彼と彼女の歩く道   作:ノイフェル

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つまり我が軍の大勝利である(大本営発表)


短いのとクオリティは許して


 タキオンの1日

「タキオン、起きろ」

 

私の好きな声がする

でも、起きない

 

「お前なぁ、起きてんのバレバレだぞ?」

 

はて?知らないねぇ

私はまだ寝ているのさ、何せいつものあれをして貰ってないのだからね

 

「おい、こら」

 

ふふふ、怒っても無駄だよ

私だって君に意地悪をしたいわけでは無いんだ。だが、やはり朝一にはあれがあって然るべきだと私は思うのだよ

 

「・・・・へぇ」

 

!!

今何か寒気がしたぞ!

と言うか、彼の声のトーンが

え?まさか

 

 

ガチャ

 

 

 

今、ドア閉まった、のかい?

 

いやいやいや、待て待つんだアグネスタキオン!!

冷静になるんだ!此処で焦っては彼の思うが儘!

そうさ、私はアグネスアグネス。冷静さでは彼より、も?

 

 

 

待って

今、何かいい匂いがしているんだが

いやいやいやいや、まさか、そんな事はあり得ないだろう!

手がかかるから滅多に出さない料理の筈

 

し、しかしっ、この匂いと音はどう考えても

 

 

「やれやれ、タキオンの奴。今日は折角昨日のお詫びにスフレオムレツ作ったのになぁ。あー残念残念。俺1人で食べるのかぁ。タキオンは卵ご飯でいいな、うん」

 

 

 

うわあああああっ!しまったぁ!

す、直ぐに行かないとっ!

 

じゃなくて着替えてからじゃ無いと!

あああああっ!!

 

 

 

 

 

 

「お、お、おはよう!」

 

「・・・」

 

うう、視線が冷たいっ!

 

って、え?テーブルの上の皿に、ものが、無い?

 

「おはよう狸寝入りしたタキオン」

 

ううう、ジト目で見られてるぅ

機嫌は最悪ということか

それにバレてる。どうする?

 

 

完璧で可愛いタキオンちゃんは彼を華麗に説得する

この状況でかい!

 

どう見ても無理筋だろう

 

素直で可愛いタキオンちゃんは彼にしっかり謝る

アリといえば有りだと思うけど、どうだろうか?

 

 

現実は非情である

流石にこれは受け入れ難いね

 

 

 

 

良し、謝るとしよう

 

「あの、「タキオンのご飯はジャーにあるから、勝手に食べて」」

 

 

え?

 

え?

 

 

え?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スフレオムレツないの?

 

たきおんのすきなおむれつ

 

な い の ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと待ってくれ!私が悪かった!悪かったから、そんな無体な事を言うのはやめてくれよぅ

確かに私は今日狸寝入りをした!したのは悪かった!本当にっ、悪かったと思ってるし、反省もしてる!

今後はなるべく自分で起きるように努力する!努力するから、そんな事言わないで!

ねぇ、ねぇってば!」

 

私は必死に彼の足にしがみついて懇願した

 

 

「ふーん」

 

 

「わかってる、たきおんがわるいのはわかってる

ごめんなさい。ちゃんとあしたからはおきるから!

ごはんもすききらいしないし、そうじもてつだう!

わがままもあんまりいわないようにするから!

たきおんいいこにするから!」

 

 

「幼児退行まで、すんなし」

 

ためいきをついてる

 

 

「もう

俺も甘いのかねぇ」

 

たきおんのあたまをなでてくれてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んで?たかだかスフレオムレツ食べれないくらいで幼児退行した、アグネスタキオンさん?」

 

「ううううう、忘れてくれよぉ」

 

私は今スフレオムレツを食べながら、彼に文句を言われている

失敗だった。彼が言うには私は寝ている時と起きている時で耳の動きが違うらしい

狸寝入りはすぐにバレたそうだ

 

でも最近は素直に起きなくなったから、少しお灸を据えようと思ったらしい

 

どう見ても、少しじゃないと思うんだが

それよりも、だ

 

 

 

 

 

 

「いや、これうめぇなぁ!」

 

「で、何で君がいるんだい?ゴールドシップ君?」

 

 

彼女が何故此処にいるんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふー、美味かった美味かった

やるな、お前!」

 

「ふ、かかったな!ゴールドシップよ」

 

「な、何だと!」

 

「そういう茶番はいらないから」

 

「えー、ゴルシちゃんは」

 

「早く吐け」

 

「お、おっす」

 

 

おや?どうしたんだい、ゴールドシップ君?

急に顔色を青くして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後にゴールドシップはこう語る

 

 

 

 

「いや、あん時のタキオン先輩マジでやばかったぜ

マックイーンとライアンとパーマーとドーベル合わせるよりも怖かったぜ!」

 

 

 

 

 

 

なお

 

 

「へぇ?誰が怖いって、ゴールドシップ君?」

 

「そりゃ、アグネスタキオンせんぱ、い?」

 

「ちょっと向こうで話をしようか?

