ディスターブド・ウォード
クロータス・プレン・アサイラム
「発電機に…板…」
おっと、メジロマックイーン落ち着いた様子です。
霧の世界でこの落ち着きよう、一体どうしたのでしょう?
「どうせ、ゴールドシップさんとスペシャルウィークさんがやってくるのでしょう?」
おっと、なぜその事を知っているのでしょうか?
「テイオーとライスさんから聞いた悪夢とは、この事でしたか」
あーそういう事でしたか。
では、ディスターブド・ウォードについて解説しましょう。
「中央にある廃病院…不気味ですわね…」
このステージは中央の病院でいかに時間を稼ぐかが脱出の肝となります。
病院内にある窓枠は強いですからねぇ。
病院の二階にある発電機を先に修理するのも有りかもしれません。
メジロマックイーン、現在病院周辺の発電機を修理しております。
いかに偏らせずに発電機を修理出来るか見ものです。
「本当になぜか修理出来ますけど…スペシャルウィークさんでも、もう一人の私(ワタクシ)でも来てくれませんの…?」
メジロマックイーン、未だに他のウマ娘と合流…おっと!?
三人のウマ娘達が、メジロマックイーンの元へ駆けつけてきました!
「やっと、来ましたわね…スペ…えっ?」
では、今回の他の選手三人をご紹介致しましょう。
「ゴールドシップさん…?」
一人目は工具箱を持ったゴールドシップ。
「ゴールドシップさん…!?」
二人目はライトを持ったゴールドシップです!
では、三人目は誰なんでしょう!?
「ゴールドシップさぁぁぁぁん!!!?」
あーっと!三人目もゴールドシップだぁぁぁ!!
手にはなにやら鍵のような物を持ってますね。
「あの…ゴ、ゴールドシップさん達…?」
「「「………」」」
「ゴールドシップさんなら、なにか喋ってくださいまし!」
「(カチカチカチ)」
ビコーン!
四人で1つ目の発電機をつけ切ったようですね。
「無言のゴールドシップさん三人と殺人鬼…悪夢ですわ…二人が見た以上に悪夢ですわ…おや?」
ラーララ♪ラーラーラーラーララーラー♪
おおっと、この歌声はまさかぁ!?
「これはロシアの子守唄…ですわね?」
ヒュンヒュンヒュン!
「アゥチ!」
おおっと!ハチェットがメジロマックイーンの頭部に直撃したぁ!
しかし、ここは霧の世界!何処へ命中しようが一回の負傷で済みます!
今回の殺人鬼はウサギ仮面の女狩人ハントレス!足は遅いですがそのハチェットは驚異です!
「いや、明らか頭部に命中しましたわよね、私!?なんで私生きてますの!?」
病院の中へと逃げるマックイーン!しかし、相手はハントレスだ!
「なぜか右肩が痛いですわー!?」
フンッ!ハァッ!
「ひいいいいい!」
ビコーン!
もうそのツッコミは聞き飽きたがマックイーン!上手くハチェットを躱してゆく!!
そしてもう一台、発電機が付きましたね?このまま彼女が引っ張ってくれるといいのですが。
おっと、マックイーン窓枠から外へ出てジャングルジムの方へと逃げて行きます!
「なぜか普通に走れますけど右肩痛い!痛い!いた!板板板!!いた!」
ガコン!
フン!…カチャ
ハントレス、ハチェットをしまいましたね。
メジロマックイーン、『板を先倒し』しましたからでしょうか?
メジロマックイーン、ジャングルジムで読み合いをしております!
「ハァ…ハァ…ウゥ…メジロ家の名にかけて、あなたの手斧ぐらい華麗に躱して…え?」
ガン!ガラン!
「ひいいいぃぃ!!」
殺人鬼ハントレス!普通に板を割って来ました!!
ハントレスにとって、これは最善の策でもありますが諸刃の剣ですからね。
上級者はここをグルグルと周って板を渋る傾向にありますが―――
これはなかなか難しい所ですねぇ。
「もう無理ですわー!キャア!」
ビコーン!
メジロマックイーン、ダウンと同時に発電機がもう一台付きました!
