のんびりながれるにちじょうびより   作:空島さん

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駄菓子屋のお菓子は別格

 sideコウ

 

最近暑くなって来たな〜。まあでも6月の終盤となったらこんなものなのかな?

今日は夏海はれんげと遊びに行ってる。小鞠も今日は出かけている。つまり、今日は平和な1日なのだ。こんな日には、ゆっくりしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、おもっていた時期が僕にもありました。

いや暑すぎでしょ、いくらなんでも。・・・・・・ラムネ欲しくなって来た。

 

・・・・・・・・・先手必勝!

自転車にまたがってちょっと離れた駄菓子屋へ発進ゴー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楓さーんいつものやつお願いします」

「お前どんどん親父っぽくなってるぞ。それ行きつけのバーに行った時に言うセリフだよ。はい、ラムネとモロッ〇ヨーグルトとき〇こ棒のパックのセット300円」

「500円からで」

「毎度200円のお釣り」

 

これこれー!ラムネはいま飲むけどモロッ〇ヨーグルトとき〇こ棒のパックは家に帰ってからの楽しみになるんだよな〜。

 

「ほんとお前ラムネ好きだな」

「いや〜このシュワシュワ感がたまらないんですよ。楓さんもどうです?奢りますよ?」

「いただくよ」

 

この人は貧乏魂がすごいから奢るといわれたらタダより安いものはないと認識して食いついてくる人だ。なにより駄菓子屋の収入になるから食いついてくるのは当たり前だろう。

 

「確かに、久しぶりに飲んだけど結構いけるな」

「多分僕は成人しても酒よりこっち飲んでますね」

「いや、お前はすでに成人してるといってもばれないよ」

「ばれなくとも肝臓が持たないでしょうから無理ですね。って、あれ?あれ小鞠とほたるんだ」

「ほたるん?」

「右側の背の高い方です。最近旭ヶ丘分校に転校して来た」

「そういえば小鞠が言ってたっけな」

 

「コウー助けて〜」

「なにがあったの?」

「蛍と約束してたんだけど知らない人が来ちゃったよ」

「し、知らない人?」

(あーなるほど。楓さん後でもう一品買うので協力お願いします)

(はいよ、任せろ)

「小鞠、あの人のような人が大人の女性ってやつだぞ」

「え!?あれが!?」

「うん、あれが」

 

よし、これで小鞠の方は大丈夫。あとは、ほたるんが僕のことを呼ばなければバレずに済むな。

 

「宇治抹茶金時でいいですか?」

「うん、大丈夫ですよ」

「僕もいいですか?自分で払うので」

「?はい、構いませんよ?」

 

(うぅ〜抹茶苦い)

(先輩の前でちょっと調子乗っちゃったけど抹茶でもおいしい)

(宇治抹茶金時ってかき氷にあうんだな今度家でやってみようかな)

 

 

 

 

 

「じゃあキャ〇ディーボックスください」

「毎度〜これで貸し借りなしだよな」

「なんで僕に貸しを作ると大変なことになるみたいな言い方するんですか?」

 

 

 

 

「それじゃあ、夕方なので私帰りますね、今日はありがとうございましたー」

「あ、いえこちらこそありがとうございました」

「すいませんね、僕も途中から加わってしまって」

「いえ、大丈夫ですよ。人が多い方が楽しいですし。それじゃあまた」

「・・・・どう?小鞠、大人の女性が見えた?」

「うん、かっこよかった」(あれならコウも意識してくれるかな)

「そっか、じゃあ帰るか」

「うん、コウ明日は通知表返ってくるよ」

「僕よりかは夏海の心配してあげてよ、どうせ悪かったら雪子さんに雷落とされて流れ弾食らうよ?」

「う、それは勘弁してほしい」

「まあ、今言ったとこでどうしようもないけどね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           次の日・・・

 

「れんちゃんと夏海先輩遅いですね」

「まあ、あの2人だからスイカ忘れて川で遊んでるでしょ」

「じゃあみんなで行って川でスイカ食べようか、先生塩とってくるよ」

「じゃ、僕らは荷物持ちですかね」

 

そして、案の定川でカニを取っていた。2人ともしっかり忘れていそうだ。

 

「おーいお二人さん。スイカはとれたかい?」

「あ、すっかり忘れてた」

「でもなんで終業式にスイカなんですか?」

「なんでって言われてもね〜、昔からこの学校の伝統みたいなもんだよ」

 

まあ、うまいし楽しいからよし!

 

「さて、通知表返すよ〜。はいれんちょん、通知表」

「ごっ!」

「れんちゃんすごいね、私算数があまりできなかったや」

 

れんげは大丈夫だとして、心配なのは・・・・

 

「あけないの?夏海」

「怖くてまだ見てない。悪いと母ちゃんにどやされる・・・・・・」

 

通知表を見るといっぱいの5が・・・・・ん、5?

 

「やったー!5がいっぱいだー!」

 

どうしよう、これいったほうがいいかな?

 

「あー忘れてたけど小学生は5段階で中学生からは10段階になるので注意してください。それではスイカタイムでーす」

「えっと〜夏海?」

 

ヤバイ夏海の目が死に始めた!

 

「きをつけま〜す」

「夏海、スイカ食べて元気出して、なんなら僕の分のスイカ食べる?」

「うん、もらう〜」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それじゃあスイカも食べたことだし帰ろうか」

「あ、先輩たちの鞄階段の上に持って来ましたよ」

「さっすがほたるん。夏休みは成績悪かったからストレス解消につとめるかなぁ」

「夏海、宿題もちゃんとやってよ。今年は最終日に全員で手伝うなんてことのないようにね」

「わ、わかってらい」

「ほんとか?って、お〜いれんげ〜なにしてんの〜?」

「また二学期なん」

 

確かに二学期までは来ることがないだろうし、僕も敬礼しとこうかな。

 

「コウにぃもやるん」

「おっけ〜」

 

 

「2人とも〜行くよ〜」

「今行くん」

「右に同じ〜」

 

 

 

 

 

 

 

「さて、夏休みはそう過ごす?」

「川遊びしたい!」

「海もいいですね」

「私は街に繰り出したいかな」

「見事にみんなバラバラだね、なるとは思ったけど」

 

まあ、夏休みは長いからね、少しずつ消化していったらいいか。全部行ってもまだ余りそうだしね。

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