ARIA The PETRICHOR 作:neo venetiatti
アリス・キャロルは、甘いものが大好きなお年頃である。
いつもはプリマらしく、涼しい顔をしながらゴンドラを漕いでいるが、運河沿いのスイーツ店のそばを通るときには、実は横目で店の方を眺めてしまう。
もちろん、運河から店内の様子などわかるはずもない。
そこはもう、条件反射の域に達しているといえる。
しばらく通り過ぎたところで、乗船客がどこか近くで停めてほしいと言ってきた。
途中で立ち寄りたいところがあるという。
アリスは、少し先の船着き場にゴンドラを停めると、客をそこでおろした。
「ここでお待ちいたしましょうか?」
その必要はないと、その客は笑顔でアリスに応えた。
アリスは一礼すると、その客が通りを行く姿を見送って、ゴンドラに戻った。
いや、戻ろうとした。
運河沿いの通りの先を、爪先立ちでピョコンと背伸びして見つめている。
「それほど遠くないようですね」
そんな独り言をつぶやくと、船着き場にしっかりと係留ロープを結び、あたりをキョロキョロ見回した。
何か良からぬことを企んでいるひとの姿にしか見えない。
辺りは陽が傾いて、オレンジ色に染まり始めている。
アリスは、何事もなかったように、すまし顔で歩きだした。
「こんないいタイミングで、このお店に来れることって、なかなかありませんから。こういう時は、思いきって行っとくべきかと」
「そうだ。なんだったらARIAカンパニーに寄って、灯里先輩にお裾分けでもいたしましょう。きっと、先輩も喜んでくれるはずです」
店内に入ったアリスは、一瞬立ち止まり、うっとりした表情を浮かべ、感動に浸っていた。
「幸せとは、こういうときのことを言うのではないでしょうか!」
目を輝かせ、迷いに迷って選んだショートケーキを小さな箱に入れてもらい、アリスはその店をあとにした。
「そういえば、あの杏仁豆腐のスイーツは、ちょっと気になりますね」
杏仁豆腐とオレンジの組み合わせが、いっそう夏らしさを引き立てていた。
少し上の方に視線を向けながら、その時のことを思い出していた。
「次来たときは、あれにしましょう。これでまた、楽しみが増えました♡」
ニコニコ顔でゴンドラのところまで戻ったアリスだったが、目の前の光景に、しばらく立ち止まってしまった
「ない」
ゴンドラはちゃんとあった。
だが一緒にあるはずのオールが消えていた。
「どうして・・・」
喜びから一転の不幸のどん底。
「わたし、なんかしましたでしょうか?」
その時だった。
男女ふたりがアリスの横を風のように通りすぎると、そのままゴンドラに乗り込んだ。
そして思いっきり姿勢を低くした。
「ウンディーネさん!早く出して!」
女性の方が、上目遣いでアリスを見ていた。
声を押し殺してはいたが、切羽詰まった緊張感が漂っていた。
「あ、あのぉー」
「何してんの?早く!早くして!」
「そう言われましても」
「なんで?ああ、わかった!そういうことね!それじゃあ倍でどう?」
「倍と言われましても」
「ちょっとアンタ!ぼったくる気なの?こっちが困ってるとわかってるからでしょう?」
「いいえ、そうではないのですが・・・」
「わかった!3倍!これ以上はいくらウンディーネさんだからといっても、ちょっとやりすぎよ!」
女性のアリスをにらむ目がものすごいことになっていた。
「僕も少し出すよ」
男の方が、弱々しい声で言った。
「お客様?先程から申し上げているように、そういうことではなくてですね」
「ちょっと、ウンディーネさん!いい加減にしてくれる?こっちは急いでるの!あなたもプロならプロらしく、ゴンドラを漕げばいいでしょ?こうやってグイっと・・・あれ?」
その女性は思わず上半身を起こすと、周りを見回していた。
「なんで?」
「ですから、ないんです」
「だからなんで?」
「わかりません」
「わかりませんて、どういうこと?あなた、ウンディーネでしょ?」
「わたしは確かにウンディーネなんですけど」
「じゃあどうやって、このゴンドラを漕ぐの?」
「そこはさすがに漕ぐのは無理かと」
アリスは灯里直伝の苦笑いで応えた。
手の上にはケーキの箱がちょこんと乗っかっている。
「じゃあどうするの?」
「どうすると言われましても」
「ああ~どうしよう~!」
女性は困り果てた顔をしていた。
すると、少し先で男たちの声が聞こえてきた。
「や、やばいよ」
「せっかくここまで来たのに」
その声たちが、ふたりを切羽詰まらせていることは、アリスにも十分理解できた。
「もしかして、追われているのですか?」
「そうよ!悪い?」
「何をなさってそうなったのかは知りませんが、やはりここは、素直に申し出れば、情状酌量の余地もあるのではないかと」
