『存在』と『虚無』の力は神をも屠る(更新停止、凍結中&新シリーズ作成中)。 作:狩村 花蓮
三人称side
~君は知るだろう
異なる希望が出会うことが 平和への道とは限らないことを
守ることが戦うことである限り 希望もまた争いの中にある
全てを失う可能性を抱きながら 僕達は未来を求めた
違う道を選ぶことは 許されなかった~
「んはっ!?・・・・・・・・何、今の声。」
彼女は不穏な詩のような何かが突然聞こえ、目を覚ます。彼女に割り振られたのは一人部屋だったため、彼女の様子をうかがう人物はいない。
本来であれば少し寂しくなるものであろうが、今の彼女にとってはありがたいことのようだ。動悸が激しく、汗が溢れて体中を濡らしていた。
「いやな・・・・・・・・予感がする。」
彼女はそんな一抹の不安を感じつつも服を着替え、部屋を出るのだった。
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真由美side
朝食を食べ終えた私たちは王宮の中庭へと集められた。そこに立っていたのはいかにも戦い慣れしていそうな感じで
体つきががっちりしている男、メルドであった。その後訓練の説明をされた後、メルドから銀色の板が配られた。
名をステータスプレートというらしい。旧時代の遺産、いわゆるオーパーツの類らしい。現代では作成することは不可能であり
個のステータスプレートに自身の血を含ませることで、自身の能力がわかるというものらしい。クラスメイトは意気揚々としながら自分の血を
ステータスプレートに垂らしていた。私も渋々と自分の指をナイフで浅く切り裂き、血を流す。するとステータスプレートには
私のステータスが表示された。まるでゲームのメニュー画面にあるステータスの欄のような表示のされ方であった。
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真城真由美 17歳 女 レベル1
天職:祝祭の巫女
筋力:70(増幅時最大値+10000)
耐性:300(増幅時最大値+10000)
敏捷:280(増幅時最大値+10000)
魔力:300(増幅時最大値+10000)
魔耐:300(増幅時最大値+10000)
技能:同化[+消滅][+ワームスフィア][+形質変化][+形状変化][+増幅][+自己修復] 飛行 魔眼[+全能の眼][+封印][+進化] 言語理解
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(うへぇ・・・・・・・・想像した以上だぁ。)
やはりものすごく規格外なステータスだった。 いやぁ、あの光輝とかいう勘違い系害悪より性能が上とか言うね。やばくない?
やはり神様謹製の肉体はどこまでも異常らしい。あっ、メルドさんがこっちに来た。
「お前のステータスはどんな感じなんだ?」
「こんな感じですが・・・・・・・・」
「なっ?これはっ・・・・・・・・そのステータスプレートには偽装の技能がついている。もし光輝より上の実力ということが知れればたちまちお前は非難の渦中に放り込まれる。かくしておけ。」
私は普通にステータスプレートを見せただけなのに・・・・・・・・まぁでもメルドさんの言わんとしていることは分かる。イシュタルとかいうクソ神官による説明の場であれだけ光輝に対してボロクソに言ったんだ。
光輝よりステータスが高いことが光輝の取り巻きのやつらにしれれば、俺はハジメ以上にいじめの対象となる。というか多分、ハジメを巻き込んじまう。そんなことをさせてはいけない。だってこれは私が
本当に戦争に参加したいのかどうかを見極めるためにわざとやったんだもん。というか半分光輝を挑発する目的でやったんだけども・・・・・・・・まぁそれに無関係の人が巻き込まれてはいけない。というか巻き込んではいけない。
これがまたハジメに対するいじめに発展したらまずいもんね。という訳でちゃっちゃと偽装しようか。
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真城真由美 17歳 女 レベル1
天職:祝祭の巫女
筋力:35
耐性:50
敏捷:50
魔力:60
魔耐:60
技能:同化[+消滅][+ワームスフィア][+形質変化][+形状変化][+増幅][+自己修復] 飛行 魔眼[+全能の眼][+封印][+進化] 言語理解
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こんなものでどうだろう?まぁあくまでも偽装だから出そうと思えばさっきと同じぐらいのステータスで力出せるけどね。
魔眼もしっかりと引き継がれているようだ。まぁ使えたんだから引き継がれてないとおかしいけどね。でもこの封印って何だろうか?
いやまぁ魔眼なのに○○の魔眼ってついてないのはおかしいなぁとは思ったけどね。もしかしてこの上のバージョンがあるんだろうか?
