真・女神転生オタクくんサマナー外伝 -アナザーキリギリス-   作:ローグ5

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戦闘に時間がかかりましたが投稿します。
今回はエターナル戦です。


巨人ヲ斬リ裂クハ再雷ノ刃-後篇-

 少女の、光織の目に映るのは薄暗い部屋の光景。

 

「えっ……?」

 

 覚醒した意識はまだ理解が追い付かない。

 簡素なベッドとユニットバス程度の殺風景な部屋。

 窓もなく空気は淀んでいる。

 JC(女子中学生)の彼女には牢屋にしか思えない。

 

「いや、うそ、なんで」

 

 気付いたのは最悪極まりない事。

 服も下着も何も身につけてない状態にされていた。

 露にされた白い肌を反射的に抱き寄せる。

 

 背後からは金属がきしむ音。

 見れば足が鎖で繋がれ壁に括りつけられている。

 明らかに監禁されていた。

 

(私……誰かにさらわれて、いやだ夢なら醒めてよ)

 

 羞恥心と恐怖で光織の顔が顔色が変わる。

 華奢な体を抱き寄せると扉が開いた。

 

「おっやっと起きたかかわい子ちゃん。

 待たせてくれちゃったよなあ~」

「ひっ……」

 

 苦鳴を漏らす少女の目には恐怖。

 入ってきたのは品のない若い男が数人。

 それと、明らかに人ではない生き物。

 

(何……あれ。

 偶に見えるLV1雑霊(幽霊)と違う)

 

 前から見えていた無力な霊とはまるで異なる実体。

 背は高くないが人間離れした体色と凶相。

 人ならざるそれが悪魔だと知ったのは後の事だ。

 

「ロリだけど顔はまあまあ可愛いよなあ? 

 センセイこんなんでどうすか?」

「イイダロウ……オレガイチバンダ」

「俺ら後でいいっすけど壊さないでくださいねー」

 

 なんて事のない、ありふれた、胸糞の悪い悪魔事件だった。

 

 悪魔召喚プログラムを手に入れた犯罪者が、自身の欲望を満たす為悪魔を使役。

 エスカレートした欲望は無辜の人間へ向けられ、己や悪魔の贄へ捧げる。

 古今東西幾らでも類似の案件が存在する、されど被害者からすれば救いようがない。

 

 華奢な少女を悪魔が組み敷く。

 生暖かい息遣いに容赦ない力。

 全てが苦痛で仕方ない。

 

「痛っやああ! やだっやめてえっ!」

「おっテンプレ通りの発言来たぞ」

「録画しておけよ。後で変態に売れそうだ」

 

 恐怖で堪えようもなく流れる涙。

 だけどどうしても逃れられない。

 

 平和に幸福に暮らしてきた少女は、邪悪な人間や悪魔に抗う術も意思も持たない。

 

「ダマラナイトコロスゾ」

「いぎっ……!!」

 

 押さえつける力がさらに強まる。

 脊髄を電撃の様に貫く鋭利な激痛。

 灼けるような感覚に視界が明滅。

 脅迫以上に苦痛が口をふさぐ。

 

「イタダクカァ」

「さー本番のバージン喪失だぁ!」

「折角の初体験楽しんでいけよぉ!」

 

 押さえつけ這いつくばらされた少女へ悪魔がのしかかる。

 醜悪な光景を囲むのは下劣な笑み。

 邪悪の宴は本格的な幕を開けた。

 

 

「死んでいろ下衆共」

 

 

 そして、次の瞬間に終わった。

 

「ギィ、キサッ」

「ごげっ」

「ぎゃべ」

「ぷぎ、が」

 

 重い物が壁に叩きつけられ、液体がぶちまけられる音が響く。

 

「イギィアッ……!」

 

 壁に叩きつけられた悪魔の顔面が縦に両断。

 一足早く死んだ雑魚に続き盛大に血が噴き出す。

 重力に従い落ちる血潮は光織を汚す事は無い。

 刀を持った男が、自身のコートで受け止めたのだ。

 

「う、あう、だれです……?」

「遅くなって申し訳ない。

 俺は……ニッカリ」

 

 納刀した男は光織の首から下を見ないようにしつつ、語り掛ける。

 

「君を────助けに来たんだ」

 

 光織には自分を救った男が眩しく見えた。

 悪魔業界に入ってからも、忘れられない。

 

 

 


 

 

 地下の薄暗い、闘技場めいたスペース。

 迸るのは雷刃の一閃。

 

≪イナズマ一閃≫

 

 収束した電撃による刃は軍勢に命中。

 うち一体の首を落とす。

 

「電撃耐性はねえ、シロガネ!」

「了解だっ!」

 

 続けざまにシロガネが放つは全体極大電撃魔法(マハジオバリオン)

 回避を試みるが、イルダーナフが既に命中回避・攻撃低下(フォッグブレス)を掛けている。

 全体に広がる電撃が亡霊達の一部を炭化させた。

 

「中々の威力じゃん。

 アタシには効かないけど」

 

 他方ファラ────猟魔を統べるエターナルは鬱陶し気に手首を振る。

 衣装は多少焦げ目がつく程度で、多少傷は受けているが堪えてない。

 

 亡霊の兵団は多少目減りしたが統制を保っている。

 不揃いの甲冑ながらその統一感は不気味な程。

 

 雨柳の陣営はシロガネと雨柳の他に仲魔が2体。

 対応力のある幻魔イルダーナフ、剛力を誇る蛮力属ファフニール。

 庇い距離を取らせた光織は──まだ復帰できない。

 

(ダメージからすると耐性持ち、或いは魔防を重点的に固めている? 

