Re;Children The Waking   作:change

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第3話 牙帝

「・・・・・・デュエマ、か」

 

白奈が家に来てから1ヶ月が経過した。プレゼントこと蒼崎 零は、机の上に置かれたデッキケースをジッと見ながら、白奈に言われた言葉を思い出していた。

 

──1番になれたことは無い。だと言うのに、未だにあんなことを言ってくるのは、冗談だったと考える方がまだ自然な気がする。

 

溜め息をつきながら、デッキケースの隣に置いてある時計を半目で見る。現在10時15分。蒼崎は食欲が最近湧かない為、昼飯はまだ食べていなかった。

 

「・・・・・・今日は暇だな。何をしようか」

 

やることが思い付かず適当にテレビを点ける。最初に映ったニュースは、世界大会が徐々に近付いて来たということで、白奈と黒井、炎帝についてだった。

 

「牙帝と・・・・・・邪帝も居ないのか」

 

ふと気になったが、どうやら邪帝は参加しないつもりらしい。蒼崎は面識があったりした分、少し気になってはいたのだが、まぁ酷い目にあった姉の件もあるだろうし、と気にする事ではないなと考えるのを止めた。

 

「世界大会は秋、その前の春に日本一決定戦、夏にはデュエルマスターズカップか」

 

蒼崎は白奈からはあの後、メールで、もし出る事になったらデュエルマスターズカップとかオススメですよ、と言われていたりするのだが、出る気が未だに湧かないでいた。

 

「・・・・・・寝るかぁ」

 

取った行動はふて寝。デュエマをしなくなってから暫くして、急に自分とは掛け離れた場所にまで上り詰めた友人からの、復帰の誘い。どうすれば良いのか分からないという思いと、今更戻っても仕方が無いだろう、という気持ち。その2つが渦巻き、答えが出ない故に。

 

♪~

 

と、ベッドに身を放り投げたところで、自分のスマホが珍しく着信音を鳴らす。すかさず手に取り、面倒だったので寝ながら電話に出ようとした。

 

──ん、黒井からか。珍しいな・・・・・・

 

「もしもし?」

『俺だ』

「ん、どした?」

『今日会えるか?』

 

──は?

 

「いやいやいや、お前今どこに居るんだよ、海外じゃないの?」

『今は日本に居る。暫くの間はこっちに居るつもりだ』

「へ、へぇ・・・・・・で、今日か・・・・・・んー」

 

いきなりの事で焦ったが、蒼崎としても、久々に黒井と会えるのは嬉しかった為、すぐに予定を確認する。

 

「あぁうん、大丈夫そうだな。何時にどこで会う?」

『そうか、じゃあ秋葉原のボアロの店舗大会に13時に来い。』

 

蒼崎は、それを聞いて絶句した。あまりにも唐突な誘いに、一瞬時が止まったかと錯覚してしまう程に。

 

「・・・・・・お前、俺がもうデュエマしないって言ったの、忘れたのか?」

『覚えている。そして今お前の分のエントリーもした。これでドタキャンすれば、店舗側に迷惑が掛かるな』

「お前・・・・・・強引過ぎるだろっ!」

『だが、こうでもしないと、お前とちゃんとデュエマをしながら、伝えたいことを伝えられないと思ってな』

「・・・・・・」

 

勝手にエントリーされたことへの怒り、伝えたい事とは何か、という興味。そして、来なければ店舗へ迷惑を掛けてしまう。こうなってしまった蒼崎には、1つの選択をすることしか出来なかった。

 

「・・・・・・はぁ、お前と良い白奈と良い・・・・・・普通、こういうことしたら信用無くすんだからな?まぁ、分かった、すぐ行く」

『すまない、もうあまり猶予も無くてな。デッキは・・・・・・まぁ、言わなくても分かるだろ?』

「猶予?・・・・・・あぁ、持っていけば良いんだろ?アレ」

 

蒼崎はデッキケースを1つ手に持ち、小さな鞄に入れてすぐに家を出る。ボアロの店舗大会の時間は自分でもチェックした。余裕で間に合うことだろう。

 

「罰として、飲み物1本奢りな」

『分かった』

 

それだけ言って電話を切る。久々のデュエマと親友との再会。蒼崎には、何か自分の人生に、変化が置き始めているという感覚があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうことがあり、蒼崎はカードショップ『ボアロ』に着く。思ったより人混みが凄い。

 

「っと、着いたぁ・・・・・・ちょっと疲れたけど。黒井は・・・・・・あー」

 

人の海を掻き分け、何とか店内に入ることに成功したが、黒井の周辺には人が多く集まっていた。

 

