彼と彼女の歩く道   作:ノイフェル

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という訳で出来ました

『ルドルフ改造計画』編?です


語彙力と描写不足なのは、ノイフェルのセンスが皆無だからです!

許してください

なんでもはしませんが


 据え膳食わねば?(中編)

真っ先に部屋から理事長室へと逃れたゴールドシップは安堵していた

 

 

 

やれやれ。危なかったぜ

 

 

あの時、ゴールドシップ自慢の『ゴルシレーダー』が猛烈な反応をしていたのだ

 

 

この場に残ってたら、ヤベェ

 

 

 

故に彼女は一目散に理事長室へとエスケープしたのである

 

 

既に秋川理事長からはルドルフの『特別顧問』について

 

驚愕っ!

確かにその手があった!

 

承認!

即座に取り掛かりたまえっ!

 

との即断即決をしてもらった

 

 

 

実際問題として、まだまだトレセン学園には問題が山積みであり、初代生徒会長として辣腕を振るった彼女の力は欲しいのが、秋川やよいの偽らざる本音だったのだ

 

無論、スカーレット達も良くやってくれているとは思っている

 

それでも、学園創成期を支え切ったルドルフ達の実力と影響力は決して侮れるものではなかったのだ

 

 

 

それだけに今回の申し出は渡に船だった訳で

 

 

まだまだ楽は出来ないなぁ

 

 

やよいの呟きが虚しく理事長室に響いた

 

 

 

 

 

さて、絶賛『ゴルシレーダー』が危険反応を示している為に、ゴールドシップは生徒会室に戻る事を良しとしなかった

 

 

君子危うきに近寄らず

 

誰が好き好んで虎口に飛び込もうというのか?

 

 

 

 

 

しかし、時に人の想いとは無力なもので

 

ゴォールーシィー?

 

げ、ウオッカの奴か!ヤバっ逃げねえと!

 

黒い瘴気を撒き散らしながら、ウオッカが学園内を彷徨っている事を高性能である『ゴルシレーダー』は捉えたのである

 

 

そして、彼女は駆け出して(・・・・・)しまったのだ

 

 

コラァ、ゴールドシップ!何走ってるんですか!

 

んげっ!メモリー

 

ゴルシの前に立ち塞がるのはバンブーメモリー

サクラバクシンオーより、後を託された次代の風紀委員長である

 

 

そして、彼女はゴルシの名前を大声で呼び止めた

 

 

そう

 

大声(・・)

 

 

 

そうなると彼女の存在がバレる訳で

 

 

いや、ホント悪いと思ってるから、後で反省文も出すしここは勘弁してくれよ

 

 

ん、まぁ良いっすけど気をつけて下さいよ?

 

 

と余りの必死なゴールドシップの様子にメモリーも思わず受け入れてしまう

 

 

 

 

ウオッカやスカーレットに見つかれば、大変なことになるのは間違いない

 

 

 

更に言えば、デジタルの奴に見つかってもヤバイ

 

 

 

 

 

そして何より、『アイツ』に見つかるのが多分、いや間違いなくヤバイ。とゴールドシップは確信していた

 

 

 

並のウマ娘ならば、諦めてしまうだろうが、そこは『不沈艦』の異名を持つゴールドシップ

 

早々に諦めるはずもなかった

 

 

 

 

 

 

だが、運命とはとかく残酷なものであり

 

 

 

あー。トレセン学園在籍の全ウマ娘に通達。『コードG』を学園特別相談員の名のもとに発動する

 

 

との放送が流れた

 

 

 

(いや待て、それはやり過ぎだろ!)

