坂柳さんと比企谷君の独裁政治   作:掛川 翔

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密使

「戸塚君を呼び出す前に、1つ迷っていることがありまして、聞いてもらってもよろしいでしょうか。」

 

「おう、それくらいなら問題ないぞ。」

 

「どのようにして、Dクラスを潰すか、ですわ。」

 

「なんでDクラスなんだ?こういっては失礼だが、まだかなり差はあるだろうに。BでもCでもなくD等とは、なにか理由でもあるのか?」

 

「そうですね…Dクラスには優秀な人材が多すぎます。

Bクラスは一之瀬さんに神崎くん。Cクラスには龍園くんに、椎名さん。それに比べてDクラスには、綾小路君と高円寺くんの協調性は無いが、有能である2人組に加えて、統率力のある櫛田さんに平田くん。明らかに警戒人物が多いですから、ポイントをマイナスに出来るならいち早くにでも削っておきたい対象です。」

 

「綾小路…?そんなやつ見た事もないし目立った様子も見えなかったが…。それだけ凄いやつだったのか?」

 

「お世辞にも隠すのが上手とは言えませんが、彼の才能は常軌を逸しています。私も負ける気はありませんが。そのためにどんどんと削っていくつもりです。」

 

「へぇ、なるほどな。戸塚の件は分かったとして、二の矢三の矢は考えているのか?」

 

「そうですね…今考えているのは、Dクラスにスパイを送り込んで、クラスを分断させたり、中間試験の点数を無理やり下げたり、等ですね。」

 

「学力の低い生徒を筆頭に提げて行く方式ですね。由比ヶ浜さんは退学させては行けませんが。」

 

「由比ヶ浜は上手くウィークポイントとして利用するということか。」

 

「ええ、一生嬲り続けてあげますわ。」

 

おう…いやまじ怖いな。

しかもDクラス中に恨まれることになるだろうし、こりゃ本当に生きていくのが大変そう。お得意のコミュ力も役に立たないだろうしね。

 

「そう言えばスパイの件なんだが、アテならあるぞ。ちなみに櫛田だ。」

 

「あら、意外ですね。一体どんな繋がりで?」

 

「さすがにそれは秘密だが。まあ、有り体に言うと弱みを握らせてもらった。」

 

「なるほどな。ちなみにもうすぐ弥彦が着くそうだ。

 

「なんでふたりがリーダーヅラしてるんだ!葛城さんに呼び出されてきてみれば!葛城さん、こいつらに葛城さんの凄さとかを教えこんであげればいいんですよね!葛城さんの何処がいいのか!」

 

「落ち着け、弥彦。リーダーはこの2人に任せた。これは俺だっての希望だ。そして弥彦にはして貰いたい仕事がある。それを頼めないか?」

 

「葛城さんが認めたなら仕方ないですね!葛城さんの命令とあらば弥彦受けさせていただきます!」

 

「ありがとう、戸塚。それで内容なんだが、由比ヶ浜…このピンク髪のアホだな。あいつを好きなだけ煽ってこい。そして、感情的になった所で煽れば完了だ。なるべく誇張を少なく事実を話して貰えたら助かる。例えば、不良品のDクラス、とかな。」

 

「分かった…殴られるのは嫌だが、所詮女だしな。今から行ってくる。」

 

「いや、くれぐれもたまたまを装ってくれ。じゃあな。」

 

「分かった。決してお前らの命令に従ってる訳じゃないからな!葛城さんのためだからな!あんた達のためじゃないんだかんな!」

 

…いや、ツンデレ?




投稿遅れて申し訳ないです
あと、16話のサブタイトルがなかったのも重ねてお詫び致します…。
現役高校生でして、テスト勉強が忙しかったんです((言い訳))
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