降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ
閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。閉じよ(みたせ)。
繰り返すつどに五度。
ただ、満たされる刻を破却する
――――告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。
聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ
誓いを此処に。
我は常世総ての善と成る者、
我は常世総ての悪を敷く者。
されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。
汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手繰る者――
汝三大の言霊を纏う七天、
抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――』
バタバタと駆け回る音に自然と目が開いた。身体の至る所が痛い。目に涙が滲んだ。
「目を覚ましたぞ」
「所長連れてこい!」
「ロマニはどこだ!」
「Aチームんとこだ」
目を覚ましたら、そこは天国ではなかった。痛みに耐えながら起き上る。
よかった、どうやら生き残っていたらしい。ダメ押しの聖杯という魔力リソース持ってたんだ。意味消失するもないだろう。良かった。
まだ管制室の傍にいる。扉の向こう側を見るに鎮火はされているようだ。しかし瓦礫が片付けられている様子はない。なら私が戻って来てからそこまで時間は経っていないのだろう。
早めに目覚めたとはいえ、疲労と一時的な危機が去った安堵からぼーっとしてしまっている。バタバタと忙しなく動くスタッフに目の前で一時停止したのはロマニだった。スタッフが呼んできてくれたらしい。
「ユキ、気分は?」
「ロマニ、大丈夫です。他は?」
「ちゃんと戻ってるよ、三人とも無事「他の適正者は?」・・・」
「ロマニ、報告を」
「・・・Aチームも重傷。Bチーム以下メンバーは凍結保存とした」
私もアニムスフィア家の人間だ。生き残っているのだから多少なりとも責任を求められるだろう。
この聖杯を持って帰ったのと特異点Fを修復した功績でどうにか軽減してほしい。
「では死体は片付いてますか?」
「・・・そんな余裕はない。怪我人優先だ」
「私がそちらに回ります」
「今は休むべきだ」
「あの三人が目を覚ますまでに管制室は回復させます」
これは急務だ。
今回のことでの犠牲者を見せてはいけない。意識させてはいけない。
幸か不幸か、あの人らは来たばかりで、マシュもほとんど人間的な関わり合いを持っていなかった。
爆破に巻き込まれた人。凍結保存となったマスター候補。顔も分からないはず。
死人を意識せずに済むんだ。悲しむのは私たちスタッフだけで十分だ。
「地下の一画を解放してそこに死体をまとめましょう」
「君は・・・いや、スタッフは何人必要だ?」
「割けるだけください。でも生きている人間が優先なのに異議はないので、最低限でいいです。死体を片付けて、管制室の瓦礫をどうにかして機能が果たせる状態へ復旧させましょう」
「これからの戦いに備えて、かい?」
「・・・あるんでしょう?特異点が」
私は元々このグランドオーダーについて知っていた―覚えていたともいう―。でも、あのレフの言葉から皆特異点Fは始まりに過ぎない事を知っただろう。
そしてリミットはあと一年と少しばかり。
素人の心理状態のケアをしてから特異点の攻略なんて、そんな余裕はない。
言葉に出さないが伝わっているはずだ。マシュと契約を果たしたのは彼らだ。私じゃない。
私はAチームと違ってまだサーヴァントを召喚していないのだ。おそらくこの後、することにはなるだろうがどんなサーヴァントが召喚されるかも分からない。最低な言い方をすれば外れを引いてしまう可能性だってある。
そんな博打は世界の存亡が掛かっている中で打てるわけもなく、彼らの精神状態が優先されるのも仕方ないコト。
私の生よりも優先されて当然。諦めは、つく。
「動けるかい?医者としては休んでほしいが」
「言ってられないわ。ユキ、動けるわね?」
「はい、所長」
「よろしい。すでに地下は確保しているわ。スタッフも医療部門から二人と他に手を開けられそうな者を回します」
「承知いたしました」
オルガからの指示も受けたところで立ち上がる。少しふらつくが仕方ないだろう。痛覚緩和の魔術を施す。ついでに肉体強化。
「待ちなさい。あの水晶体はどこに?ダ・ヴィンチに調べさせます」
「え?・・・持ってたはず」
「僕が来た時には持ってなかったけど」
「まさか無くしたっていうの!?」
「いや、そんな!だって持って帰って・・・あれ?」
「はい?」
「・・・み、見間違いよね?」
「・・・」
無くしたと思われていた聖杯はぽろっと私の胸から手に向かって出てきた。
いやいや、待て待て。
深呼吸をしてその聖杯を胸に仕舞うイメージを持つと、それは手元から消えてしまった。
・・・どういうこと?!