まぁそれはあとで調べようか。それにしても筋力が想像以上に低いのは難点ではあるが、まぁ同化の派生にある能力上昇でいくらか上げられるのだろう。
メルドが言うにはレベルというのは到達できる限界値を百等分に区切りステータスに応じて変化するとのこと。
つまりレベルがあがるとステータスがあがるのではなく、ステータスがあがると成長限界にどれほど近付いたか表示されるらしい。
レベルを上げてステータスアップ、という訳ではないらしい。何ともひねくれていると思うよ。うん。
「ステータスは日々の鍛錬で当然上昇するし、魔法や魔法具で上昇させることもできる。また、魔力の高い者は自然と他のステータスも高くなる。
詳しいことはわかっていないが、魔力が身体のスペックを無意識に補助しているのではないかと考えられている。
それと、後でお前等用に装備を選んでもらうから楽しみにしておけ。なにせ救国の勇者御一行だからな。国の宝物庫大開放だぞ!」
ふむふむ、それはつまり魔力がパワードスーツ的な役割を果たすのか。・・・・・・・・ん?それって危なくない?
普通、緊急停止などの機能がパワードスーツにはついているが、魔力が無意識にそれの役割を果たすということは、もし魔力が暴走なんてした日には
体が持たずに崩壊してしまうのではなかろうか?ここは異世界だ。油断なんてした日にはコロッと死んでしまうかもしれない。
警戒するに越したことはないだろう。俺は視線をステータスプレートから皆がいる方へと戻す。
各々自分の持つステータスに一喜一憂しているようだった。しかしハジメだけは顔をしかめている。
それはそうだろう。だって、ステータスがあまり高くはないのだから。まぁ錬成が使えるだけで十分チートだと思うんだけどね。
メルドさんも困惑している。が、異世界から来た錬成使いをなめちゃあいけない。あんたらとは発想力が違うのだよ発想力が。
そして相変わらず檜山はハジメのことをけなしているようだ。そういえば人の恐怖心を増幅させる魔眼が最近手に入ったっけ?
使ってみるか。俺は檜山達の方を見て、心の中で魔眼を発動させるキーワードを言う。
(人式:恐慌の眼)
恐慌の眼、それは対象の心の中にあるトラウマと呼ばれるもの、またはそれに準ずるものを一時的に増大させ一種の恐怖に支配されるトランス状態を作り出す魔眼だ。
多分おれが初めて使えた”攻撃”できる魔眼だろう。これが発現したのは今日の朝起きたとき、多分昨日のイシュタルとかいうクソ神官に対する敵意が具現化したんでしょう。
いやぁ初めて使う魔眼だったけど成功したようで何よりだよ。ん?檜山達はどうなったって?あまりの恐怖で失神してるよ。良かったねハジメ、と思ったらハジメも失神してるぅ―!
忘れてたっ!愛ちゃん先生が無自覚で無慈悲な一撃ハジメにかますってー!うわぁ!やってしまった!(ご乱心中)
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はい、あれから大体一週間ぐらいたちました。えっ?唐突過ぎるって?だってやったことと言えばただの訓練ですもん。あーでも、私の説明してなかったか。
それにしても私って一人称にもう慣れちゃったよ。これもTS化の弊害か?まぁいいや、どうせこれは心の声、じっちゃん以外には聞こえまい。
という訳で説明をば。まず一つ、同化の派生技能にあったワームスフィア、あれはまんまニヒト・・・・・・・・というか、ニヒトも含めたファフナー+フェストゥムみたいな感じかな。
と言っても、その派生技能は単体だとせいぜいほんの少しの距離のワープだったりぐらいしかできない、せいぜい1~2mぐらいかな?この派生技能はもう一つの派生技能の形質変化
と合わせて使うことで真価を発揮するみたい。この二つを使えばニヒトが使っていたようなチャクラムみたいなワームスフィアとか、あの伝説の無双回でニヒトがやったあの紫電を広範囲に散らして
フェストゥム蹴散らしてたあれとか、うん。とにかくチートオブチートな能力ですはい。うん?でももしこのまま力使い続けたら私”いなくなる”んじゃ・・・・・・・・。まぁそこはじっちゃんが何とかしてくれるでしょう。
というか劇中でニヒトがやってたあのルガーランスをどこからともなく作り出すってやつがどうしてもできなかった。まぁその代わり、弓とかに技能:増幅を使うと劇中でザインが披露したマジカルっ☆ルガーランス
のあの極太レーザーぶっぱみたいなことできましたはい。もうね、矢が出していい速度を余裕で上回ってましたよ。反動で照準が思いっきりブレましたけどね。やっぱ武器を強化するときは筋力もそれに合わせて強化しておかないとね。
