衝動に塗りつぶされて書いたシンフォギア   作:コロンビア

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見切り発射で始めたし他にも書きたいネタがあるからいつまで持つだろうか。
これの他にもキャロルにバブみを求める話とか考えているんですが。とりあえず続けられるまで続けたいと思います。


四話

今日は俺が普段行っている鍛錬について教えたいと思う。

 

リディアン音楽院に入ったので恐らく原作が始まるのも近いと思うが、今は原作まで響を守るという目標以外にも鍛錬をやる理由が増えた。それは俺というか小日向未来の原作での立場である。俺の知っている限りシンフォギアを使っている人は六人だった。それに黒髪は一人しかいなかったしその子はツインテールだった。俺は髪を伸ばそうとは思ってないので必然的に別の人ということになる。胸も小さかったし。そうなると俺はシンフォギアを使えないのに主人公の親友でいつも一緒にいるキャラということになる。

 

絶対攫われたりするやんけ!力が使えない主人公の近くにいる奴は人質になって主人公サイドに迷惑かけるって相場が決まってるんだよ!

 

そうはなりたくないと思い響を守るために始めた鍛錬はいつしか響の足を引っ張らないためという自分のための鍛錬になっていった。それでも響を護りたいという気持ちは変わっていない。というより響の代わりに俺が戦いたいレベルだ。しかしノイズに触ったら炭化してしまうのでシンフォギア以外では太刀打ちできないことは知っている。だからせめてノイズから逃げられてそれ以外の敵からは自衛できるように鍛錬を続けている。

 

 

話が逸れたが具体的にどんな鍛錬をしているかこれから教えていきたいと思う。

 

 

まず腹筋腕立てスクワットを百回ずつだ。これは学校から帰ってきた時とかにささっと終わらせている。この間響になぜそんなに筋トレしているかと聞かれたので、咄嗟に太らないためと答えたら響もたまに何回かやるようになった。俺は響は太っても可愛いと思うが、別に太らせたいわけでもないので止めていない。

 

次に十キロのランニングだ。これは朝起きてからやっているので響は不参加だ。最近は十キロでは物足りないくらいだが増やすと響にごはんを作ってあげられなくなるので我慢している。

 

ここまではサイタマ先生が最強になったという実績のある非常に効果のある鍛錬だ。(と思っている)ちなみにこの鍛錬は基本的に毎日こなしている。

 

 

ここからの鍛錬は毎日ではないが週に二、三回はやっているものだ。

休日などに公園に行ってイメージトレーニングを行う。これは前世の格闘漫画などから相手をイメージして組手をしたり技を真似たりするものである。刃牙さんに金的されないのは女なってよかった点だと言えるだろう。

 

最近は新しい技術を会得したいと思い鍛錬している。それはとあるの強制詠唱(スペルインターセプト)だ。ぶっちゃけシンフォギアの世界の敵が誰かは分からないが、アニメなのだから魔術とか錬金術とか使われるかもしれない。今世の俺はインデックスみたいな声してるしいけるだろうと考えてのことだった。

しかし俺の強制詠唱会得訓練は難航していた。それは魔術なんてイメージしようにも前世では関わりのなかったものだからだ。なんとかステイルの炎の魔術をイメージできるようになったが、そこからも問題だった。なんせ強制詠唱の内容をあんまり覚えていなかったからである。前世でパチンコを打っていたときの演出で

TTTLが左方向への歪曲

CRが右方へ変更

というのは覚えていたが、それ以外が分からなかったのだ。それでもその二つが使えるだけでも魔術に対抗できると思い頑張って練習した。

 

結果的に言えばその後使えるようになった。しかしその過程でイメージの炎の魔術に当たったりして火傷を負ったためしばらく響とお風呂に入れなくなってしまった。火傷を隠しながら響にそれを伝えると何故か縋りつかれながら泣かれてしまった。ひたすらごめんなさいと繰り返す響には悪いが響は何もしていない。逆にこちらが申し訳なくなり今度二人きりで服を買いに行くことで納得してもらった。響には泣いてほしくないからね。

 

 