いや!
出てきて!!
じゃないと困る!!
また胸のあたりからぽろっと手元に落ちてきた。
これ、私の意思で出したり出来るようになってるの?
聖杯にそんな機能ついてたの?
どういうリソースなの、これ??
「ユキ、それをこちらに渡しなさい!」
「あ、はい」
「・・・ほかの者の手に渡ったからと言って消えたりはしないのね」
「とりあえずレオナルドに回そう。僕らはやることが多過ぎます。ただ、体調に異変があればすぐに報告を」
「かしこまりました」
ロマニの言い分はその通りだったので、目の前の疑問は置いておく。私は医療スタッフたちの指示のもとに遺体の片付けに入った。
最終的には感染症や臭いなどの観点から火葬するのだが、このカルデアに火葬場なんてものはない。ごみのための焼却炉くらいだが、人間を燃やす想定なんてしていないので火力の問題もある。
これからは外からの物資の支給も望めないので簡単にリソースを使うなんてことも出来ない。
胃の中を空にする域沖で吐きながらも遺体を運んで、現実逃避にほかごとを考える。
魔術とかで風化させられるのかな?
人を片付けるや燃やすことを考えるなんて、思いもしなかった。もっと何かできたんじゃないのか?と思わずにはいられない。
凡人の私には出来ないと、決めつけてしまっていた。
そのせいで何人が死んだ?
この腕はきっとカルデアスタッフのものだ。―この腕輪に覚えがある。
あっちの顔が焼けただれている身体は誰のものだ?―残った部分から女性だったように思える。
あそこの脚は誰だろうか。―特徴がない。調べても上げられない。
死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ、死んだ。
もうどれくらいそうしていたか分からないが、死体を片付けるために与えられた地下区画がいっぱいになった。管制室は瓦礫を残しているだけになっていた。
次は瓦礫を片付けていく。そうしている中で不意に声を掛けられた。
「ユキ!サーヴァントが呼んでいたから今すぐ工房へ行ってくれ」
「・・・あ、はい」
流石に瓦礫はどうにかしてもらえるだろう。人間は片付け終わったのだから。私はもう休憩してもいいはずだ。
・・本当に?
ここで抜けることで後から問題にならないだろうか?
返事をするも不安から足は動かない。どうすればいいんだろう。
「とか思っているだろうからね!攫って行くよ」
「ダ・ヴィンチ?」
「所長の目が怖いのは分かるが、私のことはダ・ヴィンチちゃんと呼んでくれたまえ」
「うへぇ、顔がいい・・・」
自分が小さく軽いことは理解している。ダ・ヴィンチちゃんに小脇に抱えられ連れ出された。
私の自虐精神は彼女も良く知るところだ。むしろロマニたちよりも良く知っているだろう。だって、何かあった際に頼るのはいつだってサーヴァントだった。
人間に迷惑を掛けたくない、掛けたら失望されるなんて思っていたから、きっかけはあれど、ダ・ヴィンチちゃんがそれを許してくれたから彼女(彼)の工房に足を運ぶことはどんどん増えた。
今では悪ふざけで色んなものを作る仲でもある。ああ、もっと頼れば良かったな。後悔しても後の祭り。
足早に工房へ飛び込むとまず私をシャワー室に突っ込んだ。
??
