新・単冠湾泊地活動記   作:扶桑畝傍

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嫁と火の車と来ちゃった

執務室

 

「資材が回復した側からこれかいっ!!」

 

鋼材  32→5857

ボーキサイト 41→8769

弾薬  12→7896

燃料  0 →10000

 

   ↓

 

鋼材  5857→1761

ボーキサイト 8769→121

弾薬  7896→589

燃料  10000→371

 

「さぁ、洗いざらい吐いて貰おうか?『明石』!!」

「あはは~・・・ごめんちゃい。」

わかるよね?

先の『資材に余裕が出来たら来る』と

「ごめんなさい。」

「面目次第もございません。」

 

『明石』『蒼龍』『霧島』が来てしまったのだ

これを受け『呉の明石』が悔しがっていた

 

「来ちまったもんはしょうがないが、

 家には軽巡が居ないんだぞ?

 達成できる任務が『駆逐艦』限定に限られるじゃ無いか!!」

 

在籍艦娘

戦艦  『霧島』

正規空母『蒼龍』

工作艦 『明石』

駆逐艦 『山雲』『フレッチャー』『ジョンストン』

    『サミュエル』『ジャーヴィス』『マエストラーレ』

    『リベッチオ』『グレカーレ』『タシュケント』

    『レーベレヒト』『マックス』

給糧艦 『間宮』

任務娘 『大淀』

 

「兎に角、マックス、レーベレヒト、

 二人は北西の資材溜まりに行って、

 少しでも資材と食糧調達を頼む、

 タシュケントは留守番だ、てか動くんじゃない。」

「いやよ。」

「いやよ、じゃなくて、山雲と執務を手伝って貰う、

 追加資材に必要な書類が山ほど必要なんだ、

 嫌なんて言ってられないんだ。」

「はぁ~い、ワカッタわよ。」

「貴女もお嫁さんになるんだから色々教えてあげるわね?」

「今、さらっとナニカ言わなかったか?」

「次、フレッチャー、ジョンストン、サミュエル、

   ジャーヴィス、この四人で南東の燃料溜まりに向かって欲しい。」

「え?でも、深海棲艦がウロウロしてるんでしょ?」

「ジャーヴィス?晩御飯抜きになるんだぞ?」

「シット!!それは不味いわね!」

「次、マエストラーレ、リベッチオ、グレカーレは、

 島内の調査と、畑に転用できそうな土地を探してくれ。」

「え~。」

「マエストラーレ、お前は薄いスープで満足できるのか?」

「やらせて貰うわ。」

「でも、この寒い島で農業出来るの?」

「グレカーレ、それに適した作物の『苗』は先の輸送船団で来ている、

 リベッチオ、防寒着は俺の使っていいから、頼めるか?」

「・・・わかった。」

「そんな・・・提督の防寒着をお借り出来るなんてっ!?」

「霧島、蒼龍、明石はお説教な。」

「え゛っ!?」

「あちゃ~、まだ終わって無かったんですね。」

「く、私の計算に間違いなんて・・・。」

「現在13:57か、準備出来次第行動開始、

 美味い晩飯か、寂しいスープだけか、

 お前たちの行動に掛かっている、頼んだぞ!!」

全員『了解!!』

▽

「タシュケント、書けたか?」

「どう?あってるかしら?」

「よし、大丈夫だ、やっぱりみんな『日本語』は

 普通に使えそうだな。」

「そうねぇ、これは大きな誤算ね。」

「ソウなの?」

「あぁ、大抵の海外艦娘は、母国語か、

 ふにゃふにゃな『ひらがな』が多い、

 紙代も馬鹿にならないからな、助かるよ。」

「ヤッタ///」

「・・・むぅ。」

「山雲?指輪の件なんだけど、どんなデザインがいいか?」

「へっ!?で、デザインっ!?」

「あぁ、本土の宝石商に頼んで『誕生石』は確保してある、

 後はデザインだけなんだ。」

「・・・後で、カタログ頂戴///」

「任せる、

 タシュケントは、先ず体調を万全にする事が任務だ、

 当面は大人しくしてなさい。」

「ぇ~。」

「え~、じゃない、

 ただでさえ血液を失ってるんだ、

 下手に動いて、貧血症状でぶっ倒れて見ろ?

 屋内なら誰かが見つけられるだろうが、

 屋外だと、『即凍死』が待ってるんだぞ?」

「・・・はぁ、ハヤク春にならないカシら?」

「無理だな、冬に入ったばかりだ。」

「・・・あの曇天に砲撃したら晴れるカシラ?」

「あら、奇遇ね、同じ事を考えてたわ。」

「お前ら、弾薬もタダじゃないんだからな?」

「「は~い。」」

▽

「よいしょ、よいしょ。」

デッキブラシで風呂場の床をこする

「蒼龍、そっち終わったらこっちね。」

「明石?サボって無いわよね?」

「蛇口の調整にボイラー調整、

 変わってくれてもいいのよ?」

「遠慮しとくわ。」

オリャー!!  パカン

「霧島の薪割りは順調の用ね。」

「あはは、艤装つけたままでいいから薪割りなんて、

 提督らしい発想ね。」

「そうだね、

 でも、リアルの提督って、結構イケオジなんだね。」

「蒼龍、『艦これ』の更新が少なくなってから、

 それなりに年数が経って居るのよ?

 提督は人間、御歳を取られるのは当たり前よ。」

「そぅ、だったね、

 山雲が言ってた『見送る側』って、この事なんだね。」

「はい、ですが、引退すれば私達も『老います』

 でも、それは今じゃない。」

「そうね!!まだまだ先の話だもんねっ!!」

▽

(そう、私達は艦娘、

 山雲が言っていた事も承知で、

 私達はこちらの世界に来た、

 来てしまった、つまり、

 『深海棲艦』にもあり得る話)

「提督、必ず私達が御守り致します、

 いつか、終戦を迎えられるその日を、

 その先を共に過ごす為に。」

 




ここまで一切出てこないシロッコは、
望月属性であり、
部屋から一歩も出て来ようとしません。

シロッコが動くのはいつ頃になるやら。
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