彼と彼女の歩く道   作:ノイフェル

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必要な情報詰め込んだら、まさかの一万文字オーバーと、震えるな



年末も近いので、バクシンします!

年末までに本編完結させるぞ、おー!


というわけでいつも通りのぐだぐだですが、宜しければお付き合いください


 明日へ羽ばたく者達

時は流れ

 

 

 

アグネスタキオンという少女とその幼馴染であった少年は無事今までの苦労が報われる事となった

 

 

だが、それは当人達だけの努力によるものではない

 

誰かが、沢山の友人達が彼女達を支えてくれていたからであった

 

 

 

 

 

トレセン学園一期生が卒業する、今日この日

 

 

アグネスタキオンと彼は新たな門出を迎える事になる

 

 

 

 

 

アグネスタキオンは再来年から始動する『トレセン学園栗東教育センター』の『健康管理室室長』となる事が決定している

 

彼もまた『トレセン学園栗東教育センター』の『ウマ娘、トレーナーカウンセラー』となる事が内定している

 

 

今年一年は担当であるダイワスカーレットのトゥインクルシリーズの最後を飾る重要な時期である為に、トレセン学園理事長が学園理事会を説得した形である

 

 

幸いというべきか、栗東教育センターの完成もまた来年の夏頃を予定している為、時期的にも再来年の春からの運用となる事が決定されていた

 

 

 

 

 

 

 

他のウマ娘達の進路についても触れておこうと思う

 

 

 

 

 

 

メジロマックイーン

 

彼女は例の組織の会長職を見事に遂行してみせ、その後の『研究会』への移行という難事すら彼女はやってのけた

その手腕は学園理事長である秋川やよいをして

 

 

驚愕っ!

マックイーン。キミの手腕には驚くほかないっ!

よく、この難しかった組織をまとめ上げてくれた!

トレセン学園理事長として、また一人の大人として

メジロマックイーン。キミに感謝しているっ!

 

と絶賛するほど

 

 

 

実際、タキオンの彼にとって件の組織はアグネスタキオンを守る為の防波堤的なものであった

 

無論、タキオンの魅力を布教したいというのも偽らざる本音ではあったのだが

 

 

その一方で、天皇賞春の盾や今年の安田記念でも勝利したりとウマ娘としての活躍もめざましいものがあった

 

 

まさに『メジロの次代』を象徴するに相応しい人物であった

 

 

 

 

 

ナリタブライアン

 

 

トレセン学園初代生徒会副会長として、書記のエアグルーヴと共に会長であるシンボリルドルフを良く支え、問題の山積していたトレセン学園黎明期を見事に導いた

 

また、例の組織においても副会長として活動し、彼とタキオン、ルドルフ達の関係を積極的に支援した

 

彼女もまたウマ娘としての実力は高く、新旧対決となった今年の皐月賞では次世代を代表するダイワスカーレットやトウカイテイオー、ウオッカらを相手にしながらも圧巻の勝利をもぎ取った

 

ジャパンカップにおいて。海外勢と熾烈なレースを繰り広げたが、結果として6バ身もの差をつけて勝利した

 

 

なお、優勝コメントで

 

 

確かに海外勢は強かった

だが、彼女達以上に巧みな走りを見せる奴がいたのでな

 

 

と謎のコメントを残した

 

 

ジャパンカップの勝因はナリタブライアンらしかぬ、絶妙なコーナーでの戦術によるものだと、レース解説者は語っていた

 

 

 

エアグルーヴ

 

 

母親程の結果こそ残せなかったものの、それはライバル達の実力が母親の時代と比べ物にならぬ程高かったからである

 

しかし、トリプルティアラも獲得できず、不安定になった時期があった

 

 

担当トレーナーに感情をぶつけてしまい、彼に嫌われる事を覚悟していた彼女であったが

 

 

それでは俺はキミを支えたい

 

 

との言葉に見事ノックアウト

 

 

その後は周囲がドン引きするほどのバカップルぶりを見せる

 

 

 

だが、ウマ娘としての実力は確かであり

G1勝利数2回

G2勝利数7回

G3勝利数6回

 

という結果を残した

 

 

組織人としての能力も非常に高く、こと補佐能力においてはトレセン学園屈指との呼び声も高い

 

 

 

 

ビワハヤヒデ

 

 

ナリタブライアンの姉であり、ナリタタイシンの親友であり、BNW一の頭脳派であった

 

特にBNW揃いぶみだった弥生賞の死闘は未だに世間の印象に強く、それまでの彼女のイメージであった『冷静にレースを見る』というものを根底から覆し、どこまでも貪欲に勝利を求める姿勢を見せつけた

 

結果は、ナリタタイシンの追い込みに屈し、ハナ差で2着となるも世間からは屈指の好カードとの呼び声も高い

 

 

 

ウイニングチケット

 

 

ビワハヤヒデと同じくナリタタイシンのトレセン学園入学前からの友人であり、BNWの一角

 

その体躯からは想像できないほどのパワーを見せ、常に掲示板を外す事はなかった人物

 

