インフィニット・ストラトス~蛇を宿した者~   作:*.❀Mikagura✿.*

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貴方のお傍に!這いよる混沌mikaguraでっす!

はい。すみませんでした…

という事でとりあえずプロローグになります。


第一章
プロローグ


 私は──誰なのだろう。

 

 僕は―何なのだろう。

 

 そして、()は目を開けた。

 

 瞳を開けた先には何人もの人が居た。

 私はその人達に触れようとして何かに阻まれた。

 私の目の前には何か透明な壁がある。これは何? 

 そう考えていると、何人も居る人達の中から一人

 私に話し掛けてきた

 

「今迄の試験管ベビーと髪色が違う? 何故だ?」

 

 否、話し掛けてきたのでは無く私の身体を調べているだけだった。

 私は、何か気持ちが悪かった。この人に見られる事が気持ち悪かったのだ。

 

「被検体No.0それが君だ。だけど、君は失敗作だよ。なんせ、女では無く男として産まれて来てしまったんだから」

 

 男で産まれた事が駄目な事? どうして? わからない。

 そして、私は被検体No.0……それが私の名前? 

 

ろういて?(どうして?)

 

 私は、喋る事が出来なかった。

 きちんと言葉を発する事が出来なかった。

 私は、何も出来ない人形だった。

 

「ふむ……言語機能にも問題ありか……これじゃあ使い物にもならないね……それじゃあ、すぐにでも処分を……」

 

「博士、少しお待ちを」

 

 別の人が、この人に話し掛けてきた。

 私は、処分されると聞いてもうどうでも良くなっていたけど

 これで生きれるなら生きたいと思えた。

 けれど、別の人から発せられた言葉は非情にも被検体No.0を絶望へと叩き落とした

 

「被検体No.0は私の実験のモルモットとしてお譲り願えませんでしょうか」

 

 私は、そっか、人の手によって作られた人間……

 それなら戸籍も何も無い。

 だから、モルモットなんだ……そっか

 私は、どうなっちゃうんだろ

 

「貴方の実験? あぁ、あれね。人間……と言っても試験管ベビーだけどまあ、人間を使った実験はしてなかったからね。いいわよ? この子なら死んでも問題はないでしょうし。それ以前に失敗作だもの。失敗作でも使えるなら使いなさい?」

 

 失敗作……失敗作かぁ。

 それってこの髪と私が男だからだよね……

 生きたかったなぁ……

 

「ありがとうございます。それでは早速この子を貰って行きますね?」

 

「えぇ、さっさと連れていきなさい。私は次の実験があるからあと、その子の事はここに連れて来ないでよ?」

 

 私は、既にだいぶ嫌われたみたい

 んーん、違うね。私が産まれて来たからイケナイんだったよね。

 私は、次の実験のモルモットなんだから好かれてるなんて

 そんな事有り得ないのにね。

 

「わかっていますよ。それでは、行きますよ。被検体No.0、私の後に付いてきてくださいね。私は早く君を使って私の実験をしたいんだからほら、早くしてください!」

 

 私は、その人に頷き。その人の後を追った。

 

「着きましたよ。ここが私の研究室です。ほら、早く来てください? これからすぐに人体実験をするんですから!」

 

 そして、付いた先は数多の蛇がそこに居た。

 人体実験、その言葉を聞いた時私は怖くなった。

 正確には本能的に感じ取ったのだ。危険だと。

 早く逃げるべきだと。

 しかし、今の私には逆らう事等出来るはずも無かった

 

「いい子してるんですよ? 今から人体実験をしますからね? あぁ、そういえば、実験の説明をしていませんでしたね。私のしている実験はですね? 人工的に龍を作り上げると言う実験なのですよ! その為には蛇を使用しなくてはならなくて大変なんですよ? そして、ようやく人間の素体! つまり君ですよ! ようやく手に入ったんですから死なないで下さいよ? アハハハハハッいやぁ、楽しみですよほんとに色々な蛇のDNAを貴方に組み込んで行きますからねぇ。さぁ、楽しい楽しい実験の始まりですよ。それでは、君は寝ていて下さいね。普通の麻酔だと効かなくて煩くなりそうなので三ヶ月は寝ていて貰いますよ? アハハッそれでは、おやすみなさい被検体No.0次に起きた時は肉体は龍になっていると良いですね? フフフッアハハハハハッ」

 

 そして、私の意識は深い深い眠りへと沈んで行った。

 次に私が起きるのは三ヶ月後となる。

 本来ならばただ眠るだけだった。

 しかし、被検体No.0の精神は深層意識まで潜り込んだ為に身体は眠って居るのに深層意識内で起きているという出来事がおきた

 これは、被検体No.0だからこそ出来た事であった為に本人以外には誰もわからなかったそして、私は考える事にした起きるまでの長い時間を考える事にしたのだ

 

 三ヶ月の間私はあの人に身体を弄られる。

 自分の身体をモルモットとして龍へと作り替える為に。

 それがあの人の実験だから。

 それが私が生き残る唯一の道だから。

 失敗作として処分される所をモルモットだとしても少しは命が伸びたその事には多少は感謝している。

 ただ、またすぐに眠ることになるとは思っていなかったけれど起きた時、私の身体はどうなって居るんだろう。

 でも、ちゃんと喋れたら良いな……

 

 そうして、私は深層意識の中で独り言を呟いて居た。

 しかし、しばらく経って色々な意識がなだれ込んできた。

 

 何ッこれ……

 色々な意識が……何かが流れ込んで来る……

 嫌だ、来ないで! 来ないでよ! 