 

 

彼女は内心絶叫した

 

 

 

『コードG』

 

 

 

正式名称『ゴールドシップ捕獲作戦』であり、度々暴走する彼女に困り果てた彼女のトレーナーが自身の教官。つまり『トレーナー部門担当教官』である彼に愚痴った事から出来たものであった

 

 

ウマ娘とトレーナー双方の合意の上での休息なら良いが、ウマ娘からのサボタージュやトレーナーからのそれは一方的なものであり、その頻度などにより悪質であると判断した場合に限り、学園管理職からの介在を是としている

 

 

勿論、双方の主張を聞いた上での厳正な対処が求められるのはいうまでもなかろう

 

 

 

なお、『コードS』も存在しており、これはセイウンスカイに対するソレである

 

 

ただし、これの発令がひと月の間の規定回数を上回った場合、ウマ娘は生徒会に

トレーナーは学園理事会と彼が同席する場において、両者の間の関係性の是非や場合によってはウマ娘に対してならば、1週間ほどの隔離処分。トレーナーの場合だと彼による再教育となり、その成績や受講態度いかんではトレーナー資格の剥奪もあると規定している

 

 

 

 

当然である

 

 

その立場に見合った自覚や能力の不足は認めるとしても、そこに対して熱意を持てず、努力も怠るような者にかける時間も慈悲もないのだから。

 

幸いにして、トレセン学園開校から四年経過した今まででは一度として、この処分が下された事はない

 

 

 

下された場合、トレセン学園理事長、トレーナー部門担当教官そしてトレセン学園理事会の半数は引責辞任しなければならないという規則がある

 

 

これはその様にしか指導できなかった担当教官とそれを指名した理事会。そして、その様なウマ娘もしくはトレーナーを受け入れた理事長にも責任があるという考えのものであった

 

入学させたから、あとは知らん

教育したから、あとはご自由に

 

 

と言うのは彼女や彼らが最も忌むべき事であると思っていた為であるからだ

 

 

 

 

そして、今回の様な件での発令には、『学園生徒会の半数以上の同意とトレセン学園理事長の承認もしくは理事会メンバー1人の同意』が必要である

 

 

(あ、やべ)

 

 

ゴルシは己の失態を悟った

 

 

 

生徒会室から理事長室まで、彼の足であっても往復5分もかからない

そして、シンボリルドルフの事については以前から理事長自身が言ったいた事であったから、承認だけならすぐ終わると誰でもそう思うだろう。

 

にも関わらず、彼女は直ぐに生徒会室に戻らなかった

 

 

 

 

 

そりゃ、スカーレットもウオッカも怒る

 

何せ、異様な雰囲気を纏う2人(姉と兄)にはスカーレットもウオッカも出来れば関わりたくなかったのに、ゴルシは逃げたのだから

 

 

 

 

 

 

そして、この状況に怒りを表しているのは彼女達だけではない

 

 

 

さぁ、ゴールドシップさん!出てきなさいな!

 

 

あー。マックイーン怒ってるよ

そりゃ、トレーナーさんと良い雰囲気だったからなぁ

 

 

折角!デジタルさんが呼んでくれてたのに!

ゴールドシップ、よくも!

 

 

 

同じ『メジロ』のウマ娘であり、彼女の姉であるマックイーン

彼女は去年くらいから、少しずつトレーナーとの距離を詰め始めていた。

その甲斐もあって、今日間違いなく『良いムード』に持ち込めたのに、あの放送である

 

そりゃ、マックイーンはプンプンよ

後でスイーツやけ食いする程度には

 

 

そして、筋肉を鍛えていたメジロライアンは同い年のゴールドシップとどれくらい差があるか確かめたかったので、この作戦に参加している

 

 

ゴールドシップの妹であるメジロパーマーは、それこそ激おこプンプンであり、何故ならば憧れの同人作家であり、同好の士であるアグネスデジタル先生からとあるイベント(ルドルフ改造計画)への参加を誘われている中での放送だったのだから

 

憧れの同人作家デジたん。しかもその人物直々の誘いであったのに、ゴールドシップのせいでその参加を泣く泣くだんねんしなければならなかった彼女の怒りと悲しみは想像を絶するものがあったのだ

 

 

 

 

ヤベェ、今回はいつもより明らかに良くない雰囲気だぞ?ち、畜生震えてきやがったぜ

 

 

 

プルルルル

 

 

今忙しいって何

 

 

 

件名

 

 

 

本文

 

うっわ大変そうだな

しかし、自業自得ファイト♪

ロケットみたいなゴルシパワーならいけるいける!