弥生賞の死闘では親友であるナリタタイシンとの最終直線で壮絶な競り合いを見せるも、僅かに及ばず、隙をついたビワハヤヒデにも抜かれ3着となった

しかし、ナリタタイシンからウイニングチケットまで僅かクビ差であり、4着以下を7バ身以上離しての決着であった事から彼女達の実力の高さが分かるというものだろう

 

担当トレーナーとは遊び友達的な関係を築いており、自身がチケットから異性として見られていない事を担当トレーナーは嘆き悲しんだ

 

 

 

 

 

余談ではあるが、男性トレーナー達には『男どもの愚痴』という組織が出来上がっており、トレセン学園に所属する男性トレーナーの実に9割が参加している

 

 

主な活動内容は担当ウマ娘達の情報交換である

と言っても、別に悪い事をしようというわけではない

 

彼女達は多感な年頃である

 

 

それ故に様々な視点からウマ娘達を見て、危険な兆候がないかを気にかけるという互助的な組織だった(・・・)

 

 

なぜ過去形かというと、きっかけはオグリのトレーナーの一件だった

 

 

 

今年の春先に担当トレーナーとウマ娘の関係について、ある通知がなされた事で、今まで自重してきたウマ娘達が積極的に動き始めたのである

 

 

これには男性トレーナー達も困惑するほかなく、成功者(オグリと付き合ってる)であるオグリトレーナーに泣きついた

 

 

しかし、泣きつかれたオグリトレーナーとて困った

 

 

 

オグリトレーナーの成功には師匠(タキオンの旦那)が深く関わっていたのだから

 

オグリトレーナーとしては自分一人だった場合、ここまでまで出来たとは思っていなかったのである

 

 

 

 

しかし、泣きついてきたトレーナー筆頭である、エイシンフラッシュのトレーナーも退くに退けない事情があった

 

 

それは通知の後、担当であるエイシンフラッシュのアピールが目に見えて強くなってきていたのだ

 

元々、胸元を開けているフラッシュの勝負服自体が既に凶器だというのに、そのフラッシュが事あるごとに誘惑としか思えない行動を取り始めたのである

 

しかし、それでも流石はエイシンフラッシュと言うべきか

 

予定された時間通りにトレーニングなどは進める

 

 

 

フラッシュのトレーナーからすればたまったものではなかった

 

彼はまだ二十歳になったばかりである

あまりにもフラッシュの誘惑は魅力的であり、効果的だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、そのフラッシュの事を聞いた2人は

 

 

 

エイシンフラッシュかかってますねー。どうでしょうか、タキオンさん?

 

ふむ。この場合、かかる事自体が悪いことではないのだがね。しかし、中途半端なのはいただけないな。羞恥心を残すのはフェチズム的には大有りだろうし、彼女のトレーナーにも効果的だ

 

だが、あそこまで露骨だと流石にトレーナーとフラッシュ双方にとって厳しい展開となるだろうねぇ

 

なるほど

つまり、この展開だとエイシンフラッシュにとって不利になるというわけですね?

 

世の中には『肉食系男子』と言われる者がいると聞く。フラッシュのトレーナーがそうであれば良いが

 

そりゃ無理だ。彼『草食系男子』だから

 

 

と言い合っていると

 

 

いきなり何いうてんねん、自分らは!!

 

と我らがオカンことタマモクロス(ツッコミマスター)が鋭いツッコミを入れたとか何とか

 

 

 

 

 

 

 

話を戻す

 

つまり、このままではフラッシュトレーナーの理性という名の要塞が陥落する可能性が高かったのだ

 

 

 

なお、ここまでフラッシュが焦っている理由はアグネスタキオンには劣るものの、他のウマ娘達よりは先んじていたと思っていたら、いきなりオグリキャップに差し切られた事からの焦りであったりする

 

 

フラッシュとて、2人からアドヴァイスを受けていたが彼女の気質にあっていなかった事もあり、断念した

 

 

だがそれでもフラッシュは自身の計画の絶対性と皆よりも先んじている優位性は揺らぐことの無いものだと思っていたのだ

 

 

 

ところか蓋を開けてみれば、フラッシュはトレーナーとの距離をかなり縮めはしたものの、決定打に欠けていた

 

 

いや、この場合はフラッシュのトレーナーを褒めるべきだろう

 

彼はフラッシュよりも背が高い

当然だが、フラッシュは彼のそばにできる限り居たい

 

 

それは勝負服であろうが、スク水であろうが、制服であろうが関係あろうはずがない

 

 

 

 

 

さて、ここでエイシンフラッシュの勝負服について冷静に思い返して貰いたい

 

先にも述べた様にフラッシュの勝負服は海外のウマ娘であるからか、胸元が開いている

 

それを彼は見下ろす形となるのだ

 

 

 

更にそれに加えて、レース後の場合、汗などが付いている事が多い

 

 

 

 

 

これで彼女の魅力に落ちないものがいようか?

