新・単冠湾泊地活動記   作:扶桑畝傍

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卯月と深海棲艦と嫁

キス島近海

 

「ファイエル!!」

「ファイヤ!!」

「うてぇ~!」

「よし、チャンスだ!」

「狙い撃つ!!」

「外さない!!」

 

珍しくオイゲンが

 

「なんかみんなで行きたいです!!」

 

って言うもんだから、

「じゃぁ、メンバーもよろ。」

「は~い♪」

 

って、決めさせたら、

オイゲン、ノーザンプトン、

卯月、長月、菊月、タシュケントの6人

(まぁ、反れマス行きなのだけど)

 

「て、手強いと聞いてた筈なのに。」

「あぁ、なぜだ?私達3人は、

 練度もそんなに高く無かった筈なんだが。」

「なんでか戦えてるぴょん。」

「それは私もよ。」

「確かニ、なんだか、ヘンね?」

「ぁ~・・・やっぱりか。」

5人「やっぱり?」

「みんな、『演習』で気づいてなかったのね~。」

「質問ぴょん。」

「はいはいどぞどそ。」

「演習って言っても、

 深海棲艦を倒すのと演習じゃ、

 それなりに経験出来る『練度』に

 差があるって聞いたぴょん、

 でも、この状態はどう言う事ぴょん?」

4人「確かに。」

「それはね、

 『単冠湾泊地所属』って言う『加護』か付与されてるんだよ?」

5人「加護?」

「そう、

 私達『単冠湾泊地所属』って、

 『海神(わだつみ)』の加護と、

 『稲荷神社氏子』と、『水神氏子』、『開・神』の

 四つも『加護』が付与されてるの、

 演習における経験がそのまま生かせるようになったり、

 『少しでも異変を感じられたり』

 『扶桑・瑛士の体術指南』がオマケだね。」

「なっ!?なんだそれは?」

「いや、そもそも提督の体術指南?」

「あ、確かに色々教わったぴょん♪」

「まさか、それらをそのまま?」

「そ、『練度』に加算されてて、

 『単冠湾泊地内で演習相手に困らないでしょ?』」

5人「むしろ強制されてる気がする(ぴょん)んだけど?」

「まぁ、エージのお陰かな?

 最近、北方海域全体が活発化してて、

 私が単独で動くにはちょっと厳しいの、

 だから『ついた力の確認』も兼ねて、ついて来て貰ったんだ。」

「ほぇ~。」

「だが、いまいち実感がわかん、

 オイゲン殿、所詮私達駆逐艦の砲撃は

 駆逐艦同士なら兎も角、

 軽巡、重巡となると砲撃が通らないし、

 戦艦となれば、魚雷でなければダメージが通らない、

 にもかかわらず、

 『重巡リ級flagship』に砲撃が通っている、どう言う事なのだ?」

「ん~、

 みんな、主砲『12.7cm連装砲D型改三』でしょ?

 それに、魚雷も『61cm三連装(酸素)魚雷後期型』でしょ?

 更には、『22号対水上電探改四(後期調整型)』電探、

 装備も滅茶苦茶充実してるんだよ?」

(あれ?みんな固まってる)

「つ、つまり?」

(あ、菊月復活早いww)

「まぁ、『普通』じゃ無いのは確かだねww」

(ゲームの時の相乗効果とは大分違うけどね)

▽

キス島深部

 

「うへぇ、やっぱりみんなで来て正解、

 『ヲ級flagship』が二杯に、

 うげげ、『ル級flagship』に、『ハ級』が、

 二杯と、なんでか『ル級elite』も居るし。」

5人「いや、オカシイでしょコレっ!!」

「見つかっちゃってるし、戦うしかないよ?」

▽

 

「ナッ!?ナゼコンナ所ニ『艦娘』ガイルノダ!?」

(冗談じゃない、最近変な『重巡洋艦』がうろついているから、

 その調査と可能であれば撃破を頼まれたが、

 報告では『単艦』だった筈だぞ!!)

▽

「対空防御!!」

「わかってる!!」

「了解した!!」

「うてぇ~!」

「信管調整、艦爆へ攻撃開始!!」

▽

「コチラ『キス島』調査艦隊!!

 現在、件ノ重巡洋艦ト遭遇スルモ、『艦隊』ヲ構成!!

 至急、増援ヲ求ム!!」

〖ダメダ、今援軍ニ迎エル艦隊ガ無イ、

 現状ノ戦力デ対応セヨ〗

「フザケルナ!!『その重巡は複数で当たるべし』ト

 言ッタノハ『お前らだろうが!!』」

〖ワカッテナイヨウダナ〗

「何がだ!!

 全機、全力で重巡洋艦を狙え!!

