彼と彼女の歩く道   作:ノイフェル

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と言うわけでエアグルーヴとナリタブライアンとのレース?内容を書いてみました

ツッコミどころ満載ですが、どうぞ?


 激突!生徒会と幼馴染

 これは生徒会メンバーと幼馴染の彼が初めて会った時の事

 

 

「会長の調子は『かいちょう』の様だ」

 

このトドメのダジャレにシンボリルドルフは崩れ落ちた

 

「会長!」

 

「おい、大丈夫か?」

 

「っ!っっっっ!」

 

突然崩れ落ちたルドルフに驚き、心配する2人

 

 

「君のしようもないダジャレが此処までささるとは」

 

「ダジャレを、いややめとくか。

流石に会長さんがマジでやばそうだしな」

 

「ならそこまでしなければ良いだろうに

やれやれだよ」

 

「や、ほらね

凛々しい相手を崩すって言うのは、なんかこう、良いじゃん?」

 

「君とは15年以上の付き合いになるけど、相変わらず分からないものだよ」

 

 

「おい、貴様」

 

タキオンが彼を咎めるが、相変わらず彼は普通に流していた

タキオンはいつもの事と諦めていたが

 

此処にはそんな事を許せないウマ娘がいた

 

 

「つまり、貴様のせいで会長はこうなっていると、そういう事だな?」

 

「おい、グルーヴ」

 

「ありゃりゃ、怒らせたか」

 

 

彼はエアグルーヴを少し見た

 

 

尻尾は緊張し、耳も緊張状態

目はすわっているし、体の各所に引き攣りを確認

 

 

結論

 

冷静な話し合いは不可能

 

 

 

 

それを理解した瞬間、彼は扉を開けて迷わず逃走した

 

 

それにかけた所要時間は僅か10秒足らずという早業であった

 

 

 

 

 

 

「なっ!貴様っ!」

 

エアグルーヴは男が逃走した瞬間、思考が停止してしまっていた

 

だが、30秒しないうちに男を追いかける事を決断した

 

 

会長に恥をかかせた男を許せなかったから

 

 

 

 

 

 

 

「ちっ、そこでお前が冷静さを失ってどうする」

 

ナリタブライアンは舌打ちをした

 

 

確かにあの男の振る舞いによりルドルフは行動不能になった

 

だが、ブライアンからすれば、余計な肩の力が取れたとすら思えていた。ルドルフは責任感があるウマ娘なのはトレセン学園の建物が出来た頃の初顔合わせで分かっていた事

 

それから2ヶ月は共に行動しているが、息抜きというものをルドルフもグルーヴもしていない様に見えた

 

 

だから、このままでは不味いとは思っていた。そこにあの男のダジャレだ。少なくともブライアンの目の前で涙を流しながら爆笑しているルドルフは大丈夫だろう

 

しかし、グルーヴにとっては尊敬するルドルフが侮辱されたと感じたのだろう

 

真面目な奴の事だから、理解できなくもない

無いが、相手は秋川本家からの要請で態々此方にまで来てもらった相手。

 

面倒な事になる前に止めなければならない

 

 

 

「アグネスタキオン、すまないとは思うが」

 

「分かっているとも

ルドルフ君の事は任せておきたまえよ」

 

「悪いな」

 

 

ブライアンは生徒会室を出ようとした時

 

 

「ああ、ひとつだけアドバイスだ

彼はウマ娘ではない。無いが私と常にいる事を忘れないでくれたまえよ?」

 

「?

ああ、分かった」

 

 

エアグルーヴを追いかけねば!

幸い誰もいない校舎だ。足音は聞こえる

 

 

 

ナリタブライアンは駆け出した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬鹿な、何故追いつけない!

 

エアグルーヴは驚愕していた

 

 

 

確かに多少あちらの方が先行していただろう

 

だが、速度では此方の方が圧倒的に有利な筈

 

 

 

にも関わらず、奴を捕捉できない

 

 

時に教室内に入る事もある

 

が、それでも負けるはずはない

 

 

 

奴は見えている

だが、その距離が果てしなく遠く感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やれやれ

 

真面目なのも良いけど、程々にしないと潰れるだろうに

 

彼はエアグルーヴとナリタブライアンから逃げながら、ため息を内心でついていた

 

 

 

というか、どちらも速いね

 

でも疾くないし、上手くもない

 

 

 

多分、後から来たナリタブライアンとやらはエアグルーヴを止めようとしていたんだろうけど、目的を見失ったみたいな感じだな

 

 

どうしてこう、ウマ娘ってのはタキオンも昔はそうだったけど、直ぐに熱くなるのかねぇ

 

冷静さを欠いた走りではタキオンといつもアホやってた俺には届かんよ

 

 

 

直線で加速、階段付近でコーナー加速からの『登山家』ってか!

