今回は記念すべき200話ですよ!
無意識の恋よりも圧倒的に長くなる予感!
ちなみに僕の今まで書いてきた小説の中で一番長いのはオリジナル作品の【転生者は気まぐれ勇者】の487話です
小説家になろうにて同じユーザーネームで投稿していますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
僕の書いてきた作品で200話超えているのって2作品だけなんですよ。
ちなみに打ち切りと短編を除いたら一番短いのはオリジナル作品の【人生に付かれたので人生をお嬢様に捧げます】の42話です。
こちらも同じく小説家になろうにて投稿していますので、気になる方は是非読んでみてください。
それはさておき、あらすじに行きましょう!
それでは前回のあらすじ
これまでのことをみんなに報告する咲夜と黒葉。
スカイに龍が逃げ込んだという絶望的な状況ではあるが、にとりの力を借りてなんとか突破口を切り開くと説明。
スカイにたどり着いたらまず間違いなく龍にバレてしまう。そうなる前に速攻を仕掛けようと咲夜が言うと、永琳は龍が戦いに備えるようなことはしないだろうという。
それならばと、スカイにたどり着いたら情報を集めることになった。
果たして黒葉達は龍を倒し、レミリアを取り戻すことが出来るのだろうか?
それではどうぞ!
side黒葉
翌日、俺たちはパチュリーと美鈴を永遠亭のみなさんにお願いし、妖怪の山へのにとりの工房へとやってきていた。
昨日は何の連絡もなしに永遠亭に泊ってしまったため、にとりに開口一番謝ったのだが、そのにとりはポカンと呆けた顔をして、あっけらかんと言い放った。
「いや、私はここに泊ってもいいという選択肢を与えただけであって、絶対に泊れって言ったわけじゃないからな。帰ってこない時点で別のところに泊ったんだって想像ついたし」
特に怒っているわけではなかったらしい。
確かに、泊るっていう選択肢を与えてくれただけだし、それを選んだのも俺たちだ。
俺たちがいないことでにとりに何か不都合が起こったりとか、そういうこともないだろうし、俺らが返ってこなくても別に問題はなかったのだろう。
まぁ、妖怪に襲われている可能性もあったわけだが、そこでにとりが俺たちを探しに来るほどの深い関係値というわけでもない。
俺たちは利害関係の上で成り立っているだけだからな。
「さて、そっちの三人が今回の乗組員かい?」
「こちらフラン様とルーミア、天音。そこに黒葉と私を入れた計五人でスカイに行こうと考えているわ」
「まぁ、丁度いい人数なんじゃないかな。あんまり大勢で乗り込んでも動きにくくなることがあるし、この飛行船の最大乗員数もそんなに多くないしね」
「そうなの? 立派な船だから大勢を乗せることができると思ってたんだけど」
今の説明には俺も師匠と同じ疑問を抱いた。
巨大で、しかもかなり頑丈そうに見えるのにあんまり大人数は乗ることができないとはどういうことなのだろうか。
そんなことを考えているとにとりはバツが悪そうに苦笑いを浮かべた。
「いやね、この船は確かに強いよ。でも、これは私のロマンというロマンを全て注ぎ込んだものなのさ」
「というと?」
珍しくイマイチ要領を得ないにとりの話し方に師匠は聞き返す。
するとにとりは「うーん……うーん……」と唸り、しばらくすると観念したように話し始めた。
「いやぁ、恥ずかしい話なんだけどさ……
「え」
「だからね、長時間の飛行や大人数での乗船には向いていないんだよ」
「え、バカなの?」
今まで後ろで静かに聞いていたフランドールが思わずそうこぼしてしまった。
うん、俺も同じ感想を抱いた。ロマンを注ぎ込み過ぎて使い物にならなかったら作った意味がないじゃないか。
ほらみろ、師匠なんて今までに見たことがないような呆気にとられたような表情をしてしまっているじゃないか。
そんな反応を示す俺たちを見てか、にとりは慌てて弁解をしてきた。
「ち、違うんだよ! 私は別に実用性をこれに求めて作ったわけではない。ただこれは私の趣味なんだよ。使えなくてもいい、ただそこに存在してくれればそれでいい。そんな考えで作ったものなんだから。まぁ、今回は君たちが来たから例外的に動かす必要が出て来たというだけで」
「まぁ、突然来た私たちも悪かったわね」
でも、そうなると今まで考えていた試練の他に、時間制限ありきでスカイに上陸しなければいけないということになってくる。