──アイツ・・・・・・客寄せとかいうレベルじゃないな。

 

「えっとー、皆さんもうすぐ大会なんでー、テーブル開けて下さーい」

「む・・・・・・来たか」

 

お互いに人の壁があり、近寄ることは出来ないが、店員をしている邪帝の声掛けで少しだけ黒井からも蒼崎を確認することが出来た。声を掛ければ更に面倒なことになるだろうから、そのまま大会開始までお互いに喋るつもりはなかった。

 

「それじゃあデュエル・マスターズの大会を始めていきます。えー、1番、○○さん」

 

参加者の番号と名前が呼ばれ、席へと配置されていく。自分の対戦相手は誰だろうかとうっすら蒼崎は気になっていたが、先に発表されたのは黒井だった。

 

「13番、炎帝さん。14番、黒井さん」

 

邪帝のその発表に、周囲の人間がざわつく。

 

「紅輝って、確か炎帝の・・・・・・」「もしかして本物かな?」「だとしたら今日此処に来て良かったわぁ」という声が聞こえてくる。蒼崎も炎帝については知っていた。

 

「・・・・・・凄いことになったな。炎帝は・・・・・・あぁ、成る程。時間ギリギリまで別の場所で人が集まらないようにしてたのか」

 

炎帝の姿が無かったと思い、すぐに周囲を見渡すが、蒼崎は丁度階段付近から現れた炎帝を見付け、その事実に行き着く。

 

──にしても、確かに凄いことになったな。邪帝もニヤニヤしてるが、デュエマを辞めた俺としてもこれは・・・・・・素直にどうなるか気になってしまう。

 

だが、すぐにそんな事を考えていた蒼崎に、邪帝の口から信じられない発表がされる。

 

「うぇっ!?・・・・・・あ、えっと、21番、プレゼントさん。22番、牙帝さん」

「マ?」

 

思わずそんな反応をしてしまった。そんな事ある?と蒼崎は驚き過ぎて頭の中が真っ白だったが、周囲の人間も、黒井もかなり驚いていた。特に黒井は、まさか呼んだ相手の1番最初の相手が牙帝だとかまるで考えていなかった為、少し呼んだことへの罪悪感が強まっていた。

 

「牙帝・・・・・・来てたのか・・・・・・」

「来てたよー」

「ヒッ」

 

蒼崎が呟くと、そのすぐ傍から返事が来た。あまりにも気配が無かった為に蒼崎の心臓が飛び跳ねたが、それを見て緑髪の黄色い瞳を持った小さな女の子──牙帝は、悪びれる様子もなく、この人面白いなぁ、と思っているのだった。

 

「君が相手?よろしくねー」

「・・・・・・距離感近いですね」

「そう?まぁ気軽にやろーよ気軽に」

「緩くやりますか・・・・・・じゃあ、カット御願いします」

「ん、御願いねー」

 

蒼崎の背後の席には丁度黒井が居た。お互いの相手は三帝と、かなりの強敵だ。最も、この場で一番強いのは誰かとなると、殆どの者が黒井を指すのだろうが。

 

蒼崎はチラリと邪帝を見る。その豊満な胸に置かれたように掛けられたネームプレートには、憧れていた人と同じ名字が書かれており、自分がデュエマの大会にこうして出ていることを、此方を見る顔からして、少しだけ意外そうにしているのが分かった。

ジャンケンで先攻後攻を決め、邪帝のデュエマ開始の合図を待つ。

 

「ねぇ、お兄さんって強いの?」

「弱いよ。久し振りに大会に出ただけ」

「何?復帰戦?」

「いや?どこかの馬鹿が強引に俺の参加申請出しちゃったから来たんだよ」

 

蒼崎の背後から咳払いが聞こえた。

 

「まぁもう怒ってないけどね。そいつが強引なことしてくるの、これが初めてだったし」

「へぇ、意外と喜んでる?」

「さぁね、そこまではちょっと秘密だ」

「えーっ、残念だなぁ・・・・・・まぁ良いや、それじゃ──」

 

「それでは、第1回戦、開始です」

 

「──始めようか」

「・・・・・・宜しく御願いします」

 

空気が変わった。今までのふわふわとした少し生意気で自由気ままな女の子、という印象から、牙を見せて今からでも獲物を喰ってやるという、飢えた獣のような雰囲気。それを、蒼崎は牙帝から感じていた。

 

──背後の試合を気にしたら、一瞬で持ってかれそうだ。

 

「《零無》で1ドロー貰って、私のターンから行くよ。《勝熱英雄 モモキング》をマナに、ターンエンド」(マナ1)

「じゃあ俺のターン、ドロー。・・・・・・《ザーディクリカ》をマナに、ターンエンド」(マナ1)

