CP→クラスポイント
です!
時は流れて放課後。ハゲマッチョくん事、葛城との話し合いである。
出来れば仲違いは避けたいな。直感的にはCクラスがとても怖いからな。統率の取れるという意味ではBクラスに軍配が上がるが、彼らは任意ではなく独裁体制。つまり、俺らのめざしている形に近い物だ。
「わざわざ時間取らせて悪いな、葛城。もうそろそろ有栖も帰ってくると思うぞ。」
「ああ。クラスのためであるからな、それ位は気にすることない。
正直言うと、リーダーとしての素質は坂柳が抜きん出ている。予測力と言い、実行力といいな。自分なりに考えてみたが、保守的な考え方であることは変わらないが、リーダーとしての座は坂柳が適当だと思っている。」
「そうか、ありがとな。まあ、なんだ。やりすぎだと思った時だけ止めてくれればいいんじゃないか?」
「そうかもしれないな。自分にはこの戦争中のリーダーは勤まらないだろう。あの場では反対してしまったが、改めて考えるとそう思う。俺ができることを全うしていくつもりだからな。比企谷も、よろしく頼む。」
「ああ。」
「あらあら、私が席を外している間に随分と盛り上がったようですね。まずは、協力感謝します。葛城くんは控えめに言っても、非常に優秀な能力を持っていることは、私も把握していますから。貴方がこちら側に来ていただけるのであれば、とても嬉しい限りです。いえ、少し思うことはありますがね。」
「おお、そうか。これからのためだ、俺に足りない部分があったら言ってくれ。」
「そうですね、思ったのは2つ、あなたの周りのことと、使命感が大きすぎることですね。周りのことと言うか、あなたがいちばん懇意にしている戸塚君の事ですかね。彼自身、葛城くんに心酔気味なところと、Aクラスを鼻にかけて少々迷惑をかけているところをお昼休みに拝見しました。このような性格では、Aクラスを攻めるときに格好の的になってしまいますから、矯正が必要ですね。もし矯正できなければ、退学になるのもやむなしと言った所でしょうか。
次に、葛城くん自身の性格についてです。これは、良いところとも言えるのですが、上の立場になればなるほど、慎重になりすぎてしまう傾向を感じました。注意深いのは良い一方で、やはりどうしても保守的で、攻めに転じることに弱いと見えます。私が1番貴方がリーダーになるのに足りないと思う部分です。」
「いきなり聞いたのにありがとう。最後に比企谷に聞きたいことがある。」
「俺か。なんだ?」
「比企谷は、今回の件CPの問題についてどう思っているんだ?介入する気か?」
「俺個人としては介入する気だが。まずは龍園に契約を持ちかける。Dクラスの須藤から暴行をされたと証言を吐くこと。あともうひとつ考えているのは、PPを使った裁判となった時の買収だな。あれから賭け事やらで300万ほど儲けたから、それを使う。見返りとしてPPを5000程一人あたり徴集すれば充分じゃないか?」
「さすがに現段階では無理があるんじゃないですかね、その作戦は。」
「まあ、そうだろうな。龍園自体頭が切れることはわかっているから、そう甘くいくとは思わないが。利益を優先するなら、Dクラスに加勢する事だが、見返りがあまり美味しいとは言えなさそうだしな。場合によっては介入することも無いだろうし。
この件以外で使うのなら、先程の戸塚の性格を利用して須藤を煽り、協力者を雇って殴られた事自体を動画に保存しておく、とかな。」
「随分と先まで考えているのだな。」
「そうですね、最後の戸塚くんを利用する作戦はかなりありだと思います…。Dクラスにどんどん負債を押し付けていって、破滅に導くのも悪くありませんね。…私怨もあるので、Dクラスには早めに潰れてもらいたい所です。」
「ならやって見るか?いきなりだが。」
「そうですね。主に対象は由比ヶ浜さんとかどうでしょうか?
須藤くんはもう孤立に近い状況でしょうし、クラスをさらに分断させるためにも他の子を狙った方がいいかと。」
「そうだな。葛城、後で戸塚を呼んでくれ。取り敢えずはこのメンバーでまた会おう。その時に説明するつもりだ。時期は龍園の一件が片付いた後くらいで頼む。」
「了解した。」