SAOが好きすぎる俺がSAOの中に入っちまった。それもホロウフラグメントなんだけど   作:クラッカーV

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エンカウント率高くね?

 

 

「……………」

 

俺はベッドの上で目を覚ます

 

毛布を掛けずに寝てたのか…………。まあゲームの中だから風邪は引かないけどさ

 

「ん〜…………よっこい、せ」

 

ベッドの上から立ち上がる。俺の部屋にあるのはベッドと机、そしてランプ。寝泊まりするのに困ることはないが………やっぱインテリアは欲しいよな。………まあそんなに金に余裕があるわけじゃないけど

 

「起こされなかったと言うことは時間的に夕飯はまだなのか」

 

時間を確認してみると時刻は18時過ぎ

何時間寝てたのかなぁ?確かめてないからわかんねえや

 

取り敢えず下に下りようかね

 

「っと、その前に………」

 

俺はメニュー画面を開く

 

「あ〜、キリトやエギルともフレンド登録しとかないとな。…………これを、こうで………良し」

 

スキル欄に一応隠蔽スキルを入れておいた

俺はきっと、一人で行動することもあるだろう。なのでこれは必須スキルとも言える

 

そしてドアノブに手を掛ける

 

「………………」

 

ふと、止まる

 

「これ、下りたら全キャラ集合パティーンじゃね………?」

 

下りたら全メインキャラ居て、一人一人ご挨拶的な感じになるんじゃね?

 

「いや、まあそれならそれで良いんだが心の準備と言う物がですね。恐縮ながら私にはできて…………できて…………できて?」

 

あれ、なんか引っ掛かる

 

さっきから全メインキャラとか言ってるけど………何か大切なこと忘れてないか?何かとても大切なことなんだが……………

 

「えっと…………」

 

何か会って困る様なこともあったっけ?後会ってないのはシリカ、リズベット、リーファ、クライン……ストレア、シノンさん…………うん、特にないはずだ。悪役以外は大丈夫

 

「…………まあ、会えばわかるか」

 

面倒なので考えるのを辞めた。どうせすぐわかるだろうし

 

よし、心の準備もOKだ

 

「いざ行かん」

 

俺はドアを開き、外に出た

 

「きゃっ!」

 

「ん?」

 

何やら可愛い悲鳴が聞こえた

 

「ビ、ビックリした………」

 

見てみると女の子がこちらを驚いた表情で見ていた

 

……………うん、もうなんかね

 

「エンカウント率たけぇ………」

 

「え?」

 

「いや、何でもない」

 

おっと危ない。発言には細心の注意を払わないとな

 

「驚かせたならごめん。どーも今日からここに泊まらせてもらう土ウォッホン!ゴホ!ゴホ!」

 

あ、危ねえ、本名言うとこだった。さっき注意するって言ったばかりなのに

 

「だ、大丈夫?」

 

女の子は俺の顔を覗き込んで聞いてくる

 

「Yes。YesYes。All right」

 

「なんで英語?しかも地味に発音良いし………」

 

あんたがいきなり覗き込んでくるからだよ

美少女に顔を覗き込まれる。そんなシチュエーションなんざ生まれてこの方一度もねえよ

 

…………言ってて悲しい

 

「あー、俺はシンだ。敬語も要らないしさん付けも特に要らないから。よろしく」

 

「………よろしく、私はリーファ」

 

はい………と言うわけでリーファでしたー

 

しかし流石攻略組に名を馳せる《黒の剣士》様の妹なだけある。不意打ちも唯の不意打ちじゃねえぜ。つい今し方全キャラ達とのご対面を心に決めたこの身には効くぜ………!くっ、俺にも戦闘回復スキルがあれば『そんな攻撃(不意打ち)じゃ何時間攻撃しても俺は倒せないよ』みたいなこと言えたのに!

 

「もしかして今から下に下りるところかな?」

 

「うん、そうだよ」

 

「それじゃあ下に下りようぜ。どうやらここに泊まってるっぽいし、エギルの知り合いだろ?」

 

うお、何この会話マジ自然

 

「エギルさんの知り合いだったんだ」

 

「ああ、うんまあね」

 

「良かった〜、不審者かと思っちゃった」

 

「あ、あっははは、そんなわけないじゃないか」

 

何それ泣きたい。俺の第一印象不審者だったの?

