戦姫絶唱シンフォギア 私がガンダムだ!!   作:桐野 ユウ

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ライブ会場

グラハムside

 

ライブ会場、それはアイドル達がお客さんを入れて楽しんでもらう場所でもあり、翼と奏の二人のツヴァイウイングもその一つであり。今回のライブのために10万人の観客が入ることとなる。

 

だが本来の目的は別にある。私は目の前にある完全聖遺物を見ていると櫻井 了子が説明をする。

 

「さて今回のライブの目的はこの完全聖遺物「ネフシュタンの鎧」の起動実験であるわ。二人の歌唱やオーディエンスたちのフォニックゲインを使って起動実験をさせるってことよ。」

 

「・・・・・・なるほどな、フォニックゲインが高まることでこの完全聖遺物は起動をするってことか。」

 

櫻井 了子の説明を聞きながら私はこのライブ会場で起こる事件をどう止めようかと思ったが・・・・・・だが実は前世の記憶があまり思いだせないことに気づいた。キャラなどは思いだせるのだが・・・・・・大事な部分などが主に抜けているのだ。

 

私はとりあえず部屋を後にしてライブ会場を見ていた。とても広いが扉などが狭いため何かがあったら逃げるのに苦労をする可能性がある。いずれにしてもネフシュタンの鎧実験が無事に成功をするのだろうか?

 

「・・・・・・念のためにエクシアの武装にリペアⅢのGNビームランチャーを付けるとしよう。念のためにな。」

 

私はそう思いながらも胸騒ぎが収まらない。何事も起きなければよいのだが・・・・・・その時は私は動くとしよう。戦えない人たちを守るために!

 

グラハムside終了

 

それから数週間が経ち、ツヴァイウイングのライブにお客さんたちが入ってきていた。グラハムはライブの上から見ることにした。

 

「緒川殿、念のために貴公の力を借りたい。」

 

「僕のですか?」

 

「うむ、ライブ会場で何かがあったら私が通信機を起動させますのでお客様を避難誘導をお願いしたい。」

 

「わかりました。ですがそういうのがないことを祈りたいですね。」

 

「うむそのとおりだ。」

 

緒川と別れた後グラハムは特別関係者のところに入り控室にやってきた。二人は緊張をしているのか俯いていた。

 

「どうしたお前たち。」

 

「し、師匠・・・・・・お願いだ!!俺の手を握ってくれ!!」

 

「手を?」

 

グラハムは緊張をしている翼の手を握ると彼女は落ち着いたのかホッとしていた、やがて時間となり彼女達はステージの方へと向かっていく姿を見て彼も移動をする。いつでもガンダムを纏えるように準備をしながら・・・・・・一方でネフシュタンの鎧が置かれている場所ではツヴァイウイングのライブが始まったのを確認をして実験が開始される。

 

会場の方ではグラハムは二人が歌っている姿を見ながら彼女たちの歌を聞いていた。

 

(見事な歌だな。流石と言った方がいいだろう・・・・・・む?)

 

彼は見ていると突然として爆発が起こりそこから大量のノイズが発生をしてお客さんたちに襲い掛かろうとした!

 

「させぬ!!」

 

グラハムは動いてガンダムエクシアを纏い右手のGNソードを展開をしてノイズを切り裂いて炭化されようとした人たちを助ける。すぐにライフルモードにしてノイズを次々に炭化させていくと後ろの方へと向き扉が開いて緒川が分身の術を使って避難をさせていた。

 

ツヴァイウイングの二人は戦っているエクシアを見て奏は構える。

 

「翼やるぞ!!」

 

「けど!」

 

「グラハムが戦っているのにあたしたちだけ見ているなんて駄目だ!!」

 

「わかった、俺もやるぜ!!」

 

「Croitzal ronzekk gungnir zizzlー」

 

「Imyuteus ameno habakiri tronー」

 

二人はシンフォギア「ガングニール」とアメノハバキリを纏い戦っているエクシアに参戦をする。

 

「二人とも」

 

「悪い師匠!!」

 

「ここからはあたしたちも参戦をするぜ!!」

 

「ふ、いいだろう・・・・・・いくぞ!!」

 

「「おう!!」」

 

三人はそれぞれの場所に散り、エクシアはGNソードを展開させて襲い掛かるノイズを次々に切っていく。左手にたたまれていた武器が展開されて構える。

 

「GNロングライフル発射!!」

 

GNロングライフルが放たれてノイズを貫通させた後飛びあがり回転切りをしてノイズを切り裂いた。

 

「であ!!」

 

翼は持っているアームドギアの剣を振りノイズを切り裂いていく。奏の方も槍で突き刺していくが動きがだんだんと悪くなっているのを見てグラハムは心中で呟いた。

 

(奏、LINKERを使用をしないでギアを纏ったのか!?む!?)

 

グラハムは何かが動いているのが見えて目を見開いた。

 

(立花 響!?そうか!!彼女は今日のライブに来ていたのだな。奏が向かってアームドギアをまわしているが罅が入って彼女に突き刺さった!?)

