SAOが好きすぎる俺がSAOの中に入っちまった。それもホロウフラグメントなんだけど   作:クラッカーV

38 / 45
主人公の種族決めアンケート、途中経過。いつホロウフラグメント終わるかわからないから、どんどん投票してください

ケットシー 5票

インプ 4票

スプリガン
プーカ
ウンディーネ 2票ずつ

サラマンダー
シルフ 1票ずつ


大体今こんな感じです。複数票を入れてくださってる分もカウントしてます

まだまだやってるんで、活動報告から是非。よろしくお願いします






合流しました。休憩します

「ここがゴブリンの巣窟………洞穴ですなぁ」

 

森を抜けた俺とアスナだが、未だキリトとシリカには追い付けていなかった。これを俗に言うイタチごっこというやつか

 

キリト達と俺達の出た時間にあまり差は………あるのかな?でも、あまりないと思うから多分この洞窟の中にいると俺は思う。ここに二人が入っていれば、だが

 

まあアスナに聞いたところ、ここはまだ入り口周辺を探索したぐらいらしいから。高確率でいるはずだ

 

「キリト君達もこの中にいるんじゃないかな。探すついでに攻略しよう」

 

「え?攻略がついでなの?」

 

「あ………ち、違うよ!?攻略も同じくらい大事だよ?」

 

おいおい、そんなんで良いのかよ副団長様………

 

「んじゃサクッと攻略アーンド、キリトパーティ散策と行きましょうか!そうと決まればジャンジャン行こー!」

 

俺は洞穴に向かって走り出す。後ろでアスナが静止の声を掛けてるから取り敢えず入り口から入った瞬間急ブレーキを掛ける。なんか向こうで三体のゴブリン達が焚火を囲んでるのがなんかシュールだった。更に一斉にこっち向いたもんだからもう笑える(笑)

 

…………あれ、これ俺狙われてね?

 

「……………先手必勝!」

 

剣を弓を引き絞ってるゴブリンに投擲。あ、コントロールまずった!横の奴に当たっちまった!!

 

「ぬがっ!」

 

スキル硬直のせいで避けれず、ゴブリンの射った矢が俺の左足に突き刺さる。弓は耐久値が無くなったのか知らないがすぐに消えて行った

 

うへぇ、矢が足に突き刺さるなんざ普通ねぇぜ。貴重な体験だととっておこうと思うが、やっぱこんな体験嫌だわ。なんで矢を足に受けて貴重な体験だ!って喜ばなければならんのだ。くそ、奴めやり返してやるぞ!足ぶった切る!

 

迫ってきていたゴブリンを避け、地面に放り投げられた剣を拾いに走る。後ろでは二体のゴブリンがアスナと相対してるらしく、ゴブリンの悲鳴が聞こえてきた。流石っすアスナ先輩、容赦無いっす

 

後ろの二体はアスナに任せ、矢を避けたり肩に受けたりしながら剣を拾った俺はまずゴブリンの弓に一閃。流石にこれで壊れるとは思わないが、なんとか矢の射出を止めることには成功した

 

「足と肩、お返しするぜ!」

 

まずは足に一撃ぃ!突きを入れて引き抜く。更に肩にもう一発!ゴブリンの右肩が後ろに逸れるが、ゴブリンがそれをうまく使って弓を俺の眼前に突き付けてきやがった

 

「ちょ、それヤバ………」

 

ぬぁっ!?耳!耳掠った!

 

「ぬおぉぉぉ!」

 

流石にこれ以上くらったらやべぇ。必死に射線から避けながらもう一発をお見舞いしてゴブリンから離れる。奴の残りHPはまだ八割もある。火力不足が悩みだな………

 

奴も遠距離、俺も遠距離のチャクラムに切り替えて、矢を射った瞬間にチャクラムを放つ。チャクラムが戻ってくるまでにまた次の矢が来るはずだ。無理に引き戻すことはせずに走り出す

 

………って、やば!?あいつタイミング合わせてきてる!?

 

「よっと!」

 

当たりそうなやつが来たから転がって避ける。アクション大事、アクション大事ぃ!俺内心では結構余裕なのよね。内心だけは!

