SAOが好きすぎる俺がSAOの中に入っちまった。それもホロウフラグメントなんだけど 作:クラッカーV
『キリト』
シンの言葉にすると「"黒の剣士"様キャーカッケー!でも爆発しろ。アスナというあんなに良い嫁がいながら他の女とイチャラブとはなんたることか、けしからん!俺だって彼女が欲しいんじゃい!なんでや!なんであんなにモテるんや!チーターや!チーターやないkブフッww(笑いが堪え切れなくなった。そして一度言ってみたかった)。あ、でもホントお世話になってるよ」という、尊敬してるのか嫉妬してるのかわからない
『アスナ』
キリトのせいで大変だろうに、頑張って欲しいと思っている。とてもお世話になっている。防具と武器なども貰い頭が上がらないどころかブラジルまでめり込んでしまう程。でも怒ると恐い。アスナじゃなくて阿修羅
『ユイ』
よく話をする。一番最初は0と1の塊だと思って内心気不味かったが温かさに触れてその考えを改めた。今では妹に欲しいと思ってる。まだ攻略組には入っていないから、キリトやアスナが攻略で忙しく、また自分が暇な時にはできるだけ一緒にいようかと思っている
『シリカ』
ピナをもふらせてくれ
兎に角ピナをもふらせて欲しい。ていうかピナを嫁に欲しい。癒しが欲しいからくださいマジで
ピナと戯れているシリカを見ると純粋に可愛いと思ってる。実は原作キャラではシノンさんの次にシリカが好きだったりする
『ピナ』
もっふもふ、何がもっふもふってもう全てがもっふもふ
ラブリーマイエンジェル(癒しという意味)ピナたん。この子擬人化したら超可愛いぞ絶対!とか思ってる
癒し系No. 1
『リズベット』
髪の色を見て散った桜を思い浮かべた。鍛冶屋なので今度武器の強化でもして貰おうと思っている。そのためには金貯めないとあいつ絶対ぼったくる………!などと失礼なことを思うことも多々ある
『リーファ』
一番最初に不審者かと疑われたショック
レベルとかどれくらいなんだろうか、強いなら暇そうだし狩りにでも誘うかと考え中
『シノンさん』
クールでビューティーなマイヒーロー。麗しき狙撃手
GGOシノンさんもマフラーしてるんだからして欲しい
記憶喪失らしいが、どこまで記憶を失っているのかは知らない。でも全ての記憶を取り戻して欲しいと願っている。ついでに言うと早く弓を持って活躍するシノンさんがみたい
『ストレア』
案外神出鬼没。寝てる間に毛布を掛けてくれた優しい娘
白が似合うと言われた時に何故かデジャブを感じる。理由は不明
話しやすいしなんだかすぐに心を開ける
『フィリア』
なんか、可愛い。意外なギャップがすごく良い
フィリアを中心に何かが起こることがわかっているのでこまめに顔を合わせようと思っている。無理をしているならば助けたい
『アルゴ』
クエストの情報をくれた意外と優しい奴
ジンという名を口にした時の反応を見て申し訳なく思う。何故ジンという名前が出てのかは不明
これから仲良くできると嬉しい
『クライン』
この世界に来て初めて本当の強さを知った時から少し尊敬の念を抱いている。キリト達含め必死に背中を追いかけようと固く決めたのはクラインと勝負したから。次は負けないと息巻いている
『エギル』
ココアをくれるし宿を提供してくれる良い奴。クラインのように原作ではキリト達の影に隠れていたが、クライン同様の強さを持っているだろうと思っている
三匹のスライムを倒した後俺とフィリアはゴーレムをスルーしてスライムだけを狙うことに決めた。名前の部分に同じのがあるからあのゴーレムを倒しても手に入りそうな気がするけど………まあ、スライムの方が楽だし
というわけで、スライムを求めゴーレムからコソコソしながら部屋を移動したわけなんだが
『ふにょんふにょん』
『ぺったんぺったん』
『ふにょふにょ』
「…………めっちゃおるな」
次に来た部屋を見てみるとスライムが沢山生息していた。十匹近くいるのを見ると変な汗が出てきた
もうアレだ。ポケモンのルビサファでのマボロシ島みたいだ。ソーナノしかいないんだぜあそこ
あそこ行くの苦労したなぁ………何日粘ったことか
もしかしたら同じようにゴーレムの部屋もあったりすんのか?やべえなそれ
「どうする?」
流石にこれはフィリアも顔が引きつっていた。あまり俺に無理な戦闘は難しいだろうと思ってるのか意見を求めてくる。…………まあ、そのとおりなんだけどねっ!