おも、もとい悲しい事になって、俺も辛いよ

味方になろっか?

露見したら、俺もヤバイけどさ

 

 

 

煽ってんのか、ホントいい趣味してんなぁ

 

 

 

あれ?

 

ぼやいた彼女は気づいた

 

ん、待てよ?うしロお味露?

 

 

ソレに気づいた瞬間彼女の全身から汗が噴き出た

 

 

いやいやいや。ありえねぇって。いくらアイツがちょっとばかし常識外れだったとしても

 

 

ぽんぽん

 

 

誰かが彼女の肩を叩く

 

 

しかし

 

いや、待てよ。これからどうにか校庭まで出ればどうにかなるか?

 

 

ぽんぽんぽん

 

だから、今アタシは忙し、い?

 

 

彼女が振り向くと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハァーイゴルシィ?

 

 

と満面の彼が立っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の事は忘れたい

 

とゴールドシップはその時の事を語る

 

 

 

 

ただ

 

 

 

とある銀髪のウマ娘がマックイーン達に囲まれて着せ替え人形となっていた

 

とだけ言っておこう

 

 

 

 

なお、後日ソレを知ったメジロ当主はマックイーンにその映像データの提出を求め、マックイーンもそれを了承したとされる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、とりあえず落ち着こう。そ、そんなに服を持ってこられても、だな。私は1人なのだから、その

 

 

 

満面の笑みを浮かべる彼とニヤニヤ笑っているタキオンと吹き出しているタイシンにジト目を向けたい気持ちを押さえつけて、ルドルフは集まったもの達を説得しようとしていた

 

 

なお、生徒会室の隣には彼の執務室があり、そこには何故か様々な縫製道具や調理器具が備え付けられていたりする

 

 

 

あのさぁ、俺がいる間は良いけど居なくなったら誰が使うんだよ、此処を

 

 

と彼はツッコミを入れている

 

 

 

別に構わないと思いますが、ルドルフ前会長

折角貴女をプロデュース出来る機会など、恐らくはもう訪れないと思うので

 

そうですねぇ

どんな服が似合うかしらぁ

 

あーうん。ごめんね?

でもアタシも興味あったからね

 

とまぁ、皆ノリノリだからね。諦めたまえよ?

 

 

とタキオンが締めくくる

 

 

 

なお、マックイーンはゴルシのファッションショーに夢中であった為に

 

 

 

申し訳ありませんが、辞退しますわ

 

 

との事であり、スズカ達やグラス達は揃って外出中であった為にこの場にはいなかった

 

 

 

いやまさか、前会長いえ特別顧問を色々とプロデュース出来るなんて思わなかったわね!

 

だな。楽しみだぜ!

 

いやぁ、まさかルドルフ姉さんの衣装合わせに立ち会えるなんて、感激ですね!パーマーさん

 

そうね、デジたん先生!

私も頑張るわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、様々な意見が出て紛糾しそうだったので、俺が音頭を取ることとする

異存はないなー

 

オッケーよ、兄さん!

 

おう!任せたぜ兄貴

 

勿論!お任せしますよ、お兄さん

 

はい、お任せします!

先生!

 

ええ

任せますねぇ

 

あーうん。程々にしてあげた方がいいと思うけどね

 

 

 

なお、タキオンとタイシンにグルーヴは隣の部屋で着替えているルドルフに同行しており、逃亡しない様に監視していた

 

 

 

余談ではあるが、何故か(・・・)ルドルフのサイズピッタリの服がかなりの数あった事にルドルフは驚愕していた

 

 

 

言うまでもないが、シンボリルドルフの人気はトレセン学園において相当なものであり、彼女の非公式ファンクラブも存在している

 

そのファンクラブから彼女と親しい関係にある彼宛に大量にルドルフに来て欲しい衣装が送られてきたなぁ

 

既にファンクラブの初代会員達は卒業している為に、それぞれの職に付いている

だからこそ、学生の身分の頃とは違う金額を使える為に、ルドルフへの衣装を送りつけてくるのである

 

 

なお

 

 

うーむ

これだけの量となると、そろそろ別室に保管せねばならないか

 

と彼は頭を悩ませていたりする

 

 

 

それを聞きつけたマックイーンは

 

それでしたら、どうでしょうか?わたくしたちメジロが管理する物件が直ぐそばにありますので、そこで保管するというのは?