 

態勢を立て直してまたチャクラムを放つ。アスナもこっちに合流してくれたようだ。見るからにHPがガリガリ減っている

 

恐らくアスナのレベルは100に届くか届かないかぐらいだろう。約二倍のレベル差ってのはこうまでも違うのかと思うと少し落ち込むが…………いやまだだ!まだ時間はあるはずだ

 

手元に戻ってきたチャクラムを掴んでゴブリンの頭を砕かんがばかりに殴り付ける

 

「はぁぁぁぁぁぁ!」

 

「だぁっらしゃぁぁぁぁぁ!!」

 

アスナは《リニアー》を、俺はつい最近存在を知ったチャクラムのソードスキルを使ってゴブリンへとトドメをさす。投げるタイプじゃなくて、体術スキルのように手に持ったまま発動するスキルみたいだ。しかも二連撃

 

アスナのリニアーが貫通するのと同時に一撃目の突きを放つ。これでもうHPバーは削り切ってるのだが、ソードスキルが終わらないと止まれない。二撃目は突き出した腕を真上に上げて瓦割りのように振り下ろした

 

……………なんか動きダセェなこれ

 

「不満です!」

 

「何が?」

 

「何でもない………」

 

茅場ェ………あいつ、チャクラムのスキルに手を抜いたりしてないよな?

 

いやいや、そんなはずはないよな。だってあの茅場だもん、団長だもん

 

「……………おん?」

 

進んでると分かれ道を見つけた。右側になんか装置みたいなもんがあるけど、もしかしてこれはなんかのトラップか?見た感じ誰かが解いた後みたいだ。多分キリト達だろうと思うが………進むとしたらこっちだな

 

「あいつらも足が速えよな。攻略組じゃないシリカを連れてるっつぅのに………お姫様抱っこでもして運んでいやなんでもないです」

 

やっべ失言。アスナが怖い………アスナが怖い!

 

「じょ、冗談じゃないですかアスナさん。ジョークだよジョーク、アインクラッドジョ〜ク!」

 

誰かー、助けてー。キリトでもシリカでも良いからたすてけ

 

『ーーーーー!!』

 

「うおっ!?」

 

角を曲がった瞬間ゴブリンが切りつけてきた!?助けてとは言ったがお前ぇじゃねぇ!!

 

チャクラムでギリギリ受け取め………

 

「あちょっ、無理ぽ」

 

ここでレベルの違いが出るのかよ!!しかもチャクラムは円だから受け止めにきぃ!

 

ゴブリンの剣が俺の頭をチャクラムごと真っ二つにせんが如く迫る

 

ガギィン!

 

「大丈夫!?」

 

「サンキューアスナ!」

 

刃が届く前にアスナの細剣が受け止めてくれた。まったくもってお世話になります!

 

「スイッチの準備!」

 

アスナは叫んだ後、再度振り下ろされた剣を真上に弾き返す。するとゴブリンは後ろに大きく仰け反った。その隙に俺がクイックチェンジで剣へ交換し、前に出る

 

隙の無い三連撃ソードスキルである《シャープネイル》。最近になって使えるようになったが、三連撃以上となると硬直が二連撃よりも長くなるのが当たり前。正直言ってその間に攻撃される不安が大きかったから使わなかった。そこから攻撃され、成す術もなくやられるかもしれない。それを考えるからこそ、そんなにバンバンとソードスキルを使わない。んな不安無かったらソードスキル使いまくってるの

 

俺が三連目をゴブリンへ叩き込んだ後、横を閃光が走る。言うまでも無くアスナの攻撃だ

 

俺の目では追い切れない攻撃がゴブリンのHPを削り切る。横から見たら目の前で雷か何かが走ったのかと思うくらいのスピード。速すぎて何が何やら全くわからんが、八連撃ということだけはわかった

 

あんなに速かったら硬直してる時の不安もなくなるのかね。羨ましいぜ

 

「ひゅー、流石閃光様」

 

実物見ると凄えもんだなぁ。アスナのだからもっと凄えのかもしれんけども

 

「もう、からかわないでよ」

 

「いやいや、普通に感嘆するぜ」

 

流石攻略組のトッププレイヤーの一員。俺もいつかその中に………いや、トッププレイヤーとまでは行かなくても攻略組にはならなければ。自分の手で攻略したいって気持ちもあるし、役にも立ちたい。それに、ストーリーを見届けるためには行動範囲はどこまでも広い方が良い

 

しかし、目で追い切れない程の速さってどんだけだよ………絶対アスナとはデュエルしねぇ

 

アスナに絶対逆らわない、これはもう法律だね。いや、憲法にしよう。憲法って第何条まであったっけ?最後の方に付け加えといてください

 

「多分この奥だよな、キリト達」

 

「多分ね」

 