「ん?《ザーディクリカ》?」

「ん?」

 

ふっ、といきなり威圧感が消えた為、あれ?コイツプレ殿でもしてたっけ?と蒼崎は一瞬考えたが、どう考えても最近出たばかりだ。どうしたのかと思うと、牙帝はすぐに抱いた疑問に対する答えを言ってきた。

 

「いや、辞めたって言ってたけど、随分と最近のカードだなぁって」

「あぁ、成る程。改造だけしてて、デュエマはしてないからね」

「ビルダー?」

「・・・・・・気質としては、案外そっちかもね」

「へぇ・・・・・・折角だし今度見て貰おうかな、じゃあ私のターン」

 

牙帝はそう言ってデッキからカードをドローする。観客の目線を感じるが、そんなもの気にしていないのか、とても自然な動きでカードを取り扱う。

 

「《ドクゲーター》をマナに、2マナで《メンデルスゾーン》。2マナブーストして終わり」《マナ4》

「ドロー、《とこしえ》をマナに。2マナで《Re;ライフ》。1マナブーストしてエンド」《マナ3》

「ドロー、《モモキング─始丸─》をマナに。4マナで《始丸》を召喚」《マナ5》

 

動きを見せたのは牙帝が先。《始丸》の効果でデッキの上4枚からクリーチャーを探す牙帝と、それを見て嫌な予感のする蒼崎。せめて後ろの試合よりは長い試合にしたいと思っていたが、それも難しいかもしれないと思った。

 

「効果で・・・・・・《ドギラゴン剣》を手札に。残りを墓地に」

「ゲロだなぁ・・・・・・っ」

「行くよ、《始丸》でシールド攻撃時、革命チェンジで《剣》をバトルゾーンに。効果でマナから《モモキングRX》をバトルゾーンに出す」(マナ4)

 

《メンデルスゾーン》で落ちた《RX》が、剣の効果によりバトルゾーンへと現れる。そして、牙帝の動きはまだ続きがある。

 

「《RX》の効果で、今手札に戻って来た《始丸》を墓地に送り、カードを2枚ドローする。そして、《四牙類 クアトロドン》に進化!登場時能力で2マナブースト」(マナ6)

 

ドローとマナ加速を同時にしながらの攻撃、普通に強い動きが故に、蒼崎は苦い顔をしながらシールドを捲る。

 

「っ、S・トリガー、《メメント守神宮》を展開」(盾2)

「それだけなら、もっと行かせて貰うね・・・・・・《クアトロドン》でW・ブレイク。攻撃する時、効果で更に2マナブースト・・・・・・これで8マナ、結構溜まったね」(マナ8)

「流石に、キツいな・・・・・・っと、S・トリガー、《ジョ喰ンマ》、《波壊》。《ジョ喰ンマ》のGR召喚で《クリスマ》を出し、《波壊》で《剣》を、《ジョ喰ンマ》で《クアトロドン》を破壊」(盾0)

 

上手く除去は出来たが、苦しいことに変わりは無い。蒼崎が返してきたことに牙帝は少し驚いた様子だが、まだ余裕を感じさせる辺り、流石は三帝と言ったところか。

 

「《クリスマ》の効果で自爆し、1マナブースト。回収は無し。更に《破壊の儀》達成で墓地の《ジョ喰ンマ》を回収」(マナ4)

「なーんだ、結構強いじゃん?ターンエンド」

「もうシールド0で、絶賛追い詰められてるけどね・・・・・・ドロー」

 

蒼崎が今警戒してるのは、相手の手札に居る可能性があるスピードアタッカーの存在だ。こればかりは、《メメント》のタップ効果で防ぐことも、事前に盤面に居るのを除去するという手段も取れない。

 

「・・・・・・《火噴くナウ》をマナに、3マナで《デドダム》を召喚。《デドダム》をマナに、《アポカリプス・デイ》を墓地に、1枚を手札に・・・・・・ターンエンド」(マナ5)

「あらら、じゃあ私のターン、ドロー。《リュウセイ・カイザー》をマナに、5マナで《RX》を召喚。1枚捨てて2ドロー・・・・・・《ソウルピアレイジ》にNEO進化。そのまま攻撃する時にスマッシュ・バーストで《高貴なる魂炎》を唱える。《デドダム》を破壊」(マナ9)

 

ブロッカーを付与された《デドダム》はパワー3000、よって《ソウルピアレイジ》の下面の呪文、《高貴なる魂炎》の除去に引っかかる。これによって蒼崎の場は空となり、そのままダイレクトアタックが決まる・・・・・・かと思われた。

 

