鬼滅の刃〜最強の眼を持つ剣士〜   作:死徒

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前書き、後書きを入れていなかったので再投稿します。

本文は変えていませんが、色々鬼滅設定を色々弄ったりしますので不快な方は申し訳ありません。

カナヲはまだ苗字を付けられていないことになっています。


蝶屋敷での一幕

 

蝶屋敷・客間

 

あれから何の問題もなく蝶屋敷へとたどり着いた3人はカナエとしのぶの義妹…カナヲ、屋敷で住み込みで働く少女…神崎アオイらと共に遅めの食事を摂っていた。

 

「うむ、上手い。 これは神崎君が作ったのかね?」

 

「は、はい! 剣柱様のお口にあったようで何よりです」

 

「その歳でこれだけのものを作れるのは大したものだよ」

 

「ありがとうございます…ですが、私は柱の方に褒められるような者ではありません…鬼殺隊隊士として恥ずべき者ですので…」

 

苦虫を潰したような顔で自身を罵倒するアオイ。

 

「? どういうことだね?」

 

「………」

 

それを聞き大貴は問いかけるがアオイは表情をそのままに無言を貫く。

 

「それは私から説明するわ。 アオイから話すのはつらいと思うから」

 

押し黙るアオイを見かねたカナエが説明を始める。

 

「アオイは最終選別を乗り越えて鬼殺隊の隊士にはなったの。 でもその時のトラウマで前線に立てなくなっちゃって…だから後方支援として此処で働いてもらっているのだけど、本人がこういう感じで思い詰めちゃって…私達は気にしないでって言ってるんだけど」

 

「ふむ、成る程そういうことか。 アオイ君、人には適材適所というものがある。 聡明そうな君なら意味がわかるね?」

 

「はい、言葉の意味くらいであれば」

 

「よろしい。 最終選別を越えて鬼殺隊の隊士になったとはいえ、中には剣の才能が無いものや呼吸の才能が無いもの、アオイ君のように戦場では恐怖心が出てしまい戦えなくなってしまうものなど戦闘では役立てない者が出てくるのは当然だよ…何しろ我々は鬼ではなく人間なのだからね。 難しいことは考えずに戦闘で役立てないのなら後方支援に徹すれば良いのではないか?」

 

「で、ですが鬼殺隊は!「鬼を殺す為に存在する組織かね?」!?」

 

言おうとしていたことを言い当てられアオイを驚く。

 

「確かにそうだ。 だが人間は鬼のように直ぐに傷は治らんし疲労もする。 治療し、後に傷が治ったとしても鈍った身体能力を元に戻す為には機能回復訓練は必須事項…鬼殺隊でそれを行えるのは多々あるが、治療処置や機能回復訓練の適切さでは此処蝶屋敷をおいて右に出るところは無いと私は認識しているがどうだね?」

 

「う〜ん…出来るだけ適切にはしているつもりだけど、そこまで言うのは過大評価というか…「そんなことはないわ姉さん!」し、しのぶ!?」

 

「私も悲鳴嶼さんと同じ…というのは癪ですが蝶屋敷での治療と機能回復訓練は他に勝るとも劣らないって思ってる…アオイ、何度も言っているけど前線に立てないからって思い詰める必要はないのよ鬼殺隊としての貴女の居場所は此処にあるんだから」

 

「し、しのぶ様……」

 

アオイの目から涙が流れ出す。

 

「悲鳴嶼さん続きをどうぞ」

 

「ああ。 つまり何が言いたいのかと言うとだね…後方支援も立派な鬼殺隊の仕事だということだ。 治療する者が居なくては死人が出る、機能回復訓練が出来なければ鈍った身体で鬼と戦い殺される…それを防ぐには後方支援が必要不可欠。 アオイ君自分を恥ずべき者などと思うな、胸を張って支援に徹しなさい」

 

大貴はそう告げるとアオイの頭を撫でる。

 

「け、剣…柱様…ありが…とう…ご…ざいます」

 