 

と再来年入学するメジロアルダンが管理する物件へのルドルフ宛の衣装を持ち込む事を提案して、彼はそれを受け入れた

 

 

 

なお、興味本位で少しだけサイズを合わせようとしたメジロのお嬢様がそのサイズ差に絶望した事はメジロでもトップシークレットだったり

 

 

 

 

 

 

という訳で、そんな衣装を持ち込んだ訳なのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーツ

 

 

なるほどなぁ

普段から凛々しいルドルフにはよく似合う

あれやね、ミスターシービーさんとかフジキセキに通じる魅力があるな。これは

 

 

普段は凛々しいルドルフ先輩がお兄さんの言葉にデレデレとは、はぁしゅきぃ

 

尊みが深いですね!デジたんさん!

 

 

あ、あまり褒めてくれるな。その、あの嬉しくはあるのだが、照れる

 

 

 

 

セーラー服

 

 

また、これはニッチなチョイスだなぁ

一応去年までは学校に通っていたとはいえ、うむむ

 

 

うーん。似合ってるんだけど、ルドルフ先輩ちょっと恥ずかしそうね

 

そりゃまぁ、兄貴の前じゃあ恥ずかしいだろ?

 

こ、これも恥ずかしいのだが。というか、あまり間近で見ないで欲しいのだけど

 

 

 

 

メイド服(正統派ロングスカート)

 

 

所謂ビクトリアメイドって感じやな

優秀なメイドなのか、新人の少し不慣れなメイドなのか

うーむ

 

 

そこを気にするんだ

 

まぁ、この人がルドルフさんを好きなのは今更ですしねぇ

 

いや、そのだな。何故このチョイスなのだろうか?

 

 

さしもの皇帝とて、この嗜好には肯定しかねるご様子

 

 

 

 

 

 

メイド服(ミニスカート)

 

 

出たな!

現代社会の生み出した、実用性皆無の皆の想いを詰めた一品が!

しかしだな。これでどうしろというのか?

しかもこれを送りつけてきたのは、他ならぬシービーさんなのだが、あの人の事がよくわからんな

 

 

おや?シービー先輩なのかい?

 

そうなのよ。どしてやろうなぁ?

 

いや、あの、その。あまり凝視しないでもらえるとありがたいのだが

 

 

ルドルフは混乱している!

 

 

 

 

 

 

 

白無垢

 

 

もう突っ込まんぞ、俺は

というか、これ送りつけてきたの、理事会の人なんだが

 

うう、綺麗ですなぁ

 

というか、こういうの着ると婚期が逃げるって話じゃなかったっけ?

 

行き遅れるって話だよね、確か

 

普通なら嫌がらせなんでしょうけど、ルドルフ先輩の場合ってお兄ちゃん狙いだからなぁ

 

 

 

 

 

 

ウエディングドレス

 

 

 

 

これ絶対狙ってんだろ!

 

ううううう。何故こんな事になったんだろうか

 

でも、涙目のルドルフ先輩なのに、妙に似合うのなんでなの?

 

それはそうですよ、パーマーさん。言ってしまえば、結婚式の時に感激のあまり涙を流している新婦に見えますからね!

 

いや、デジタル?一応私の旦那なんだがねぇ

 

タキオン姉さん、ファイトですよ!

俺は応援してるっす!

 

 

 

ちなみにこの時彼はルドルフの姿を見て、少しだけ見惚れていたのをタキオンとタイシンは把握しており、後日デートを要求されていたりするのであるが、今は余談だろう

 

 

 

 

 

 

バニーガール

 

 

 

ふむ?こんなものがあったのかい?

