これは少し未来の話
あ”ー疲れたぁ
やれやれ、流石のキミでもライブは堪えた様だねぇ
アグネスタキオンと彼はトレセン学園内にあるタキオンの研究室でのびていた
スポンサーは無理難題ばかり押しつけてくるよなぁ
ま、仕方ないと思うがね。スポンサーが居なければ、トレセン学園も出来ていない訳だしね
理解できん事もないが、ボクが出る必要ってあるんすかねぇ?
無いとは言えないだろうね。先月行なったスポンサー達を集めて行なったシークレットライブ
あれの評判は上々だったとルドルフくんから聞いているよ
やだねぇ、完全に見世物になってますわぁ
夜をどうにかしナイト
やれやれ、夜だけにナイトと言うわけかい?
そういうのは
わー、タキオンひどーい。ルドルフ泣くゾォ?
大丈夫だろう
その場合はキミが慰めれば万事解決さ
なんというマッチポンプ
当人が此処にいたら苦笑するだろうが、2人にとってシンボリルドルフというウマ娘は気軽に揶揄って遊べる相手なのだ
この事を
「まぁ、名誉顧問と奴が良いなら問題ないがな」
と遠くを見ながら同意していた
しかしだね
お?どったのよ
あの演出はいるのかい?必要性を感じないのだが
いる(鋼の意思)
そ、そうかい
アグネスタキオンが言っているのはうま〇〇い〇〇での演出の一つであった
ライブの中でステージを走り抜ける演出があるのだが、そこについてとあるウマ娘から意見があったのだ
「貴女達恋人同士なのよね?
なら、こうしたらどうかしら?」
外部からトレセン学園の手伝いに来ていたマルゼンスキーの意見だった
アグネスタキオンは恥ずかしい為に断ろうとしたのだが、
結果、ライブの中でステージを走り抜ける際には彼がアグネスタキオンをお姫様抱っこして走り抜ける演出へと変化させた
なお、彼としてはもう一つ変更したい点があったのだが、これについてはアグネスタキオン、エアグルーヴ、シンボリルドルフが全力で対抗した
彼はイケボを以てエアグルーヴの腰を砕く事に成功したり、ルドルフを個室に呼んで
仕方ないので、彼はエアグルーヴの愛用しているMP3に彼のイケボで寒いダジャレ50連発のデータを入れたり、1週間ルドルフには
張本人であるタキオンに対しては、好物であるスフレオムレツを1ヶ月間作らない事と、苦手であるブロッコリーのスープを週一で食卓に並べる事で妥協した
ブロッコリースープを食べるときに涙目のタキオンを見てほっこりとしていたのは彼だけの秘密である
件のスープはわかりやすく言うと、コーンクリームスープのコーンがブロッコリーに変わったものである。偏食のきらいが幼い頃からあったタキオンの為に飲みやすい、食べやすいメニューを彼は色々試していた
その中において、見た目だけで中身を連想できるブロッコリースープは異質なものであった為にタキオンは未だに苦手としていた
ぶっちゃけると、食べようとして躊躇い、彼の顔を何度も見てから涙目になって口に含む瞬間目を閉じるタキオンが可愛いすぎるので彼からすると仕方ないのである
なお、組織内でもこの光景を見たのはメジロマックイーンのみであり、思わず彼女も暴走しそうになったのはここだけの秘密であったりする
なお、後日タキオンへの行為を知った
しかし、タキオンの偏食家ぶりを知ったオグリキャップはエルコンドルパサー、グラスワンダーを連れて様々な独特な日本料理を食べる事となり、アグネスタキオンの涙腺が崩壊しそうになった事は余談である
なお、問題となったシーンは画面に向かってキスする場面であり、
ライブ練習についてはウマ娘達の中にも温度差があり、
その一方で
特にスズカは組織内において、別の枠組みである『親衛隊』を創ろうとしていた程である
彼はトレセン学園に来てから、タキオンに内緒で少しずつ仕上げてきたものがあった
如何に家事のレベルが世間にいる専業主夫達と比べても隔絶したものを持っているかれであっても、こればかりは苦戦せざるを得なかった
故に協力者がいた。
本来なら、ここに
そうなると、
確かにマックイーンは好人物であり、タキオンや彼にも色々と便宜をはかってくれている
それ自体にはタキオンも彼も非常に感謝している
いるのだが、
ウェディングドレス自体はナリタブライアンに押し付けたものがあるために、そこまでの問題とはならなかった
材料や細かいアドヴァイスはナイスネイチャの知り合いである商店街の皆様に協力してもらう事で解決した
「だからって、何で普通に出来るのよ」
「ネイチャさん、愛ですよ愛」
???
「いや、愛ってクリークさん
あと、そこで不思議そうにしないでよ」
いや、不思議な塊であるウマ娘に言われても、ねぇ?
「ううっ、言い返せないぃぃぃ」
「顧問。
それと、どうやってタイシンちゃんと仲良くなったんですかぁ?」
「あの、クリークさん?妙な意味を含んでなかった?
確かにタイシンさん最近顧問さんと仲良くなりましたよね?」
仲良くなったと言われましても、ねぇ?
