劇場版仮面ライダーの怪人・ダークライダー(オリ主)をHSDDにぶっ込んでみた 作:排他的
「……兵藤君に彼女か〜あの変態に彼女ができるとは……驚きだな〜」
暗夜は教員室で明日の授業のための準備をしていた。そこで今日松田と元浜という生徒から兵藤一誠という生徒に彼女が出来たことを聞いたことを思い出して驚いていた。
普通の生徒なら驚くわけが無いのだが、兵藤一誠という生徒の場合は驚いてしまう。なぜなら松田と元浜という生徒と合わせて変態三人組と呼ばれ、女子更衣室を覗いたり、教室内でAV動画のDVDを公然と並べると言った変態行動を行ってしまう変態だからだ。
「……でもなんかやな予感がするんだよな〜……兵藤君の彼女さんの写真を見せてもらったけどこの辺じゃ見ない制服だったしな〜」
暗夜はそうつぶやきながら今日も明日の生徒の笑顔の為にプリントや動画の準備、テスト作りに励むのだった。
「先生!少し聞いてもいいですか!」
「な、なんだい?鼻息が荒いよ?ほら深呼吸して?」
兵藤一誠に彼女が出来たという報告から3日が経過し、兵藤一誠がデートに行ったと元浜に報告された翌日、兵藤一誠が暗夜の元に走ってきた。
「少し前に松田と元浜から先生にも話したって聞いたんですけど……」
「ん?」
「俺に彼女が出来たって話覚えてますか?」
「覚えているけど……何でかな?」
「覚えてるんですか!?良かった……誰も覚えてないんですよ!」
「そう、それは不思議だね……でも要因が分からないからなんとも言えないな……そうだ、オカルトのことを研究しているオカルト研究部なら何とかなりそうだね、部長さんに手紙を書いてあげるから行ってきな?」
「はい!ありがとうございます!」
そうして暗夜はオカルト研究部の部長であるリアス・グレモリーに兵藤一誠のことを書いてそれを兵藤一誠に手渡し、兵藤一誠はそのまま一目散に走り去って行った。
「変な気配があったけど……気のせいかな?」
暗夜は兵藤一誠に込められた赤い龍の力と悪魔の力を確かに感じ取っていたのだった。
「ふぁぁ……すっかり遅くなってしまったな……」
暗夜はまた明日の授業の準備で遅くなっており、もう夜中になっていた。さっさと家に帰って眠ろうと自宅の両親の遺産である二階建ての一軒家の方に向かおうとすると、
「ひゃひゃひゃひゃひゃ!楽しぃねぇ!」
何処か狂った声が近くで聞こえ、昔変身した時に剣を振った時の風切り音が聞こえて来た。
「……とりあえず見に行くか、どうせ簡単な事じゃ死なないしね」
暗夜はその音が気になり、音のなる方へ歩いていく。
するとそこには、何処か化け物のような格好をして腕が刃になっていて人間を惨殺している人間がいた。
「ひゃ?新しい獲物かなぁ?」
「成程、見にこなきゃ良かったのかな?」
化け物のような人間は足音に気づいたのか此方を向いて刃を向けてきてジリジリと歩み寄って来る。
「君は誰だい?」
「俺?俺は
「……成程、悪魔か〜。……なら君は殺していいのかな?」
「いいんじゃないかなぁ?殺せるならねぇ?」
「それではやらせてもらおう」
暗夜はミリキリの言葉を聞くと何も無いところから1つの赤いレバーの着いたベルトのようなものを取り出して腰に巻き付ける。
「久しぶりの戦闘だなー……とりあえず……死ね!」
ベルトを巻き付けて何かをするのかと身構えていたミリキリの横っ腹を回し蹴りで蹴りそのまま吹き飛ばす。様々な怪人、超人の要素を含んでいるためにその威力は仮面ライダーの基本フォームのキック力を優に超えている。
「お、お前人間か!?け、蹴りの威力的に人間じゃなガバァ!」
ミリキリが再び喋ろうとしたので今度はミリキリの鳩尾に靴の踵をぶち込み黙らせる。