 

奏は彼女のところへと行き響に声をかけている

 

「おい!死ぬな!目を開けてくれ!生きるのをあきらめるな!!」

 

彼女は必死に声をかけてから立ちあがりアームドギアを構えているのを見てそこにグラハムが到着をする。

 

彼女が何をするのかわかっているためアームドギアを抑えている。

 

「グラハム・・・・・・」

 

「奏、お前はここで死ぬおなごじゃない・・・・・・ここは私がやろう。」

 

すると彼の背中のGNドライブがフルバースト状態に移行されていく。そしてエクシアの色がピンク色になっていくのを見て奏は見る。

 

「師匠!?」

 

翼は一度見たことがあるグラハムの奥義。

 

「グランザム!!」

 

そのまま彼は大量のノイズに突っ込んでいき次々に武器を使ってノイズを倒していく。奏と翼はその圧倒的な力に目を見開いていた。お客さんたちを守るために彼は奮闘をしている。

 

エクシアの体はボロボロになっていき彼自身も中で血を吐きだしながら戦っていたのだ。

 

「私は負けるわけにはいかない!!多くの人たちを守るために!!グラハムガンダム!!一刀両断!!」

 

振り下ろされたGNソードが大型ノイズを縦一閃に切り裂かれた。エクシアの色が元の青い色に戻り奏と翼は彼のところへと行く。

 

グラハムはエクシアを解除をして彼女たちに振り返る。

 

「ひぃ!」

 

「お、おい・・・・・・」

 

彼女達は目を見開いていた。そこには血を流しながら立っているグラハムの姿だったからだ。

 

彼はそのまま地面に倒れようとしたが奏と翼が支えた。

 

「師匠!!師匠!!しっかりしてくれ!!」

 

「おい!!グラハム!!」

 

「す、すまない・・・・・・少しやり過ぎたようだ・・・・・・ごふぁ!」

 

「イヤダ・・・・・・いやだいやだ!死なないで!」

 

翼たちは涙を流しながら彼に抱き付いた。今気づいた翼は彼に恋をしていると奏も同じように鍛えてもらい彼のことが好きだってことに。やがてグラハムは目を閉じた。

 

「翼さん!!奏さん!!」

 

「緒川さん!!急いで運んでええええええええええ!!」

 

「このままじゃグラハムが死んじまう!!」

 

「わかっています!!すぐに救急車を!!」

 

ライブ会場で起こった事件はグラハムがトランザムを使用をしたのもあり重傷者はでたものの死亡者は0に収まることになったが完全聖遺物「ネフシュタンの鎧」は盗まれてしまった。

 

翼side

 

「師匠、今日も来たぜ・・・・・・」

 

俺は師匠が眠っている病室に来ていた。あれから一週間が経ったが師匠は目を覚ましていない。俺と奏もノイズとの戦いで疲労困憊となってしまい現在はツヴァイウイングの活動も休止状態にしてもらっている。

 

「なぁ師匠、あんたのおかげで皆を守ることができた。だけどよ・・・・・・俺は・・・・・・いや私は悔しいんだ。こんなにもあなたのことが好きになってしまっている私がいる。あなたがいない世界なんていらないんだ!!だからお願いだ・・・・・・目を・・・・・・さましてよ・・・・・・うう・・・・ううううううううう」

 

涙が出ていて止まらない。師匠・・・・・・お願いだから目を覚ましてよ。私が泣いていると扉が開いて奏が入ってきた。

 

「よう翼・・・・・・グラハムは?」

 

私は首を横に振り奏もそうかといい近づいて彼の手を握る。

 

「・・・・・・なんでだよ。命を粗末にするなって言ったあんたが・・・・・・なんでだよ・・・・・・なんでだよ!!」

 

「奏・・・・・・」

 

「本当だったらあたしがあそこで絶唱を使っていた。なのにあんたはそれを止めて・・・・・・あなしは生きている。けどあんたがいなかったら意味がないんだよ。これ以上あたしから家族を大事な人を失わせないで・・・・・・」

 

そうだ、奏は家族を失っているんだ。そして師匠のことを大事な人と認識をしている。だからこそ奏はこれ以上失いたくないって思っている。それは俺も同じだ。

 

「・・・・・・なら・・・・・・もっと自分を大事に・・・・・・するのだ。」

 

「「!!」」

 

声がしたので見ると師匠が奏の頭を撫でながら目を開けていた。

 

「師匠!!」

 

「グラハム!!」

 

俺達は抱き付いた。師匠の方は笑いながらも俺たちの頭を撫でている。大丈夫だぜ師匠・・・・・・コレカラハ俺達ガ一生見ルカラヨ。

 

翼side終了

 

(な、なんだ一瞬だけ翼と奏から悪寒を感じたのだが・・・・・・気のせいだろうか?)

 

グラハムは悪寒を感じたが気のせいだと思い辺りを見ていると弦十郎が入ってきた。

 

「グラハム君。」

 

「弦十郎殿・・・・・・」

 

「良かった。目を覚ましてくれたな。」

 

「すまない。私はどれだけ眠っていたのだ?」

 

「君が運ばれて一週間が経っている。翼と奏は毎日君の病室へとやってきては君に話をしていたんだ。」

 

「そうか・・・翼と奏すまない。」

 

「いやいいぜ。」

 

「そうだぜ師匠!!俺達が未熟だから・・・・・・師匠に負担が・・・・・・」

 

「お前たちは必死に戦ってくれた。それだけでも私は嬉しいさ。」




次回 グラハムは起き上がりエクシアとデュナメス、キュリオス、ヴァーチェを改良をすることにして特典の一つとして用意された自分の家で改良をすることにした。

次回「グラハム改良をする。」

「では始めよう。」
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