 

「おいおいリーファ。それは失礼だろ」

 

「あ、キリト君!」

 

「おっす、シン。よく眠れたか?」

 

キリトが来た。心無しかどこか疲れてるみたいだけど………

 

「ああ、お陰様で」

 

何時間寝てたかはわからねえがな

 

「あれ、キリト君とも知り合いだったの?」

 

「シンとは今日出会ったんだ」

 

「………ふーん」

 

リーファは俺を見る

 

「シン君。ホントは女の人だったりしない?」

 

「おい待て。俺のどこが女に見えるんだ」

 

急に何を言い出すんだこの娘は。俺は女顔でもないはずだけど………

 

「だって、キリト君が連れて来るなんて女の人としか……」

 

「リーファ、それどういう意味だ?」

 

「もう辞めろ、なんかもうわかったから辞めろ」

 

キリトどんだけそっち方面に信用無いんだよ

 

「…………取り敢えず、下りません?」

 

「そうだな、夕飯だから呼びに来たんだ。リーファもな」

 

なんだ、じゃあちょうど良い時間に起きたってわけだな

 

「もう皆集まってる?」

 

「ああ、集まってる。………あ、シン。皆ってのは俺の仲間のことで、きちんと紹介するからな」

 

遂に来たか………

 

「そりゃあ楽しみだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイワイ ガヤガヤ

 

「へぇ、案外賑わってんだな」

 

下に下りると結構人が居た。エギルの店って言うか酒場だなこりゃ

 

「まあ店主があれだかr「キーリト〜!」おわぁ!?」

 

な、なんだぁ!?

 

「キリト〜、どこ行ってたの?いきなり消えちゃうから驚いたよ」

 

「ス、ストレア………」

 

ス、ストレアだと!?あれが…………

 

「……………キリト」

 

「シ、シン。助け「馬に蹴られてぶっ飛べ月まで」えぇ!?」

 

もしかして既に落としてるんじゃないだろうな

ったく、アスナって嫁がいんのにどこまでハーレムを広げるつもりなのかね………

 

「キリト、そんなんじゃあいつかアスナに愛想尽かされるぜ。リーファ、俺はエギルのとこ行くから………それじゃ」

 

まあそんなことは無いと思うが。アスナはキリトにぞっこんだからなぁ………全く羨ましい

 

「え?あ、うん。それじゃあ」

 

「え!?ちょ、シン!?」

 

俺はリーファとキリトに別れを告げてエギルの場所へ向かった。どうせならストレアと話をしたかったが取り込み中なら仕方がない

 

別の方向にアスナやユイちゃん。他にもメインキャラに見える人達が居たがまずはエギルだな。……………はいそこ、ヘタレとか言わない

 

「おっすエギル。儲かりまっか?」

 

「なんで関西弁なんだよ。…………ぼちぼちだな。よく眠れたか?」

 

ノってはくれるのな

 

「お陰様でな。それにしても、結構賑わってると思うけど?」

 

「皆騒いでるだけだ。ご注文は?」

 

エギルは急に態度を変え、ウエーターっぽく聞いてくる

 

「あっはは、何それ似合わねえ」

 

「…………注文は」

 

「ココアもどきくれ。あれ気に入ったんだ」

 

あの甘くて体に沁みる暖かさが気に入った

 

「ほらよ。金は出世払いでいいぜ」

 

「攻略組にでもなれってか?」

 

いきなり無茶な要求を………今すぐには無理だろ

 

「戦力が増えるに越したことは無いぜ」

 

「じゃあ俺のレベル上げを手伝ってもらうぜ、エギル」

 

「時間が空いたらな」

 

あ、マジで?ラッキー

 

「アスナ達の所に行ったらどうだ?」

 

「えぇー、だって他の人と一緒にいるじゃん。女の子ばっかりの中に俺が混ざるのは……」

 

何よりもめっちゃ緊張します。マジでぱないっす

 

シノンさんとか俺の憧れの的だからマトモに話せるかわからねえよ。『あ……しょ、しょうでしゅね』みたいな感じになったら恥ずかしいなんてものじゃねえ

 

「約一名おっさんが混じってるが」

 

「きっと心は女の子なんだろ」

 

「やめてやれ。お前あいつのこと知らないだろ」

 

知ってるよクラインだろ?わかってるよ。ただ口に出さないだけだ

 

「シンさん!」

 

エギルと話しているとユイちゃんが俺の元へとやって来た

 

「どうした?ユイちゃん」

 

「向こうで紹介したい方々が居るんですが………」

 

成る程、来いと

 

チラリとユイちゃんの来た方向を見るとアスナが手を振っていた。苦笑いしながらも振り返す

 

いつの間にかリーファも合流してたみたいだ。キリトとストレアはいないが………

 

「駄目ですか……?」

 

「いや、大丈夫。行こうか」

 

断れるわけねえって、そんな目で見られちゃあ

 

「んじゃエギル。美味かった、また頼むぜ」

 

「おう」

 

俺はユイちゃんの頭を撫でた後立ち上がりアスナ達の所へと向かった

 

 

 




次は自己紹介の話

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