ハチェットではなく大斧でやられましたね。
「お、起き上がれませんわ…あっ!」
あーっと!殺人鬼がマックイーンを担ぎ始め―――
おっと、ライトを持って颯爽と現れたゴールドシップ!
またいつものようにライトスタンを狙ってくるのかー!!
「ゴ、ゴールドシップさん…」
カチッ
「ちょ!?ゴールドシップさんんん!!?」
あーこれは痛恨ミス!!!ゴールドシップ!ライト救助出来ずー!
殺人鬼、上を向きながらフックの方へと向かってます。
メジロマックイーン、もがきながらなにかを言っています!
「ちょっと!テイオーさんとライスさんと言ってる事が違うじゃありませんの!!?私知ってますのよ!?あなた勝手に私の銀座の限定プリン勝手に食べ―――」
プスリ
「アァー----ッ!!!」
メジロマックイーン!もがきながら意味不明な事を言ってフックに吊られてしまったー!
しかし、まだ『一吊り目』です!あと一回はチャンスがあります!
ビコーン
もう、一台発電機が付きました!残り発電機はあと二台!
おっと!今チェイスしてるのはライトを持ったゴールドシップ!ゴールドシップです!
小屋辺りで上手くチェイスをしております!
「ちょっと痛いですけど、これ心臓に刺さっていません!?私なぜ生きてますの!?」
霧の世界では常識です!その程度では生存者は死なないのです!
工具箱を持ったゴールドシップ。マックイーンの救助に駆けつけて来ました。
スポン
「…刺さった所の穴すら空いてませんわね…ですが、早く何処かへ隠れないと…うん?」
「…(クイクイカクカク)」
「…しゃがめって事なのでしょうか?」
ベリベリベリ…
「…本当にこんなので治りますの?」
メジロマックイーン、治療が完了したようです!
おっと、殺人鬼がこっちに戻ってきています!
フーフーフー♪フーフーフー…
「ホントに治ってますわね…」
ドクンドクンドクン
「…この感じだとこっちに戻ってきたようですわね…ち、ちょっと隠れますわ…」
よっぽど、ライトのゴールドシップに手こずったのでしょうか!
メジロマックイーン、ロッカーの中へと入っていきます。
工具箱のゴールドシップは上手く隠密しているようです。
ラーラーラー♪ラーラーラー……
「ほっ…あっちへ行ったみたいですわね…そろそろ出てもいいでしょう…?」
メジロマックイーン、『トンネル』されずに済んだようです!
いや、待ってください!これは―――
「キャア!」
悲鳴を上げてしまった!『アイアンメイデン』がマックイーンに刺さる!!
最大、20秒は無防備状態!つまり『ワンパン』となってしまいます!!
「えぇ!?なんで悲鳴上げましたの私!?ついでに『無防備』って不穏な文字が見えましたわ!!?」
あーっと!殺人鬼が戻って参りました!!メジロマックイーンを『トンネル』する気マンマンです!
『殺人鬼の本能』で位置バレしてますからねぇ。おまけに悲鳴で誰かと言うのも分かりますし―――
「ちょっと、待ってくださいまし!!なぜ私ばかり狙われますの!?」
おっと、鍵を持ったゴールドシップ選手!浮きながら移動しております!!
えーこれも霧の世界ではよくあることですねぇ。
「どーでもいいですわ!!危ない!」
おっと、メジロマックイーン!華麗にハチェットを躱してゆくぅ!
流石メジロ家のウマ娘と言った所でしょうか!
「自分で言うのもなんですけど、私こう言う喋りかたですけど決して悪役令嬢とかではございませんのよ!」
板から板へ!『窓枠フェイント』をこなしながら華麗にハチェットを躱してゆく!
上手く引っ張れるかメジロマックイーン!
「私の扱いテイオーとライスさんのと全然違いませんじゃありませんの!?私B級ホラー映画の中盤で殺されるようなウマ娘では…アゥ!」
ビコーン!
大斧を食らったと同時に発電機が一個付きました!残り発電機一台!
メジロマックイーン!ハントレス相手に奮闘しております!
無防備状態はもう切れている!