「はぁ~?」
その女性はバカなんじゃないかといいたげな呆れた声をだしていた。
「あのね、ウンディーネさん?あなたみたいに、毎日運河の上をスイスイーっと、なんの苦労もなく、ゴンドラを漕いでいればいいってもんじゃないの!」
「スイスイーと・・・」
「いいすぎだよ。そこまで言うのは失礼というものだよ」
「だって、こんなとぼけたウンディーネさんには、それくらいが丁度いいんじゃない?」
「とぼけた・・・」
アリスは開いた口がふさがらなかった。
「私の仕事はただスイスイーとゴンドラを漕いでいるだけでも、とぼけているわけでもありません!」
アリスはほっぺを膨らませて憤慨していた。
「ほら、ウンディーネさん、怒らせちゃったじゃないか」
「だって、正直に言っただけなんだけど」
そうこうしているうちに、追いかけてくる男たちの声が大きくなってきた。
アリスがその声の方を気にしているとき、ガタゴトとゴンドラの方で音がした。
ふたりがゴンドラを降りようとしていた。
「すみません、ウンディーネさん。ご迷惑おかけしました。ぼくたちこれで失礼します」
「えっ、そうなんですか?でも、大丈夫なんですか?」
「もちろん、大丈夫じゃないわよ」
「もうやめなよ」
「だって・・・」
「あの」
「なに?」
「犯罪、とかじゃないですよね?」
「そんなんじゃないわ」
「なんていうか、家の事情というか」
「家の?」
アリスは少し考えていたが、男たちの声が近づいてきたことで決心をした。
「わかりました。こちらに来てください」
アリスは姿勢を低くしてゴンドラから降りてきたふたりと、路地の方へと進んだ。
「信じていいのね、ウンディーネさん?」
「とりあえずついてきてください」
3人はアパートメントの間を縫うようにして進んだ。
後ろの方で、男たちの大きな声が響いている。
小さな広場に差し掛かると、アリスは左右を見回し、警戒しながら通過していった。
「大丈夫そうですね」
その広場の外れに小さな教会があった。
アリスはその扉をゆっくりと押した。
「いいの?勝手に入って」
「この教会は、来週から改修工事に入る予定なんです。だから今だったら大丈夫のはずです」
壁などにしつらえられた装飾はそのまま残されていたが、内部は閑散としていた。
正面の祭壇の横にはドアがあり、そこからその奥の部屋へと入っていった。
アリスは出入口の方の様子を伺いながら、そっとドアを閉じた。
「しばらくは大丈夫かと思います。でもずっととなると、わかりません」
「ありがとう、ウンディーネさん。助かった。時間を見計らって出ていくよ」
男性はアリスに向かって、笑顔で礼を言った。
だが、女性の方は、不安な表情のままだった。
「このままで、あの人が引き下がるわけない」
「アマレッティ、おやじさんのことをそんなふうにいうもんじゃないよ」
「あなただって、言いたいことのひとつもあるでしょ、ディーノ?」
「ぼくはここまで一人前に育ててもらった恩義がある」
「じゃあどうするの?このまま、またあそこに戻る気なの?」
「いや、そうは思わないが・・・」
アリスは、ふたりの深刻な様子に戸惑いを隠せずにいた。
「すみません、ウンディーネさん。こんな話につきあわせてしまって」
「あ、いえ、お気になさらず・・・」
「実は、ぼくはANNINという酒造会社の者なんです。そして、彼女はそこの社長の一人娘のアマレッティ」
「えっと、つまり、それって、駆け落ち・・・」
「まあそんなところです」
「いわゆるロミジュリ」
「そんなロマンチックなものじゃありません。ぼくはお世話になった社長から盗みを働いたようなものなんです」
「えっ、それってやっぱり犯罪?」
「違うわ!」
アマレッティは真剣な表情で訴えるように言った。
「彼は将来のことを真剣に考えた結果だったの!」
「アマレッティ・・・」
「父は古い伝統にこだわるあまり、ディーノの新しいアイデアを受け入れようとしなかった。そのことがきっと将来にいい結果をもたらさない。わたしもそのことに賛成だった」
「だから、お二人で家を出た」
「でも盗んだと、さっきおっしゃってましたけど」
「それは、お酒づくりの技法と彼女、アマレッティです」
「やはり、そこですか」
「会社の経営がうまくいってなかったんです。その一方で、アマレッティの母親、つまり社長の奥様が去年他界されて。だから、なんとなくわかるんです、社長の気持ちが。これまで会社を支えてきたお酒を守りたいという気持ち」
「だからよ」
アマレッティは床に視線を落とした。
「それだから、こうなったのよ。伝統の意味は私だってわかるつもり。でも、会社が潰れたらどうすることもできない。それをなんど言ってもダメだった」