 

いや、いないはずだ

 

 

 

まあ、心に決めた女性(ひと)がいる者については除外するとして

 

 

 

 

 

更にフラッシュの趣味であるお菓子作りもまた女子力的には加点対象であり、彼女の株は上がる一方だった

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、フラッシュトレーナーは絶体絶命だったのである

 

故に先駆者であるオグリトレーナーの的確な助言は何としてでも欲しかったのだ

 

 

 

 

困り果てたオグリトレーナーはそれでもフラッシュトレーナーの気持ちも理解できなくはないので、師匠に相談する事にした

 

 

その後、オグリトレーナーから相談を受けた彼は即座に動いた

 

というのも、彼とタキオンは以前フラッシュから相談を受けていたのだから

 

 

 

まずはフラッシュの父親である人物がドイツにおいて菓子職人として、非常に名誉ある立場にある事を知り、日本にもその弟子が経営する店がある事を調べ上げた

 

その上で、理事会のコネを利用する事でかの人物を日本に一時的に招待する段取りをつけてもらった

 

 

後はフラッシュとフラッシュトレーナーの問題であるとして、それ以上の介入をする事はなかった

 

ただし、マスコミが余計なこと(いつもの事)をしない様に手隙のグラスワンダーとエルコンドルパサーにスズカ達をそれとなく配置したが

 

 

 

 

 

 

結果、フラッシュとフラッシュトレーナーは父親公認の関係となり、フラッシュトレーナーはオグリトレーナーとその師匠に感謝する事になる

 

フラッシュトレーナーとてエイシンフラッシュというウマ娘が好きなのは間違いなかったが、彼女のことを思うと中々踏み出せなかったとの事であった

 

 

 

 

それは一般的にはヘタレているという奴では?

 

とオグリトレーナーは内心首を傾げたが

 

 

 

まあ、収まるところに収まったから、ヨシッ!

 

 

という師匠譲りのガバガバ理論で納得したとかなんとか

 

 

 

 

この一件により、オグリトレーナーが頼りになるとの評判が男性トレーナー達の間で上がるようになり、結果オグリトレーナーが『男どもの愚痴』の取りまとめ役として見られる様になった

 

 

非公開組織とはいえ、そんな立場をした事がない事をオグリキャップにある時溢すと

 

 

 

そうか?

貴方なら出来ると思うのだが

 

そうだな。それなら、貴方が師と仰ぐ人に協力してもらえる様に頼むと良い

 

 

とのアドヴァイスを恋人であるオグリキャップからもらう事になり、師匠に相談すると

 

 

大変だなぁ

手伝いくらいなら、しますよ?

 

 

と軽く受け入れられた

 

 

 

 

 

なお

 

 

やれやれ2人揃って彼に世話になる、か

これはもう、結婚式の仲人は決まった様なものだな

 

 

とオグリキャップがつぶやいていた事をオグリトレーナーが知らなかった事は果たして幸せだったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

それはともかくとして、この組織はその後エアグルーヴのトレーナー

 

東條ハナのチームリギルの元サブトレーナーであった彼がようやく東條トレーナーに認められ、リギルでエアグルーヴのトレーニングなどの全てを任される様になった人物

 

など様々な迷える男性トレーナー希望の星となったとされる

 

 

 

 

 

 

なお、チームシリウスの沖野トレーナーはこれに参加しておらず

 

興味を持った沖野氏に対しては

 

 

 

 

すまんが、此処は良識ある人の集まりでな

 

初対面のウマ娘の脚を無許可で触る人はちょっと

 

スペシャルウィークだっけ?

ひでぇ事しやがるな

 

というか、スズカさんの蹴り受けて何で無傷なんですかねぇ?

 

お前には東條トレーナーがいるだろう!ぺっ!

 

 

などという理由から参加をやんわり?と断られていた

 

 

 

なお、男性トレーナーの間ではサイレンススズカ一派はさん付けで呼ばれている

 

 

理由は、察してください

 

 

沖野トレーナーがスズカの蹴りを受けて無事な理由。それは

 

 

 

トレーナー教官、つまり彼が

 

 

なるほど、なるほど。つまり沖野くんはウマ娘の脚質や肉付きなどを見るために彼女達の脚を触る事がある、と?

 

 

と沖野トレーナーの話を聞いた為に、沖野トレーナーに身体能力向上の為の特別メニューを課したからであった

 

 

 

 

 

 

テイエムオペラオー

 

 

別の世界線では『世紀末覇王』などという物騒な呼び方をされる事になる彼女だが、こちらでは常にライバル達と切磋琢磨しながら、更なる高みへと駆け上がっていた

 

学園を卒業したからといって、ウマ娘として活躍できない訳ではない事から、彼女はトレセン学園の卒業生用の寮に入寮して更に己を高めるべく鍛錬を続けるつもりである

 

ちなみに最近になって、以前から熱望していたとある案件がようやく許可が取れた為にウマ娘としてレースの世界から身を退いた後は歌劇の世界で生きていこうと誓っている

 

 

 

フジキセキ

 

トレセン学園学生寮寮長であり、卒業後も後任が決まるまでの間はその職に在り続ける事を決めた

レースに、寮の管理に、彼女自身の女性としての魅力を磨く事に彼女はいつも情熱を傾けており、それは寮のウマ娘達への無言の応援でもあった

後任が決まったら、新規開設の栗東にでも行こうかな?