 動きも後衛型臭いが……物理を試しておくか)

 

 雨柳の視線を受けファフニールが≪猛突進≫。

 鋼鉄の巨体によるチャージは亡霊を跳ね飛ばし。

 そのままファラを引っ掛ける。

 

「チッいってーな」

 

 衝突寸前に跳躍し衝撃を受けながす熟練の体術。

 着地したファラが舌打ちした瞬間、亡霊が動いた。

 

 盾を並べ槍を突き出し、一斉に突貫。

 忠実な騎士の如く、邪龍を貫いた。

 

慈愛の猛反撃*1自動効果スキル味方が物理・銃撃相性の攻撃を受けた際、確率で敵へ相性無視の物理大ダメージを与える
 

 

「ヌぅ!? この威力は……!」

「効くだろ? で、今度はこっちの番という訳」

 

 頑健な邪龍に確かな傷を与える槍衾は整然。

 雨柳達の手番(ターン)が終わり、敵が動く。

 

「まずはこれでいくかね」

 

 ファラの手より放たれる波動は赤、青、黄、緑の四色に変化。

 祝福する様にワイルドハントを覆う。

 

掩護の章*2補助スキル味方全体に3分の間火炎・氷結・電撃・衝撃を吸収する状態≪掩護の章≫を付与

 魔術書に従い詠唱することで、味方の耐性を上昇させる特殊スキル

 

(なんだあのスキルは……? 

 反射系統の亜種、輝きから四属性対応か?)

 

 未知の事態に雨柳は微かに眉根を寄せる。

 現行の戦況でも、見た事も聞いた事もないスキル。

 それがエターナルの力だというのか。

 

「そんで……お返しで死にな!」

 

 文字通りの援護を受けて、亡霊達が動く。

 ファランクスは波濤と成りて攻める。

 

≪狂気の粉砕≫*3≪チャージ≫≪狂気の粉砕≫≪成仏拳≫*4

 

「ぐっ……!」

 

 息を合わせ突き込まれる槍衾が雨柳達を貫く。

 軍勢特有の複数行動*5が終わった時には、シロガネとファフニールが崩れていた。

 攻撃で斃れた訳ではない、付与された力による睡眠状態。

 

(成仏拳を受けたシロガネだけじゃなくファフニールもだと? 

 攻撃自体に睡眠が付与されているのか?)

 

 まるで────人間が武器で攻撃した時の様に。

 

(お前等現地猿じゃあ知らないよな()()()()()()()♪)

 

 雨柳達は知らない。ワイルドハントが装着するはエデン製の悪魔装備(エピタフパーツ)

 中でも【ブラインダー】は連続した物理ダメージを与えた際、低確率で睡眠を付与。

 更にバッドステータスの付着率を上昇させる効果を持っている。

 

 独自性の高い先進的な技術、エデンの強みを十全に扱ってこそエターナル。

 荒廃した世界で拾ったワイルドハントとブラインダーの相性は抜群。

 今日も又、これまで同様に雑多な敵を屠るだろう。

 勝利に慣れ切った、揺るぎ無き自信のままにファラは立つ。

 

「起きろシロガネ、回復頼むぞ」

「……おっ? ああ回復だね!」

 

 雨柳がアムリタシャワー*6で睡眠を解除しシロガネはアイテムで全体を回復。

 続けて先程の繰り返しの如く、イルダーナフがフォッグブレス。

 ファフニールが≪モータルジハード≫でワイルドハントを跳ね飛ばし、ターンが回る。

 

「流石に2段階は邪魔くさい。

 解除しておくか」

 

 ファラがデクンダストーンで能力低下を解除。

 弱体化から解き放たれた亡霊が動く。

 

≪成仏拳≫≪狂気の粉砕≫≪チャージ≫≪狂気の粉砕≫

 

 成仏拳で眠らされたイルダーナフに槍が集中。

 回避できぬままに槍を受けて幻魔がDEAD(HP0)となる。

 

「ぬゥ……! 後は頼むぞ!」

 

 それでも微細な動きで雨柳達を亡霊達の槍から軸をずらしたのは流石。

 のみならず、ただでは攻撃を受けない。

 

「らあっ!」

「ジークフリードでもなければなっ!」

 

