仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~   作:アカリマシン

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戦闘!別世界の怪人!

…まるで生きてる者の気配がしない。そんな世界、眼魔世界へと足を踏み入れてしまった終夜。

民家のような物は何一つとしてなく、黒い塔のようなものがそびえ立つだけであった。

 

「(ここ…一体何処なんだろ…)」

 

外の世界へと舞を置いていってしまい心配しながらも、アランやそのお兄さんも探さなければならない。

終夜は意を決して黒い塔の中へと突入していくことにした。だが、ダークディケイドライバーの色が少し薄くなっているところを見ると、エネルギー切れが近くなっているらしい。

 

「(少しの間はダークディケイドになれないのか…。)」

 

流石に連戦で使ってしまえばどうなるかは目に見えている。ディオーラから貰ったゼロスペクターと言うライダーのカードもいつの間にか消えていた。

何処かで落としてしまったのだろうか?…だが今は、アランとダークゴーストを探すのが先だと決めて黒い塔へと足を進める。

ここからはグレイブで進まなければならないために、多少の融通が効かなくなるのは我慢しなければならない。

 

「(あの眼魔って怪人が見当たらないけど…ただ単純に見てないだけ…なのかな…?)」

 

見えないだけであそこまで厄介な相手はここまでで見たことがない。ディオーラの戦いで身に染みて分かっている終夜からすれば、気を引き締めなければならない。

覚悟を決めた終夜は、単身で乗り込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終夜が踏み込んだ先には石で作られた内装がお出迎えしてくれた。この先に行けばアラン達が居るのではないかと…そう思い、進んでいく。

 

「(アランさんとダークゴーストの人…無事だと良いけど…)」

 

が、ここで終夜はあるミスを犯した。この眼魔の世界に来るのは、同然ながら初めてだ。

この塔に入るのだって当たり前だが初めて…つまり道が分からないのだ。

 

「(どうしよう…道が分からない…。)」

 

終夜は当然ながら道に迷ってしまいうろうろしていると…怪しい光が漏れだしている場所を発見する。

誰もいないかと思ってそこに入ると…一番真っ先に眼に入ったのは、一つのアイコンとドライバーであった。

 

「これって…」

 

そのアイコンを手に取った瞬間、ドライバーまで腰に纏わりついた。

 

「えっ?ちょっと!?」

 

混乱する終夜だが、直ぐに意識を音のする方へ持っていかれる。

音が響く場所なのか、打撃音が鳴りやまない。終夜は急いでその方向へと向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた、ダークゴーストの変身者であるアレンを追っていたアランもネクロムに変身して怪人と戦っていた。

 

「トオッ!」

 

「うわっ!」

 

その対峙している怪人はバッタのような風貌をしているが、人の形をしているせいか不気味に感じてしまう。

バッタヤミーと呼ばれる怪人は、縦横無尽に飛び回り攻撃を加えていく。しかもそれだけではなく……

 

「ハアッ!」

 

「ぐあぁ!」

 

ハチ女がレイピアを使用して追撃を加えていく。何処からともなく現れた別の世界の怪人達は、ネクロムを追い詰めていく。

 

「悪い奴は…許さない。」

 

「覚悟しろ、ライダー!」

 

再びハチ女がレイピアを構えてネクロムに攻撃をしようとした時に、終夜が飛び出してハチ女に蹴りを与えて後ろへと転がす。

上手く着地した終夜は、ネクロムへと駆け寄る。

 

「大丈夫ですかアランさん!」

 

「終夜…!?何故ここに…」

 

「す、すいません…でも心配でつい…」

 

再開したのもつかの間、バッタヤミーとハチ女がそれぞれ構えだす。終夜はアイコンを取り出してドライバーに装填する。

 

【アーイ!バッチリミロー!バッチリミロー!】

 

「…変身!」

 

【カイガン!スペクター! レディゴー!カクゴー!ドキドキゴースト!】

 

終夜が変身したのはダークディケイドでもグレイブでもない…その姿はゼロスペクター。

仮面ライダーゼロスペクターへ変身したことに驚いているのはらネクロムであった。

 

「終夜…それは一体…」

 

「分かりません…。でも、これなら眼魔が見えるようになるので僕も戦える筈です!

…まあ、相手は眼魔では無いみたいですけどね…。」

 

おしゃべりをしている暇はないとでも言うようにバッタヤミーとハチ女が動き出した。それに合わせるかのように、ゼロスペクターとネクロムも動き出す。

この眼魔世界に置ける戦闘が開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで私がお留守番なんですか!」

 

「だって君は戦えないんでしょ?大人しくしてた方が身のためだと思うよ?」

 

「だとしても私は探偵の…お父さんの娘です!終夜君の馬鹿!帰ったらお説教です!」

 

「(あらら…ドンマイ、終夜。)」

 

留守番させられた舞は終夜が帰ってきたらお説教をしてやると心に誓った。そして、内心で終夜に同情するマインドであった。

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