と密かに考えている

 

 

 

ヒシアマゾン

 

フジキセキと共にトレセン学園のウマ娘達の生活を支えてきたタマモクロスやスーパークリークと並ぶ、もう1人のトレセン学園のお母さんともいえる存在

学園のウマ娘達は自由奔放な者が殆どの為に気苦労も絶えなかったが、それでも彼女は楽しかったというだろう

 

フジキセキとは異なり、身体が動く限りはトレセン学園学生寮寮長として働きたいと学園側に伝えている

 

実はアグネスタキオンが頭の上がらない数少ない存在でもある

 

 

 

キングヘイロー

 

 

常に高い意識を持って事にあたるその姿勢は、シンボリルドルフの範となっていた事をつい最近まで知らなかった

 

だが、結果が中々出ず苦しい時期が続いていた

それでも、彼女は

 

私はキングなのよ

諦めるなんて、出来るはずないじゃない!!

 

と己を叱咤激励し、常に立ち上がってきた『トレセン学園の不屈の乙女』である

 

今年に入るまではシルバーコレクターなどと世間から言われていたが、秋華賞にて待望のG1初勝利を飾ることとなった

 

彼女も友人であるテイエムオペラオーと同じく、更なる高みへと至る為に卒業後も学園に留まり、レースの世界に身を置き続ける

 

 

スーパークリーク

 

タマモクロスとオグリキャップと特に仲が良く、ナリタタイシンのルームメイト

甘えてくれなかったナリタタイシンに対して、悲しいと思っていたが彼女に転機が訪れた

彼女のトレーナーが仕事人間だったのだ

 

いや、正確には仕事以外ダメ人間だったのである!

まさにスーパークリークにとって理想的なトレーナーといえた

 

彼女はその全力でトレーナーの期待に応えつつ、トレーナーのお世話をする事で高いモチベーションを維持し続けた

 

 

ゲーム的な表現をするならば、毎ターン終了時に調子が1段階上がる、といったところだろうか?

 

 

 

なんだこれは、たまげたなぁ

 

なるほどねぇ。これもまた一種の永久機関なのだろう

 

 

 

と彼とタキオンですら驚愕していたりする

 

 

 

 

ナイスネイチャ

 

 

トレセン学園一の苦労人にして、『普通普通詐欺容疑ウマ娘』

本人曰く

 

いやぁ、あたしは普通だから

 

との事であるが、家事能力において万能といえるエアグルーヴを凌ぎ、こと掃除、整理整頓能力においてはタマモクロスを凌ぎ、料理の腕はスーパークリークを凌ぐものである

 

 

普通ってなんだっけ?

 

と思わず彼女をよく知る者達はこぞって頭を悩ませる事になる

 

 

ウマ娘としての力量も確かなものであり、シンボリルドルフ、ナリタタイシンにナリタブライアン、エアグルーヴ4人に勝利しているのはナイスネイチャだけだったりする

 

 

 

 

タマモクロス

 

 

トレセン学園における、みんなのオカン

お母さんになるとヒシアマゾンになり、ママになるとスーパークリークになるので、非常に大事である

なお、最近ではお母さんの対立候補としてエアグルーヴが人気を集めていたりする

 

そのキレッキレのツッコミ力から繰り出されるツッコミは最早芸術の域に達しており、『ツッコミマスター』との呼び声も高い

そんなタマモクロスなので、当然のようにレースでも高い実力を発揮する

とはいえ、彼女は芝ではなくダート専門であり、今年の東京大賞典こそ勝利を逃したが、去年の勝利者であり、親友のオグリキャップやハッピーミークなどと熾烈な争いを常にしている

 

卒業後は一度大阪に戻り、阪神競バ場の運営を手伝う予定らしい

 

 

 

オグリキャップ

 

 

『芦毛の怪物』『ダートの女王』などと呼ばれているダートにおける世代を代表するウマ娘である

そのどこか気品すらある佇まいから、ファンも多い人物でもある

元々地元である岐阜の為に何かしたいと思い立ってトレセン学園に入学した心優しい人物であり、普段の姿からは闘争心など窺い知れない

 

だが、ひとたびターフに立てば勝利を貪欲に求める姿勢を見せ、観客を圧倒しながら、その姿に魅力される

 

元々は食べる専門だったが、とある理由により彼女も作る事の喜びを知る事になり、担当トレーナーと共に地元で小料理店を開くべく来年一年は食品衛生管理者の資格取得の為に努力する事を決めていた

 

 

 

ライスシャワー

 

 

別名『漆黒の刺客』と呼ばれている引退して1年経った今でも最強議論に名を連ねる人物

 

