「おまたせしました、八幡くん。準備に手間取ってしまって少し遅れてしまって…。」
「いーや、別にそれくらい気にしなくていいからな。」
ちなみになんで一緒にいるのかって言うと、ここ一週間のうちになんだかんだ学校に行くことが多くなって、自然に待ち合わせすることになった。ぼっち卒業かもしれない…いやまあ実質有栖だけだからまだぼっちだな。
「あっ!まだおちびちゃんヒッキーと一緒にいたの!?
騙されてるからやめなよ!ヒッキーがやらかしたこと聞いてないの?」
「何も騙されてないですし、修学旅行の一件の話なら聞きましたよ。好き好んで私は八幡さんと居ます。それになにか文句でも?」
「部外者には彼の卑劣さなんて分からないわよ、由比ヶ浜さん。彼女も愚かだけれどね。あんな男に引っかかるなんて。放っておきましよう。」
「へぇー…あんな男ですか…よくも私の大切な人をあんな男ですませましたね…。それに由比ヶ浜さんでしたっけ…またチビですとか、挙句の果てには騙されてるですか…。八幡さん、決めました。
私、来月になったらあの二人を集中的に潰しにかかります…。退学にならないギリギリくらいを攻めて、ずっといじめ続けます。」
「お、おう。わかった。」
「八幡さんがあんな扱いをされるのは間違ってます。私怨も入ってますが。」
***
「ごめんね、ちょっといい?比企谷くんを探してるんだけど、今どこにいるかわかる〜?」
「比企谷くんならさっきそこで…あ、いた。」
「わかった!ありがとう〜」
「比企谷くんだよね?私Dクラスの櫛田桔梗って言います。良かったら連絡先交換したいなっておもったんだけど…。」
はあ…週明けの朝そうそう、めんどくさいことに巻き込まれそうだ…。
「はあ、とりあえず、ほい。」
「普通携帯ごと投げて渡す?危険だよー?」
あざとい、めちゃくちゃあざとい。例えるなら強化版一色劣化版陽乃さんって感じ。
「へいへい。あとその仮面外せ。あざとい、反吐がでる…」
「随分いきなりじゃん…ちょっとこっち来てよ」
人気のない道路に呼び寄せられる。
一体何が始まるんですか!?いやまあ、脅されるんだろうけど。それさSPみたいなのにボコられるとか?いやまあいっか。
そうえば、なんかSPぽい体格の奴がいた気がするな…。
人気のない通路に呼び寄せると、無理矢理手を胸に押し当ててきた。
ええ?なにやってんの?こいつビッチなの?ビチガハマじゃなくてビチダ?マジで何がしたいんだこいつ…
「これであんたの指紋、私の胸にべーっとり着いたから。
誰かに話したら……殺す」
いやまあ、録音してるので訴えられることも殺されることもないんですけどね。まあ素直に従っておこう。
「わかったから…どこかで息抜きしろよ。仮面つけてるとその内お前まで壊れるから。じゃあな」
「あんたなんかに言われたくないんだけど。守らなかったら潰すから。それじゃ。」
こえーーー…まじ怖かった。チビりそう。てかなに?キレたあーしさんくらい険悪な雰囲気出してたけど。それより凄いか。殺意がビンビンだった。
まあ、何はともあれこれであいつの弱みは握れたな。人脈は太いだろうし、おおいに活用する道はありそうだ。有栖がDを叩く時に利用させて貰おう。
昨日は私情で投稿が止まってしまい申し訳ないです…。明日からも頑張ります。