仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~   作:アカリマシン

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仮面ライダー歌舞鬼の世界
鬼の噂


「(あれ?ここ…何処なんだろ…?)」

 

終夜は気がつけば暗い空間にいた。ダークディケイドライバーに選ばれた時と似たような空間に。

だが、あの時襲ってきた怪人の大群はおらず…代わりに居たのは…

 

「ダーク…ディケイド…?」

 

自分自身が変身するダークディケイドだ。姿はそのままで、付けてるドライバーだってダークディケイドライバーと同じ色と形をしている。

言葉は一切話さず…ただ、こちらを見ているばかりだ。そのまま見つめていたが…終夜は今度こそ目が覚めた。

 

「……夢か。」

 

いつもの通りに目覚めてマインドの作った朝食を食べる。今回からは舞も加わっており、三人でテーブルを囲んでいる。

 

「…そう言えば、絵が変わってるんですね。」

 

舞が目玉焼きを口に入れて飲み込むと同時に喋る。マインドは軽く「そうだね。」とだけ言った。

マインド自身は別にどの世界だろうと問題はないらしい。

ダークディケイドライバーはあの後、何とか見つかって事なきを得たが…あの蝙蝠男はドライバーを狙っていた。

謎の女性に蝙蝠男…あれらは、何者だろうか。

 

「終夜、それらも考えなきゃ行けないけどさ、ディオーラって仮面ライダーも忘れてないよね?」

 

「それは分かってますよ…。」

 

それにあのディオーラって仮面ライダーは何が目的なのかが分かっていない。色々な事が重なりすぎているが今は何も考えずに行こうと思う。

考えすぎなのも良くないし…。

 

「さて、今度からは私も一緒に行きますからね!」

 

「分かってますって…。」

 

あの説教はかなり効いたのか、舞の言うことを大人しく聞く終夜。

しかし次なる世界の仮面ライダーは絵柄を見てもかなり前の時代っぽい感じがする。

 

「(でも何だろう……。)」

 

今、自分が感じているこのざわざわは何なのか…それは分からない。舞さんと一緒に外に出た僕達を待っていたのは、大きな木が立ち並ぶ道であった。

 

「え?今度は…森なんですか?」

 

「森って言うか…山っぽいですね。」

 

この山のような場所でどんなライダーに会えるのか…。何だか会えなさそうな気もするけど…。

動かないことには何も始まらない。この世界の季節は春なのか、桜が満開だ。

 

「(そう言えば…季節とか気にしたことなかったな。)」

 

山を下っていくとそこに一つの山小屋があった。二人がその山小屋へ入ろうと扉に手を掛けた時…

 

「誰だ!」

 

男の声が後ろから聞こえ振り向くと、そこには猟銃を持ってこちらへと構えている一人の男性がいた。

終夜と舞は、手を上げて敵意が無いことを示す。

 

「あの…僕達は決して…」

 

「俺はてめぇらを信用できねぇんだ…!さっさと失せろ!」

 

その言葉と共に銃声を鳴らす。終夜と舞はビックリしてそのまま逃げてしまった。

二人を追い返した男…真澄 花堂は、そのまま小屋へと入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な…何だったんですか、あれ…。」

 

「分かりません…けど、暫くは近づかない方が良いですね…。」

 

終夜と舞はビックリしてそのまま山を降りていった。降りた先には、まだまだ道が続いているが少し開けた場所に来ていたのだ。

だが何より…銃をもって此方に撃とうとしてきたのでかなりの危険人物だと判断していたので、逃げて正解なのだろう。

 

「(これじゃあ仮面ライダーを探すどころの話じゃないよ…。)」

 

仮面ライダーを探す前に死んでしまうのは御免だ。今回は舞さんが居るから、危ない目に会わせたくないし。

小道を歩いていると集落を見つける。ここで聞き込みをしようと思い、舞と一緒に集落へと入るが…何だか空気が…。

 

「もし、そこの旅の人。」

 

そんな中、自分達に話しかけてきた一人の老人に何故こんな空間になっているのかと話を聞こうと思い訪ねてみた。

 

「あの…皆さんはなんでこんなにも…」

 

「鬼が我々に牙を剥いたのじゃ。」

 

「その話…詳しく聞かせてくれませんか?」

 

終夜と舞は老人に話を聞くために、老人の家と上がっていくことにした。

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