 貴様!!帰レタラ覚エテ置ケヨ!!」

〖ヲ級flagshipヨ、

 貴様ノ不可解ナ行動ハ既ニ把握済ミダ、

 他ノ艦艇モ同様ダ、貴重ナ艦艇トハ言エ、

 『他の深海棲艦を隠す』ナド、

 離反シテイルト見テ当然ダロウ、

 既ニ『処分』ハ終ワッテイルガナ〗

「・・・殺ス、絶対殺シテヤル!!

 全機帰還セヨ!!

 アイツヘ報復ニ向カウ!!」

▽

「なっ!?引き返して行く?」

「どう言う事だ?こんなの初めてだ。」

「・・・。」

「な、なぜでしょうか?」

「ねぇ?」

「オイゲンちゃん。」

「うん、なんか、変だね、

 私達も一旦帰投、

 エージに相談しよう、

 もしかしたら深海棲艦も『一枚板』じゃ無いのかもしれない。」

「オイゲンちゃん、

 偵察機、どれだけ飛べるの?」

「ん~、ごめんね?あんまり長くは飛べないの。」

「・・・あ!!エージ!!

 『一〇〇式司偵』出して!!早く!!」

〖卯月ぃっ!?なんで知ってるんだよ!?

 てか、なんだ?いきなり『一〇〇式司偵』だなんて、なにがあった?〗

「エージ、

 深海棲艦を追って欲しいの、

 オイゲンの偵察機じゃ届かないから。」

〖・・・現着に三〇分は掛かる、それまで追尾出来るか?〗

「やってみる、偵察機、発艦用意!!」

〖蒼龍!!今回は『一〇〇式司偵』だ!!

 増槽と『発艦ブースター』で急ぎだ!!〗

〖え~、今からオヤツ食べるのに~〗

「蒼龍さん?」

〖な~に?卯月ちゃん?〗

とっととやれ

〖やります!!やらせて頂きます!!〗

▽

(あ、来た)

「『一〇〇式司偵』確認、引継ぎを始めます。」

〖あぁ、頼んだ、

 蒼龍、しっかりやれよ?〗

〖ももも勿論です!!〗

▽

(なぁ、菊月)

(なんだ?長月?)

(卯月って、あんな声出したっけ?)

(いや、初耳だし、

 ここまで主張を通す子だったか?)

(ねぇねぇ、二人共、

 卯月ちゃんって、何時もああなの?)

(ノーザンプトン殿、

 いえ、私達も困惑している、

 あんな声は初めて聞いたんだ)

(あぁ、それにオイゲン殿も驚いていたようだ)

「そこ。」

3人「ひゃいっ!?」

「こそこそ喋るなら、堂々と言って?

 索敵も疎かにしないで?」

3人「ぴゃいっ!!」

(喋べラナクテ正解ね、こっちに飛び火はイヤだし)

「タシュケントさん?」

「うへぁっ?!なっ!?なにぃっ!?」

「・・・ちゃんと索敵して下さいね?

 まだ帰還の途中なんですから。」

「わ、わかってる。」(怖っ!!)

(へ~、

 卯月ちゃんこんな一面あるんだ、

 ちょっと考えを改めないとアレだね、

 エージへ、卯月ちゃん、

 なにか抱えてるよ?ちゃんとケアしてあげてね?)

▽

「そうか、

 帰還したら出頭するように伝えてくれるか?」

〖はいは~い、

 卯月ちゃん?エージが帰ってからちゃんと報告欲しいって〗

〖え?あ、あぁ、わかったぴょん、

 もうちょっとで着くから待ってるぴょん!〗

「わかった、気よ付けてな。」

▽

「ねぇ?」

「なんだ?山雲。」

「あの子の『声』」

「あぁ、恐らく『俺と同等かそれを上回る』かな?」

「あの子の最後って。」

「・・・周辺の漂流者救助における『機関停止中に置ける炸雷』」

「それが原因?」

「ソレもあるだろうが、

 『睦月型最後の戦没艦』ってのが、一番大きいだろうな、

 しかも、1944年が終わるまで後僅かって時にな。」

「そうだったのね。」

「それと、『龍田』を呼んで置いてくれ。」

「え?『龍田』を?」

「・・・卯月なら、それでわかるだろうな。」

「そうなの?史実は、

 私自身以外、余り調べなかったから、わからないのよ。」

「・・・『龍田』の最後を看取っている、

 本音も、『龍田』には言ってくれると、

 少し期待している、俺だと、隠されたらわからないからな。」

「あなた・・・ホントに損な性格ね。」

「ん?なにか言ったか?」

「いいえ、呼んで来るわね?」

「あぁ、頼んだ。」

 




はぁ
「なんだ?作者?」
日常回が書けない
「え?」
シリアス系?ならバンバン書ける?のに、
日常回のイメージが全然湧かない
「ふむ、
 ならどうする?」
書く
「シリアス系?」
書き続けりゃ流石に出てくる・・・と思う
「まぁ、上手く進めてくれよ?」
おぅ
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