元は先行タイプであったが、諸々の事情を考えた結果、彼女は差しへと戦術を変更する決意を固めた

だが、それは茨の道であり、文字通り身体を、魂すらも削りかねない過酷という言葉すら生温いトレーニングを彼女に課す事となった

 

しかし、ライスシャワーは諦める事なく、逃げずに真剣に向き合った

 

1年間というウマ娘の中でも短命といえるレースにおいて、ライスシャワーはその全てを出し切った

 

 

年度末に新設されたURAファイナルズ決勝において、トレーニング仲間であったミホノブルボン、サイレンススズカと共にレース中に怪我を負い、走り切ったものの引退となる

 

 

しかし、彼女は自身の選択を後悔していない

 

あの頃、ライスシャワー達のトレーナー役をしていた彼に対するメディア主体の批判的空気

それを彼女達は身をもって砕いたのだから

 

 

それ以降はアグネスタキオンと彼が育成するダイワスカーレットのトレーニングなどに協力しながら、楽しい毎日を送ることが出来た

 

卒業後はタキオン達と同じく、来年1年間はトレセン学園においてスカーレットの育成に協力し、再来年には栗東にて彼の手伝いをするつもりである

 

 

 

ミホノブルボン

 

 

ライスシャワーと同じく、己の信念に従い困難に挑み続けた人物

逃げに高い適性を持ちながらも自身の、そして後に続くウマ娘達の可能性を拓くべく差しへと転向した。

それは彼女の身体に相当の負荷をかけることになった為、さしもの彼もブルボン達を止めようとしたのである。

しかし、ブルボンを始め、ライスシャワー、サイレンススズカは一切ひかず最後には彼が根負けした

 

ブルボン達はその前年から続く、彼への偏執的な報道や悪意あるネット民の言葉を誰よりも気にしていたのである

それこそ、当事者である彼よりも

 

トレセン学園入学当時、ミホノブルボンは他の者から『サイボーグ』と誤解されるほどに感情が希薄だった

 

そのブルボンを変えたのが、あの講演会だった

 

だからこそ、ミホノブルボンは感情を与えてくれた彼に恩返しがしたかったのだ

 

 

それをファイナルズの後に彼に言うと、彼は無言でブルボンを抱きしめた

 

 

そして

 

 

バ鹿野郎。んな事俺が望んでるわけねぇだろうが?

 

 

と彼は震える声でブルボンを叱った

 

 

 

 

だが、ミホノブルボンにとってはそれで充分だったのだ

 

彼女のウマ娘としてのレース生命は終わったとしても、彼女の人生はまだ続くのだから

 

ブルボンもライスシャワーやサイレンススズカと同じ様に彼について行く事を決めていた

 

彼の幸せを守る為に

 

 

 

 

サイレンススズカ

 

 

引退した今となってもなお、トレセン学園最速の称号を持つウマ娘

それもそうだろう

URAファイナルズとはその年一年で活躍したウマ娘達を集めてのレースである

 

そのレースにおいて、2着であるミホノブルボンを圧倒的大差(・・・・・)をつけて走り抜けたのがサイレンススズカというウマ娘だったのだから

 

 

『最早スピードという概念そのもの』とまで解説者に言わしめたスズカの走りは、そのトレーナー(正確にはトレーナーの様なもの)である彼に対する世間の向かい風を粉砕するには充分だった

 

レース後、ブルボンを泣きながら抱きしめ、ライスシャワーを涙を流しながら抱え上げ、ライブ後のスズカを顔をくちゃくちゃにしながら背負って花道に向かった彼を誰が非難できようというのか?

 

 

そして、後日の記者会見において、スズカ達3人は揃って

 

 

選手生命がこのレースで終わる事を覚悟してでも、伝えたい事があった

 

と発言した

 

 

当然だが

 

 

優秀なウマ娘を自分の都合で使い潰すとか、マジ外道

 

そこまでウマ娘を追い詰めるとか、もうアイツ人間じゃねえ

 

マインドコントロール?

トレセン学園の管理体制はどうなってんだ?

 

 

などという意見がそれでもネットの海では根強く残っていたが

 

 

 

スズカはいつも感謝していた

 

『大逃げ』という明らかに常軌を逸した戦術の為に、ありとあらゆる努力をしてくれた彼に

その為だけに、嫌いであるはずの大人達に頭を下げて回ってくれた事に

 

 

 

だから、サイレンススズカはあの人の為なら、どんな事だって出来るし、受け入れる

 

 

 

スズカ達がウマ娘として出来ることは全てやり尽くした

 

後は、来年入学してからタキオンの、彼の妹達にバトンを渡そう

そして、いつか

 

 

 

 

彼が心から笑って過ごせる世の中にする為に

 

 

 

 

 

『無償の愛』と人は言う

『報われない恋』とも

 

 

分からない人には分かって貰わなくていい

 

 

ただ、自分の心の信じるままに

 

それもまた、彼から教えてもらった大切なサイレンススズカの宝物なのだから

 

 

 

 

 

 