「……人間さ、少なくとも私はそう思っているよ」
《 ビルドドライバー! 》
赤いレバーの付いたドライバー改めビルドドライバーを起動して変身するために必要な赤いトリガー、ハザードトリガーと2つの黒い戦車が描かれシールディングキャップのラベルは黒い背景に「T/T」と描かれたものを取り出して順に装填していく。
《 ハザードオン! 》
《 タンク! 》《 タンク! 》
赤いレバー改めボルテックレバーを回してハザードライドビルダーを展開して自分ごとプレスする。
《 ガタゴトゴットン!ズッタンズタン! 》
《Are you ready?》
「変身」
《 チン! 》
その音ともにハザードライドビルダーが暗夜を解放して黒い仮面ライダービルドとして現れた。
《 アンコントロールスイッチ!ブラックハザード!ヤベーイ! 》
「……何年ぶりかな〜この姿になるのは……」
「!?な、なんだよ、なんなんだよ!その姿!?神器か!?」
ミリキリは暗夜の今の姿に恐れを抱いた。この姿の名前は仮面ライダーメタルビルド、《ビルド NEW WORLD 仮面ライダーグリス》に登場するテロリスト・浦賀啓示が変身した仮面ライダーである。
その黒さは仮面ライダービルド・ラビットタンクハザードよりも黒く、ビルドの時は目に色があったが、メタルビルドの際は目すら黒になっていた。
「……色々と聞きたいことがあるんだ、簡単に死なないでくれよ?」
暗夜は倒れているミリキリのすぐ横に移動してミリキリの左腕を掴む。そして力を入れて腕を木っ端微塵に変えた。
「ぎゃあああ!」
「さぁ、右腕も潰されたくなかったら悪魔の事を洗いざらい話してもらおうか?それと君が言っていた神器のこともね?」
「言う!言うからやめてくれ!」
暗夜が右腕を潰すまでもなくミリキリは暗夜に自分が元々属していた悪魔勢力、そして三大勢力と神器について話すのだった。
「ふーん……人間を無理やり転生させる悪魔、人間から
ミリキリから三大勢力と神器のことを聞いてそんなものがいることを知った暗夜はミリキリが何故はぐれ悪魔になり、駒王町に来たのか尋ねた。
「……元々の主人に無理やり悪魔にされて酷い扱いを受けていたんです……それにこの町はリアス・グレモリーという余りパトロール等もしない悪魔が管理していると聞いてこの町で潜伏してようと思って……」
ミリキリの最初の頃の調子はなくなり、暗夜に対して敬語で話している。そしてリアス・グレモリーという言葉を聞いた時、暗夜は驚いた。
「冗談だよね…………確かにグレモリーはソロモン72柱の悪魔だけど……」
自分の勤めている学園の生徒の1人が悪魔ということを知って驚く暗夜。人間を無理やり悪魔に転生させるような悪魔がいることに警戒感を抱いてしまう。
「お願いします……助けてくださいぃ……」
「……やだ☆」
「え?」
《 ガタゴトゴットン!ズッタンズタン! 》
ミリキリの気の抜けた声が聞こえるがそんなのお構い無しというようにボルテックレバーを回す暗夜。そして暗夜はミリキリを持ち上げてそのままミリキリの鳩尾に拳をーー
《Ready go!》
《 ハザードアタック! 》
叩きつけた。その瞬間ミリキリの身体は戦車の履帯を模した紫色のエネルギーで吹き飛ばされ、そのまま木っ端微塵となった。
「……僕も人のことは言えないけどね、今まで数え切れない人を殺したんだ、それ相応の報いを受けるべきさ」
暗夜は変身を解除してそのままミリキリの肉片となった遺体とミリキリに惨殺された遺体を残して再び自宅に向かうのだった。
最初の仮面ライダーはメタルビルドです!はぐれ悪魔の存在から三大勢力のことを知りました!
これからもよろしくお願いします。