俺としてもよくわかんないのだが
彼は別に
というか、両親からの悪意に晒されるしかなかったタキオンを守る彼が他人の感情に注意を払わない筈がない
もっとも、注意している事と対応する事は全く別の話なのであるが
だから、ルドルフが自分に対して複雑な想いを抱いている事も、色んなウマ娘から憧れや羨望を向けられているのも知っている
だが、彼は
弱く、惨めでどうしようもないほど愚かな子供なのだ
力があっても、想いがあってもダメなのだ
力だけあっても、一時凌ぎにしかならない
一時的には好転するのかもしれない。だが、大衆というものは貌がないから少しのきっかけで正反対の方向へ容易に向く
それはとても恐ろしいことである
想いがあっても、それだけで状況を変化させる事もまた難しい
仮に一時の狂騒によって変化した社会が歴史上上手く言ったためしなど殆どない
その代において上手くいったとしても、高潔な精神はいつか失われる。その結果残るのは、市民の支持を受けて権力を握ったと錯覚して強権を振りかざす権力者とそれに喘ぐ事になる市民達である
では、想いと力を併せ持ったならば問題ないのだろうか?
それもない。社会を動かすのは一人一人の意識なのだ
仮にその様な人物が理想論を振りかざしてトップとなったとしても、長くは続くまい
現代社会においては、教育が徹底している国家も多い。それ故に不平不満を持ちながらも自らを律する事が出来る
だが、不満は残るし、革新的な事をする為には意識改革が必要なのである。押し付けでは反発しか生み出さない
先のメディア騒動もまた、そういった意味を持つものであったと彼は思っている
政府や秋川家を中心としたウマ娘との共存社会の実現
その為のトレセン学園であり、来年からスタートする各種レースなのだ
だが、彼等は既得利権を持つ人間の理性を信じすぎたのだろう
メディアにも将来が見えている『筈』。だから不用意な事を出来る土壌さえなくなせば、問題は解決すると
そうではなかった
彼等は目先の利益も将来の利権もどちらも求めた
その結果、どれだけの混乱が起きようが、誰が悲しもうが彼等にとっては些細ごとだったのだ
だが、自分達が受ける被害にだけは敏感に反応する
それは自分達の権利だと
そして双方はそれ故に相入れる筈もなく、結果として一部の者達から『言論統制』と揶揄される程に苛烈な結末となったのだ
あれからまだ少ししか経っていないが、トレセン学園の周辺は平穏な空気を享受できている
彼も何かを言おうとは思わない
結局のところ、彼もまたトレセン学園により利益を享受している側なのだから
だからこそ、思うのだ
彼は勿論の事、ウマ娘としてのアグネスタキオンも表舞台に立つ事は二度と出来ないのだと言う事を
タキオンにその話をした時
ふぅん?
私がウマ娘としての活動が出来ない?
それがどうしたというんだい?私にとってキミとの日常やマックイーンくん達とも日常があればそれで良い
それ以上を望むつもりはないし、必要も感じないさ
でも、タキオンだって走りたいだろ?
やれやれ、キミは私と何年一緒にいるんだい?
私が望むのは
との事であった
既得権益と良く耳にするが、ある意味ではそれは正当なものでもあるのだろう
新しい事を始めるためには、様々な障害が立ち塞がる
トレセン学園設立を例にしてみれば、トレセン学園の為の土地。建設する為の許可。今まで個別にしていたトレーニングや教育を一括して行なうにあたる各種法令整備と環境整備
更にトレセン学園の運転資金
軽く見積もってこのくらいはあるのだ
しかも失敗すれば投資した全てを無駄にする
そんな事に誰が進んで協力すると言うのか?
アグネスタキオンを一番近くで見てきた彼は
だからこそ、綺麗事を言うつもりはない
勿論、必要ならばどれだけ情けないフリも汚い真似もしよう
その程度の覚悟すらなく、タキオンの日常を守れる等と世迷言を言うつもりなど彼には無かったのだから
ただ、先の騒動においては余りにもそれに焦点を当てすぎたのは事実
メディアからすれば、生き残りをかけたものであったからどうしても過剰気味な物となったし、政府側からしても退く事は許されなかった
それを見ていたからこそ、彼はよく理解していた
自分達を利用しようとしている大人達と対立する事がどれだけ無駄な行為なのかを
アグネスタキオンという少女を守る為の盾にも彼女の歩みを止めようとする者達を倒す剣にもなろう
安らぎの欲しい時には寄りかかれる大樹となろう
以前、ナリタタイシンから自分は何だ?と聞かれたが、今ならこう答えよう
俺はタキオンを護り、支える為にあるモノ
その為に無力で愚かなボクを封じよう
いつか、いつの日か彼女と彼女の世界が優しいものになる。そんな未来が来る日まで
マッハッタンカフェは自室で本を読んでいた
周囲から読書家として知られている彼女だったが、恐らくトレセン学園にいる誰よりもタキオンの想いを理解していると確信している
タキオンの彼よりも、である
アグネスタキオンというウマ娘をアグネスタキオンは嫌悪していた
いや、嫌悪など生易しいものではない。憎悪しているのだ
彼と言う人物の人生を狂わせた
それを知っているカフェはどれだけ彼の存在にタキオンがスクワレテイルのかを良く理解していた
だからこそ、彼女は2人に協力するのだ
わかり合っている様で致命的にすれ違っている友人達の助けとなるために
最近お気に入り登録が増えたり減ったりしてる
良くわからないっす
まぁ、たしかにクオリティ低いから仕方ないだろうけど
少し閑話挟んでも良いですか?
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やれ
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要らん