 

エルコンドルパサー

 

 

トレセン学園での生活を終える彼女は親友であるグラスワンダーと共に全国を巡って活動をしようと考えていた

 

 

なるほど、トレセン学園の影響の及ぶところであれば、ウマ娘達は様々な未来をつかみ取れる事だろう

 

だが、そうでないところもあるはず

 

 

現に彼女の故郷であるアメリカでもウマ娘達の扱いは一昔前より格段に良くなったと聞く

 

 

だが、それでも未だに届かない部分というものはあるのだ

彼女はそのノウハウを日本で学び、それを祖国アメリカで活用したいのだ

 

 

 

 

グラスワンダー

 

 

ある意味では彼に初めて師事した人物といえるウマ娘

それはウマ娘としてのそれではなかったが、それでもグラスワンダーは彼に誰よりも感謝していると思っている

 

そうであるからこそ、他ならぬグラスワンダーが幸せになり彼もまた幸せになる環境を整えるべきだと考えていた

 

 

奇しくも、彼に多大な恩を感じているサイレンススズカとは全く別の結論は達したといえる

 

 

スズカは彼の為に外敵を排除する事を願い、グラスワンダーは彼の為に世間そのものを変えようと言うのだ

 

 

 

どちらも正しく、どちらも間違っているのかもしれない

 

 

だが、2人は征く

 

その先にある未来を夢見て

 

 

 

 

 

 

 

ナリタタイシン

 

 

彼に導かれ、彼に惹かれ、彼と共に在る事を決意した人物

 

最初は変わったやつだと思った

そして、妙だけどまあ、いい奴なのかな?と

 

 

 

 

しかし、ナリタタイシンは知ってしまった

 

彼の中にある空虚な彼を

 

 

 

それ以降、彼の事を何となしに見ていたが、あの海水浴で全てが変わった

 

 

 

関心は執着に

興味は恋心に

 

 

当時のタイシンは

 

 

アタシってこんなにチョロかったんだ

 

と内心呆れていたが

 

 

彼と過ごす日々が過ぎるにつれて思い始めた

 

 

悪くない。いや、いいじゃんコイツ

 

 

 

どこの即落ち2コマなのか?と内心では苦笑どころではなかったが、それでも不思議と離れがたい謎の魅力が彼にはある様に思えた

 

 

 

恋愛とは惚れた方の負け

 

 

とはよく言うが、まさにタイシンはそうだったと言えよう

 

 

 

 

だが、恋敵みたいな相手であるアグネスタキオンにせよ、シンボリルドルフにせよ、女性的魅力は圧倒的に自分が劣る

 

そう、タイシンは思っていた

 

 

 

 

 

しかし、タイシンが彼に寄ると、何故か彼は分かりにくいが少し構える

 

最初は

 

 

え、アタシ嫌われてるの?

 

 

と思っていたが、良く彼を観察していると気付いた

 

アグネスタキオンが彼に抱きつく前にも同じ様な兆候がある事に

 

 

 

は?どう言う事、これ

 

 

タイシンの勘違いでなければ、彼は自分にもタキオンと同じくらい関心を寄せている事になるわけで

 

 

『無駄な考え、休むに似たり』だっけ?やってみるか

 

 

 

その頃にはスズカ達とのトレーニングにもいつもの様に参加させてもらっており、その際にタイシンは仕掛けてみた

 

 

彼がトレーニングを見に来た時に、ふらついた感じで彼の胸の中に飛び込んでみたのだ

 

 

 

あ、コレやば

 

 

タイシンは陶然としそうになったが、何とか抑えて彼の鼓動へと意識を向けた

 

 

するとどうだろう

 

 

彼の鼓動が早鐘の様になっていたのだ

 

 

 

 

更に、もみあげに隠されていたが、彼の顔の一部が赤く染まっていた

 

 

 

 

 

 

タイシンは確信した

 

 

彼はこんなアタシでも異性を感じてくれているのだと

 

 

 

 

タイシンはそれを理解した瞬間、想像出来ない様な幸福感に包まれた

 

ただし、どこか嫌な予感もしていたのだが、タイシンはそれを敢えて無視した

 

 

 

 

この時のタイシンの判断はまさに英断だった

 

 

彼に寄りかかっているタイシンを見ていたサイレンススズカの目には光が無かったのだから

 

 

 

 

 

その後、シンボリルドルフと共に彼を支えないか?というアグネスタキオンの誘いに彼女は即乗った

 

逃す理由などありはしない

 

 

逆に思い悩むシンボリルドルフに対して

 

 

は?え、何?シンボリルドルフ、アンタ今更アイツから離れられると思ってたの?