それぞれ剣をしまった後、道の先を見据える。多分この最奥まで行けばキリトとシリカがいる。そんな気がする

 

すれ違いになったらまた面倒だな…………。そう思いながら俺はアスナの後ろに続いた

 

 

 

======================

 

 

 

「頑張れシリカ!敵のHPは後少しだ!」

 

「はい!」

 

俺は敵からの攻撃を両手に持つ剣をクロスさせ、受け止めながら叫んだ

 

洞穴の、恐らく最奥まで来た俺達は《ゴブリンリーダー》と言う如何にもこのエリアのちょっとしたボスらしきモンスターと戦っていた

 

「………っ!!」

 

歯を食いしばりながら相手の武器を押し返し二回切りつける。敵のHPは残り二割、ここでソードスキルを打ち込めば確実に倒せる!

 

すかさず横に移動してソードスキルを発動する。五連撃ソードスキル、《デッド・インターセクション》を確実にゴブリンリーダーに叩き込んだ

 

ポリゴン片となり散っていくのを見届け、スキルの硬直が終わるのと同時に俺はシリカの方へと体を向ける

 

「お疲れ、大丈夫だったか?」

 

「はい、キリトさんがタゲを取ってくれていたので大丈夫でした」

 

なら良かった、そう返した後ポーションを取り出して呷る。ゴブリンリーダーだけじゃなく複数のゴブリンとも戦闘したからHPも少なからず減っていた。相手方のレベルも七十七層相応のレベルだ。ホロウエリアの方が高くその分レベルも上がっているが、やはり守りながらだとキツイ場面もあるか……………数の暴力って恐ろしいよな

 

「………!」

 

ゴブリン達が新しくリポップする気配もなかったので、シリカと暫し休憩していると索敵に反応があった。どうやらプレイヤーらしく、数は二人、真っ直ぐこちらへ向かって来ている

 

「んでさー、そこの店で売ってるクッキーがうまくてさ。今度アスナも行ってみようぜ、キリトも連れてさ」

 

「クッキーかぁ………暇があれば今度、お菓子を作ってみようかな」

 

随分と聞き覚えのある声だ。シリカも声で二人の存在に気付き、来た道をじっと見つめる

 

「いいねぇ、そんなアスナに蜂蜜を進呈…………お?キリトにシリカ、ピナ、やっと追い付いた!」

 

まず姿を現したのはシンだった。真っ白のマフラーを尻尾のようにユラユラと揺らしながら姿を見せたシンは、俺達の姿を見つけるとこちらに元気良く手を振る。シンに続いて現れたアスナもこちらを見て笑顔で手を振った

 

俺とシリカは手を振り返すと二人へ歩み寄る

 

「二人とも、残念ながらちょっと遅かったな。ここにいた奴は俺達で倒しちゃったぜ」

 

「こんにちはアスナさん、シンさん」

 

二人ともこの時間帯にここまで来たということは、フィールドへ出た時間はそう何時間も違いはないようだ。だけど少し遅かった。もう少し早かったら分け前がそっちにも回せたんだが…………いや、アスナとは必要な分は分け合うつもりでいたし、残念賞はシンだな

 

「ここに何がいたのかは大体察しつくけど………ま、そんなことはどうでもいいや。俺達はお前らを追い掛けて来たんだぜ?」

 

俺達を追い掛けて?

 

「二人が先に出たって聞いたから、攻略のついでに追い掛けようかって話に」

 

「あぁ、成る程。パーティを組もうか、アスナ達もまだ攻略続けるだろ?」

 

「うん」

 

パーティ申請を二人に送るとすぐに承諾され、視界の端にHPバーが二本増える。なんだかこの四人でパーティを組むのは初めてだからか、妙に新鮮味を感じた

 

さて、ここを出て進めばもうすぐ迷宮区のはずだ。確実に攻略していこう

 

 

 

======================

 

 

 

いや〜、無事キリト達と出会えて良かった良かった。すれ違いにもならなくて良かったよ

 

しかしなかなか珍しい組み合わせになってしまった。とは言え俺はホロウエリア以外の圏外に出ることは初めて、シリカは攻略組でもないのだから、そんな頻繁に圏外には出ないだろうしな。珍しいというか新鮮と言った方がいいか

 

俺の視界の先ではアスナとキリトが楽しそうに話しをしている。攻略は少し休憩してから再開するそうだ。そんな仲睦まじい二人を見ながら俺とシリカは離れて、俺はピナをモフりながら、シリカは二人を羨ましそうに見ながら休憩していた