 雨柳と邪龍が≪猛反撃≫で槍を叩き折り首を薙ぐ。

 長槍相手だろうと、攻撃の瞬間を狙えば反撃可能。

 自身も仲魔も戦意はまだ、衰えてはいない。

 

「来い! アドラメレク!」

 

 シロガネの回復を受け雨柳がアドラメレクを召喚。

 同時にファフニールは≪蛮力の壁≫を展開し、今後の攻撃に備える。

 

 亡霊に物理プレロマやコロシの愉悦(物理を強化する自動スキル)はないが、感触からすると貫通はある。

 それが一般的な吸収までの貫通か、反射まで貫くか、最悪の場合障壁まで貫くか。

 

 確証はない、推察は出来るが一手ずつ確認していくしかない。

 

 敵の内包する未知を暴き、糸口を見つけていく事が悪魔業界の戦闘原則故に。

 

「ざ~んねん。一手無駄にしたな」

 

 他方ファラは雨柳を嘲笑う。

 ワイルドハントの貫通は真ⅣF仕様(全てを貫く)

 如何なるこざかしい防御をしようが無駄。

 

「そんでもってこの一手だ≪トラエルクァニ≫」

 

 亡霊達の攻撃へ織り交ぜられるは単体を<迷子>にする魔法。

 雨柳達を捉えんとするそれを≪召し寄せ≫*7でファフニールを転移。

 シロガネ直撃コースの魔法へ、盾として防いだ。

 

「勝利を期待するぞ」

 

 邪龍は強制転移、管とのリンクも一時的に断絶。

 

(ありゃ一番パッとしないのに)

 

 元より効果の発動率が高くなく、集中を必要とする魔法。

 入念な準備があるならともかく、戦闘中にそう何度も使える物ではない。

 

(敵の警戒を削ぐ見せ札にはなるんだけどな。

 ま、それがなくても)

 

 邪龍が消えた好機に、ワイルドハントが侵攻。

 

≪狂気の粉砕≫≪成仏拳≫

 

「やば、ま、た……があ!」

「流石に、削られるな!」

 

 暴力の波濤にシロガネが睡眠に陥り殴られ、体力の殆どを損耗。

 雨柳もまた槍で貫かれ、左肩には風穴すら空いた。

 天秤が敵へ傾きつつある不利に額へ汗がにじむ。

 

 雨柳が付けたアクセサリーは鋭敏のピアス*8、睡眠に陥る事は無い。

 だが毎ターン大ダメージを受け睡眠に陥る者が出るならば、体力と状態の回復に2手使う。

 攻勢に出るには手数が足りず、敵拠点奥の為援軍はそう期待できない。

 猟師に追い込まれる獲物の様に、じわじわと削られている。

 

(せめて後1手、あればまだやりようがあるが)

 

 その後1手が途轍もなく遠い。

 だがそれでもやるしかない。

 

 不利だろうとなんだろうと、今光織を護り報いを受けさせられるのは雨柳達だけだ。

 

(つくづくアイツの苦労が偲ばれるな)

 

 少女達を護り共に戦ってきた自称ダークサマナー。

 雨柳の知るだけでも最前線にて凄絶な死闘に打ち勝ってきた男。

 自身も少女達と戦ってきたが、似たような立場になると改めて過酷さが分かる。

 

(せめて一人くらいは護って見せるさ)

 

 刀を注意深く構え、管を取り出す。

召喚する直前に──≪メディアラハン≫が発動。

 

 雨柳達よりも前に発動された全体回復魔法。それをなしたのは。

 

「はぁっえう……はあ」

 

 汗と涙に濡れ、装備は半ば引き裂かれ、なお。

 戦意を秘めた瞳で立つ、光織だった。

 

 

 


 

 

 

 昨日の光織との会話で、雨柳は告げた。

 それは己の愚かさへの懺悔でもある。

 

「俺が君に名前を告げなかったのは、本当に情けない話だが。

 怖かった、からなんだ」

「怖かった、ですか……?」

 

 余りにも意外な言葉に光織の目は瞬く。

 

「……俺は当時に勝手に沈み込んでいてさ」

 

 5年前己の過ちで夕海子(少女)を殺しかけてから早数年、シュバルツバース事変が起きて。

 調査隊の奮闘により世界は救われたが、代わりに先代ライドウ(尊敬すべき先輩)先代ゲイリン(優秀な後輩)は還らなかった。

 己よりも人間として戦士として遥かに価値がある二人が。

 この様な不条理が、いくら悪魔業界でもあっていいはずがなかった。

 

 それでも雨柳の元には御影がいてくれ、彼女の励ましを受けて何とか悪魔と戦っていた。

 地方での依頼を受け光織を救助したの時も、その一環であった。

 

 外道共を瞬殺し、光織を救助した事に後悔はない。

 だが、肌を隠し抱え安全な所まで運んだ自分を。

 見上げる少女の目には耐えられなかった。

 

 まるで自分を葛葉四天王(ヒーロー)の様に見上げる少女の純朴な目に。

 だから少女に名前を名乗れず、名乗らなかった。

 本当に情けなさここに極まるが。

 

