嬉しすぎて予定より早く更新しました!!
※お気に入りが増えると作者が喜びのあまり踊ってしてしまうのでご注意してください。
始月20日
体感で二時間ほど前、地面の揺れが収まったので記録を再開する。
14日の記録の後、突然発生した地割れに飲み込まれた時は死んだかと思ったけど、洞窟のような場所に落ちた私は今現在、外に出るための出口を探して散策してるところだ。
地下だからって真っ暗な場所じゃなくてよかった。文字を書くにしては暗すぎるような気がするけど、完全に暗闇になっていたら松明とか懐中電灯のない状態ではこうやって探索も日記を書くこともできなかった。自分の悪運の強さに感謝しよう。
(体感で12時間ほど経過)
辺りの明るさの強弱もなく、外が見えるような場所も今のところ見つからない。体感で休む時間を決めて記録をつけているが早く抜け出さないと大幅に感覚がずれてしまいそうだ。
ただ、この洞窟探索の拠点となりそうな安全地帯は確保できた。「ほふくぜんしん?」をしなければ入れないくらい小さな横穴にある開けた場所だ。
脱出経路にはならなそうだが風の流れを上方から感じるから火を起こせるようになっても「一さん化炭素中毒」にはならないと思う。たぶん。
ゴツゴツして硬いけどしばらくぶりに睡眠を取ろうと思う。
始月21日
(起床)
快眠とはいかないけどゆっくり寝ることが出来た。
しばらく横になって寝ることが出来なかったこともあって随分と長く寝たような気がするけど、大けがをしているわけでもないし長く寝ていたとしても12時間~18時間だろう。丸一日寝ていたなんてことはないと信じたい。
今日はとりあえず、洞窟内で食べられるものを探そうと思う。
やる事を先に決めておかないと忘れそうだ。
迷子予防に地図っぽいのも少しずつ作成できるといいなぁ。
(拠点を離れて体感五時間経過):拠点に隣接する広間
拠点から通路(小さな横穴)を出てすぐの広間にて丈夫で柔軟な蔓状の長い植物を発見したけど、流石に素手ではびくともしないので入手を諦めた。私程度で千切れたら使い道がないけど(笑)
同じ広間でキノコとか光沢のある石の塊みたいなのが露出してたけどキノコは生で食べられないし、何より毒の有無の確認のしようがないから食料にならない。光沢のある石の塊は、入手しても使い道わかんないし。ゲットするにしても頑丈なツルハシとか必要そうだから後回し。
(体感二時間経過):一時帰還
外でも見かけた青っぽい植物を洞窟内でも自生していたのを見つけたため少しだけ毟ってきた。そういえばこの野草、お腹を下した時に食べたら症状が緩和したような気がする野草だ。毒消しか整腸作用でもあるのかもしれない。大事に食べようと思う。
■現在把握してる洞窟内の情報のまとめ
・落下地点:大きな崖のある場所。崖の向こうである上方から風を感じるから多分出口がある。現在、崖を上れないので探索不可。第一広間。
・柱みたいなのがいっぱいある空間:いまのところ一番開けた場所。自生している植物とか一切なし。真っ暗でよく見えないけど柱っぽく見える障害物あり。明かりがないと探索が難しい。ブンブンカサカサ音が気にいなる。落下地点の空間と隣接しているため第二広間と記す。
・比較的明るい空間:拠点がある空間。ツタのような植物が生えていて崖上に上ることもできそう。キノコが群生しているためそこそこ湿気があるんだと思う。第三広間/拠点。
・水辺のある空間:第三広間の段差を下ったところの通路を抜けた先の空間。透き通った水が広がっていて、水は奥に流れていく動きがあった。蛍でもないのに光る虫がいたり、青い野草が群生していた。
光る虫を入れるかごとか瓶があったらライト代わりに使えたりして。第四広間と記す。
始月22日
(起床):第三広間/拠点
昨日はたくさん文字を書いた気がする。
睡眠不足が改善されてテンションが上がっていたのかもしれない。ノートの残り枚数やインクの残量に気をつけながら記録していかないと無駄に消費してしまう。気をつけよう。
今日は第四広間の先の通路に進んでい見ようと思う。
(体感三時間経過):第三広間/拠点
第四広間を抜けて通路を進んでいたけど真っ暗で何も見えない空間に出て、危うく落下してしまいそうになってしまったので引き返してきた。下方にうっすらと二か所ほど通路が見えていたことを考えれば第二広間の上に出たのかもしれない。運が良ければ落下地点である第一広間の上方に抜けられるかも?
