執務室
「どう言うつもりぴょん?」
「卯月、お前は『何を抱えている?』」
「・・・言えない。」
「じゃぁ、私には言えるのかしら?」
「・・・言え、ない。」
「言え、卯月。」
「嫌だ!!」
(ここまで嫌がるなんて、
卯月ちゃん、貴女は一体なにを抱えているの?)
「はぁ、
権限執行、『卯月』
あの深海棲艦は『飛龍』なのか?」
「そ・・・ぐぅっ!!」
「卯月ちゃんっ?!」
「・・・恐れ入ったよ、
『舌を噛んでまで、喋りたく無いなんて。』」
「止めなさい卯月ちゃんっ!!」
(いや・・・あんなの飛龍さんじゃない!!)
「卯月、『舌を噛むのを止めろ』」
「・・・がぁあっ!!」
「やめさせて!!エージっ!!」
ある物を口に含み
「『口を開けろ』」
(いやぁああっ!!)
何かを口に入れ込む
「っ!?なにするぴょんっ!?」
「え?ちょ、貴方は『ペド野郎なのっ!?』」
「・・・いや、口移しで、
『飴玉タイプの高速修復材』を入れ込んだだけだ。」
「・・・あ、『べろ』痛くない。」
「それでも、『少女の唇を奪うなんて許されないわ』」
「そうだぴょん!!
う~ちゃん、『ファーストキス』奪われたぴょん!!」
「・・・あの深海棲艦を救助しようにも、
『蒼龍』が追跡しているが、
『暗雲立ち込み追跡不可』と、連絡が入った。」
「貴方ねぇ!!」
「・・・ぶっちゃけ、娘よりは、嫁って思ってるからだ。」
二人「え?」
「うるせぇ、卯月、
俺は言った、お前の答えを聞かせてくれ。」
「え・・・ちょ。」
「『とんだ幼女趣味野郎』」
「龍田、むしろお前がどうしてそう言う事を
知識として持ってるのか気になるが、
『蒼龍』の最終目撃情報から推察するに、
ここから3つ目にある『火山島』だ、
『現在も休火山』だが、
深海棲艦の目撃情報も多数報告されている、
『行動が不可解な深海棲艦』のな。」
「ちっ、どう言う風に『不可解』なのかしら?」
「ジャーヴィス達が遭遇した時、
『挨拶』して来たそうだ、それも『艦娘』の気配でだ。」
「それって。」
「恐らく、『轟沈』したか、『自ら深海棲艦になったか』
『自沈』を選んだ『艦娘』の可能性がある。」
「じゃぁっ!!」
「だが、『姿は間違いなく、深海棲艦だ』艦娘じゃない。」
「まさか、貴方はそれらを『撃沈』しろと言うのかしら?」
「・・・そうだ。」
「ダメぴょん!!
『あの人』は、戦う事を嫌がる子を助けてるだけだぴょん!!
そんなの許さないぴょん!!」
「お前が『あの人』と言うのは、『飛龍』だけだったな、
なら、『匿っているのは、非戦闘深海棲艦』と確定出来る、
『三笠』あの情報は『確定』した、
ったく、『秋津洲』はどこでこの情報を手に入れたんだかな。」
【貴方ねぇ、
いきなり電話掛けて来たと思えば、
延々とスピーカーホン強制で聞かされて
卯月ちゃんに手ぇ出してるし、
深海棲艦を救助?なに考えてるのよ?】
「いや、とくに。」
3人「考えて無いんかいっ!!」
「あぁ、
下準備は終わってるからな、な?『ノーザンプトン』?」
〖は、はぃ〗
「動かせるか?」
〖な、なんとか〗
【ねぇ?今度はなにやらかしたのよ?】
「ん?」
〖ぁの、エージ?〗
「なんだ?」
〖こんな装備、使って良いのでしょうか?〗
「ノーザンプトン、
『常識に囚われてる場合じゃないんだ』
俺が使っていた『強襲揚陸重砲撃巡洋艦』で、
一気にやらなきゃならん、
因みに『鋼鉄の咆哮3』仕様だ、
艦尾に『揚陸艇』を三隻搭載できる。」
【え?なに?
請求書?はっ!?ちょっ!?名義が私になってるっ!?】
「んじゃ、ヨロシク。」
【なんなのこの金額】ぶち
「うわ~。」
「龍田、お前用に造った軽巡もあるんだけど、どする?」
「・・・遠慮しておくわ。」
「なんだ、つれないな~。」
「えっと、う~ちゃん、どうしたら。」
「まぁ、ついて来るなら構わないけど?」
「って、エージも行くの?」
「え?だめ?」
二人「ダメぴょん。」
「・・・龍田、ソレ封印ね?」
「ぇ~・・・。」
「『俺以外の大事な人限定にしなさい』
それに、あの艦を良く知ってるのは俺だ、
装備の運用はノーザンプトンだが、操艦は俺がする。」
「え゛っ?エージ、運転できるぴょん?」
「もちろん。」
二人「不安。」
「よし、お前らも連れてく、これ、決定ね。」
▽
『強襲揚陸重砲撃巡洋艦』
・35.6cm55口径三連装5基(15門)
艦首3、艦中央部(艦尾向き)2
・61cm4連装酸素魚雷4基
両舷に2基ずつ
(ホントは誘導魚雷にしたかった)
・12.7cm連装65口径連装高角砲8基(16門)
・20mm多砲身機関砲(5門)10基(50門)
いわゆるCIWSのレドーム無し
(この世界だと誘導兵器は軒並みダメだから・・・)
・対空炸裂噴進弾垂直発射基(4基)×3基
(VLSモドキ、同時12発斉射可能)
第二主砲と第三主砲の間に収まっている
・対艦近距離用ロケット弾発射基
(36口)×6基
射角で、500m~3500m範囲で攻撃可能
(ホントは対艦VLS)
・対潜水艦爆雷ロケット砲発射基
最大10km270度範囲発射可能
(25口)×4基
最大攻撃深度250m
接触炸裂・連動爆破切り替え可能
・艦尾『強襲揚陸艇』格納庫3隻
戦車6・陣地砲6・トラック6・海兵隊300人の
どれかを選択可能
今回は、
海兵隊100人、トラック2台、戦車2台
1艇に100人か、各2台
・最大速力40.8ノット
航続距離20ノット・一万海里
「あわわわ。」
「落ち着けって、ノーザンプトン、大丈夫だから。」
「オーバースペックデスぅ!!」
「ねぇ、う~ちゃん。」
「なぁに?龍田。」
「私達、とんでもない人に仕えてるのね。」
「うん、改めて手綱をちゃんと握らないと
マジで危ないぴょん。」