仮面ライダーダークディケイド ~ダークライダーの世界~   作:アカリマシン

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仮面ライダーレンゲルの世界
次なる世界


「次の世界……」

 

終夜と男は次の世界へとやって来た。ここがどんな世界なのか…終夜にはそれが分からない。

だからいつも通りに調査に向かおうとした時……男は、こんな言葉を口に出した。

 

「この世界には…ライダーが二人しかいないみたいだね。」

 

その言葉に思わず反応する終夜。どう言うことかを問い詰めたい所だが……今は調査の方が大事なのでそれは後にすることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……また都合よくライダーが現れたりしないのかなぁ…。」

 

そんな愚痴を漏らす終夜。かれこれ数時間は探し回ってるが、情報は何一つ集まらない。

終夜は一息つくために、公園のベンチに座る。俺はライドブッカーからカードを三枚取り出す。

ダークキバ、サガ、レイの三枚だ。あの世界ではこの三人のライダーの力を入手したが…サガを見るたびにマンティスの言葉が脳裏にちらつく。

 

「……あのファンガイアには、一体どんな過去があったって言うんだ……。」

 

俺は暫くして、三枚をライドブッカーに再び戻して捜索を続けることにした。

そして人気の少ない廃工場辺りに近づいた時、そこで戦闘をしているかのような音を聞き付ける。

駆けつけてみると……

 

「うわぁ!」

 

其処には、ピンチになっているライダーの姿があった。そのライダーと対峙している怪人はクラゲの祖であるジェリーフィッシュアンデッドと、ツタ植物の祖であるプラントアンデッドの姿があった。

 

「(まずい!)変身!」

 

【KAMENRIDE DARKDECADE!】

 

終夜がDディケイドとなり、ライドブッカー・ガンモードに変えて、光弾を発射して2体のアンデットを怯ませる。

 

「大丈夫か!?」

 

「あ、あなたは…」

 

プラントアンデッドがツルを伸ばしてDディケイドの腕を絡めとると、ジェリーフィッシュアンデッドが触手を伸ばしてDディケイドの動きを封じる。

 

「しまっ!…ぐあぁぁぁぁぁ!!」

 

その瞬間、Dディケイドの体全体に電流が走った。倒れたDディケイドに迫ってくる2体のアンデッド。

Dディケイドは痺れる体を何とか動かして、ライドブッカーからカードを一枚取り出して、ドライバーに挿入する。

 

【KAMENRIDE REY!】

 

DディケイドはDDレイへと姿を変える。プラントアンデッドが伸ばしてきたツルを掴んでこちらに引き寄せる。

 

「!」

 

「でりゃあぁ!」

 

 

プラントアンデッドを引き寄せて、パンチを一発喰らわせると同時に吹き飛ばす。

さらに、冷気を吹き掛けて凍らせる。凍っている隙に、ジェリーフィッシュアンデッドの相手をしようと振り向いた瞬間…其処に居たのは、あのライダーであった。

 

「……なんだ、あれ。」

 

だが、何処か違っているようにも見えた。なんと言うか……やけに戦い方が荒い気がするのだ。

初めて会ったにも関わらずなんでこんなことを思うのか…分からない。

 

このライダーの名は仮面ライダーレンゲル。レンゲルは、ジェリーフィッシュアンデッドを醒杖レンゲルラウザーを振り回して攻撃していく。

当然の変わりように驚いているが、そんな事は無視してレンゲルはラウズカードと呼ばれる物を一枚取り出して、レンゲルラウザーにラウズする。

 

【SCREW!】

 

ラウズしたのは、クラブスートのカテゴリー3に属するスクリューモールのラウズカードだ。

モールスクリューの効果で、強力なスクリューパンチを放ってジェリーフィッシュアンデッドを遠くに吹き飛ばすと、今度は二枚のラウズカードを取り出してレンゲルラウザーにラウズする。

 

【BITE!BLIZZARD!ブリザードクラッシュ!】

 

ラウズしたのは、カテゴリー5のバイトコブラ、カテゴリー6のブリザードポーラのラウズカードだ。レンゲルが空高くジャンプすると、足先から冷気を発射。冷気で凍らせると、両足で頭部を挟み込むように放つ両足キック『ブリザードクラッシュ』を発動させる。

 

ジェリーフィッシュアンデッドは避けられずに喰らってしまい、地面に倒れ伏す。

レンゲルは、ブランクのラウズカードを投げつけてジェリーフィッシュアンデッドを封印した。

 

「……って、そうだ。あいつは…!」

 

 

 

凍らせていたプラントアンデッドの氷が既に溶けており、自由の身になっていた。

DDレイは倒そうとライドブッカーを構えたその時。

 

【FLOAT!DRILL!TORNADO!スピニングダンス!】

 

「ハアァァァァ!」

 

突然音声が聞こえたかと思えば、空中から回転キックをプラントアンデッドに喰らわせた存在が現れる。

そしてプラントアンデッドを封印したと同時に、こちらに振り向くと……カマキリをモチーフにしているようなライダーが其処にいた。

 

 

「貴様…何者だ?」

 

「そっちこそ…」

 

両方が睨みあっていると……突然、レンゲルが倒れた。それと同時に変身が内助されると…まだ幼さが残る顔つきをした男性が現れたのだ。

 

カマキリライダーは直ぐに去っていったが、男性を残すわけにもいかず…連れて帰ることにした。

 




次回の仮面ライダーダークディケイドは

『僕は…自分を見失うのが怖いんです…。』

『お前みたいな奴がこの先、アンデットとの戦いで生き残れるとは思わない。』

『一つ言っておくけど…ダークディケイドも万能じゃないんだよ?』

次回「臆病者の♣️」
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