話が逸れてしまったが鍛錬の話に戻ろうと思う。基本的に鍛錬はこれしかしていないが、不定期でとある人と組手をしている。その相手というのが、

 

「今日はよろしく頼む。小日向君。」

「こちらこそお手柔らかにお願いします。」

「それは難しいな。俺はこの時間が最近の楽しみになっているからな。君に遅れないように見る映画を増やしたくらいだ。」

「見る映画増やしただけで強くなるんですか?」

「男の鍛錬は飯食って映画見て寝る。それだけで十分だ。」

 

弦十郎さんである。あの山籠りのときに戦って連絡先を交換して以来、たまに休日にお互いの都合が合えば山で組手をしているのだ。まあ弦十郎さんは国家公務員らしいのでまだ何回かしかできていないが。それにしても飯食って映画見て寝てるだけでこんなに強くなったのかこの人?こんな強いなら原作に出てきてそうだが、シンフォギアがないとノイズと戦えないと思っている俺からしたらこの人の原作での立ち位置が気になるところだ。

 

「考え事をしている暇があるのか?」

「くっ。廻し受け!からのトリケラトプス拳!」

「うおっ!相変わらずそんな華奢な体でどうやってそんな力が。だが面白い!」

 

 

一時間後

 

 

「よし!今日はここまでにするか。」

「はあ、はあ、そうですね。ありがとうございました。」

「しっかしどうやったらそんなに強くなれるんだ?」

「はあ、それは、はあ、イメージトレーニングです。そこに本当にその人がいると他の人にもわかるくらい鮮明にイメージするんです。」

「イメージか。俺も今度映画を見た後イメージトレーニングしてみるか。」

「はあ、そうですね。はあ、おすすめですよ。」

 

この人息切れてないとかバケモンだろ!まじでシンフォギアでどういうキャラだったんだ?もうこの人だけでいいだろ。あ、ノイズは倒せないんだったか。

要所要所からこの人が優しいことは窺えるが、原作での立ち位置がわからない以上響たちに敵対する場合がないわけでもないのだ。いつか戦うかもしれないと思うと恐ろしいことこの上ないが、仲間になってくれるのだったらこんなに心強い味方はいないだろう。そして俺たちはそれぞれ帰宅するのだった。

 

ちなみに帰ると響に身体の所々にある浅い傷を見られて悲鳴を上げられたが、なんとか鍛錬と説明して納得してもらった。そのかわりそれから何日かは響が過保護になってほとんど離れてくれなくなったが。俺は響を甘やかしたいけど甘やかされたいわけではないんだけどなあ。

 

 

とまあこんな感じで俺は着実に強くなっていると思う。そして相変わらず鍛錬で力はついているが身体は女の子らしい柔らかボディを保っている。凄いな、原作の修正力と言うものは。

 

 

 

 

 

 

弦十郎side

 

俺は特異災害対策機動部二課というノイズに対抗するための機関に帰ってから小日向未来君について考えていた。

 

始めてあったときはツヴァイウィングのライブでの悲劇が起きてからのことだった。その時の俺は後処理に追われながら空いた時間でストレスを解消するために山に行っていた。その時に木々が薙ぎ倒されている不思議な空間があったのでそこへ行ってみたのだ。するとそこには中学生くらいの少女が木々を薙ぎ倒したり岩を砕いたりしながら

 

「肝心な時に助けられんじゃ意味ないだろ!何のための鍛錬だ!ちくしょう!」

 

と叫んでいた。それを見て俺はまるで自分を見ているようだった。だからだろう。俺はこの子を何とかしてあげたいと思い声をかけた。

 

「どうした?何か嫌なことがあったのか?」

「っ!?おっさんには関係ないよ。」

「話を聞くぐらいならできる。それにこれ以上自然を破壊されるのもな。」

「そうかい。じゃあ聞いてもらうだけでも心が晴れるかもしれないし話すよ。」

 

そこから俺はこの少女のことについて聞いた。あのライブに友人と行く予定だったこと。自分が用事でいけなくなって友人だけが怪我を負ってしまったこと。友人を守れなくて強く後悔したこと。自分を鍛え直すために数日前から山籠りしていること。

