仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~   作:アカリマシン

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いつものごとく短め。長く書けるようになりたい。


浮上の疑

土蜘蛛の足を切り飛ばした歌舞鬼が体に飛び乗って滅多刺しにする。しかし、やたらと頑丈な土蜘蛛の体に歌舞鬼は苛立ちを募らせていく。

 

「(こいつの体はここまで固くねぇ!なのに何で倒れねぇんだ!)」

 

土蜘蛛の童子と姫が唸り声を上げながら歌舞鬼に飛び付こうとジャンプするも…ワームとアナザー響鬼を相手にしていた鎧武に邪魔されてしまう。

 

「邪魔をするな!」

 

怒った童子が鎧武に襲い掛かろうとしたが無双セイバーの鍔部分から光弾が発射され打ち落とされる。対して姫は、鎧武に対して慎重になっていた。

得体の知れない存在…何よりも、鬼とはまた違う存在に警戒を示していた。が、次の瞬間に鎧武が姫に対して動き出していた。

 

【ソイヤッ!オレンジスカッシュ!】

 

鳴らされる電子音声に危険を感じた姫が逃げようと足に力を込めるが…もう遅い。橙々丸と無双セイバーの二振りが姫の体を三等分…所謂輪切りにしてしまった。

姫がやられたことにより、より怒りを爆発させた童子が防御なぞかなぐり捨てたかのように突っ込んでくる…が

 

「おらぁっ!」

 

「……!」

 

何と、土蜘蛛を倒し終えた歌舞鬼が持っていた武器で童子の後ろから一刺し。心臓を直接狙った一撃によって、童子は呆気なく絶命した。

鎧武はそれを見届けたかと思えば、それは幻のように消えてしまった。回りにいた筈の怪人もいつの間にか…すっかり消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダークディケイドは何処に消えた…!」

 

「お忙しい所悪いけど返して貰おうかな?」

 

オーロラカーテンを出現させ怪人を送り出していた女性。その女性に対して声をかけるのは、ディオーラ本人だ。

 

「…!チッ!」

 

「ふぅ…少なくても、僕のカードは返して貰った。君が勝手に使うのは我慢ならないんだよね。」

 

ディオーラの手元には数枚のカード。それは、スナイプやサソードのライダーカードであり…いずれも終夜が戦ったライダーであった。

 

「君には君の武器があるだろ?それを使って戦ったらどうだい?」

 

「貴様は一々癪に触る男だ…!」

 

苛立ちを覚えながらも女性がオーロラカーテンを出現させて帰ろうとした時…不意に、女性の口から言葉が発せられた。

 

「そう言えば、あの鎧武は貴様の差し金か?まさか貴様が他のライダーを助けるように…」

 

「は?僕は鎧武なんて召喚してない。と言うか、ライダーを召喚した覚えもない。」

 

「……何?」

 

何と、あの鎧武はディオーラの召喚したものではないと言う。ならば一体誰が……。

女性は疑問に思いながらもこの世界を後にした。

 

 

 

 

 

「どうやら、この世界でも歪みは発生しているらしいな。……今は様子見だけに止めておくか。」

 

此方を見ていた男には気づかずに…。

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