「どうすっかな〜」
あんな数に囲まれたな流石に死ねるしなぁ………
苦い顔をしながら俺は部屋の中を見渡す。俺達の現在位置は部屋の入り口付近。スライム共は部屋全体に散らばっててさっきまでの戦法を使おうものならサザエさんのエンディングより長い行列になる
ふと、一番近い位置にいるスライム達に目を向ける。三匹仲良く?顔をつき合わせてふにょふにょしてる奴らだ
………………………
「なあフィリア、あれ見て」
「どれ?………スライム?」
「あのスライム達………なんか話してるみたいじゃね?どんな会話してるかすげえ気になる」
「すごくどうでもいい」
「…………ごめん」
か、悲しくなんかない!予想以上に冷たい反応が返ってきて悲しいわけじゃないんだぞ!
あ、あれ?目から水が………汗かな?ハハッ、運動した後だからかな?
………いいよ、だったら一人であいつらの会話妄想するからいいよ
左からABCの順番としてだな………ふむふむ
A『ふにょ(聞きました?奥さん。隣町のスラ太郎さん達が剣士達の手によって殺されたんですって)』
C『ふにょ〜(あらやだ、世の中物騒ねぇ〜。ここまで来ないで欲しいわ。それより聞きまして?向かいのゴーレムさん、息子さんが家出したんですって!)』
B『ふにょ(ふっ………奴もまた、男だったということさ)』
C『ふにょん(仲が悪そうには見えなかったのにねぇ〜)』
B『ふにょ…(男というものは、旅をして生きるものだ……。そして何かと出会い、別れ、成長していく。若葉はいつか、大きな木となるようにな………)』
A『ふにょ〜ん(あっ!もうすぐタイムセールの時間だわ!卵一パック80円よ!早く行かなくちゃっ!)』
C『ふにょふにょ(お肉もお野菜も安くなるんですって!今日は具材たっぷりお鍋で決まりね!)』
B『ふにょ…(求めるもの、求められるもの………その二つがあるからこそ、世界は回っていられる。その事を忘れるな……)』
やっべ、スライムB全然話噛み合ってねえ。なのになんかめっちゃカッケェ。あいつのCVは渋い声の人がいいな………
「あのスライム孤立してる。狙うなら今かな……」
「AとCはタイムセールに向かったようだぜ。今日は具材たっぷりお鍋だってよやったね!」
「………何言ってるの?」
やっべ急な発言したら変な目で見られた
「……………な、鍋はポン酢派?ゴマだれ派?って聞きたかったんだ」
因みに俺はゴマだれ派である。偶にポン酢で食べるけどね
あ、でもキムチ鍋とかもつ鍋とかは何もつけないかな
「ゴマだれ?鍋はポン酢だけじゃない?」
「あれ、ゴマだれ使わないご家庭でしたか」
そんな家庭あったのな………まあ、家によって違うのかもな。俺の友達なんて水炊きの鍋を何もつけずに食べて素材そのものの味を楽しむという奴がいたし
鍋はゴマだれが一番だと思うんだけどなぁ……
あ、そう言えばフィリアは何の具材が好きなんだろ?聞いてみよう
「因みに鍋だったら具材は何が美味しいと思う?俺はえのき」
あの食感が良い。偶に歯の間に挟まるのがウザいけど
「…………白菜」
「成る程、確かに白菜も美味い。じゃあ鍋は何鍋g「いいからどうするか考えて!」ごめんなさい……」
怒られてしまった。でもやっぱり俺はえのきが一番だと思います。因みにキムチ鍋が一番大好きだ
「もう、特攻仕掛ける?」
「危なすぎるでしょ」
「死にそうになったらダッシュで逃げれば良いんだよ」
そりゃもう、死に物狂いで走ろう。顔が鼻水やら涙でぐちゃぐちゃになるくらい。そうすりゃ絶対に助かるんだよ
それにまあ?所詮スライムだし?楽だよ楽。もう赤子の手を捻っちゃうね
いや、調子乗ってるとかそんなんじゃあないよ?さっきスライムに無傷で勝てたからっていきがってるわけじゃないんだよ?