「まずはボロボロの体を洗い流してきなさい。話はそれからだ」
「・・・」
「ゆっくりしているといい。私はマシュを見てからあの双子のところにも行くからね」
ダ・ヴィンチちゃんはマシュと話した事がないくせにマシュのことをとても気に掛けている。だったら話したらいいのに、自分というサーヴァントが彼女に与える影響を気にした。
元々デミ・サーヴァント計画に大反対だったから仕方ないね。
大人しくシャワーの蛇口をひねるとダ・ヴィンチちゃんは外から着替えとタオルの場所を告げて出ていってしまった。
こんなことになったのだから彼女も忙しいだろう。私がこんな―特殊な状態というのも手伝ってしまい、周りを気にして碌に休みもしない。私のコトだからおそらく倒れるまで頑張っただろう―だから気を利かせて攫いに来てくれたのだろう。
深呼吸をして目を瞑ると、さっきまで運んでいた
私が運んだはずの身体が勝手に動きだしているのだ。
ああ、これはきっとしばらく目に焼きつく。こうやって人の心は蝕まれていくのだろう。
ゆっくり目を開いて、頭を洗った。
きっぱりと割り切ってしまえれば楽だったのに。私には出来る限りを尽くしたし、無理なもんは無理だ。頭では分かってる。心は追いつかない。
どれくらいの間こうしていたのか分からないが、頭の中はずっとぐるぐる回っていて気持ち悪かった。
助けてくれたのはダ・ヴィンチちゃんだ。帰ってきたときにシャワー室から引っ張り出された。
マシュを見に行って、双子のところに行ったのならかなりの時間が経過したはずだ。ネガティブに考え始めると、暗い想像は止まらないから困る。
「ほらほら早く着替える!君にも英霊召喚を行ってもらうってさ」
「私にも?」
「あの双子だよ。先に行かせているさ」
「・・・」
「色々考えるのはいいが、着替えてからの方がいいぜ?私の方が完璧な肉体をしているからって何も感じないと思っているのかな?」
「餓鬼相手に何か感じることもないでしょう」
「まあ、そうなんだけどね☆」
ダ・ヴィンチちゃんのお陰で気持ちは少し楽になった。
でも、精神は安定しないのでさっさと着替えて英霊召喚に向こうこととする。
こんな中でもずっと望んでいた英霊召喚が出来る、自分だけの英霊を呼ぶことが出来るなんて心が高鳴る。
私のサーヴァントはどんな英雄だろうか?
☆5サーヴァントに出会えることはまずないだろう。器じゃない。
☆1サーヴァントはどうだろうか?
イアソン―逆行する前の四周年の低レアサーヴァント実装により戦う指揮官へと昇華―、
アーラシュ―勇者。気のいいお兄さん―、
バーソロミュー―鳴鳳荘で先に立ち絵だけ実装。性癖により真名バレと相成った―、
アマデウス―あのモーツァルト。フランス組に所属していたけどあまりいい扱いではなかった気がする―、
佐々木小次郎―H・E・N・T・A・I。いつかセイバーの佐々木小次郎は実装されるのだろうか?―、
マタ・ハリ―スパイのお姉さん。見た目からは想像できない壮絶な過去に泣いた記憶がある―、
シャルロット―二部CMに登場していた彼女が実装。最近配信された五章のガチ恋勢と天使っぷりに惚れた人は少なくないはず―、
アステリオス―癒し。圧倒的癒し。ミノタウロス?知らない子ですね―、
バニヤン―配布サーヴァントはどういう扱いなんだろうか?イベントがどれくらいの頻度で発生するのかによるが、難しい―。
他にもいた気がするけど、全然覚えてなかったなぁ。
アーラシュだと戦わせられないのでご勘弁。(宝具の関係上)まあ、一緒に戦ってくれるなら誰でもいいかな。
ゲームと違って性能やらなんやらを気にしても意味ないし、知れば知る程強くなるわけだから知名度は欲しいけど。
となれば、イアソン、アマデウス、佐々木小次郎、アステリオスかな。ギリシャ神話とか過去の偉人とかカルデアでも調べられる。
女性の方が気分は楽だが、男性の方が付き合いは楽だろう。
あ、でもエミヤママだと小うるさいかもしれない。私のところに来てくれるはずもないので考えるだけ無駄なのだが。