「……そんな理由があったんですね」

 

 意外な理由だったが存外光織は飲み込めていた。

 

 あの日感じた繊細な、恐れを含んだ手つき。

 雨柳がそう考えていたとすれば納得もいく。

 それにその程度のあの日感じた感情は変わらない。

 

「私、ニッカリさんが情けないなんて思いませんよ」

「そう、か?」

 

 雨柳の審判を待つ顔には驚きがあった。

 

「ええ。傷つくことのない無敵の超人、って訳でもない人が。

 何の力もない子供を悩みながらも助けてくれた。

 それだけで、私には充分です!」

 

 傷つく事無く、悩む事なく勝利し続ける事も強さと言えるのだろう。

 されど傷つき悩みなおも選択し、誰かを救う事もまた強さに違いない。

 今の世界はあちこちで、後者の強さを持つ人々が輝いている。

 

「だからあの時と同じことを言いますね」

 

 自分のヒーロー(ニッカリ)は理想化された英雄ではなく、ただ少女を助ける事を選んだDB。

 それでいいし、良かったのだと光織は思う。

 

「私を助けてくれてありがとう」

 

 同じ強さを、自分も持ち続けていたいと光織は思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(正直に言うと怖い。

 今すぐにも頭抱えて泣きたい)

 

 光織とて何年も悪魔業界で過ごして知っている。

 女DBが敗北したらどんな残酷が待ち受けているか。

 5年前もつい先程も、残酷は自分の心身を食いちぎろうとしていた。

 

 亡霊共も、エターナルも強靭で恐ろしい。

 今すぐにでも逃げ出したい。怖い。

 

 だが、それでもだ。

 

「私も、ニッカリさんと一緒に、戦います!」

 

 苦しくても怖くても、自分を救ってくれた人と、共に戦う事を選んだ。

 

≪メディアラハン≫

 

 発動した全体完全回復魔法(メディアラハン)が雨柳達を癒していく。

 傷を塞ぎ血肉を補い、万全へと戻す。

 

 強大な回復魔法だが光織のMagの消費は存外に少ない。

 高い回復への適性がなせる業は、彼女の魂にある女神から受け継がれた物。

 

 女神の名はレート―。ゼウスに寵愛され、アルテミスとアポロンを苦難の末産んだ旧き女神。

 

 女神の力と、強き決意を宿した乙女の癒し。

 心強い援護を受け、雨柳達は動く。

 

「君はやたらといい子にモテるね!」

「日頃の行いが……いい記憶はないんだがなあっ!」

 

 シロガネの軽口に応えつつ管を抜き放つ。

 召喚されるはマスケット銃を構える、狩人の堕天使。

 

「随分な強敵の様ですな我が召喚師」

「だが仲間と仲魔がいれば勝てない相手じゃないさ」

 

 管より召喚されたのは堕天使バルバトス。

 地獄のマスク*9と道具の知恵・癒*10を持った仲魔。

 今回の戦闘にお誂え向きだろう。

 

 アドラメレクが全能力低下魔法(ランダマイザ)、シロガネがジオストーンを投げる。

 動きを鈍らせた亡霊が電撃を吸収するのを見て頷く。

 推測通り4属性に対する吸収を行う加護だろう。

 次ターンへ布石としてターンが終わる。

 

(雑魚の癖に妙なやる気出しやがって。

 マジでウザイ)

 

 内心でファラは舌打ち。

 ここまで面倒な奴等とは予想外だった。

 

(新顔2匹のやり方も見ておきたい。

 防御を固めておくか)

 

 亡霊の一部が槍を投擲、成仏拳を纏う槍は光織を貫く。

 揺らぐが崩れず前を見る。生意気で不快だ。

 

≪狂気の粉砕≫≪GUARD≫

 

 槍の波濤が敵を貫いた後、ワイルドハント達は整然と盾を構える。

 ダメージを大きく軽減し状態異常を防ぐ動き。*11

 そう簡単に攻勢に入らせはしない柔軟な動き。

 ディアラハン*12で亡霊の傷を癒やすファラは流石の歴戦。

 

(ワイルドハントは守りに入った。

 ならサマナーの方を攻める!)

 

 猛反撃を振りぬいた体勢から刃を返しつつ、光織を一瞥。

 事前に確認した光織のスキル構成、頭にある中から試すべき物を選択。

 

「回復はこっちでやる、幻影を試してくれ!」

「はいっ!」

 

 明確な返事と共に光織は魔力を励起。

 不可思議な波動となり敵を襲う。

 

精霊召喚*13万能属性魔法敵全体に万能中ダメージを与え幻影の追加効果を与える

 なおこの魔法の真価は合体魔法で発揮される

 

 

「っぐ! この猿が!」

 

 幻影状態に陥ったファラの目が、脚が乱れる。

 無効耐性を持つのは毒・麻痺・石化・睡眠・魅了・封印・即死。

 それらに比べて希少な幻影には耐性がない。

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「あの感じは……あたりだな。

 なら次は検証その2だ」

 

