ダークディケイドライバー、あれは俺の物だ…!必ずこの俺が手に入れてやる…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

舞と終夜はこの世界を散策すると共に、仮面ライダーの情報を探し続けているが……

 

「駄目…全っ然見当たらない。」

 

「闇雲に探すのはやっぱりきついんですかね…。」

 

何も見つからない…仮面ライダーのかの字も見つからない。

それに色々回ったのか少し疲れが溜まっている。だがその前に……グウゥゥゥと、舞のお腹が食べ物を寄越せと言うサイレンを流す。

舞は直ぐにお腹を押さえて恥ずかしさで頬を赤らめていた。

 

「ご、ごめん!…お腹、空いちゃってて…」

 

「あぁ~…そう言えばもうお昼なんですね。」

 

 

時計を見れば時間がお昼を回っていた。そう言えば何だか自分もお腹が空いてきた感じがしてきた……。

 

 

「じゃあ、何処かでお昼にしますか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美味しい~!このたこ焼き凄く美味しいですよ!」

 

「うん。確かに、凄く美味しい…。」

 

お昼は公園で売られていたたこ焼きを食べた。その際に、店主のお婆ちゃんにカップルかい?と言われたけど直ぐに違いますと訂正した。

俺は記憶喪失だし……こんな俺がカップルの相手とか嫌でしょうに…。

 

だけどたこ焼きの暖かさが自分の暗い気持ちを消してくれる。何だかとても幸せになれる味なのだ。

食べ終わった後、再び調査を開始しようと立ち上がった時声を掛けられる。

 

「君達!わたしの兄上を見かけたか!?」

 

「え…いや、見てないですけど…」

 

声を掛けてきたのは若そうな青年なのだが何だか焦っている様子だった。

しかしこの青年の兄なんて見たことはないし、そもそもこの青年の事も良く知らない。

 

「あの…あなたは?」

 

「わたしの名前はアランだ。しかし、兄上がここにも居ないとは…何処に行かれてしまったんだ。」

 

しかしそんな事はつかの間…。平和と言うのは直ぐに終わるもので…。

 

「!…くっ、眼魔…!」

 

「え?」

 

アランが見た先には、眼魔と呼ばれる怪人が現れた。だが終夜にはそれが全く見えてない。

普通の人には見えない敵…しかし、それが分かってない終夜にとってはアランが一体何を言っているのか分からない。

 

「お前達…まさか、わたしを倒しに来たのか。」

 

『そのまさかですよ、アラン様。』

 

『さあ、お覚悟を!』

 

「っ…やむ終えないか…!」

 

アランは、メガウルオウダーを左腕に装着してネクロムゴーストアイコンを起動させてメガウルオウダーに装填する。

 

【ローディング!】

 

「変身」

 

飛び出してきたのは黒とクリアグリーンのパーカー。メガウルオウダーを操作すると、そのパーカーがアランの上から被さる。

アランの姿は生身から鎧を纏った姿へと変わる。

 

 

【テンガン!ネクロム!メガウルオウド!クラッシュ・ザ・インベーダー!】

 

その姿は、仮面ライダーネクロムへと変身を遂げた。そして目の前の眼魔…刀眼魔と斧眼魔に立ち向かっていく。

目の前に変身している仮面ライダー…だがしかし、終夜には何も見えていないのだ。

 

「アランさんが…きえた!?」




次回の仮面ライダーダークディケイドは

「なんで見えないんだ…!」

「ゴーストアイコンは僕が貰うよ。」

「ダークディケイド…ここがお前の墓場になるんだ…!」

次回「驚愕!見えぬ敵!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。