長時間の飛行に向いていないとは言うけども、どれほどの時間飛行できるのかはわからないからなるべく早く上陸するに越したことはないだろう。
こういうことは最初から言っておいてほしいものである。
まだ作戦当日にもなっていないのにどんどんと問題が増えていっているような気がする。
「ま、まぁ、乗り込むだけなら問題ないさ! たぶん、きっと、おそらくっ!」
「どんどん自身がなくなっていっているのがすごく不安ね……」
もしかしたら俺たちは頼る相手を間違えてしまったのかもしれない。
でも、にとり以外となると多分あそこに乗り込むということは難しいかもしれないから、これはもうどうしようもないのだろう。
乗り込むまではなんとかにとりに頑張ってもらうしかない。
まぁ、にとりの様子を見ていたらスカイのレポートに対する執念というのがすごかったから、火事場の馬鹿力というやつでなんとかなるかもしれない。そのことに期待しておくことにしよう。
「あしたはよろしく頼むわね」
「任せてよ〜」
返事だけはいいんだよな。
にとりのメンテナンスはまだ残っているらしい。あと半日は最低でもかかるのだとか。
ということで俺たちはにとりに奨められていた守矢神社へとやってきた。
実を言うと、俺は神社というところに来たのは初めてなのだ。
銀河家にいたときも、冬夏家に来たあとも神社という神社に縁のない生活を送ってきた。
あの人里の近くに神社がないというのが理由の一つ、もう一つは俺がきゅうけつきになってしまうまではあの人里を出たことがなかったというのがある。
博霊様などは話とか新聞で知ってはいたが、神社に来たのは初めてだった。
「守矢神社は久しぶりね」
「前に宴会で来た時以来だよね」
確か博麗様が異変を解決した時には博麗様主催の宴会を行うらしく、一度この守矢神社でも執り行われたことがあるのだとか言う話を聞いたことがある。
俺はその頃、ずっと人里に引きこもってたから詳しくは知らない。
ここの巫女様はどんな人なんだろうか。
俺の中で巫女様と言ったら博麗様しか居ないので、どんどんと期待値を上げていってしまう。
いや、わかってる。あの人のスペックが異常なんだってことはわかってるんだけど、どうしても期待してしまうのだ。
「ルーミアは来たことあるのか?」
「うーん、だいぶ前に来たような来てないような……」
ルーミアの返答はあまりはっきりとしない物だった。
「あたしは前に来ようとしたけど、途中で天狗に追い回されて来れなかったよ」
「なにそれこわい。よく無事だったな」
「言霊で何とか天狗たちの邪魔をして振り切ったね。自分でも良く逃げられたと思うよ」
大勢の妖怪に追い回されて命からがら逃げ出したってことだろ?
正直言って天音の身体能力は並、もしくは並以下だ。そして聞くところによると天狗の妖怪のスピードは凄まじく速いと聞いたことがある。
その状況で逃げきれたのは正しくその能力のおかげだろう。
天音に能力がなかったら今この場に居なかったかもしれない。
「だからあたしも初めてなんだ」
今の天音の話を聞くと今ここに無事に来れているだけでも奇跡のように思えてしまう。
よく俺たちは天狗に襲われなかったよなと。
そんな山に建てられた神社。果たして参拝客などいるのだろうか?
いや、そう言えば師匠が道を外れたら妖怪に襲われるとか言っていたような気がするが……もしかして天音の奴、道を無視して山に入ろうとかした?
だとしたら襲われたのも頷けるが、真相は闇の中である。
そんな感じで俺たちが鳥居をくぐってキョロキョロと見回していると、一人の女性が本殿の裏側から出てきた。
「ようこそ守矢神社へ」
その女性は緑髪で蛙の髪留めをつけており、博麗様の色違いで白と青の巫女服を着用していた。
その手には箒があることから恐らく掃除をしていたのだろう。
博麗様の雰囲気とはまた違う、柔らかい雰囲気の女性だ。
俺たちを見つけると小走りで駆け寄ってきた。
「私はこの神社で
はい!第200話終了
なぜ来ようと思ったのか分からない場所です。
いや、妖怪の山と言ったらここに来ずには居られないという感じだったのですが、実はここら辺はいきあたりばったりで、今後のストーリーにも早苗達を絡ませるつもりは無かったんですよね。
なので、どう扱おうかと絶賛悩み中。
二次創作をやっている人あるあるでは無いでしょうか?
あと、あややと椛は妖怪の山にいません。
これについては今後をお楽しみに!
それでは!
さようなら