 雨柳が振るうは≪イナズマ一閃≫の雷刃。

 昂る戦意によって、常以上の熱を持った刃はファラを切り裂く。

 ワイルドハントは依然四属性への加護を纏っていても、ファラにはもうない。

 それ故に電撃相性の攻撃で傷を負ったのだ。

 

 更に亡霊は召喚師の危機に微動だにしない。

 防御形態に入っている事を差し引いても反応皆無。

 

「随分と仲魔に嫌われているな。

 信頼関係って言葉を知っているか?」

「アア!? 下僕にんな物必要ないんだよ!」

 

 雨柳達がこのターンで検証した内容は二つ。

 

 一つ目は先程ファラが使用した≪掩護の章≫は状態変化なのではないかという事。

 カーン系を始めとする障壁ではなく、クイッカの様なグッドステータスの可能性があった。

 ならば状態異常の上書きが出来るはずだと考え、光織に試してもらった。

 

 二つ目はワイルドハントの≪慈愛の猛反撃≫が自身の知るスキルと同じ仕様かという事。

 反応対象は物理攻撃全般ではなく、あくまで物理・銃撃相性の攻撃。

 雨柳の使う属性物理ならば反応をすり抜けられた所から、同じ仕様であるようだ。

 

 特殊な、特別な戦い方をする敵だろうと、自身と同じ悪魔と異能者なら攻撃の糸口はある。

 序盤は押されたが手数が増え、検証するゆとりが生まれれば見出す事が出来る。

 

「次回に備えて守りを固めておこう」

 

≪神奈備の守り≫

 

「守りは固い様だが何処まで持つか試してみようか」

 

≪メレク・シェメシュ≫

 

 シロガネが守りを固める中、アドラメレクが太陽神の焔を放つ。

 如何に魔防が高かろうと、太陽神の焔は強烈。

 爆炎は確かにエターナルへダメージを与えた。

 

「クソ共が……!」

 

 ファラは状態異常をアイテムで回復し、雨柳と光織を順に睨み付ける。

 ワイルドハントと違い1ターンに1度しか動けないなら出来る事はそれだけだ。

 

≪成仏拳≫≪狂気の粉砕≫≪狂気の粉砕≫

 

 亡霊達の、なおも整然とした槍が雨柳達を襲う。

 しかし1段階のデバフとシロガネの結界、更に戦闘での慣れがある。

 アドラメレクとバルバトスが眠ったが、2発が回避された。

 

 ターンが回わり、雨柳達が動く。

 

「光織はもう一度! 俺は二体を叩き起こす!」

 

 雨柳の言葉と共に光織が再度の≪精霊召喚≫を放つ。

 亡霊達は波動を受けて隊列を乱す。

 召喚師と同じように幻影に陥ったのだ。

 

 軍勢は多数の戦力が足並みをそろえ、性質をも統一する事で一群として動く。

 結果レベルが上昇し複数行動を可能にするが無論欠点も大きい。

 全体攻撃に対しては一度のみならず直撃を受ける事になる。

 そうならば、全体へのバステ付与も成功し易い。

 

「こちらに流れが回ってきたな!」

 

 メパトラストーン*14で仲魔を回復すると同時。

 アドラメレクが≪マハラギバリオン≫を叩き込む。

 業火は亡霊共を焼き、少なくない個体が消失。

 

≪神奈備の守り≫≪アイテム使用:生玉*15

 

 シロガネが再度結界を展開しバルバトスがアイテムを使用。

 攻勢に傾く事なく場を整えていく。

 

 異教の女神たるエターナルと猟魔共だろうと、勝利は永遠に続かない。

 

 戦いの趨勢は雨柳達へ傾こうとしていた。

 

 

 

 ・

 ・

 ・

 

 

 

(おかしい。こんな事があっていいはずがない。

 エターナルであるアタシがンな苦戦するなんて……!)

 

 ファラ達はじわじわと押し込まれていた。

 

 強化低下で場を整え、ダメージを与え続け自陣は回復する。

 パーティ内で役割を変えつつも同じ事の繰り返し。

 そんな平凡な動きに削られ続けている。

 

「回復は僕がやる。

 攻撃に回って!」

「そろそろ体も温まって来たしね!」

 

 光織が放つは精霊召喚。

 威力は先程と比べ物にならない程上がっている。

 

復讐の女神*16特徴術者の物理・魔法攻撃力が『戦闘開始からのターン数÷4』となる(最大2倍)

 レート―の系譜たるアルテミスが持つそれと同様の力

 

 

 攻撃と回復、各種の魔法を光織は使いこなす。

 例え格上だろうと攻撃威力は2倍まで上昇。

 回復のみならず攻撃においても存在感を示していた。

 

 またしてもワイルドハントが幻影に陥る。

 GUARDをしなければ案の定これだ。

 

「ったく何度もフラフラと! 拾ってからここまで鍛えてやったってのに!」

 