当面の目標は『光源の確保』と『食料入手』
(体感十時間経過):第一広間→第四広間
もう一度第一広間の状況を確認したくて落下地点に戻ってみたら青い恐竜のような謎生物に襲われた。持久力はないようだが、地味に飛べるし、群れで行動する生物らしくギャアギャア鳴く度に仲間が増えていくから撒くのが大変だった。どっかのゲームで似たような生物を見たことがあるような気がするけど、ドラクエやFFのモンスターではないことくらいしかわからない。
今日も拠点に帰ったら青い野草を食べてさっさと寝る。
始月23日
最ッ悪!!マジでやらかした!!
始月25日
服が使い物にならなくなって泣いた。
たぶん、恐竜みたいな青い奴に追われている時に破けたんだろう。しかも、どこで付着したのかわからないが、ズボンになかなか取れない例の野草の実の汁が付着していて何回も水洗いしても色どころか匂いも落ちない。最悪である。代わりの服なんてないのに。
流石に裸で過すわけ行かないし、嫌でも着とかないと。
お腹が痛い。
始月24日26日
おうちかえりたい。おなかいたい。
おふろはいりたい。あったかいごはんたべたい。
手作りじゃなくてもいい。食べ物らしい食べものが食べたい。チーズが嫌いとか、パプリカの匂いが嫌とか文句言わずに食べるから安っぽい総菜でもいいから人間らしい食事がしたい。
冷たい水じゃなくて、ちょっと待てばあったかいお湯になってくれるお風呂とかシャワーとか。体を拭けるタオルとか、石鹸の類とかが恋しい。
お布団でお腹をあっためて寝たい。
始月27日
多少は動けるようになったけど念のため遠出はしないようにする。
水洗いだけで血の匂いが落ちるとは思わないけど冷たい水で体を清める。
氷水みたいに冷たくて別の意味でお腹が痛くなった。
始月28日
今日は血で汚れた拠点を掃除した。
血の匂いに誘われて青い恐竜が徘徊してたけど毒々しいキノコを口にねじ込んだら泡を吹いて倒れた。まだ生きているみたいだけど見た目通り猛毒だったみたい。黄色のキノコはたぶん麻痺。動けなくなってたところを見ると食用には向いてないけど武器としては使えそう。
青いキノコは特に反応なしだったから、火を起こせるようになったら食べてみようと思う。
始月29日
第四広間で青い野草を集めていたら、蜥蜴のように見える小さな生物が水面を覗き込んでいたのでしばらく観察していたら、水に落ちて逆に魚に食われそうになっていたので慌てて水面から拾い上げた。
臆病な性格のようで私の手の上にいると気が付いた蜥蜴はすぐ飛び降りて風景に中途半端に同化しながら姿を消した。もしかして、蜥蜴じゃなくて素早いカメレオンだったんだろうか。
始月30日
洞窟に落ちてからは体感になってしまったが、この変な場所に迷い込んで30日が経過したことで始月が今日で終わる。補助なしで生き抜けたのはほぼ奇跡。油断しないで帰り方を探していこう。
妄想が過ぎるような気がするけど、色々とモンハンに酷似している気がする。ゲームが下手過ぎて大型モンスター狩れず先に進めないせいで詳しく知らないけど
流石に妄想が過ぎる。明日のことは明日考えよう。