「当たり前ですけど後輩をいじめた事も趣味が異なる者を蔑んだりもした事ありませんわ!そんな事メジロ家の恥でキャア!」
メジロマックイーン!病院の窓枠で二度目のダウン!
いいキラーの引っ張りようでしたねぇ。
今度こそゴールドシップのライトスタンを決めれるか!あーっとこれは―――
「ゴールドシップさん…今度こそ頼みましたわよ…あれ?ゴールドシップさん!?」
ゴールドシップ達、『鍵でハッチを開けて脱出』しております!
よく見ると発電機が偏っておりますね?発電機は諦めて『ハッチ』で脱出をしたのでしょう。
「ゴールドシップさぁぁん!?」
この場にいるのはメジロマックイーンただ一人!
メジロマックイーン!これはもう絶望しかありません!
「ちょっと待ってくださいまし!私の扱い雑すぎじゃありませんの!?こんなのメジロ家、いや世間が許しませ―――」
プスッ!
「キャアアアア…キャア!(ガシガシ)」
メジロマックイーン、吊られてもがいておりますがもう助かる術はありません。
「あーそう!あーそういう事ですかゴールドシップさん!覚えておきなさい!その腐った性根叩きのめしてあげますわ!!!!(ドスドスドス…ドス!)」
チーン…
「覚えてなさぁぁぁぁい…!」
試合終了です。断末魔…と言うより恨み節を上げて『エンティティー』へと捧げられました…。
あれほど、奮闘したとは言えメジロマックイーンにとっては
デェェェェン!
【処刑された】
メジロマックイーン〈20〉パークなし
見ろよあの冥王星綺麗だろ?〈13〉(工具箱)
あったけぇよこの冷水〈5〉(鍵)
ジェットストリームゴルシ様〈1〉(ライト)
B-HAYAHIDE:『バベチリLv3』『イタチLv3』『シャドボLv3』『アイアンメイデンLv3』アドオン:『鹿革の手袋』『ドジョウ』
HAYAHIDEは「ふむ、発電機を固めた所までは計算通りだったが、鍵持ちを見落としていたか…」とぼやいた。
そして、チャット欄にマックイーンをキレさせるような一言が書き込まれる。
あったけぇよこの冷水:Oh come on McQueen dud(訳:おい、しっかりしろよマックイーン)
………
……………
………………
カッ!とメジロマックイーンの目が見開いた!
「ふふ…ふふふふふ……」
そして翌朝
トレーニング・グラウンド
トレセン学園
チームスピカ。
グラウンドでウマ娘達が夢見て走るいつもの光景―――
「ゴールドシップウゥゥゥ!!!よくも私を見捨てましたわねぇぇぇ!!!」
「うおおお!!ゴルシちゃんなんの事だかマジでさっぱりだぜぇ!!?」
―――ではなく、大斧持った悪夢のマックイーンがゴルシ相手にチェイスをしていた。
「なぁにが「Oh come on McQueen dud」ですの!?あれだけ頑張ったのにハッチ逃げしてエェェェェ!!」
「そんな事言った覚えねぇし、ハッチなんて知らねぇぇ!!てかマックイーン!地面から赤い光見えんぞ―――」
地面から赤い光、どうやら『ステイン』が出ているようだ。
「どおおおおでもいいですわぁぁぁ!その腐った性根叩き直してあげますわぁぁぁ!!」
「そんなんで叩かれたらゴルシちゃんでも死んじゃうぜ!?ヘールプ!ヘルプミー!!!」
「待てぇコラァァァ!!フックに吊るしてあげますわあぁぁぁ!!!」
「ひぃぃぃぃ!!!?」
その光景を目にした悪夢の経験者は言う。
「ゴールドシップさん…一体、夢の中でなにをやったんでしょう…?」
「マックイーンのキレようからして、酷いことをしたって言うのはワカルヨネー…ウワァマックイーンコワイヨー…」
当然マックイーンはスピカのメンバーに止められ正気に戻った。
憔悴したゴルシは余計なことを言う。
「ゼェ…ゼェ…アタシ…スイーツしか食ってねぇぞ……」
マックイーンの目がまた赤く光ったが、卍固め程度で済んだとさ。
――――――
※最初はホーキンス研究所の地下施設にする予定でした。