 ワイルドハントはかつて滅んだ東京で回収した仲魔だ。

 

 現地民等比較に対象にすらならない、エデンの誇るエターナル達。

 その中で頭角を現す為にファラが目を付けたのは軍勢による戦闘。

 個人主義者が多いからこそ、数を扱える事は明確な強みと考えて。

 群体悪魔の性質を持っていた猟魔共に目を付けた。

 

 殺した者を取り込む性質を持ち、狩った獲物を死ぬまで嬲り蹂躙する。

 凶悪な性質は異教の女神(トラソルテオトル)と合体した自分にとって好ましい。

 だからこそエデンの豊富な資源と技術でスキルを改造し、LVもステータスも上げた。

 

 これまでの戦歴で亡霊達の力は存分に発揮され、街一つすら単体で制圧する事もあった。

 現地の弱兵は砂上の楼閣でしかなく、抵抗できるのは三大勢力かごく少数の例外的な強者のみ。

 

 だったにもかかわらず、苦戦が続いていた。

 現に今も、雷を纏う刃が迫っている。

 

≪奥義一閃≫

 

 雷を纏う淀みなき刃での斬撃はファラの左腕を半ばから斬り飛ばし。

 更には数が減り続けるワイルドハントの大半が斬首された。

 

 首を飛ばされず踏みとどまったのは一体のみ。

 片膝を付き消耗した様子ではあるが。

≪食いしばり≫により持ちこたえたのだ。

 

(……予想以上に追い詰められたわ)

 

 血が抜けて頭が冷えた。

 此処までの相手なら切り札を切るべきだろう。

 

「認めてやるよお前達は強い。

 いつもの現地民()とは違う、人間だってな」

「それはありがたい。

 所で差別用語は頭悪く見えるって知らないか?」

 

 敵の言葉を無視し切るのは切り札。

 

「だからコイツで死ね≪鬼人降臨≫」

 

 不穏な光が生き残ったワイルドハントを包み。

 次の瞬間、亡霊が立ち上がる。

 

 斃れた亡霊が吸収され、肉と鎧がこすれ合う不快な音の二重奏。

 傷だらけの甲冑に宿るのは鬼火の如き赤黒の光。

 盾を投げ捨てて構える槍は半ばまでが波打つ刃になった歪な造形。

 

 今や巨人となった亡霊が、立ちふさがった。

 

\カカカッ/

軍勢? ワイルドハント<鬼人形態>LV88耐性:??? 

 

 召喚師の殺意を感じ取り、巨人が動く。

 動きは鬼神の如き苛烈さ。

 

鬼人降臨*17補助スキル自身か味方単体に3ターンの間与ダメージ+75%・被ダメージ+100%、

 回復力大幅低下・ノックバック及び硬直無効等の効果をもたらす状態変化≪鬼人降臨≫を付与

 肉体に鬼を降ろし、限界以上の力を引き出すスキルであり、ファラが切り札としている

 

 

≪成仏拳≫≪狂気の粉砕≫≪狂気の粉砕≫

 

 超高速で叩き込まれる壮絶な連撃が襲い来る。

 雨柳が、仲魔が、光織が貫かれていく。

 

「あ──────」

 

≪食いしばり≫で耐え抜いた光織に、尚も槍が迫る。

 赤黒の光を纏い来る狂気の巨人。

 さながらギリシャ神話のレートーを襲う者(ティテュオス)が如く。

 

「────これ以上はさせねえよ」

 

 其処へ割って入るは雨柳。

≪猛反撃≫の直後光織の盾にならんと。

≪正義漢≫*18故の瞬発力で動いた。

 

「がっ!」

 

 代償は自身への直撃、槍による叩き付けに骨肉が砕けた。

 紛れもなく戦闘不能(HP0)

 

 だがそれでも、雨柳はなおも立つ。

 

(光織は情けない俺に礼を言ってくれた。

 怖いのにそれでも共に戦ってくれた。

 なら、ならばだ)

 

 再度修練し、古文書を紐解いて修練した業が起動。

 全身のマグネタイトを励起して、骨肉を修復。

 魂はなお、敵への逆襲に燃え上がる。

 

(あの子より先に斃れられる訳ないだろうがッ!)

 

報復の狼煙*19思い出特技一戦闘に一度だけ、HPが0になった際最大値の50%HPを回復する
 

 

 

世界を、周回を超え戦い続けるのは特別な人間(エターナル)の特権ではない。

 

護りたい誰かが居て、譲れない物がある、多くの人間が幾度なくしてきた事だ。

 

彼等の選択と戦いが無駄ではなかった事は、今この瞬間も証明され続けている。

 

 

 雨柳は再生した体で刀を構える。

 バルバトスは落ちたが他はまだ健在。

 この手番(ターン)で決める! 