それを聞いて俺は強い罪悪感を感じていた。事故とはいえ、ノイズを呼び寄せてしまったのは俺らが原因だったからだ。だからそれを晴らすためにも俺は少女にとある提案をした。

 

「じゃあ俺と君で戦わないか?木々を薙ぎ倒すよりもいい経験になると思うし、体を動かせばスッキリすると思うぞ。」

「でも、私自慢じゃないですけど結構強いですよ。」

「大丈夫だ。俺も多少武の心得がある。それに君みたいな華奢な少女では俺に勝てないと思うが?」

「そこまで言うならいいですけど。後悔しないでくださいね?」

「もやもやする心があるなら、晴れるまで俺にぶつけてみろ!」

「言ってること全然わかりません。でも、そこまで言うならやってみます!」

 

そこから数時間俺たちは戦った。小日向君は華奢な体のどこにそんな力があるのかと言うくらい強かった。そしてトリケラトプス拳と言う本当にトリケラトプスと戦っているかと思うくらいに強い拳法も使ってきた。俺はここまで本気を出せる相手が見つかって、それまで抱いていた罪悪感などが吹き飛ぶくらいに高揚していた。戦いをやめてしばらく休んでから俺たちはまた話していた。

 

「すっきりしました。今日はありがとうございました。弦十郎さん。」

「いや、こちらも年甲斐もなくはしゃいでしまった。すまなかったな。」

「いえ、全然大丈夫です。自分でも今日の戦いで自分がさらに成長していると感じれました。なのでよかったら連絡先を交換しませんか?都合が合う時にまた組手をしてくれると嬉しいんですが。」

「こちらとしては願ってもない申し出だか、いいのか?俺は一応国家公務員だから本当にたまにしか時間は取れないぞ?」

「大丈夫です。一人でやるより成長している感じがしましたから。だからお願いします!」

「うむ、わかった。こちらとしても嫌なわけじゃないからな。ではまたお互いの都合が合う時に戦おう。」

 

そして俺たちは連絡先を交換してたまに都合がつけば組手をするようになった。最初は俺はたまにしかできないので乗り気ではなかったが、いつしかそれを楽しみにするようになっていた。小日向君に負けないように見る映画の数を増やしたくらいだ。それに今日からは小日向君の言っていたイメージトレーニングもやってみるとするか。

 

 

「司令。考え事ですか?」

「おう、藤尭か。いや、今日も友人と組手をしたんだが、俺も強くならないとなと思ってな。」

「いや、司令と渡り合うなんてどんなバケモンですかそいつ。」

「バケモンとは失礼な。普通のリディアンに通う女子高校生だぞ。」

「ええ?!女の子なんですか?一体どんな人なんだ。」

「強いし可愛いしいい子だぞ。たまにもらってくる差し入れのケーキがあるだろ?あれをくれるのも彼女だ。しかも手作りらしい。」

「え、あのたまに司令が持ってくるめちゃくちゃ美味いケーキ作ってる人なんですか?てっきり司令が皆のご褒美に高いとこから買ってきてると思ってたんですが。司令と戦えて可愛くて料理が上手って神様はどんな不公平な人なんですか。翼ちゃんに家事スキルを分けてあげたいくらいじゃないですか。」

「こら、滅多なことを言うんじゃない。翼はあれから戦い続けているせいで他に手が回らないだけだ。」

「はい、すみませんでした。」

 

でも確かに小日向君は何者なのだろうか?小日向という名字に聞き覚えもないことから特殊な家に生まれたわけではないと思うのだが。一体何が彼女をここまで強くさせたのだろう。

 

ちなみに次に組手をした時に聞いてみた。すると

 

「愛ですよ。」

 

と言われた。何故そこで愛!




愛(家族愛とか友愛)なんですよね。響の秘めた恋心を知ったらどうするんでしょう?まあ前世男だし付き合うんじゃね?
あと主人公は本当にちょっと齧った程度の知識しかないので原作改変をしようとか考えられません。無自覚で変わってしまうことはあるんですがね。
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