問題児たちが異世界から来るそうですよ? ~神の右腕の物語~ 作:noizu1185
前回のおさらい
蛇神w「五月蠅い!!」ザパァァン
黒ウサギside
――え?
一体何があったのでしょう。
確かに蛇神様に向かっていく和さんを確認しましたが……その~
ふぅぅぅ!!!と息を吐いただけで凄く強い風が吹いてきました。
危うくこの特別製のスカートが捲れそうになりました……
しかし、なんという威力でしょう。蛇神様が吹っ飛びました。
出鱈目すぎでしょう……
「おい、黒ウサギ」
「ビクッ」
急に十六夜さんの声が聞こえました。
なぜか後ろから…
「い、十六夜さん!?急にどうしたんですか?しかもなぜ後ろから……」
「いや、ここで呆気にとられてるお前の姿が見えたから声をかけただけだ。ついでに反応しなかったら思いっきり擽ってやろうと思って後ろに周った」
「十六夜さんだって呆気にとられてたじゃないですか!」
「それは仕方ない、間近で見たからな。後ろで突っ立ってたお前と違ってな」
「ぐぬぬ……反論出来ないのですよ……」
「で、和の攻撃(?)を見た感想は」
「なにか、こう……凄かったです」
「そうか、同意見だ。絶対アイツ人間辞めてる」
流石に人間を辞めてるは言い過ぎかと……
しかし、何故か和さんを見ていると懐かしさを感じます……初対面の筈なのに…
「おい、どうした?ボーっとしてると胸とか脚とか揉むぞ?」
「え、きゃあ!」
いきなり十六夜さんが腋下から胸に、ミニスカートとガーターの間から脚の内股に絡むように手を伸ばしてきました!!反射的に押しのけ跳び退いたおかげでギリギリセーフでしたが……
「な、ば、おば、貴方はお馬鹿です!?二百年守ってきた黒ウサギの貞操に傷をつけるつもりですか!?」
「二百年守った貞操?うわ、超傷つけたい」
「お馬鹿!?いいえ、お馬鹿!!!」
もう疑問形ではなく確定形に変えます!!!←ここ重要
「自分で言うのもなんですが、私達ウサギという種は総じて容姿端麗・天真爛漫・強靭不屈で献身的という種族なのですよ!?」
「あーはいはい、分かりましたよーっと(棒」
「なんで棒読みなんですか!!!このお馬鹿様!!」スパァァァン
初めてあのお方以外にこのお手製ハリセンを使いましたよ!!
「まあ、そんな事は置いといてよ。そろそろ和が戻ってきそうな気がする」
十六夜さんは何を言っているのでしょう?
和さんはずっと十六夜さんの後ろにいます。
しかも今さっきまで笑い転げていましたし。
とうとう十六夜さんは頭がおかしくなったのでしょうか……
もしそうだとしたら、このハリセンのせいになってしまいます……
「おい黒ウサギ、今俺の頭がおかしくなったんじゃ……って思ってるな」
「ギクッ」
「はぁ……まぁ、いい。実は俺の勘なんだが、今和はこっちにはいない気がする」
「いや、ですから今十六夜さんの後ろに――」
「姿だけな。じゃぁ質問だ、今までの会話で和は何か話したか?」
「――――あ」
そういえば和さんは全然喋っていません。
聞いたのは笑い声だけしかきいてませんね。
十六夜さんいつから気づいていたのでしょう……
「ちなみに俺が気づいたのは俺と黒ウサギの最初の会話のときだ。
あいつだったら何か突っ込むか何かをするからな」
「そ、そうですか……」
黒ウサギside out
キャラ崩壊が凄い……
しかし後悔はしていない(`・ω・´)