 

≪マハラギバリオン≫

 

≪マハジオバリオン≫

 

 シロガネとアドラメレクが先行して魔法を2連打。

 強烈な極大魔法(バリオン)が敵を撃ち抜く。

 爆炎に呪われ傾く巨人と、各所を焦がしたファラ。

 その2体を脳裏にて直線で結び雨柳が奔る。

 

≪雷電真剣≫を宿した刃を回転する様に振りぬく。

 巨人の、女将の臓腑に射線が描かれた。

 

「がふっ……!? 

 ん、だとぉ……!」

 

 ファラの口から大量に吐血、瞬間回復薬がダメージを抑え込むが瀕死の重傷。

 そんな気の利いた物がない亡霊巨人は、崩れ落ち動かず。

 黒焦げになって燃えていくのみであった。

≪奥義一閃≫のもたらす死から今度こそ逃れられなかったのだ。

 

(此処は撤退するしかないな畜生……!)

 

 血濡れの唇をかみしめファラはトラエストーン*20を取り出そうとする。

 激痛を発する臓腑には煮え立つ憎悪。

 

(あの刀野郎も無駄にデカい売女も全員殺す。

 徹底的に尊厳を削り落とし死を懇願させてやる。

 エデンに逆らって、アタシにこんな真似までしやがった!)

 

 産まれてきてからの全てを後悔させて────と思った時、濡れた硬い手が絡みついた。

 

「……は?」

 

 絡みつくのは数体のワイルドハント。

 死んでいたはずのそれらは共食いで体力を取り戻したのか。

 亡者らしく四肢を拘束し力を籠める。

 

「ご、こいつ、ら゛っ!?」

 

 一体の砕けた兜の奥には憎悪に満ちた目。

 亡霊は元来殺され取り込まれ、ファラに使役された者達。

 大切な者を汚され嘲笑われ、故郷を蹂躙された者も少なくない。

 

 そんな彼らの制御が外れればどうなるかは、自明の理であった。

 

「ふざげ、るっなあ!」

 

 弱った所を抉られ千切られつつもファラは抵抗。

 どうにかトラエストーンを掴み、起動しようとした瞬間。

 

≪フュージレイド≫

 

 光織が射た光の矢に頭部を貫かれ崩れ落ちた。

 

「……最後まで往生際の悪い奴だったな」

「言っては何だけど育ちが悪そうでしたね」

 

 肩で息をする雨柳と光織の前でファラは灰になっていった。

 蠢いていたワイルドハントも事切れ、る前に結晶とエピタフパーツ(何か)の欠片を放り投げた。

 

「片方はデビルソースとして、もう片方はなんだ? 

 何方にせよ調査が必要になりそうだ」

 

 ふぅ、と雨柳は息を吐く。

 今回も大概な激戦だった。

 

「一先ず他のチームと合流しよう。

 他の所もそろそろ終わったはずだ。

 ファフニールも回収したいしな」

「そ、そうですね」

 

 会話しながらもさりげなく光織にコートを掛ける。

 戦闘で破損した装備は酷い有様で、最早服とは到底呼べない。

 現に黒い生地にあった、双丘を始め肌が各所から見えている。

 自身が頑丈なのもあるが、彼女に装備を渡しておくべきだろう。

 

「あの、ニッカリさん。その、つまらない事ですが。

 もしかして見え」

 

 言い終える前に施設の奥から爆発音。

 同時に近づいてくる足音が数組。

 幸いな事に覚えがある。

 

「雨柳さんに……光織さんもご無事でしたか!」

「奴等自爆装置を起動した見たいです! 

 急いで脱出を!」

 

 東郷美森と鷲尾須美のコンビ、彼女達もまたエターナルを倒したようだ。

 背後には雨柳のファフニールも見える。

 どうやら偶然だが合流できたらしい。

 雨柳達の無事を確認すると同時に先導し、出口へと向かう。

 

「ゲームでも焦るから嫌なんだよなこの手の奴! 

 とっとと安全圏に行くぞ!」

「アイツと同じ所に生き埋めなんて冗談じゃないですからね!」

 

 雨柳が光織の手を取って、少女達に続き駆け出す。

 爆音は重要施設に絞られているのか遠い。

 それでも油断せず出口へ向かう。

 

 硬い手から伝わる熱が、光織には心地よかった。

 

 

 


 

 

 

 エターナルとの戦いから一日後の夜、雨柳は宿泊するホテルへ戻ってきていた。

 

「お互い後を曳く傷がなくて何よりだったな」

「腕の良い治療師の方でしたね。

 流石は北海道ヤタガラス」

 

 昨日の夜に行われた攻略戦はヤタガラス・キリギリス側の勝利に終わった。

 

 捕囚を用いた採掘活動を行っていた村を制圧した他、ガイア再生機構製と思しき施設の防衛にあたっていたエターナルを複数撃破。

 犯罪者も混じっていたが多くの人々を救助し敵が回収していた赤玉も確保した事から、作戦は成功だと考えてよいだろう。

 

 なお援軍として参加したDBから美森が聞いた所によると、北海道におけるガイア再生機構の物資収集拠点だったらしい。

 赤玉や採掘資源、その他撒き上げた資材の回収は恐らくセプテン戦の直前。

 この施設を潰したのはそれなりの妨害になるだろうとの事だ。

 