 

懐かしいねぇ、少し前まではタキオンをからかって良く走り回ってたっけなぁ

 

 

 

 

 

俺のタキオンが最速である為には、負けてられないんだよ

悪いけどな

 

 

彼は獰猛な笑みを浮かべた

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちっ、追いつかんだと!」

 

「グルーヴ!階段だ」

 

エアグルーヴとナリタブライアンは階段へのカーブの為にやや『減速』した

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間

 

「わりぃな」

 

 

ブライアンとグルーヴの隣を男がすり抜けて行った

 

 

 

「何!」

 

「何だと!」

 

 

これはレースでは無い

であれば、逆走もまた戦術なのである

 

 

ウマ娘としてのトレーニングを積んでいた2人はどうしても逆走という発想には思い至り難い

 

 

更に今まで彼は一度とて逆走をした事がなかった

 

その為、不意をつかれる事になった

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、不思議に思う事だろう

 

例え逆走するにしても、普通なら2人のどちらかに衝突しそうなもの

 

それが何故、当たりもせずに通過できたのか?

 

 

 

 

これもタキオンとの長い間の経験で彼が感じだ事だが、どうにもウマ娘には『速く走る』というものが無意識に存在するのではないか?

そう彼は考えていた

 

タキオンの場合だと、カーブを曲がる際には徹底的に内側ギリギリを走る。つまり最短距離を選んでいるのだ

 

タキオンが怒っている時も、ふざけている時も、である

 

 

 

となると追いかけてくる2人にもカーブの際の癖があるのではないか?

 

そう考えた

 

 

 

 

その為に態々、一度校舎から出ていき、模擬レース用のコースを少し走ったのだ

 

それでブライアンとグルーヴの癖は2人ともタキオンと同じく最短距離を走るものと推察した

 

 

更に位置関係はグルーヴが先行、ブライアンはその直ぐ後ろであった

 

 

 

 

つまり、カーブの際に外側はフリーである公算が大。そう判断し、事実外側から抜けれたのだ

 

 

 

 

 

 

 

後にこの考察を聞いたルドルフは

 

「ふむ、興味深い考察だな

それにしてもよく見ている」

と感心し

 

グルーヴとブライアンはその時そこまで考えていたのか?

と驚きの表情を隠しきれなかった

 

 

勿論、彼は渾身のドヤ顔をしてグルーヴを怒らせていたが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、彼は既にスピードが明らかに落ちている2人を確認して、意気揚々と生徒会室に戻った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初にエアグルーヴの冷静さを失わせ、ナリタブライアンは走る事により興奮状態に導き、後は自分のペースですり潰した

 

彼のした事を要約するとこうなる

 

 

 

 

 

 

「大勝利!」

 

「いや、待て」

 

「貴様、本当に、人間か?」

 

タキオンとルドルフにドヤ顔をしてVサインをする彼、息も絶え絶えに生徒会室に戻ってきたナリタブライアンとエアグルーヴであった

 

 

 

やはり自分の思うような走りが出来ないのは相当疲労を感じた様であった

 

 

 

「決まり手はルドルフ君に『ささやき』からの『追い込み』

さしずめ2人には『直線加速』と『カーブ加速』といったところかな?」

 

「タキオン、『登山家』も追加で」

 

タキオンは懐にあるメモ帳に色々と書いていた

 

 

 

 

 

 

 

以上が『第一回異種間レース トレセン学園杯』のあらすじである

 

 

 

 

優勝賞品はタキオンの笑顔だったと彼は語る

 

 





なお、この野良レースによりナリタブライアン、エアグルーヴに『直線加速』『コーナー加速』が、シンボリルドルフには『追い込み』『ささやき』が
アグネスタキオンには『直線加速』『コーナー加速』『登山家』『ささやき』『追い込み』のスキルが開放されたとかなんとか

絡ませるウマ娘 part2

  • ビワハヤヒデ
  • ウイニングチケット
  • ナリタタイシン
  • オグリキャップ
  • タマモクロス
  • エアグルーヴ
  • スーパークリーク
  • その他
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