「だからだいっじょぉ〜ぶ!」
……………なんて、思ってる時が俺にもあったんだ
「ちょ、やべ、マジやべ…………死ぬ!?」
「は、早く撤退!POT飲んで!」
「は、はいぃぃぃ!」
や、やっぱり調子に乗るんじゃなかった!!俺のHPが残り三分の一しかねえよやっべ逃げろおおおぉぉぉぉ!!?
スライムだからと言って舐めてかかったら駄目だった!ちょっとミスって攻撃食らった瞬間追撃がぱねぇんだもん!フィリアが助けてくれなかったら俺死んでたって絶対!
俺は急いでスライム達から離れてPOTをがぶ飲みする。中身が無くなったPOTの瓶はスライム達の中へとスキルを使って放り込んだ。…………やっべ三匹こっち来た
残りのスライムは六匹、あれから数匹フィリアが倒してくれてたみたいだが………これやばくね?三匹は俺の方に来て、残り三匹はフィリアの方に………フィリアのHPも削れているし、どうするか
追ってくるスライムから逃げながら作戦を考える。フィリアは三匹のスライムと戦っており、丁度一匹倒したところだ
「こっちすぐに終わらせるから!頑張って!」
向こうも大変だろうに俺を気遣ってくれるフィリアに泣きそうになる
「…………んじゃ、頑張りますか」
徐々に回復していっているHPを一瞥した後、スライム達に向き直り、走り出す
それを見てかスライム達が粘液を吐く態勢に入った。確かこういう時は………原作の始まりの日にあったように
「吐き出す瞬間を見極めて、避ける!」
吐き出そうした瞬間、俺は横へ大きく避けた
よし、上手くいった!よく見たらモーションもわかりやすいし、こいつらの粘液の範囲もそこまで広くなかった為に難なく避けれた
そしてそのまま三匹のスライムを対称に、反対の位置へと俺は走る
「あ、因みにこれなんだかわかるかね?」
こっちを向くスライム達にそう言って右手を上げて鎖を見せる
…………鎖だけ、だ
「りゃあっ!」
動き出そうとする前に右腕を力一杯引く。するとジャラジャラ!と音を立てながら鎖の先にある物がスライム達のうち二匹にダメージを当てながら戻ってくる
実はスライム達の粘液を避ける時、チャクラムを地面を滑るように反対側へ放り投げていたのだ
チャクラムってのは戻って来る武器、つまり俺が投げたチャクラムは俺の元に戻ってくるのが当たり前。それを利用して俺自身が動き、チャクラムと俺との対角線上にスライムを置けば………
「あら不思議、逃げながら攻撃が出来ますってね!」
本当なら三匹同時に攻撃したかったが、流石にそこまで上手くはいかないか
それよりもフィリアは………残り一匹、流石だぜ。だけどHPもそろそろ半分行きそうだ。回復しなきゃ駄目だろ、もしかして気付いてないのか?
「なら俺が回復させねえとな」
えっと確か………回復結晶があったはずだ
「お、あったあった………て、おわぁっ!?」
やっべ、スライムのこと忘れてた!
「こんにゃろ!」
突進してきたスライムを間一髪避けて《クイックチェンジ》。剣を取り出してスライムを斬る。こいつの残りHP、もう少ないな……さっきまでの戦闘で中途半端にダメージを負わせて放置する形になってたのか。頑張れば削り切れるか?
…………やるしかない!
「おおぉぉぉ!」
上に斬り上げまた下に振り下ろす。攻撃が来る前にスライムの正面からズレ、剣を横に振る
残りのスライムが遅れてやって来て、一匹が突進してきた。なんとか避けようとするが少し掠ってしまいHPが減少する。POTで回復していたからまだ余裕はある。三匹目の追撃が来る前に後ろへ跳んで避けた
焦るな……見極めろ………
自分に言い聞かす。慎重さを欠いて攻撃を食らった瞬間dead endだ。さっきみたいにスライムだからと言って舐めたら駄目だ。もうあんなことしない絶対
距離を詰めてくるスライム達。後ろに避け………
「…………!」
後ろに跳ぼうと見たら結構近い距離にフィリアとスライムがいた。すぐにでも倒せそうではあるが、倒した後は回復に専念して欲しい。しかしここで後ろに跳んだらフィリアも巻き込みかねないぞ
…………どうする
「なら、飛ぶ!」
俺は急遽進路方向を変えて武器を収納、スライム達に向かって走る。そしてスライム達が間近に来た時、俺は大きくジャンプした
ブニョン
そんな音………ていうか感じが足にした瞬間、それを後ろにぶっ蹴る
「のわぁ!?」
と同時にバランスを崩してしまった!?