 

「いいな〜………」

 

ピナを撫でていたらシリカからそんな声があがった

 

「あの二人が仲良いのが羨ましいのか?」

 

「えっ!?聞こえてました?」

 

「聞こえない方がおかしい声量だったぞ今の………」

 

如何にも聞こえてたの!?って言う驚いた顔でこっちを見るシリカに思わず呆れてしまった

 

残念ながら俺は難聴鈍感主人公君じゃないので。ごめんね?聞こえちゃって。でも言わせてもらいたい、あの声量は聞こえるわ

 

「いや、まあ………あの二人、こうやって見てると本当に仲が良くて、それが羨ましいなって」

 

「彼氏が欲しいってことでOK?ませてますなぁ〜」

 

何歳だっけ?確かSAO開始当初が12歳だっけか…………ってことは14歳か、そうおかしいことでもなかった

 

「そういうわけじゃありません!」

 

あれ、違うの?俺は彼女欲しいよ。誰でもいいってわけじゃないけど

 

「いや、でも………う〜ん。いらないと言えば嘘になると言うか、何というか……」

 

シリカは必死に目線を泳がせながら言う。チラチラとキリトを見るのも忘れない

 

うんうん、わかってる。キリトが好きなんだよね?でもね、ここで俺は敢えてこう言います

 

「んじゃ俺と付き合う?」

 

「えっ!?」

 

おーおー、驚いとる驚いとる。アルゴの姉貴とか即答だったのに

 

「そ、その、私達はですね!まだ出会ったばかりですし、それにわ、私はシンさんをそそそ、そう言う対象として見ていませんので!」

 

ちょっと待て、普通に断られるより辛いぞそれ

 

「冗談や冗談、そんなガチで断らんでも」

 

俺の心が泣いてるよ?号泣だよ。溢れた涙が海を作っちゃってるよ

 

「冗談って………からかうのも程々にしてください!」

 

「ピュアな子を弄るってチョー楽しい」

 

その分傷も作ることになったけどね!

 

「最低ですよそれ…………て言うか、シンさんは好きな人がいるんじゃないんですか?良いんですか、そんなこと言って」

 

…………あん?俺に好きな人?

 

思わずピナをモフる手を止める。シリカをジッと見つめた

 

「お、お前まさか…………、俺のピナへの愛情を気付いt「もう引っかかりませんよ」…………あっそ」

 

俺のおふざけに即答で返された。どうやら学習したらしい。学習早えよ………

 

てか、そんな人できた覚えはないんだけど。いたとしてもなんでシリカが知ってんの?

 

はっ!まさか、幼稚園の頃好きだった正美先生のことを言ってるのか!?いや、まさかそんなはずはない。知ってるなんておかしいだろ、色んな意味で

 

小学校入ってから好きな人なんてできたことないしなぁ………従妹にも「信ちゃんその年で好きな人いないの!?………もしかして、ホモ?」とか言われたことあるし。じゃあお前はいんのかよ、って話だよ。その後寝っ転がして見様見真似で関節技キメたらガチで痛かったらしくて、後でサンドバックにされそうになった。だから格闘技なんて習わすなって言ったんだよ………

 

「んで、俺の好きな人って何よ。いねぇよそんな人……………それに、意味ねぇし」

 

「え?意味ないってなんでですか?」

 

ん、聞こえないように呟いたつもりがどうやらシリカには聞こえていたみたいだ。鈍感系ヒロインじゃなくて何よりだ。将来沢山の男を泣かせないように願いたい。既に約一名心で泣かせてるがな。勿論俺です

 

「……………意味ねぇってのアレだ、言葉の綾。幸せに出来る自信ねぇから、どうせ離れて行っちゃうってーこと」

 

まあ………うん、こんな感じかな

 

「意外と真面目な答えでビックリです」

 

「あるぇー?ここは、シンさんカッコイー!ってなるとこじゃねえの?」

 

「普段の行いのせいだと思いますよ」

 

ちくせう

 

「二人とも、そろそろ行くぞ」

 

またもや心がシリカに泣かされそうになってるところにキリトが乱入してきた。どうやら休憩は終わりみたいだ

 

「わかりました」

 

「うぃーっす」

 

俺達が返事を返すとキリトは踵を返して歩き出す。それに続き、少し先にいるアスナと合流して俺達は洞穴の外を目指した

 

 

 




ロストソング面白い。けど、アバター………アバター作製、もうちょっと種類なかったんかなぁ………
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。