何、すぐに終わるさ」

 

 

とタキオンは笑顔でゴールドシップを連行していった

 

 

この際にその場にいたダイワスカーレット、ウオッカ、ツインダーボはゴールドシップが連れ去られた方角にそれはそれは見事な敬礼をしたとかなんとか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つまり何だい?

近所でパルクールしてたら、彼に近所迷惑と言われて此処に連れて来られた、と?」

 

「ういっす」

 

「ふぅん、どうしたものかな?」

 

「心配するな、タキオン

この暴れ馬にゃ、キチンとオハナシしておくから」

 

「ひぇっ!」

 

ふむ。どうやら彼もそれなりに怒っているみたいだし、大丈夫か

 

一応はマックイーン君には伝えておこうかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慌ただしい朝が終わり

 

 

 

「しかし、座学は退屈だねぇ」

 

「ふむ、やはりタキオン君にとっては物足りないかな?」

 

「まぁ、タキオンさんは座学ではルドルフ会長より上ですものね」

 

 

入学時に共通テストがあったのだが、タキオンとルドルフは共に満点であった

 

だが、暇潰しにタキオンが書いた考察が教員の目に留まり、教員より絶賛された

それにより、座学のトップはタキオンという認識となっていた

 

 

「そう言うわけではないと思うのだがね」

 

「いや、アンタ実技でも優秀で筆記トップ。それで彼氏持ちとかなんなの?」

 

「タイシンは羨ましいんだ?」

 

「はぁ?全然違うし!」

 

 

昨日の講演会からか、タキオンの周りには人が集まり出していた

 

 

今日のメンバーはいつものマックイーンにビワハヤヒデ。その友人のナリタタイシンとウイニングチケットだった

 

 

 

「彼氏ですか、何とも甘美な響きですわね」

 

「確かにそうだな」

 

マックイーンとハヤヒデはため息をつく

 

 

マックイーンは名門『メジロ家』期待のウマ娘

トレーニングばかりの日々で出会いなどなかった

 

ハヤヒデとてタイシン、チケットと共にいる時間が長いせいか基本トレーニングばかりの毎日であった

当然、出会いなど期待できる筈もない

 

 

更に本人は気付いていないが、高身長のハヤヒデに対して、小柄なタイシンとチケット。一緒にいると大人っぽい雰囲気と合わせて、姉と妹が出かけているように見られていたのも、原因の一つではある

 

 

 

 

 

「やっぱり彼氏欲しいなら、ハヤヒデにみたいに胸が大きい方が良いのかなぁ」

 

ビシッ!

 

この時、タキオン達は確かにそんな音を聞いた

 

 

 

 

 

 

 

 

「胸、ですか」

 

自身のそれに手を当てて、呟くマックイーン

その顔は伏せられている

 

 

「胸か」

 

あまり気にしないようにしているが、実はかなり気にしていたタキオン。

 

気のせいか目のハイライトが消えている気もするが

 

 

「ふん、胸なんか」

 

そう言いながらも自身のソレを凝視しているタイシン。彼女とてお年頃、気にならない訳が無かったようだ

 

なお、小さな声にも関わらず、妙に声が響いた

 

 

「ハヤヒデが羨ましいなー」

 

1人明るい雰囲気のチケット

 

 

だが、

 

 

(おい、チケット!燃料に油を注ぐのはやめてくれ!)

 

 

ビワハヤヒデは内心絶叫していた

 

ハヤヒデから見れば邪魔でしかないコレだが、それを今言えば確実に『何か』が終わる気がしていた

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、このチケットの発言は教室内に聞こえており、一部のウマ娘から瘴気の様なものが立ち上り、別の一部のウマ娘達は視線を逸らしていたりするが、因果関係は未だ不明となっている(大本営発表)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この危険な空気も授業を告げるチャイムによって、なんとか収束したのは誰にとっての幸運だったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後はマックイーンにグラスワンダー、エルコンドルパサーと共にタマモクロス主催の料理教室に来ていた

 

 

グラスワンダーとエルコンドルパサーは日本の料理を

マックイーンは自分が食べる為に

タキオンは彼に食べさせる為に

 

それぞれ真剣に取り組んだ

 

なお、試食係はオグリキャップであり、タマモクロスとの協力により趣味と実益を上手くも合わせる事が出来ていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなタキオンの日々であった

 

 

 

 




ゴルシが何故か出てきた

作者もよく分からない

まぁ、ゴルシだからいいか

絡ませるウマ娘 part2

  • ビワハヤヒデ
  • ウイニングチケット
  • ナリタタイシン
  • オグリキャップ
  • タマモクロス
  • エアグルーヴ
  • スーパークリーク
  • その他
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