「けぺっ!?」
ズザザザザ!
少し空中浮遊した後に顔面から着地。マジ不快感半端ないんすけど
か、顔が……顔がぁ………!
「って、んなことしてる場合とちゃう!」
すぐさま起き上がってスライム達が来る前に逃げる
………あ、HPちょっと減ってる
「全く、無茶するんだから」
そんな声が聞こえた気がしたが構うものか。ふと後ろを見れば残りのスライムは二匹。うちどちらもフィリアと戦闘中である。二匹を相手してるフィリアも無茶してる気がするのは俺だけか?え?俺だけなのか?
元々HPが減っていたのか一匹は数秒となく倒され、もう一匹は俺が剣を投擲した後フィリアのソードスキルによって散っていった
そして部屋に残ったのは俺とフィリアだけ。それを確認すると俺はへたりと座り込み
「し、死ぬかと思たぁぁぁぁぁ」
思いっきり息を吐いた
「危なかった………主にあんたが」
「うん、俺めっちゃ危なかった。恐かったぁ………」
いやぁ、今思うとマジで恐かった。なんで俺調子に乗っていけるとか言い出したんだろ………あの時の俺に筋肉バスター食らわしたい
あれ、なんでだろ?安心したら涙がホロリと……
「でも無事で良かったね」
「お互いな………あ、フィリア、HP回復してねえじゃん」
フィリアのHPが未だに半分ぐらいなのを見て俺はポケットに入れておいた回復結晶を取り出す
「回復結晶?………いいよ、POT飲むし。何より勿体無い」
「まあまあ良いじゃないの、一回誰かの為に使ってみたかったのですよ」
それに結構お世話になってるしな。こんな場所じゃPOTも一つでも多くあれば御の字だろう。それを減らさずに済むなら良いじゃないの。使うこともあんまりないだろうしな。ネットで調べたことあるんだけど、Lv80越えでもハイポーションで足りる〜〜みたいなこと書いてたから
「そんな簡単に………」
「俺はさっき回復したから、何も問題無いのですよ?遠慮なんてしなさんなって」
俺は左手でフィリアの手を取る
「ヒール」
唱えると結晶は砕け散り、フィリアのHPバーがフルに回復する
直接渡しても良いんだけど、なんか意地でも回復しなさそうだからなぁ。べ、別に女の子と触れ合いたいとか、そんな邪な考えがあったわけじゃないぞ?ほ、本当だぞ!?あ、でもフィリアの手って意外とちっさいなそれに柔らか……ほ、本当に邪な考えとかないからな!!
「……ありがと」
申し訳なさそうにお礼を言うフィリア
ん〜……どうせなら笑って言って欲しかったんだけどな。まあいいや
「まずはこの部屋から離れようぜ。またいつ出てくるかわかんねえし……そういやあ、素材の方はどんな?」
「えっと………あ、もう十分集まってる」
なに!?それは真かね!?
「んじゃあ管理区に帰ろうぜ!もう疲れたよ帰ってあったかい布団でお昼寝したいです!」
「うん」
「あぁ〜……やっと帰って来た」
あの後俺とフィリアは進路上に放浪する邪魔なモンスターを退けながらもなんとか管理区まで帰ってきた。マジで疲れたです。もう休みたいです
「お疲れさんフィリア。後は武器の強化するだけだな」
「そう……なんだけど」
「じゃあ後は楽だな〜。………そう言えばさ、素材って何個必要だったの?」
「あまり多くなくて、五個くらいかな」
「へぇ〜、そうなのか」
案外少ないもんなんだな。それとも既に何個か持っていたとか?
まあなんだ。ちゃんと素材が集まって安心安心。これでフィリアの武器も強くなる
「早速強化しに行こうぜ!俺も立ち会っても良いよな?」
「あ〜………うん、それは良いんだけど」
ん?だけど?
「だけどなんだ?」
「……実は、知り合いに鍛冶屋がいなくて」
ほうほう、知り合いに鍛冶屋がいないとな?
「よし!だったら俺が知り合いの鍛冶屋を紹介してしんぜよう!まだ一回も行ったことないが実力は折り紙付きだぜ!」
「なんで一度も行ったことないのにそんなことわかるのかが不思議でならないんだけど……」
おぅふ、そんなジト目で見んといて。あ、でも可愛い
「まあ良いじゃん行こうぜ。アークソフィアの………どこだっけか。取り敢えずあるって言ってたから」
「そこじゃ行けない」
…………んぇ?