「治したばかりで悪いが、明日もよろしく頼む」

「ニッカリさんと一緒なら喜んで!」

 

 ただ今回の依頼は完全に終わった訳ではない。

 爆破された後に捜索した所、倉庫部分が崩落。

 異界深部へと落下していたのだ。

 

 幸いセプテントリオン戦までまだゆとりがある。

 依頼の後処理もあり、異界への調査を明日行う予定だ。

 

 仕事が残っていても雨柳と光織の顔は暗くない。

 互いに心残りが解消されたからだ。

 特に光織は一つの壁を乗り越えた事に対するすがすがしさがある。

 

「それじゃあまた明日」

「ええ……あの、ニッカリさん」

 

 光織の手は服の裾を握りつつ、雨柳へ語り掛ける。

 

「明日の依頼が終わったら私も東京に戻りますが……その、ですね。

 ご迷惑じゃなければ連絡先を交換してもいいでしょうか?」

 

 光織は雨柳と、依頼でも出来ればそれ以外でも会いたかった。

 そんな少女への雨柳の返答は決まっている。

 

「また会わない理由も当然ない。当然OKだ」

「ありがとうございます!」

 

 本来大切にすべき人の縁を自分のエゴで絶っていたいたのだ。

 今度こそ彼女が望むならつないでおくべきだろう。

 ましてこの世界でも道を踏み外さず、立派に生きているなら。

 

「あ、そうだ。後ですね」

 

 と考えていたが、どうやらまだ光織には言いたい事がある様だ。

 何だろうと思いきや、彼女は口を開いた。

 

 

「私の純潔(ハジメテ)(ハラ)も貴方の為にとってあります。

 だからお好きな時にどうぞ❤」

 

 一瞬の沈黙。頬を紅潮させ身をくねらせる光織。

「ウン」と返事した雨柳は頭を動かし言葉を反芻。

 彼女の言葉の意味を飲み込んで。

 

 

「なんて???」

 

 

 裏返った叫び声をあげた。

 

 雨柳・最早逃れる事は出来んぞ・巧の前途多難は続くったら続く。

 

 

 


 

 

 

 ◎主人公and登場人物紹介

 

 

 ・雨柳巧 <デビルサマナー><剣士> LV82

 

 シリーズポジション:ニッカリ及び悪魔討伐隊(真・女神転生Ⅳ Final)& レイブン(ソウルハッカーズ2)

 

 一時期ニッカリと名乗っていた腕はいいがヘタレていた悪魔召喚師。

 強力なエターナルを撃破したが、責任を取る数がさらに増えていく。

 恐らく某ダークサマナーに「ハーレム野郎め」と再度言われる日も近い。

 

 

 ・忽那光織 <顕現者><魔術師> LV68

 

 かつてJCの時に雨柳に助けられた女性DB。

 高い回復適性の他、精霊召喚を含む複数系統の魔法を使いこなす実力派魔術師。

 本人も自覚したのは最近だがギリシャ神話の女神レート―の転生体であり、レート―の姉妹たるアステリアや娘たるアルテミスのスキルを持っている。

 雨柳に二度救われた結果体形に相応しい煩悩ガールと化した。あーあ。

 

*1
真ⅣF出典

*2
IMAGINE出典

*3
DSJ出典 ランダムな敵に複数回物理大ダメージを与える 

*4
真ⅣF出典 敵単体に物理小ダメージを与え、確率で睡眠を付与する

*5
真Ⅳ系に登場する軍勢は複数回の行動を行い、HPが一定減る毎に行動回数を減少させる

*6
真Ⅴ出典

*7
仲魔を構成するマグネタイトを操りカバーさせる管使いの業

*8
真ⅣF 睡眠・混乱・魔封・魅了耐性を無効にするアクセサリー 店売りだがかなり高い

*9
真ⅣF 堕天使バルバトスが所持 状態異常に陥る確率を低下させる

*10
堕天使ビフロンスを素材にしたフレイミーズとの合体により所持 回復系アイテムの使用を可能とする

*11
真Ⅴ仕様 GAURD時は状態異常にかからなくなる

*12
IMAGINE仕様 非常に多くの生命力を回復するが、HPを完全に回復する訳ではない

*13
P2罰仕様

*14
真ⅣF 睡眠・混乱・緊縛・魅了・めまいを回復する

*15
真ⅣF HPを200・MPを100回復する

*16
NINE出典改変

*17
IMAGINE出典 一部の武器により付与される特殊なスキル

*18
SH2 味方が戦闘不能になるダメージを受ける際低確率でカバーする

*19
アバドン王出典

*20
IMAGINE仕様 時間・距離を超え使用者と同行者をホームへ転送する




今年の投稿は恐らくこれで終わりとなります。

来年は可能なら正月中にレイロゼ視点の話か北海道篇の続きを投稿したいと思いますので、
どうかよろしくお願いします。
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