というか弓だとダメだ。安定性に欠けるわ。ハジメに頼んでボウガンでも作ってもらうかなぁ。おっと、ハジメについてのお話をば。いやね、改めて思う。よくもあんなに知識溜め込めるなって。だってさ、世界地図丸暗記、薬草系とか
魔法論理とか生態系とか全暗記じゃ飽き足らず、錬成についてとか武器についてとか歴史とか、うん。ハジメじゃなくてハジペディアって呼んでもいいんじゃない?この世界のことだったら多分知らんことないと思うんだけど・・・・・・・・
そう言えば、錬成で使える技も増えたっぽいよ。なんかね某金髪兄弟錬金術師の兄の方見たく、地面からやりみたいに鋭利な突起を出せるようになってたし。その気になれば剣を無限に作れちゃったりすると思うんだ。
あとちゃっかり銃を作ろうとしてた。失敗してたけど。銃の構造に関してはこの世界に転生してからいろいろ学んだけど、あれを作れって言われたらちょっとというかもう全力で拒否させていただきます。
構造複雑すぎんよー。ってなわけで私は今日、訓練スペースの外にある森の中であいも変わらず弓で極太レーザー撃って反動抑える練習してたんだけど、なーんか下の方で声がするんだよねぇ。
・・・・・・・・あそっか。ハジメが檜山達にいじめられてんのか。よし、じゃああれだ、訓練中の誤爆とか言って檜山達にぶっ放そう。死にはしないよ・・・・・・・・多分。
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下の方を見てみたけど案の定というかドンピシャというか。ハジメを檜山達が囲んでる。・・・・・・・・アッ檜山が手を挙げた。よーし、これで正当防衛(自論)成立―。ってなわけで早速ぶっ放しましょうねー。
弓を構え、技能:同化[+増幅]を発動。まぁ武器構えると問答無用で発動するけどね。なんて便利なスキルなんだ・・・・・・・・(唖然)矢を取り出して、引く。するとその矢が青い稲妻のようなものを纏い始める。
そして私は、その手を、離した。その矢はおよそ屋が出していい速度を余裕で振り切り、青いレーザーとなって檜山に襲い掛かった。檜山が巻き込まれる。取り巻きも一緒になって、だ。
それで大爆発。爆風に若干遅れる形で爆音が響く。建物の壁はその面だけ完全に崩壊している。塵も残ってない。けど檜山達は死んでもいない。気を失ってるだけだ。何でそうなったかって?
私が調整したからに決まってんでしょ。ちゃんと考えてぶっ放しましたよさすがに。ここでこいつら消すと後が面倒になりかねんしなぁ。光輝には肉k・・・・・・・・ゲフンゲフン盾になってもらわないといけないからね。
こんなところでクラスメイトの中で変に孤立させてはいけない。でも機会が来たらその時は・・・・・・・・っと、そんなことを考えてたら件の光輝たちが来た。どうやらこの惨状を見て固まっているようだ。
さーって事情説明しに行かなければ(使命感)私はちゃっちゃと山を下りる。
「ごめんなさい。大丈夫でしたか?」
あくまでミスってことで話を通そう。
「真由美・・・・・・・・これは君がやったのか?」
「えぇ、まさかここまでの威力が出ると思わなくて・・・・・・・・練習不足でした。」
「そうか・・・・・・・・まぁそれなら仕方ない。この世界の人を守るためにお互いに頑張ろう!」
ふぅ、お決まりのご都合解釈で何とかなったわ。でもね光輝。私はこの世界の人たちを助ける気なんてこれっぽっちもないんだよ。私はただこんなことを引き起こした神様ぶっ殺して平穏な生活送りたいだけなんだから・・・・・・・・
そこの檜山達は治療され、訓練スペースの壁も治されたんだとか。
はーいというわけで今回は主人公の力の一端と心の闇?の一端をお見せできたかなと思っております。というかお気に入り件数がもう80になったという。皆さんがこんな文章を読んで下さるなって感謝でしかありません。という訳でまた次回お会いいたしましょう
光輝君はどうするべき?
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主人公たちを邪魔し続ける
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改心させる
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いっそのこと殺す
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魔人族の手先になる