「なんで?」
「私オレンジプレイヤーだし、圏内に入れない。ここは別みたいだけど」
「……………あ〜」
そうか、そう言えばそうだったな。フィリア、優しいからオレンジだなんて感覚忘れてた
うぅむ、どうしたものか………ホロウエリアに鍛冶屋があるとは思えないし
「そうだ。じゃあ、俺が強化してくるぜ!」
そうだよ、俺が強化してくれば良いんじゃん
「良いの?」
「俺は構わんぜ。ただまあ、俺にフィリアが剣を預けてくれるならの話だけど?」
剣ってのはこの世界では自分の身を守るもんだし、相棒でもあるからな
あれ?それじゃあ普段相棒をぶん投げてる俺って一体………
「………それじゃあ、よろしく」
「おう」
トレード画面が開かれてフィリアの剣とその素材と思われる物がレートに出される。こっちからも何か出さなきゃならんわけだな?何を出そうか…………
うむ、相棒を預かるのだからこっちもそれ相応じゃないと駄目だよな
「トレード開始〜」
チャクラムと二振りの剣をレートに出してトレードをする。フィリアが驚いた顔をしてこちらを見ているが、まあ大方レート内容に驚いてるんだろう。てかそれしかないよね
「なんで?」
「強化して帰ってくるまで預かっといて、そうしときゃ俺は逃げれなくなるだろ?」
「逃げるつもりだったの?」
「ぜぇんぜん。ま、なんとなくだよ」
そう言って俺は転移門まで走りだした
「すぐ帰ってくっからね〜、転移《アークソフィア》!」
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元気な声を出しながら青い光に包まれていくあいつを見送った私は、ただそこにボーッと立っているままだった
ふと、右手を振ると聞きなれた小気味の良い音と共にメニュー画面が開かれる。私は持ち物の欄をタップして、さっきあいつから預かったチャクラムと二振りの剣を見た
なんでこれらをトレードに出したんだろう?少しの間とは言え、これらはシンの主武器なのに
私は腕を組んで悩む
あいつは言ってしまえば変な奴で、急に変なこと言ったり、今まで見たことないような戦い方をしたり、急に畏まったり………取り敢えず変な行動が多い。だからそんなあいつの思考を理解しようなんて無理な話なのかもしれない。ひどいことを言ってる様な気がするけど全部事実だし………
でも私は気になった。理解したらあいつに一歩近付くかもしれないと思って少し躊躇いはしたけど………自ら変な人になりたいとは思わないよ普通。思った時点で既に変人だと私は思う
だけど嫌な奴じゃない。寧ろ好感が持てる…………変人だけど
さっきあいつは、逃げれなくなるから、って言ってた。でもあれはきっと本当の理由じゃない。何でかわからないけど……そう感じる
「…………う〜ん」
なんだかよくわからなくなってきた
そんな時、転移門が光る
「ただいま!あ、あっぶねぇ………ユイちゃん転移門前で張ってるとかどこの刑事だよ」
ゆいちゃん?誰だか知らないけど……
「随分と早かったね」
「ダッシュで行ってきました!………てか、10分は経ってるぞ?」
シンはよく軍人がするような敬礼をしながら私に言う
………ほら、また畏まった
ていうか、そんなに経ってたんだ………
まあいいか、本人も帰ってきたし、聞いてみようかな
「ねぇ………」
それに、名前も呼んでみよう
「シ…ン………聞いてもいい?」
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強化してきた武器をトレードしながらフィリアは口を開いた
「おう、なに?(え?今俺の名前呼んだの?なんかめっちゃ恥ずかしがってなかった?か、可愛えぇぇぇぇぇぇ!!)」
普通に返すも内心フィーバーを始めるシン
「なんで自分の武器をトレードに出したの?」
「ん?さっき言ったじゃん。逃げられなくするためだって」
「それだけ?」
「ま、フィリアが相棒の剣を預けてくれたから、その代わりに俺の相棒達も預けた、ってのもある」
「……そうなんだ」
「そうなんです」
「ありがとね」
「いえいえ」
ロストソング、3月26日に発売予定なんですってね…………
終わるわけねえじゃん!?それまでに!このペースじゃあ!!
ロストソングも書きたいのになぁ………あぁ……
※2020/02/14 視点変更箇所に
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