アリスは、窓から差し込む月灯りに照らされたアマレッティの美しい横顔に、思わず見とれてしまった。
だがその横顔は、どうすることもできないことへの、苦しみとやるせなさでいっぱいだった。
「あの、ところで私が言うのもどうかと思うのですが、これから先、どうするおつもりなのですか?」
「ふたりで新しいお酒を作るの。誰にも縛られない、自由でそして素敵なお酒を」
「素敵なお酒・・・」
「このネオ・ヴェネツィアに来て思ったの。こんな街のような素敵なお酒が作れたら、なんて素敵なんだろうって。それはまるで、私たちの将来を素敵に輝かせるに違いないわ」
「素敵のオンパレードです・・・」
「えっ、なに?」
「あっ、いえ、なんでもありません」
「そうすると、これから先、大変そうな気がしますが・・・」
「それは理解しています。道は険しいかもしれないが、やるつもりです」
「本当は店を引き継いで続けたほうが、お得意様とのお付き合いも考えると、そちらの方が得策だといえるかもしれない。でも、売り上げも落ちてきて、昔ながらの付き合いも、もう続かなくなってきてるの。間違いなく、時代は変わってきてる。それなのに・・・」
アリスはどう言葉を返していいか、困惑してしまった。
外から走りすぎる数人の足音が聞こえてきた。
男たちの声も聞こえる。
「ウンディーネさん、ぼくたちの話に付き合ってくれてありがとう。少ししたらここから出ていきます」
「でもまだ外にいるんじゃないですか?」
「でもこれ以上、ウンディーネさんに迷惑はかけられない」
ディーノは、アマレッティのそばに座り直すと、その手をそっと握った。
アマレッティはディーノを見つめ返した。
「もう、しょうがないですねぇ!」
「えっ?」
「ここまできたら、乗り掛かった舟です」
「でも・・・」
「だってわたし、ウンディーネですから!」
三人が立ち去ったあと、部屋の中にはケーキの入った小さな箱だけが、ポツリと残されていた。
アリスは、辺りに警戒しながら、建物の影を素早く移動していった。
ディーノとアマレッティも周りにを気にしながら、アリスの後をついて行く。
しばらく行くと、運河沿いの通りに出てきた。
物陰に隠れながら、そっとその先の様子をうかがっているアリス。
目線の先には、船着き場の入り口になっている小さなゲートが、運河に向かって立っていた。
「ウンディーネさん、どうするつもりなの?」
心配な声でアマレッティはアリスの背中に声をかけた。
「たぶん、大丈夫かと」
そう呟いたアリスの目線は、ゲートの上についている緑色の看板を確かめていた。
「行きますよ」
少し振り返ったアリスはふたりにそう声をかけると、小走りに駆け出した。
「ウンディーネさんて、見た目と違って、結構大胆な人なんだ」
ディーノはアマレッティの手を取って、アリスの後を追いかけた。
扉は簡易的に鍵をかけているだけだった。
アリスはその扉を開けると、すぐにゴンドラのところに降りていった。
そして、ゴンドラを覆っていたシートを少しめくった。
「ここに入って下さい」
ディーノとアマレッティは言われるがままにシートの下に潜りこんだ。
「これってトラゲットよね?大丈夫なの?」
「私だってこんなことしたくありません。でも今は緊急事態です」
アリスは係留ロープをほどくと、オールを手に立ち上がった。
「それじゃあ、行きますよ」
ゴンドラはゆっくりと動き出した。
水をかくオールの音とそこを進む水の音。
暗くなった運河には、周辺の街灯や商店の薄明かりがぼんやりと映っているだけだった。
「だ、大丈夫なんですか?こんな暗いのに」
「頭を隠して下さい!」
「は、はい!」
ディーノは急いでシートを頭に被せた。
そして、その隙間からアリスの様子を覗いた。
アリスは薄目を凝らしながらも、なんの迷いもなくオールを動かし続けている。
「なんて人だ。信じられない」
「どういうこと?」
ディーノのそばから頭を出したアマレッティは、その様子に驚きを隠せなかった。
「あ、危ない!」
船着き場に係留されている小型のボートが、その後ろ部分から船着き場を離れ、行く手をさえぎるように浮かんでいた。
「身体を支えて下さい!」
その瞬間、ゴンドラは大きく傾くとくるりと方向転換した。
アマレッティはディーノの身体にしがみついた。
ディーノはゴンドラのへりを握って身体を支えるのに精一杯だった。
「大丈夫ですか?」
アリスの言葉にハッとして、ディーノは頭を覆っていたシートをはぎ取った。
少し先にボートが浮かんでいた。
そして、そのボートから徐々に離れて行くゴンドラ。
ゴンドラは進行方向とは逆を向いていた。
「いったいどうしたらこんなことが・・・」
ディーノは目の前の光景をどう理解していいのかと、頭を巡らしていた。