するとアオイは更に涙を流し途切れ途切れながらお礼を言うのだった。

 

 

 

 

「それでは私はそろそろ帰るよ」

 

その後アオイは泣き止み、色々会話をしながらの賑やかな食事(カナヲは終始無言)は終わり大貴は蝶屋敷を後にしようとする。

 

「悲鳴嶼君、今日はもう遅いし泊まっていったら?」

 

「いや、流石にそこまで世話になるわけには…」

 

「はぁ…悲鳴嶼さん泊まっていって下さい。 今から帰って鬼と遭遇しても貴方なら大丈夫だと思いますがもしもって場合もあり得ます。 先程まで一緒に食事をしていた方が帰り道で鬼に殺されるというのは寝覚が悪いので」

 

「わかった、今宵は厄介になることにするよ」

 

「ふふっ、カナヲ! 今日は悲鳴嶼君がお泊まりしてくれるって♪」

 

「…??」

 

大貴が泊まることになり、カナエは機嫌良く隣にちょこんと座る義妹のカナヲをギュっと抱きしめる。

急に抱きしめられた当の本人は良くわからずキョトンとしながら首を傾けていた。

 

「それでは私は寝床の準備をしてきます」

 

「あっ! アオイ、私も手伝うわ」

 

「私1人で大丈夫ですからしのぶ様は休んでいて構いまs「良いから行くわよ!」ち、ちょっとしのぶ様!?」

 

アオイは断ろうとするが強引にしのぶに逆に連れていかれ、その場を去っていった。

 

「あらあら♪」

 

「しのぶ君は相変わらず元気が良い。 カナエ君良い妹を持ったな」

 

「ええ、可愛い自慢の妹よ。 あっ! カナヲも可愛いからね♪」

 

カナエは微笑みながらカナヲの頭を優しく撫でる。

 

「それにしてもお泊まりとはいえ悲鳴嶼君と一緒に暮らすのっていつ以来かしら?」

 

「そうだな…義兄上と共に君達を鬼から助け、一時期共に暮らした時以来ではないか?」

 

「あれ? そんなに前だったかしら?」

 

「私の記憶が正しければだがね?」

 

「そっか…あれからもう6年も経つんだ」

 

「あの時は両親を助けられずすまなかった。 私達がもう少し早く着いていれば…」

 

大貴はカナエに頭を下げる。

 

「あ、謝らないで! 2人は殺されてしまったけど、私達は生き残ったんだから! 悪いのはあの時の鬼で悲鳴嶼君達のせいじゃない! むしろ悲鳴嶼君達には感謝しかしていないわ。 今、私としのぶが生きているのは貴方達のおかげ! 私達を助けてくれて本当にありがとう!」

 

そう言うとカナエも同じく頭を下げる。

 

少しの間どちらも頭を下げ続けるが、不意に同時に頭をあげ微笑む。

 

「だが確かにあれから6年も経っているとは…時の流れとは早いものだ」

 

「今じゃ私も悲鳴嶼君も鬼殺隊の柱だものね」

 

「あの時は私達が柱になるとは想像もしていなかったよ」

 

「私は悲鳴嶼君なら柱になるって思っていたわ。 当時から強かったもの」

 

「そうかね? 自分自身では良くわからんが」

 

「(ふふっ悲鳴嶼君らしいわ。 出会った時から変わっていない…)」

 

首を傾げる大貴を見てカナエは笑みを深める。

そして過去のことを思い返すのだった。




登場人物の年齢

悲鳴嶼大貴・16歳

胡蝶カナエ・16歳

胡蝶しのぶ・13歳

神崎アオイ・12歳

カナヲ・11歳

後のちハガレンのホムンクルスの能力を血鬼術として使う鬼を出そうと思うのですが、誰が良いでしょうか? 勿論、出さないという意見もオッケーなのでよろしくお願いします。

  • ラスト
  • グラトニー
  • エンヴィー
  • グリード
  • スロウス
  • プライド
  • 出さない
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