 

えっと、ちょい待ち

目録によると、あ、ゴルシの奴だこれは

 

と、とりあえず着させようとするそのスタンスはやめないだろうか?

 

 

なお、ストッパー役のはずのエアグルーヴは感情のない瞳(ハイライト・オフ)で着付け役をこなしていたりする

 

 

ちなみに何故、バニーガールの着付けが出来たのかは、グルーヴとそのトレーナーである人物のみが知る事である

 

 

 

なお、既に卒業生であるグルーヴであるが、伴侶であるトレーナー氏との共同生活を既に学園近くの賃貸物件において始めており、近所では有名なバカップルとなっていたりする

 

 

 

 

 

 

 

流石に水着は問題があるだろうとグルーヴの意見によりストップしたのは彼女なりの情けだったのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

 

 

 

騒がしい1日だったな、ルドルフ

 

やれやれ、そう思うならば助けてくれても良かっただろう?

 

 

彼の居室にルドルフの姿はあった

 

 

トレーナー寮の中には独身寮と家族の為の寮があり、彼は後者に部屋を持っている

 

多忙な時は、生徒会室の隣の部屋で作業する事もあったが、既にトレーナー部門教官としての業務についても、後進の育成が済みつつあった為にそこまでする必要はなかった

 

来年には府中を離れる事が確定している以上、彼の仕事といえば専ら理事会との折衝や余程の問題が起きた場合のみとなりつつあった訳だ

 

 

 

諸々のトレセン学園内部の問題は片付きつつあったが、やはり世間からの負のイメージを払拭するには至らず、あまり外出できない生活を強いられていた

 

殊更、彼の教え子である一期生のトレーナー達が事あるごとに彼を擁護している事も世間からすれば面白くないのだろう

 

 

だが、それは彼からすれば些事に過ぎず、数年前と比べたならば穏やかな生活を送っているといっても過言ではなかった

 

 

学園外のアパートも借りている為に、学園での仕事で遅くならない限りは帰宅する様にしているのたが

 

 

 

ほんとうにはんせいしてる?

 

ルドルフ。いや、ルナが彼に歩み寄ってくる

 

んな事言ってもなぁ。仕方ない部分もあったろう?

それになんだかんだでボクにとっては良い目の保養だったからね

 

・・・なら、いい

 

 

彼女は迷う事なく、彼の膝に頭を乗せた

彼はそれを苦笑しながら、頭を撫でていた

 

 

 

大好きだよ

 

 

シンボリルドルフは返ってくることのない、愛の言葉を呟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世間の者達は賢しげに言う

 

 

君の様なウマ娘がこんな恋愛をしてはダメだ

 

あんな奴のどこがいいんだ!

 

騙されてるって

 

 

未だにファンレターの中に彼に対する誹謗中傷があるのは、最早閉口する他ない

 

 

 

最初から決着の付いていた勝負だ

 

いや、勝負以前の問題だろうとルドルフはいつも思っている

 

 

 

シンボリルドルフやナリタタイシンは彼の温もりを求める

 

だが、アグネスタキオンはそれを求めない

 

 

 

彼女は彼によって、満たされているのだから

 

 

 

 

ルドルフもタイシンも満たされていない訳では決してない

 

 

だが、それでも私達は不安なのだ

 

 

彼がいつか手の届かない所へと旅立ってしまうのではないか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、今は

 

 

今だけは

 

 

この温もりの中で眠ろう

 

 

 

 

 

 

この暖かい陽だまりの様な安らかな人の温もりの中で

 

 

 

 

 

 

 

 




当作品におけるシンボリルドルフは様々な分野で活躍できるマルチタレントです

笑いよし
シリアスよし
弄られよし
カリスマよし
ルナちゃんよし


うん何も間違ってないね



という訳で後編はメインヒロインことアグネスタキオンとなります


筆が進めば年が変わるまでに書けるかもしれませんが、期待せずにお待ち下さい


では、ご一読ありがとうございました

 閑話需要ありますか?

  • あるある
  • ない、ですねぇ
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