筆者はこれが初めての投稿なので
話し方がおかしかったり
文章がおかしかったりするかもしれませんが
見捨てずに見守り御指摘などをしていただけると幸いです。
俺は独りだった……
いつも、いつも独りだった
学校には行ってるし、家族もいた
でも…独りだった。
学校に行けば
「暗い…」「不気味…」「関わりたくない…」
そんな言葉だけが降りかかってくる
家に帰れば
「さっさと動け!気持ち悪い!」「お前を産んだのは失敗だったわ」
そんな言葉ばかりだった。
昔からずっとずっとずっと……
2008年4月
俺に親はもういない
一人暮らしをしている。
俺が中学生になるときに親は離婚してそのあとすぐに俺を引き取った母親も蒸発して姿を消してしまった。
それから身寄りの誰もいない俺を叔父さんが拾ってくれた。その叔父さんのご好意でアパートに住ませて貰ってる。
小中と学校では誰とも話せなかった俺はいつも気味悪がられていた。
只、そんな居場所のない俺でも一人暮らしをするようになってからは家の中ではそれなりに自由に楽しく暮らせている。
それに、中学校で嫌われていたとはいえ俺はもう卒業した。一週間後には高校生になる。
俺は期待に胸を膨らませながら
「対人恐怖症を治して生まれ変わる!」
そう決意した。が…
ピーンポーン
インターホンの音が部屋一面に鳴り響く
こうもタイミングを合わせたかのように鳴り響かれては決意も覚悟もあったもんじゃない。タイミングの悪いインターホンの音を呪いながら俺をドアを開いた。
「はい、山谷《やまたに》ですけど…」
「よっ!万《ばん》!」
そこに立っていたのは唯一の俺の友達
直江 大和だった。
「…で今日は何の様でここに来たんだ?」
自分の部屋へと大和を招き入れると単刀直入に聞いた
「何か様がないと来ちゃダメか?」
「来ちゃダメかと言うより何か様がないと
只でさえ忙しいお前が俺のところに来るわけ無いだろう。」
「…うっ!意外と鋭い…」
どうやら図星らしい
「で本音は?」
「ウチのキャップが万を入れたいって。」
「風間翔一か…」
風間翔一 通称キャップ
何時も、コイツの話のなかに出てくる
風間ファミリーというグループのキャプテンだ
冒険好きの自由を好むフリーダムな男らしい
「…断る。」
「どうして!?」
「はぁ…いつも言ってるだろ。俺には絶対に合わない。人と話すのが苦手な俺がそんな活発なグループに…
それに女までいるグループに馴染める訳がないだろ。」
昔から大和は俺と会うときになにかとグループへ誘ってくる。
まぁ、その度に俺は断っている訳だけど。
毎回そんなことをして罪悪感無い訳じゃない。
いつも、俺の家に来る度に大和はグループの話を楽しそうにしているそんな大和を見ているからこそ俺はグループに入る訳にはいかなかった。
人と話すことさえままならない俺がグループに入ったらグループ内の雰囲気が悪くなる事なんて火を見るより明らかだ。
「どうせ俺なんかがグループに入ったらグループが険悪になっちまう……とか考えてるだろ万。」
「………」
「キャップはそんな男じゃないよ万。
キャップだけじゃないモロも岳人もワン子も京も姉さんだって風間ファミリーの皆はお前を受け入れてくれるよ。」
「……」
「一回だけでも会ってみれば分かるって!
それに、万だって今の自分を変えたいと思ってるだろ?なら、変わるチャンスじゃないか!」
「……」
「万!」
「………少しだけなら……会ってみるよ…」
「そうか!わかった、明日は空いてる?」
「いや、友達がお前以外いない俺が空いてない日はねぇよ。」
「…それもそうだな」
…納得しやがって
少しは否定してくれ…
…悲しくなってくる
「じゃあ、明日の11時な。
お前の家に着いたらインターホン鳴らすから
とりあえず、そこから基地に向かって着いたら紹介するって感じで。」
「わかった。それまでに着替えて準備しとくよ」
そして俺は明日、風間ファミリーと会うことになった。
そして当日。
ピーンポーン
インターホンが鳴る。
それに合わせて心臓の鼓動も早くなる。ドアを開ける手は自然と震えてしまった
「…は…はいっ!…や…やま…山谷…で…す…」
声と震えて話すことさえままならなかった。
「大丈夫か?あまり、緊張せずにリラックスしろよ。」
「…それが出来たら苦労しねぇよ…」
「確かに…」
朝っぱらからへっぴり腰のまま俺は基地に向かうことになった。
このときはまだ俺は知らなかった…
これから待ち受ける苦難を…
今、俺は川原を歩いてる。
顔を青くして足を震わせて吐き気を催しながら
「大丈夫か?」
「……大丈夫…じゃ…ない… 」
「そんなに行きたくないのか?」
「…行きたくないんじゃなくて行くのが怖いだけだ。」
大和が心配そうに俺の顔見ながら話す。
「大和、姉さんを一人置いて出掛けて行くとは薄情じゃないかぁ!」
張り上げられた女の人の声がする。
それを聞いた大和が咄嗟に俺に隠れる。
俺は風を切るような音が耳に入り振り返った。
そこに見えるのは拳だけだった。
俺は神様に必死に祈りながら目をつぶった。
そんな俺が目を開けて次に見た景色は病院のベットの上だった……
という風に簡単には終わるハズはなく。次に見えた景色は驚いた表情でこちらを見る大和と面白いオモチャを見つけたかのように目を光らせる一人の女性とその人の拳をかわし脇腹を殴ろうとしている自分の姿だった。
「ほぉ、面白い。コイツがお前の言ってた奴か。
だが大和、お前から聞いた話とは随分変わってる気がするがどうなってるんだ?」
「姉さん、俺もわからないし驚いてるよ。
武術を習ったことのない万が姉さんの攻撃をかわしてるんだから…」
「まぁ、しかし一番驚いているのはコイツ自身だろうがな。」
その通りだった。俺はこの状況に頭が追い付いていなかった。
しかし、そんなことは知らんとばかりにその女性はパニックになっている俺に向かって話をする。
「気に入ったぞお前!私の攻撃をかわしてカウンターを入れようとするとはな!明日からお前を私が鍛えてやろう!私の名は川神百代だ!
私が鍛えるからにはしっかり強くなれよ!
これからのお前の目標は私を倒すことだ!
それまで私の元で猛特訓だ!いいな!」
興奮しながら話す彼女の前に俺は考えることを諦めた…
…只一つ分かったことがある
………ソレは………俺には拒否権がないということだった
まだ、一話目ですがどうだったでしょうか?
感想、御指摘等は何時でも募集しておりますので
気兼ね無くじゃんじゃん書いてください。