「ニンジャ・ストライク5、《佐助》をバトルゾーンに。効果で1ドローし、手札を1枚捨て、墓地の《アポカリプス・デイ》をマナに送る。そのまま《佐助》でブロック」(マナ6)

「最初から想定済みかな?上手いね、ターンエンド」

「まぁ、それでもそっちは大型ドラゴンありそうですし、結構追い詰められてますけど・・・・・・ドロー」

 

とは言え、蒼崎も追い詰められてはいるが、マナも溜まってきてはいる。最初の《剣》の時は焦ったが、あそこで《クリスマ》が捲れたのが大きかった。

 

「《とこしえ》をマナに、6マナで呪文、《鬼札王国》。鬼タイム効果で《ソウルピアレイジ》を破壊し、墓地から《蒼神龍 チェンジ・ザ・ワールド》をバトルゾーンに。これにより《復活の儀》を達成。デッキ上から2枚墓地に」(マナ7)

「え?ちょっと効果見て良い?」

「あ、どうぞ」

 

《チェンジ・ザ・ワールド》を場に出したことで、その珍しさと予想外のカードに見て居る人達がざわめく。牙帝も少し想定外過ぎて、念のためにと効果の確認をした。

 

「癖強く無い・・・・・・?良く5cで使おうと思ったね」

「まぁ、コイツと相性良いですし、自然と5cになっただけなんで、元からコイツが軸ですよ。では《チェンジ・ザ・ワールド》の効果で手札4枚全てを捨て、シールドを4枚追加。ターンの終わりに《手札の儀》達成で《ジョギラゴン》をGR召喚。ターンエンド」

 

蒼崎は敢えて《墓地の儀》を残すことで、カウンターが決められるように仕向けておいた。だが牙帝もそれくらいは気付いている。自分のデッキに《お清めシャラップ》が入っているのもあってか、これでもまだ余裕があった。

 

「私のターン、ドロー。《クアトロドン》をマナに・・・・・・漸くだね、まず3マナで《お清めシャラップ》。お兄さんの墓地、全部デッキに戻してあげるよ。そして1マナブースト」(マナ11)

「辛いんだよなー・・・・・・」

 

とはいえ、想定してはいる。此処からの追撃が怖いと言えば怖いが、向こうの手札も2枚と少ない。だからこそ、幾らドラゴンが出てこようとも、詰みにはならないと考えている。

実際、牙帝の手札にはそういったロックを掛けるタイプのカードは今は無い。だが──

 

「そっちも手札0で守りの要を失うと、キツいんじゃない?《ドクゲーター》を召喚。効果で《メメント》をマナに送って貰うよ」

「っ、まっず・・・・・・」(マナ8)

 

これで蒼崎の守りは崩された。次に相手が攻め込んできた時、頼れるのはシールドだけだ。

 

「ターンエンド、お兄さんのターンだよ」

「ドロー・・・・・・ノーチャージで《デドダム》召喚。効果で・・・・・・っ、来た、《バイケン》をマナ、《ディダノス》を墓地、1枚を手札に。そしてそのまま《火噴くナウ》。《火噴くナウ》を墓地に送り、《S・S・S》をマナへ。1枚を手札に加え、そのまま《ドクゲーター》を破壊。ターンエンド」(マナ10)

「《ディダノス》・・・・・・甘いよ。ドロー、ノーチャージ、《地封龍ギャイア》召喚。ターンエンド」

「《ギャイア》・・・・・・かぁ・・・・・・」

 

《ギャイア》の能力はcip持ちクリーチャーをバトルゾーンに出すとき、そのクリーチャーを場では無くマナに送るというもの。これにより、如何に強力な常在型効果を持つクリーチャーであろうと、登場時に能力を発動するクリーチャーは場に出せなくなってしまった。

 

「ドロー・・・・・・ターンエンド」

「ドローゴー・・・・・・苦しそうだね、お兄さん。じゃあドロー、《ギャイア》の効果で、マナから《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》を召喚。そのまま《サファイア》で3枚焼却」

「ヤバいな・・・・・・」(盾1)

「ターンエンド、これがお兄さんのラストターンになるかもねぇ」

 

・・・・・・何か少し腹立つな。と思った蒼崎だが、現状からはその通りだ。

手札には使えないcip持ちクリーチャーが1枚、ブロッカーも居ない現状、牙帝の《サファイア》で盾が消し飛ばされ、《ギャイア》でトドメを刺されてしまう。つまり、このターンのドローに、全てが掛かっている。

だが──そんなに思い詰めても、引くカードは変わらない。

 

「ドロー」

 

蒼崎は何の躊躇も無く、ただ淡々とカードを引いた。

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