着替えが終わったところで外に出るとダ・ヴィンチちゃんに止められる。
どうやら髪が濡れたままなのが彼女的にアウトらしい。タオルで軽く湿り気を取るとどこから取り出したのかドライヤーを片手に私の髪に手を当てた。なんか、お母さんみたい。
「これでも男だぜ?」
「世話焼きですよね」
「君が世話を焼きたくなる行動をするのさ」
「ゆっくりしていてもいいんです?」
「ああ。どうせあの双子は所長の怒りを買う。君が居ても説明に時間が掛かるだけさ」
「マシュは?」
「生きているよ。もう起き上ってピンピンしている。流石はデミ・サーヴァント」
「・・・」
「・・・まったく、腹立たしい」
おそらく表情は変わっていないのだろう。彼女は自身の美貌が変化するのを嫌う。しかし、声は嫌悪をにじませていた。
そこからは何かを話すこともなく、ただドライヤーの音が響いた。ポンと頭に軽い衝撃が来て終わったのを理解した。
私自身が見た目を気にするタイプではないが、こうやって面倒を見て貰えるのは非常に助かる。
オルガマリーは見た目も気にしろと怒るのだ。アニムスフィア家は魔術界隈でも有名な貴族だから、そこに名を連ねる以上私にもそれ相応の振る舞いが求められるというわけだ。
まあ、カルデアの人たち(魔術師ではなく、技術班)全然気にしてないけど。
後は包帯を巻きつける。あまりにも不器用で下手くそなことになり、ダ・ヴィンチちゃんには大層笑われた。
「じゃあ、召喚ルームへ向かうとしようか」
「誰が応えてくれますかね」
「順当に行けば日本系サーヴァントじゃない?君、縁もないし、日本人ってくらいしか特徴ないし」
「聖遺物なんて持ってないですしね。こればっかりは運試しもいいところだ」
「私を召喚出来たら存分に尽くしてあげるぜ?」
「レオナルド・ダ・ヴィンチとか、絵画に触れた事もないのに無理です」
ダ・ヴィンチちゃんのおかげで髪も乾き、身だしなみも整った。ありがたいことだ。
召喚ルームには既にオルガマリーを含めた6人(オルガマリー、ロマニ、双子、マシュ、そしてびっくりカドックだ)が集まっていた。
「カドック!?なんで!?」
「Aチームの中でも一番軽傷な僕がお前らの召喚を確認することになっただけだ」
「軽傷たって、十分・・・」
「動ける者は怪我人でも動いてもらいます。カルデアに余力なんてないのだから」
「だから僕も付いている。医師としては、夏海ちゃんと立夏君はともかく、ユキちゃんもまだ病床に居て欲しいんだけどね」
私は養子とは言え、アニムスフィア家の一員だ。
そんな暇はない。
重傷と言ってもいいカドックの横には双子と包帯だらけのオルガマリー。
オルガマリーも怪我をしていてもトップとして動いているのだから。レフのことは区切り付けられたのだろうか?まだピリピリしてるように見えるし、ダ・ヴィンチちゃんの予想通りひと悶着あったかな。
「召喚英霊三号、ありがとうございます。ではユキ。貴女から召喚を始めなさい」
「はい」
カルデアの召喚ルームでの召喚はゲームとあまり変わらない。
仰々しい言葉は必要なく、詠唱もない。
リソースをぶっこんで待つ。何かしらの聖遺物を持っているならそれと一緒に待つ。
違う点はリソースを課金で購入できないところだろう。
リソースの分だけ。それ以上はない。限定サーヴァントとかもいないから本当の闇鍋ガチャと言えるだろう。
双子に説明しながら実践する。
次にやってもらうからね。
私の説明を聞きながら何か楽しそう!という表情をしている姉の方はとても根性が据わっている。
後ろで睨んでいるオルガマリーの存在に気が付いている弟はそんな姉を見て気まずそうだ。
私も気まずいのでさっさと終わらせてしまおう。
彼らと違って、マシュと契約したわけではないから私だけのサーヴァントは一騎。
出来れば、さっきのダ・ヴィンチちゃんみたいに私の世話を焼いてくれるととても助かるなぁ。
そんな邪心を抱きながら召喚を始める。