ゴンドラは、誰もいない船着き場に止まった。
そに先には、サンタ・ルチア駅が見えている。
「ありがとう、ウンディーネさん。こんな危険をおかして大丈夫なんですか?」
「多分・・・わかりません」
「ウンディーネさん?お名前聞かせていただいていいですか?是非お礼をさせて下さい!」
アリスは少し戸惑いを見せたが、そのまま答えることにした。
「アリス・キャロルです」
「アリス・・・キャロル・・・」
アマレッティは街灯の薄明かりの下、アリスの顔をまじまじと見つめた。
「どうしたの、アマレッティ?」
「アリス・キャロルって、もしかして、あの・・・い、いえ、なんでもないわ」
ディーノは先にゴンドラを降りると、サンタ・ルチア駅の様子を見るため、駆け出していった。
アマレッティはゴンドラを降りると、服装を直して、改めてアリスの方を見た。
「ありがとう、アリスさん。あなたのような方と出会えるなんて思ってもみなかった。それに、こんな無茶するひとだなんて、正直驚いた。大丈夫なの、本当に?」
「問題ないと思います・・・多分ですけど」
アマレッティは、そんなアリスの返答に、なぜか表情を崩して、目を見開いた。
そして、クスッと笑うと、ニッコリと微笑んだ。
駅の方でディーノが手を振っている。
「大丈夫みたい」
「はい」
「じゃあ、これでお別れね」
「そうですね」
「ほんとうにありがとう。今日のことは一生忘れない。いいえ、忘れられないと思う」
「そうですか?」
「だって、あのアリス・キャロルとスリル満点の経験をしたのよ!」
アリスはそのアマレッティの言葉を聞いて、やっと我に返った。
「どうしたの、アリスさん?」
「ど、ど、ど、ど」
「大丈夫、アリスさん!」
「どうしましょ~~!」
アリスは左右の膝をくっつけ、両脚をハの字にしてガタガタと震えだした。
アリスは、サンタ・マリア駅近くの船着き場を通ると、なぜかクルリと振り返る癖がついていた。
「ぬな?」
そんな姿を見かけた藍華は、ジロッとアリスを凝視するのだった。
「あの子、あの時もなんか怪しかったのよねぇ」
一ヶ月前のある日、何者かによってトラゲットのゴンドラが無断で使われていたという噂が流れていた。
その一方で、アリスのオールがある運河でプカプカ浮いているのが発見されていた。
原因は、洗濯物を取ろうとして屋根にひっかけてしまった主婦が、誰もいない、ほったらかされていたゴンドラのオールをちょっと借りたものを、子供たちがそれで遊んでいて、いつの間にか流されてしまったというのが、ことの顛末だった。
さすがのアリスも、オレンジぷらねっとのアメリア統括部長から厳重注意が言い渡された。
だが、それだけだった。
誰もアマレッティとディーノのことを口にする者はいなかった。
それから数日がたったある日、アリス宛に小包が届けられた。
その箱には、〈われもの注意〉のシールが無数に張り付けられていた。
「なんなんでしょうか?」
中には梱包材に厳重におおわれた、四角い透明の瓶が入っていた。
その瓶の中には、色とりどりのキャンディが入っている。
差出人は〈D&A社〉という会社だった。
「私には心当たりがないですけど。これはクーリングオフですね」
そこで箱の中の手紙に気づいた。
〈アリス様
先日は危険を省みず、私たちを助けていただき、まことにありがとうございました。
私たちは、アリス様のお陰で、夢を実現するため、その一歩を踏み出すことができました。
その感謝の気持ちを込め、これをお送りいたします。
アリス様が実物を手にできるお年になる頃には、本物が作れるようにがんばります。
楽しみに待っていて下さい。
ディーノ・アンド・アマレッティ〉
アリスは改めてその四角い瓶を手にとって、じっくりと眺めた。
綺麗な瓶の中にたくさん入れられたキャンディの、色とりどりの包み紙が鮮やかな色彩を奏でていた。
表面にはラベルが貼られている。
〈AMARETTO di Neo Venezia 〉
だが、そこでアリスはあることに気がついた。
その文字の上に、イラストが描かれていた。
ゴンドラを漕ぐ人の姿。
髪は長く、誰にもウンディーネを想像させる。
だが、どう考えても背丈が小さい。
いや、小さすぎる。
「まさか、違いますよね・・・」
それは数年後、杏仁にオレンジの皮を微量に含ませた、少し苦味の効いたリキュールとして誕生することになる。
アリスは、瓶の中からキャンディをひとつ取り出すと、包み紙を開いて、パクっと口に入れた。
「うっ・・・ちょっと、苦いです」
そして、右のほっぺを膨らませると、そのラベルをもう一度見つめた。
「違いますよね?」
Episodio 08 アマレットの夏 おわり