 

とタイシンからすれば優柔不断にしか見えないルドルフに不満を持ったりした

 

 

 

 

その後、紆余曲折あり『タイシンする』とまで言われる程は学園内での生存圏を確保した

 

 

 

 

 

 

レースについては、出走するレースにおいてはそれこそ『暴威』ともいえる圧倒的な力を発揮し続けた

 

特にそれが顕著だったのは彼女が二年生の時に出走したジャパンカップであった

 

既にナリタタイシンのトレーナーとして実績を積みつつあった彼であったが、同様にスズカ達のトレーナー役も引き受けていた

 

 

それ故に海外勢からは

 

 

私達と同じ年齢の奴が、しかも『二足の草鞋』だったかしらね。それ以上の事をするなんて、無謀にも程があるわ

残念ね、ナリタタイシンさん。もっとマトモな(・・・・)トレーナーが貴女につけば勝負になったでしょうに

 

 

とレース前に言われた

 

 

 

だから、タイシンは文字通り『踏み潰した』のだ

 

2着が時間制限でゴール出来ない程の圧倒的、絶望的な敗北を返礼として贈った

 

 

 

そして

 

 

あんまり、アイツの事を舐めんじゃないっての

 

 

と打ちひしがれる海外勢に彼女は言葉を共に贈った

 

 

 

 

なお、彼にも唯一無二の固有スキルが存在する

 

 

『対生徒会』より進化した『吾唯足知(吾唯足るを知る)』である

 

 

意味は

 

 

私は満ち足りた事だけを知っている。だが

 

彼の場合は

 

ボクの日々が満ち足りた理由を知っている

 

となる

 

 

 

効果は『固有スキルによりスタミナ回復した場合のみ、加速力がすごく上がる』事と『そのウマ娘固有スキルの発動条件を無視して発動させる』というものである

 

言うまでもないが恋人であるアグネスタキオンの固有スキル『U=ma2』との相性は抜群であり、彼との親密な仲にあるナリタタイシンはその2つのスキルを学んでいた

 

 

なお、彼の固有スキルには

 

貴女(アグネスタキオン)がそばにいてくれるなら、どんな事だって打ち砕いてみせる

 

という意味が隠されていたりする

 

 

 

なお、そこに3年目からはゴールドシップの『不沈艦、抜錨ォッ!』まで加わってしまったが為にとんでもない事になってしまうのであるが、それはそれ。である

 

 

 

 

ナリタタイシンは彼を侮辱した海外勢を許す事が出来なかったのだ

 

ちなみに言うまでもないが、彼に心無い言葉を浴びせるネット民や面白半分に想像、いや妄想を垂れ流すコメンテーターなどにはいつかそれに見合った報いをくれてやる。と固く決意していた

 

 

 

なお、このレース後に彼は

 

 

気持ちは分からなくもないが、彼女達は国外勢なんだから詳しい事を知らんのは当たり前

嬉しいが、程々にな?

 

とタイシンに軽く注意している

 

 

 

 

 

なお、ジャパンカップの開催を望んだのは政府でもトレセン学園でもなく、海外のウマ娘養成機関だったりする

 

彼等は日本のウマ娘達に対する姿勢がどう変わって、それがどこまでウマ娘達のレベル向上に寄与したのか?それを確かめる為にジャパンカップの開催を求めたのだ

 

 

それはあくまでも世界的にウマ娘育成後進国である日本のレベルを測るものでしかなかった筈がまさか敗退。しかも、尋常ではない負け方をしてしまった為に、来年以降のジャパンカップの開催を要請する事になる

 

彼等とてウマ娘育成先進国としてのプライドがあるのだから

 

 

もっとも、翌年もナリタブライアンによって蹴散らされる事になり、その翌年はダイワスカーレット(シンデレラの願いを継ぐ姫)に。更にその翌年もアグネスデジタル(シンデレラ達の秘蔵っ子)により蹂躙される事になるのだが、それは別の話だろう

 

 

彼女はウマ娘としての活躍を今年の年末の有馬記念として勇退しており、多くのファンを悲しませた

 

 

引退ライブの後にカメラの前で初めて、タイシンは彼の唇を奪い、それはもうとんでもない騒ぎとなった事は記憶に新しい

 

 

既に数々のレースでの賞金

とりわけジャパンカップでの賞金により、彼女は既に滋賀県栗東市。つまり『トレセン学園栗東教育センター』の坂を降りたところに自分名義の家を建てるべく学園理事会との調整を行なっている

 

 

言うまでもなく、ナリタタイシンは彼に着いて行くつもりなのだ

 

 

多少不便なところとは聞いているが、『住めば都』と言うし、彼が居るのであればタイシンに不満はない

 

 

それに学園関係者でなくなったとなれば、『色々と』有利なのは事実なのだから

 

 

世の中には『事実婚』という便利なものがあるとハヤヒデから聞いているし、何の問題もなかった

 

 

タイシン的には

 

 

 

 

 

 

シンボリルドルフ

 

 

トレセン学園初代生徒会長にして、初年度の活躍ぶりより『皇帝』と呼ばれたウマ娘

 

常に自己鍛錬を怠らず、驕らず、侮らず、ベストを尽くしてきた人物

 

トレセン学園黎明期を代表するウマ娘といえば、彼女がサイレンススズカかと言われるほどの知名度を誇る

 