 入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るな入って来るなハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナハイッテクルナ

繝上う繝? ユ譚・繧九↑繧。繧。繧。!!!!

 

バキン─ッ

 

 

 ────────―

 

 

 入ってくる意識の多さに私は被検体No.0の意識は壊れた

 しかし、その中で被検体No.0は生きている。

 意識は壊れても生きている

 ただし、それはもう被検体No.0では無く被検体No.0だった者の意識。

 この意識はもはや被検体No.0であり被検体No.0では無いのだそれは、数多の蛇達の意識。

 私の意識は被検体No.0と蛇達の意識で出来上がった被検体No.0であり蛇達でもある別の存在の何かという事

 そう、この実験は被検体No.0の意識は必ず壊れる事になっていた。

 被検体No.0の意識が壊れた後に新たな意識が産まれ別の生命へと生まれ変わるそれこそがこの実験の狙いでもあった。

 意識が壊れる事で肉体の変化させ作り替える結果として実験は成功した。はずだった。

 そして、私は目覚めた。

 

「やぁ、被検体No.0。目が覚めたかい? 実験は成功……した訳無いよ。君は何処まで行っても失敗作だね! あぁ、君はなんの事だって感じだよね? 見てご覧よ、君の醜い身体をね」

 

 醜い身体……どういうこ……と……

 何……これ、人? 蛇? 違う、私は何? 

 

「わかったかい? 君は龍にすらなれなかったまあ、人型の竜の子供と言われればそう見えるかも知れないが失敗だよ。君は、人間でも蛇でもましてや龍でもない。ただの失敗作だ。まあ、でも、龍の特徴である牙、鱗、尾は君の身体に出てきた。それでは中途半端なんだよ。それに加えて瞳の色はオッドアイと来た。これを失敗作と言わずなんて言うよ? しかも、そのオッドアイの片目がヴォーダンオージェの色と酷似している。本当に君は歴代最悪の失敗作だ。全く、君は直ぐに処分するからね。失敗作をいつまでも置いとく訳にも行かないからさ。あぁ、そうだ処分するまでと言っても私はその瞳を視界に入れたくはないからね金色の瞳の方には眼帯を付けさせて貰うよ」

 

 処分……

 ここまで来て私は死ぬの? 

 嫌だ、死にたく無い……

 逃げたいけど逃げられ無い……

 

「逃げようだなんて思わない事だよ。君は処分されるまでの間ここに居れるだけなんだから」

 

 その時だった研究所の警報がビーッビーッとなり始めた。

 あの人は、慌てな様子で部屋から走って出ていった。

 この隙に逃げれば良いと思ったけど私の手足には枷をつけられているため逃げる事も叶わなかった。

 そんな時に研究所があの人が弾けた何かの爆発音と一緒に研究所事吹き飛んだのだ。

 私は、何とか巻き込まれないように自分の尾で自分の身体を守った。

 

「なんで……いきなり爆発……」

 

 聞いた事の無い声が聞こえた。

 しかし、周りには誰も居ない。

 

「あ……私の声。喋れてる……」

 

 聞いた事が無い声は自分の声だった。

 私は驚きつつも自分の声で喋れる事がとても嬉しく思っていた

 そして、先の爆発で枷が壊れて居た為研究所から抜け出す事も出来る。

 私は、只々泣いた。

 死ぬ運命だった自分の命が生きれると知って。

 声が枯れるまで泣いた。

 

「うぅ……ひっぐ……生きて良いんだよね」

 

 そうして、私は研究所から脱出した。したんだが―

 

「ここはどこですか……いや、うん。良く良く考えたら私、産まれてから一度も研究所から出た事ないし……しかもこの姿だと絶対捕まるよね……どうしよう……」

 

 私は、自分の中に入ってきたこの近くで生きていたであろう蛇達の意識を使って歩いて行く事にした。

 

 そうして、森の中を迷って迷って彷徨い続けて時には人間に見つかり捕まりそうになったり。

 時には川へ落ちて流されたりしながらここがドイツというのはわかったがドイツの何処なのかは分からなかった。

 

「この身体になってから全然お腹が空かない……まあ、良いかな? それじゃ探そっかな」

 

 そして、研究所を脱出して約二年ドイツでは尾の生えた謎のUMA現るとニュースになっておりそれと同時に第2回モンドグロッソのニュースも流れていた事を私は知る術は無かった。

 

 そのニュースが流れた数週間後──

 私は、軍人らしき人物に捕まって居た。

 

 




んー、第1話以降は投稿が、カナーリ遅くなりますのでご了承下さいませ。
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