威風堂々、清廉潔白、勇往邁進

彼女を表現する言葉には事欠かないだろう

 

しかもウマ娘としての実力のみならず、組織のトップとしての実力やカリスマにも溢れるという、傍目からすると完璧超人である

 

 

だが、硬い彼女の内側はそれに反して非常に柔らかい。

シンボリルドルフという少女はデリケートなのだ

 

なお、彼女が好意を寄せる人物が

 

 

いや、ボクもデリケートなんですけどね

 

と言った事がある

 

 

その際、某人物は

 

 

おや?キミはデリケートではなくて、バリケードだろう?体躯的に

 

 

と言って、事あるごとに積極的にシンボリルドルフの腹筋を破壊しにかかるのが少しだけ困りごとだと思っている

 

 

 

 

なお、彼女は自身の渾身のギャグ(精一杯のオブラートに包んだ表現)をスルーする(・・)と、もれなくションボリルドルフとなり、彼が居る場合だとほぼ確実にルナちゃん化する

 

 

真面目でカリスマ溢れる外向きの彼女とは異なり、私生活での彼女は甘やかされる存在だったりする

 

それを知るものは殆ど居ないのだが

 

 

彼女もまた、彼に対する世間の風当たりの強さをどうにかしようと四苦八苦していた人物であり、それに触れるとシットリルドルフとなるのでマスコミ関係者はその話題に触れない様にしている

 

 

 

一度、そう一度だけ

そんなミスをおかした記者がいた

 

 

 

 

シンボリルドルフさん、今回のレースの勝利おめでとうございます

 

 

ありがとう。とはいえ、やはり皆良く鍛錬している。私とて『皇帝』などと肯定(・・)されているが、油断すれば直ぐに追い抜かれそうな圧を常に感じている

 

 

なるほど。『皇帝』シンボリルドルフさんでも油断は出来ませんか

 

ところで、今回ナリタタイシンさんとの直接対決となるかと思われましたが、やはりあちらが回避されたのでしょうか?

 

残念だが、記者君。その質問には答える術がない。確かに私と彼女は友人だが、だからといって勝負の場にそれを持ち込むつもりはない

 

・・・・大変失礼しました

 

 

記者はシンボリルドルフの少しばかりの怒気を感じ取ったのか、トーンを少し落とし

 

 

それはそうと、ナリタタイシンさんのトレーナーについて世間ではあまり良くない風評があると聞きます

本来であれば、その様な問題のあるトレーナーをナリタタイシンさんの様な有望な人物につけるべきではないかと思いますが?

 

 

 

特大の爆弾を投下した

 

 

 

周りの記者達は顔色を変えた

 

 

それ(・・)は他ならぬマスコミ関係者が触れてはならないタブーであった

 

 

 

ギリッ!

 

 

質問した記者をどうにかして退席させようとしている記者達はそんな音を聞いた気がした

 

 

その音の発信源の方を見た記者達は、その行為を後悔する事となる

 

 

 

暗い、いや昏い目をしたシンボリルドルフ(皇帝)がそこに居たのだから

 

 

その目で自分達(記者達)を見ている

 

 

歯を食いしばりながら

 

 

 

まるで、そう

 

 

親の仇でも見るかの様な表情で

 

 

 

そして

 

 

ふむ、なるほど。彼にナリタタイシンは相応しくない、と?そこの記者君はそう言うのだね?

声色一つ変えない彼女が何よりも記者達は恐ろしかった

 

 

質問した記者もようやく、自分が踏み込んでならない領域に踏み出した(ルビコン川を渡った)事を理解して

 

いえ、失礼しました。私達が言って良い話ではありませんでした。質問を取り消させて下さい

 

 

と言うと

 

 

人には誰にでも間違う事はある。それを否定しようなどとは到底思わない。が、あまり火遊びは感心しない。覚えていてくれると助かる

 

 

との言葉を最後に取材は打ち切られた

 

 

 

 

 

当然であるが、その記者は(帰社)するなり、上司に呼び出され配置換えを命じられた

 

会社からすれば当たり前である

トレセン学園関係者に取材する時、とりわけアグネスタキオンに近い人物への取材において『彼』の話題を出す事は相手の機嫌を完全に損ねる事でしかなかったのだから

 

 

 

 

 

こんなエピソードがある程度にはシンボリルドルフは彼に固執していたといえよう

 

 

 

なお、彼女は来年末まではウマ娘の一人として、ターフに立ち続け、次代を継ぐ者たちを迎え撃つつもりであった

 

 

 

 

その後?

 

そりゃ、栗東に行ってシッポリルドルフするんだよ

 

 

 

 

 

 

皆、それぞれの道を征く事を決めていたのだ

 

 




2人ほど意図的に抜いてますが、次回に回します

べ、別に文量が多すぎて困惑してるわけじゃないんだからねっ!



年末に向けてのテンションで作者は壊れてますが、私は元気です


気軽に感想くれても、いいんですよ?
などと媚びて行くスタイル

ではご一読ありがとうございました

短編小説の主役

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